砂浜に寄せては返す波の音をそのまま延々と両面に収めただけのレコード。
このくらい解説文の類いを不要とするレコードもちょっと見当たらないのでは。
写真家の浅井慎平が1997年に発表したアルバムで、現在もCDとなって発売されている。
キャット・スティーブンスにインスパイアされ、俺もレコードを出してやろうじゃないかと、浅井慎平がアイデアを閃いて作られたのが、このアルバムである。
この録音が行われたのはジャマイカのカリブ海の砂浜。ひたすら波の音しか入っていないようなアルバムだが、その構成は実に巧妙だ。
両面とも最後には飛び交うカモメの鳴き声が収録されており、Ｂ面には波の音に加えて浅井慎平自身が奏でるウクレレが、とてもナチュラルに溶け込んで、それこそザ・サーフ・ブレイク・ハンドとして融合された「演奏」に仕上がっている。
実によく計算されて創作されたアルバムである。
とにかくさざ波の音色が心地よくて、眠る時はこのアルバムをリピートしながら眠りにつくと、とても気持ちよく眠れる。
決して入手困難なアルバムではないが、そのハードルの低さがとても親しみ深いアルバムである。
私にとっての愛聴盤の１枚である。
このくらい解説文の類いを不要とするレコードもちょっと見当たらないのでは。
写真家の浅井慎平が1997年に発表したアルバムで、現在もCDとなって発売されている。
キャット・スティーブンスにインスパイアされ、俺もレコードを出してやろうじゃないかと、浅井慎平がアイデアを閃いて作られたのが、このアルバムである。
この録音が行われたのはジャマイカのカリブ海の砂浜。ひたすら波の音しか入っていないようなアルバムだが、その構成は実に巧妙だ。
両面とも最後には飛び交うカモメの鳴き声が収録されており、Ｂ面には波の音に加えて浅井慎平自身が奏でるウクレレが、とてもナチュラルに溶け込んで、それこそザ・サーフ・ブレイク・ハンドとして融合された「演奏」に仕上がっている。
実によく計算されて創作されたアルバムである。
とにかくさざ波の音色が心地よくて、眠る時はこのアルバムをリピートしながら眠りにつくと、とても気持ちよく眠れる。
決して入手困難なアルバムではないが、そのハードルの低さがとても親しみ深いアルバムである。
私にとっての愛聴盤の１枚である。
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