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国産イージーリスニングの魅力♪コミュの横山菁児『小鳥のシンフォニー』

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この曲を知ったのは高校2年の頃、FM番組を聴いていてたまたま流れたのが切っ掛けだった。

その後、AMラジオの早朝の宗教番組の「念法真教・心のいこい♪」のテーマ曲にも使われていた。

作曲、編曲、指揮は横山菁児。当時キャニオンレコードからリリースされていた。録音されたのはニッポン放送第一スタジオで、このスタジオは青木望指揮のシー・バレンツ・オーケストラの演奏する『ダラスの熱い日』のテーマが録音されたスタジオで、キャニオンレコードは系列ともいえるニッポン放送第一スタジオで録音することが多い。

横山菁児は広島県出身の作曲家。国立音楽大学作曲科卒業。『交響組曲キャプテン・ハーロック』をはじめ特撮の『メガロマン』、アニメ『三国志』『聖闘士星矢』、そして主にTVの劇伴の仕事が多く、『ライオン奥様劇場』の一連の音楽、CM作品も数多くある。

冨田勲が音楽を担当した『リボンの騎士』の指揮も担当している。また、イージーリスニングでは『アメイジング・グレイス』なども演奏している。

この『小鳥のシンフォニー』は2000年代に入って『虫のシンフォニー』と二枚組でCDも発売されている。

この『小鳥のシンフォニー』では春・夏・秋・冬の四分構成で「春」は朝(ウグイス)、のどかな午後(ヒバリ、キジ・カッコウ)夕暮(ホオジロ)。「夏」は輝く太陽と湖(カッコウ、ホトトギス、アカハラ)。「秋」は序奏(ヒガラ)、雨の降る森(エナガ)、さわやかな雨上がりの気分(カワガラス)、終曲。「冬」は冬を迎えて(アカゲラ=キツツキ)、雪(フクロウ)、静かなる冬の夜、春への憧れ(小鳥のコーラス)で締めくくられる。

アルバムの製作にあたって日本野鳥の会軽井沢支部が全面協力しており、この中で聴かれる小鳥たちのさえずりは軽井沢にて録音されている。

特撮やアニメの作品数としては渡辺宙明や菊地俊輔らに比べると少ないが、こうした環境音楽に優れた才能をのぞかせている。

とても風景を感じる素晴らしいアルバムのひとつである。

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