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AKスケートボード2089コミュのNEWS2089 1・30〜夢のある話だお〜

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彼が彼女に一目惚れしたのは奇跡だった。医学的にも百万人に1人しかいない相手だったのだから

一目惚れした相手と自分が本当に運命の赤い糸で結ばれている
なんてこと、現実にどれくらいありえるだろうか。
“運命の赤い糸”と感じたものが単なる勘違いだったと学習するまでに、
さほど時間を要しないことが多いだろう。
一目惚れゆえに、幻滅・失望したときの落差も大きかったりする。

しかし、医学的に百万人に1人しかいない相手に一目惚れし、
まさに運命的な恋に落ちた男性が英国スタフォードシャー州にいる。

She's one in a million
ファーマー・リチャードさん(27歳)は、アルポート症候群という腎臓の病気を患っていた。
進行すると腎不全を起こし、人工透析が必要になる病気である。

リチャードさんは腎臓移植を受ける必要があった。通常、腎臓移植提供者の候補に真っ先に挙がるのは、肉親である。
しかし、アルポート症候群は遺伝性の病気。
肉親から提供を受けることができたとしても、遺伝子の中に同じ病が潜んでいる可能性があった。
このため、肉親から提供を受けるという選択肢は最初から除外されていた。

だが、完全に適合する提供者を肉親以外から見つけることができる確率は、きわめて低かった。
医師たちは、その確率をわずか100万分の1と宣告していた。

4年前のこと、折りしもリチャードさんの病状が悪化の兆しを見せ始めたころ、彼は、当時理学療法士の仕事をしていたビッキーさん(現在26歳)と出会い、お互いに一目で恋に落ちた。
しかし、隠しておくわけにはいかなかった。

付き合い始めて1ヶ月も経たないころに、リチャードさんは「これを聞いて別れた方がいいと君が思うなら仕方ない」と断った上で、自分の病気のことをビッキーさんに打ち明けた。

ビッキーさんは、それを聞いて落胆するどころか、間髪を入れず果敢にも「じゃあ、私の腎臓を片方、あなたにあげるわ」と提案した。

とはいえ、100万分の1の確率である。
医師たちは、ビッキーさんが完全適合ドナーである可能性がいかに小さいものであるかを強調し、決して期待するなと警告した。

適合検査の結果が確定するまでに1年を要した。
結果が出る前に二人は籍を入れた。
だが、リチャードさんの病状は、人工透析が必要になりそうなところまで悪化して行った。

そして、昨年の夏、ついに結果が出た。まさに奇跡だった。
お互いに一目惚れした二人は、臓器移植の適合性もパーフェクトだったのである。

二人は、4ヶ月前にバーミンガムのクイーン・エリザベス病院で摘出/移植手術を受けた。
固く結ばれた二人は、同じ病室で術後を過ごした。手を繋ぐことができるようにベッドをぴったりとくっつけて。

担当の外科医たちは、手術が完全に成功したことを二人に告げた。
ビッキーさんとリチャードさんは、結婚3周年のその日に退院して、スタッフスの自宅に帰った。

リチャードさんは、既に復職している。ビッキーさんはまだ家で過ごしているが、まもなく仕事に戻れそうである。

リチャードさんはビッキーさんの肩に手をかけながら、Sun紙の記者にこう話している。
「自分のこれまでの人生の中で、彼女に出会えたことほど素晴らしいことはなかったと思います」

「今、生きていることに最高の喜びを感じています。私は蘇ることができたんです」

ビッキーさんは言う。「リチャードから病気のことを聞かされたとき、とにかく彼を助けたいと思いました。私は、この人と一生添い遂げるつもりでした」

「医師からは、私がドナーとして完全に適合する確率は宝くじに当たるようなものだと聞かされました。
でも、リチャードにもう一度生き生きとした人生を取り戻させてあげたいという気持ちが揺らぐことはありませんでした」

コメント(2)

うむー。
人間とは本当に不思議な生き物ですね。
良い話だ。

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