芸能界関連の政治家にNo！コミュの東京オリンピックについての推察

都議会のドンと呼ばれる内田茂という人物がクローズアップされています。
東光電気工事という工事会社の監査役だそうです。
息子の内田直之は千代田区区議会議員で内田都市建築デザイン代表だそうです。
岩手を赤字の海に沈めた箱モノ大王増田寛也を東京都議連が推薦するのは当たり前の展開だったというわけですね。

石原元都知事は２期目で美術館やらなんやらけっこう箱モノもやってましたが、石原慎太郎も途中から内田の軍門にくだったとのことです、なるほど。
IOCの覆面サーベイで都民の半数以上が反対していたオリンピックの誘致をどうしても石原が強行したかったのはそれが理由かもしれません。「もっと箱モノの企画はないのか？」と内田に言われて「それならオリンピックがいい。」という展開だったんでしょうね。

石原が400億の宣伝費を突っ込んでリオに負けた後、オリンピック誘致は猪瀬に引き継がれました。

猪瀬は在任中仕事らしい仕事と言えばオリンピック誘致しかやっていません。
石原が内田の傀儡だったということは、石原の子飼いである猪瀬も勿論そうだったのでしょう。
猪瀬は内田のためにオリンピック誘致だけを目的として知事になったと考えるとかなり自然です。

ただし石原と違い猪瀬はあまりに政治の素人でした、色んな意味で。
あまりに使えないので内田に切られてしまったんですね、たぶん。
猪瀬にしてみたら「内田先生のためにオリンピック誘致に成功したのに、なんで

」といったところでしょう。猪瀬は文筆家であり、ツイッターでつぶやくのは本業です。ホームグラウンドであるツイッターで意趣返しに出るのは当たり前で、死なばもろともな展開になっていったのはお互いの職業を理解できていない同士の予定調和だったというオチ…ですね。

池上彰の選挙特番に猪瀬がゲストとして呼ばれていました。
猪瀬が「私がツイッターで内田さんのことを暴露しました！」と胸を張ったところ、池上彰に「でも猪瀬さんは在任中にはそんなことはひとことも言っていないですよね？」と切り返され、まごまごする場面がありました。
…なるほど、そういうことですね。