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SRABの推進会議コミュの渦巻シリンダーSRAの奇妙な共振の考察

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従来SRAでは共振点を見つけてマッチングを取ると中心周波数の前後ある幅でSWRの使用可能範囲があって固定してある程度のバンド幅で使えている。
しかし中心周波数をずらしてマッチングを取るように調整をずらしてゆくとある程度の幅を超すとマッチングが取れなくなり使える幅には制約がかかっている。これは極当たり前のことで共振周波数がただ一点あるのみだからそうなるわけだ。
しかし、そう思って調整していると渦巻シリンダーSRAではかなり違う振る舞いをすることに気が付いた。マッチングポイントの調整を周波数の高い方へずらすと本来はマッチングが取れなくなるはずなのに取れてしまう。どんどんずらして行っても調整が出来てしまう。
あたかも共振点が連れて上がってくるかのような振る舞いなのだ。
一体どういうことなのか考えていた。
そして思いついたのが昔誰かに聞いた話で猿にラッキョウを渡すと剥いて剥いてついには何も無くなってしまって猿が怒り出すという話だ。
ラッキョウや玉ねぎのように剥くとその下からシリンダーが出てくる構造になっているではないかと言うことだ。
帯状のコイルなのでコイルの上にコイルだがコイルの上にシリンダーとも見える。
シリンダーを剥くとその下からシリンダーが現れるとも考えられるではないか。
(剥かなければシリンダーの下は帯状のコイルだが)
そう考えるとコイル兼シリンダーの積層構造なのでコイルの上層にはシリンダーでそれが何層も重なっているのでどこの層でSRA動作させるかによって周波数が変えられるということになっているのではないのか、だから共振点が移動しているように見えるのではないかと考えたわけだ。

以前よりソレノイドコイルのSRAでも本来の共振周波数よりも高い周波数での共振が見つかることはあった。しかしその周波数ではSRA動作を上手くしてくれなかった。
この理由はコイル長とコイルのどの部分の共振なのかの問題で巻きはじめ点が基準となってその上のどこかで下と共振していることになりシリンダーとの距離が離れていてシリンダーに二次誘導が伝わりにくいためSRA動作しにくいから上手く動作しない駄目な共振周波数となっていたのだろう。その周波数を仮にゴーストと呼んで騙されないように気を付けていた。
今回の場合にはどこを取って見ても直ぐ上層がシリンダーに成りうる訳でSRA動作が出来てしまう状態だと考えてみた。そう考えれば納得できる現象ではないだろうか。

実際には一番外側はシリンダーなので最終部分を一回りでショート接続してあり、筒状にしてあるが一皮剥いた場合にはコイルなのでショートは出来ていない。
そんな状態でシリンダーとして動作しているだろうか。
しかし扱っているのは直流電気ではない、RFなので絶縁層を介して幅広い電極構造なのだからつながっていると考えても可笑しくはないだろう。
シリンダーとして動作しているのではないか。


別の問題でこの渦巻シリンダーSRAは従来のSRAよりも輻射ローブが扁平で立体的には水平方向に収束されている。電界強度も強い。
これはどうしてか。
これも同じようにコイル面が多層のシリンダーなのでコリニアのような動作が含まれていてローブを収束する効果が生まれていると考えている。
上記の現象と構造面で同じ関連性があるということなのだろう。
お互いの間接的な動作証明にもなっているようだと考えている。
確かに下層のシリンダーからの放射は上層の導電体に遮られてしまうだろうから全部を期待は出来ないが数層下側からの放射があるとすれば放射の重なりがより強い進行波の重なりとなって立体面指向性を強める効果が出ているとも考えられるではないか。
SRABの原理と類似しているだろう。
段済みSRAのコリニアのローブ収束効果と類似しているだろう。
この辺に帯状コイルのSRAつまり渦巻シリンダーSRAの特殊性があるのだろう。
この問題はまだまだN数が足りなくて絶対かどうかは言えないがどうも傾向としては存在している良い問題なのではないだろうかと思っている。


作るのが難しくてめんどくさい構造なのだが、追及し見る価値は大いにあるようだ。



コメント(1)

HF用の場合銅を使うと巻いたらどんどんインダクタンスが下がってしまって実現がなかなか難しい。10MHzぐらいだと間に挟む絶縁体を厚くして下層の銅の透磁率的な影響を少なくしてやると何とか持って行けるがそれ以上下げるのはなかなか問題がある。
アルミならなんとか下げられることが確認出来たのでHF用にはアルミが向いていると考えている。
それに銅を使うと重くなってその面でも問題になる。アルミの方が軽いことでも向いているのではないだろうか。ただしアルミでは接続部分を工夫する必要があり、その面では難しい問題を含んでいる。

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