被服廠コミュの日赤看護婦白衣

戦中の日赤看護婦の白衣の「似物」を作ります。偽物ではなく「似物」です。
夏服でもありますが、院内ではこの白衣ですごします。
｢ワンピース」「腰スカート」の形があるのですが、ワンピース型にします。
紺の救護看護婦とは違って、体に合わて縫うので、体の線が露わになってしまう。
そこを何とか上手く誤魔化す事が最大の注意点です。
生地は綿。色は白ではなく「きなり」という本の少し麻色です。
生地は綿なので一度洗濯して「縮」ませてから縫います。
ネットで写真を見つけて、プリントして、寸法を出して、型紙を作ります。
映画｢レッドクロス」の松島奈々子さんを目指して・・・・・・・！

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 03月12日 22:52

本当は、生地は、ポフリンかキャラコにしたかったのですが、貰い物なので試作として作ります。平編みなので癖が無く縫いやすい生地です。縮みを防ぐため、一度洗濯しました。白い生地にアイロン掛けるのは気持ち良い。そして、１０センチの襞を折ってマチ針で止めて、アイロン掛ける。苦労したのが「背後」ハッキリした写真がなかなか無いのです。背後がどうなっているのか解からなかったのです。映画「レッドクロス」の映像から、やっと探し出して、プリントアウトした写真は不鮮明。でも、前部と同じような襞が折られている事だけは解りました。
やたら多いこの襞が、時代によって微妙に異なるのです。物資が充分だった頃と不足し始めた時では襞の折り返しが違うのです。襞の折り返しが厚い大東亜戦争、以前の形にしました。
そうして生地の長さは約３メートルにもなりました。ずいぶん豪勢な生地使いです。それは紺の救護員服にも言える事です。スカート丈は生地が90センチ幅なので、とりえずその長さのままにしました。あとで調整します。完成は３月１７日を予定。

[2] mixiユーザー 04月06日 07:36

【身頃】私の体型の型紙を使ってチャコで線を引居て裁断。襟は詰襟なので、何時ものより小さく開けました。後ろ身頃と前身頃をマチ針で止めて、試着するとチクチクと刺さって痛いやら気持ちいいやら…。ここもまた、何時ものは違って「被り」ではなく、前開きボタンどめ、なので開きの合わせの部分を作らないといけない。袖を付ける時は、マチ針を大量に使います。試着は不可能なので、一番の難問かもしれません。でも、私は襟を身頃に付けるのが苦手。身頃と襟を合わせるのが大変で、何度か縫っては解きしているうちに、襟を作りなおしたりしました。そして何とか完成。

[3] mixiユーザー 04月06日 07:44

【合体】身頃とスカートを縫い合わせしました。試着して各部を確認します。あちらこちらの突っ張りやひっぱり歪みを治していきますが、今回はその数がハンパじゃない。「すぎる」と直せないので、過ぎないように少し少し詰めていきます。そのために大き目につくってります。資料写真が無くて苦労した背後も上手くいきました。
業者に頼むべきか悩み抜いた「ボタンホール」。今回は挑戦しました。何とかかんとか、５０点で縫う事ができました。

[4] mixiユーザー 04月06日 07:52

【帽子】資料を探すと、色々な形があって、鮮明な写真から図を起こしました。しかし、ここでも「後ろ」が解らず、テレビドラマの映像から見つけました。縫っていると、なかなか可愛い帽子で気に入ってしまいました。最後に手縫いで赤十字を縫いつけました。紺の制服の時も、この白衣の時も、ポイントは「帽子」かもしれません。、