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【虎に翼】のドラマについて、思ったことをどんどん書いてねー！
今作では、ツッコミトピックとギャラリーは設けていません。
写真やイラストも感想トピに上げちゃってください。
ツッコミはタケノコトピに書いてもいいかも。
==================
〜お約束〜
・当日の感想は8時以降に。
・ドラマに関すること以外の雑談は、『(季節の) ひとりごとトピック』ができましたのでそちらへ。
※ちなみに↑はレス(返信)禁止です。
・ネタバレは、苦手な方もいらっしゃいますので、『ネタバレトピック』でお願いいたします。
・話がマニアックになって来たら、『掘り下げトピック』ヘご移動をお願いします。
・ビジネス絡み、政治絡みの宣伝はおやめ下さい。
女学生トラちゃんのトピック画像は、NHKのPRより
https:/
今作では、ツッコミトピックとギャラリーは設けていません。 写真やイラストも感想トピに上げちゃってください。
ツッコミはタケノコトピに書いてもいいかも。
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〜お約束〜
・当日の感想は8時以降に。
・ドラマに関すること以外の雑談は、『(季節の) ひとりごとトピック』ができましたのでそちらへ。
※ちなみに↑はレス(返信)禁止です。
・ネタバレは、苦手な方もいらっしゃいますので、『ネタバレトピック』でお願いいたします。
・話がマニアックになって来たら、『掘り下げトピック』ヘご移動をお願いします。
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女学生トラちゃんのトピック画像は、NHKのPRより
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コメント(508)
五黄の寅子、優三さんと休日にお出かけ。
花江義姉さん「新婚みたい」と大ボケをかます。すかさず、ゆり子ママが突っ込む。
穂高教授、婦人弁護士の先頭に立って頑張ってくれたまえよ、って「頑張って」って言うな。五黄の寅子には禁句だ！
女性からの依頼が続々。夫の借金による妻からの離婚調停依頼があったが、召集令状が来たことにより依頼は取りやめ。
戦前の民法上では勝ち目のない訴訟だったので、五黄の寅子にとっては悔しいことかもしれないが、これでよかったかも。
次の依頼は、夫に先立たれ、普段から虐げられてきた夫の祖父母からの親権訴訟。
優三さんにも説明するが、これって弁護士として依頼の情報を他人に話していいのかな？
「決めつけて突っ走ると思わぬヘマをするから、気を付けて」と優しく諭す優三さん。だけど、これが当っちゃう。
確かに五黄の寅子は、今回の被告人の証言の裏を取っておらず、状況証拠でしかないことを鵜呑みにして、ダンディ山田と勝手に被害妄想してしまった。「女性は被害者」だと、あまりにも女性卑下に対する偏見が判断を誤らせたとも言える。
この事案は失敗したように感じるが、私はそう思わない。
子の親権訴訟なのに、被告側も原告側も子の親は誰か確認がなされていない。おそらく長男は戸籍上、亡くなった夫の実子として入っていることを疑いもしなかったようだし、お腹の子の親が誰かも確認していない。
原告側は被告人らの同居から「淫楽をともにする関係であり著しき不行跡である」と指摘しているので、さらに子の親についても訴求することができたはず。
五黄の寅子も弁護で「亡き夫の子をお腹に宿し」と言っているし、原告側もそれを突っ込んでこなかった。祖父母は夫の病状を知らされていなかったので、この親については疑う余地はない。
原告被告双方が、子の親は亡くなった夫の子として疑わなかったのだから。
結局、親権訴訟は勝訴した。五黄の寅子は弁護士としての役割を果たしたと思う。
被告人の弁護は、有利になる証拠を活用すればよく、仮に不利な証拠を知っていても、それを公にしなければならないわけではないと思う。
被告人のウソは、原告側が訴求し立証すべきもの。裁判官は原告被告双方の答弁を聞いて判決するもので、被告人のウソを見抜く必要はないはずだ。
裁判に提出された被告人に有利・不利な証拠を元に判断するのは裁判官であって、弁護人ではないことは、裸の大将も当然知っているはずだが、大丈夫かな？
あらためて調書を確認したら、おかしい事実に気づく。
夫は依頼する半年前に病死。
4月には寝たきりとなり、音声を発することも能わず。7月に入り昏睡状態になった。
今は1月で、臨月まであと一月ということは出産予定は2月。その10ヶ月前は4月で、夫は寝たきり状態。子作りできる状態でないのは明らかだ。
五黄の寅子とダンディ山田の偏見が、そうさせたのか？
それより裸の大将事務所は、事務所内で相互確認しないのか？
裸の大将が言う明らかな過失(失態)というのは『「調書の読みの不足」が誤った判決に繋がり、誰かの人生を狂わせた』ということのようなので、五黄の寅子も肝に命じなければならない。
だが、裸の大将の弁護は敗訴してるから、五黄の寅子とは責任の重さが違うよね。
花江義姉さん「新婚みたい」と大ボケをかます。すかさず、ゆり子ママが突っ込む。
穂高教授、婦人弁護士の先頭に立って頑張ってくれたまえよ、って「頑張って」って言うな。五黄の寅子には禁句だ！
女性からの依頼が続々。夫の借金による妻からの離婚調停依頼があったが、召集令状が来たことにより依頼は取りやめ。
戦前の民法上では勝ち目のない訴訟だったので、五黄の寅子にとっては悔しいことかもしれないが、これでよかったかも。
次の依頼は、夫に先立たれ、普段から虐げられてきた夫の祖父母からの親権訴訟。
優三さんにも説明するが、これって弁護士として依頼の情報を他人に話していいのかな？
「決めつけて突っ走ると思わぬヘマをするから、気を付けて」と優しく諭す優三さん。だけど、これが当っちゃう。
確かに五黄の寅子は、今回の被告人の証言の裏を取っておらず、状況証拠でしかないことを鵜呑みにして、ダンディ山田と勝手に被害妄想してしまった。「女性は被害者」だと、あまりにも女性卑下に対する偏見が判断を誤らせたとも言える。
この事案は失敗したように感じるが、私はそう思わない。
子の親権訴訟なのに、被告側も原告側も子の親は誰か確認がなされていない。おそらく長男は戸籍上、亡くなった夫の実子として入っていることを疑いもしなかったようだし、お腹の子の親が誰かも確認していない。
原告側は被告人らの同居から「淫楽をともにする関係であり著しき不行跡である」と指摘しているので、さらに子の親についても訴求することができたはず。
五黄の寅子も弁護で「亡き夫の子をお腹に宿し」と言っているし、原告側もそれを突っ込んでこなかった。祖父母は夫の病状を知らされていなかったので、この親については疑う余地はない。
原告被告双方が、子の親は亡くなった夫の子として疑わなかったのだから。
結局、親権訴訟は勝訴した。五黄の寅子は弁護士としての役割を果たしたと思う。
被告人の弁護は、有利になる証拠を活用すればよく、仮に不利な証拠を知っていても、それを公にしなければならないわけではないと思う。
被告人のウソは、原告側が訴求し立証すべきもの。裁判官は原告被告双方の答弁を聞いて判決するもので、被告人のウソを見抜く必要はないはずだ。
裁判に提出された被告人に有利・不利な証拠を元に判断するのは裁判官であって、弁護人ではないことは、裸の大将も当然知っているはずだが、大丈夫かな？
あらためて調書を確認したら、おかしい事実に気づく。
夫は依頼する半年前に病死。
4月には寝たきりとなり、音声を発することも能わず。7月に入り昏睡状態になった。
今は1月で、臨月まであと一月ということは出産予定は2月。その10ヶ月前は4月で、夫は寝たきり状態。子作りできる状態でないのは明らかだ。
五黄の寅子とダンディ山田の偏見が、そうさせたのか？
それより裸の大将事務所は、事務所内で相互確認しないのか？
裸の大将が言う明らかな過失(失態)というのは『「調書の読みの不足」が誤った判決に繋がり、誰かの人生を狂わせた』ということのようなので、五黄の寅子も肝に命じなければならない。
だが、裸の大将の弁護は敗訴してるから、五黄の寅子とは責任の重さが違うよね。
優三さんと五黄の寅子、河原でこっそり ”もぐもぐタイム” 。
美味しいもの食べたら少しは気も晴れるよ。
全てが正しい人間はいないから。
虎ちゃんに自分の人生を委ねていたんだ。
みんないい面と悪い面があって守りたい物がそれぞれ違うというか・・・だから法律があると思うんだよね。
嫌なことがあったら、またこうして二人で隠れてちょっと何か美味しいものを食べましょ。
ずっと正しい人のままだと疲れちゃうから！
せめて僕の前では肩の荷を降ろしてさ。
五黄の寅子「ズギャン！」
なんか、優三さん、どんどん株を上げてるみたいですね。そうそう「有名弁護士佐田寅子を育てた佐田優三の法律教本」を出版して下さ〜い！
五黄の寅子、久保田先輩に久しぶりに会ったが、なんだか寂しそうだな。先輩方にも喋り方を注意されたらしい。
家族で鳥取に引っ越すらしい。弁護士も辞めることになると。
「婦人弁護士なんて物珍しいだけで誰も望んでいなかったんだ。結婚しなければ半人前、結婚すれば弁護士の仕事も家のことも満点を求められる。絶対満点なんて取れないのに」と、ついに愚痴をもこぼす。やはり、四面楚歌の中で独り努力してきたんだね。なんとな〜く扱いにくい一派たち5名のように何でもぶつけ合える隣人がいなかったので、さぞ辛かっただろう。
いろいろな事情で、久保田先輩も中山先輩も弁護士から離れることになった。
五黄の寅子、1人になっちゃった。
「何だよ、仲間たちの思いを私達は背負っているんじゃなかったのか。もう、私しかいないんだ」
そんなことないよ、ダンディ山田が一番近くにいるじゃん！
久保田先輩から、婦人雑誌の婦人法律相談を引継ぐことになった。
夫が戦死・・・子供の親権、妊娠中の子、相続人のこと、私生子の扱いなどなど、旧民法の家制度に伴う未亡人女性(妻、母)の不平等に関する相談の゙手紙が山ほど！
五黄の寅子、婦人弁護士になるきっかけとも言える願ったり叶ったりの仕事だと思うけど、どう応えていくのか？
そして、そんな身重な身体では、仕事との両立はきつくないかな？
美味しいもの食べたら少しは気も晴れるよ。
全てが正しい人間はいないから。
虎ちゃんに自分の人生を委ねていたんだ。
みんないい面と悪い面があって守りたい物がそれぞれ違うというか・・・だから法律があると思うんだよね。
嫌なことがあったら、またこうして二人で隠れてちょっと何か美味しいものを食べましょ。
ずっと正しい人のままだと疲れちゃうから！
せめて僕の前では肩の荷を降ろしてさ。
五黄の寅子「ズギャン！」
なんか、優三さん、どんどん株を上げてるみたいですね。そうそう「有名弁護士佐田寅子を育てた佐田優三の法律教本」を出版して下さ〜い！
五黄の寅子、久保田先輩に久しぶりに会ったが、なんだか寂しそうだな。先輩方にも喋り方を注意されたらしい。
家族で鳥取に引っ越すらしい。弁護士も辞めることになると。
「婦人弁護士なんて物珍しいだけで誰も望んでいなかったんだ。結婚しなければ半人前、結婚すれば弁護士の仕事も家のことも満点を求められる。絶対満点なんて取れないのに」と、ついに愚痴をもこぼす。やはり、四面楚歌の中で独り努力してきたんだね。なんとな〜く扱いにくい一派たち5名のように何でもぶつけ合える隣人がいなかったので、さぞ辛かっただろう。
いろいろな事情で、久保田先輩も中山先輩も弁護士から離れることになった。
五黄の寅子、1人になっちゃった。
「何だよ、仲間たちの思いを私達は背負っているんじゃなかったのか。もう、私しかいないんだ」
そんなことないよ、ダンディ山田が一番近くにいるじゃん！
久保田先輩から、婦人雑誌の婦人法律相談を引継ぐことになった。
夫が戦死・・・子供の親権、妊娠中の子、相続人のこと、私生子の扱いなどなど、旧民法の家制度に伴う未亡人女性(妻、母)の不平等に関する相談の゙手紙が山ほど！
五黄の寅子、婦人弁護士になるきっかけとも言える願ったり叶ったりの仕事だと思うけど、どう応えていくのか？
そして、そんな身重な身体では、仕事との両立はきつくないかな？
久保田先輩、当時は本意でないにしても、マスコミにチヤホヤされて訴訟の勝ち負けを記事にされたり。デビュー時に、既に結婚・妊娠を公表してたから、それらも格好のネタになったりしたのだろう。
女性初とはいえ新人があれだけ注目されたら、先輩方からの風当たりが強いことは目に見えている。
おそらく事務所でも依頼が多く多忙だったから、子育てや家事一切は専業主婦並にこなすなんて難しかったに違いない。どこに行っても休むところはなかっただろうな。
夫は、このご時世だからもしかすると召集令状を覚悟して、母子の安泰を考えて予め実家に移り住もうと考えたのかもしれないなぁ。
そういえば、久保田先輩、中山先輩は結婚したのに名字を明かさなかったな。
女性初とはいえ新人があれだけ注目されたら、先輩方からの風当たりが強いことは目に見えている。
おそらく事務所でも依頼が多く多忙だったから、子育てや家事一切は専業主婦並にこなすなんて難しかったに違いない。どこに行っても休むところはなかっただろうな。
夫は、このご時世だからもしかすると召集令状を覚悟して、母子の安泰を考えて予め実家に移り住もうと考えたのかもしれないなぁ。
そういえば、久保田先輩、中山先輩は結婚したのに名字を明かさなかったな。
不穏ですね……相変わらず面白いけど、面白いと言いづらい不穏な展開。
寅子さん、講演で倒れる。
穂積先生、寅子さんのことを案じているようですが、徹頭徹尾「個人としての寅子さんの話をしない」のですよね。
属性や役割で振り分ける話をしている。
妻だとか母だとか雨垂れだとか。
寅子さんもこのままじゃ危ういけど、穂積先生の、要約すれば役割に甘んじろという、絶望を押し付ける説得では、あまりに寅子さんの信念に反する。
そして轟さんにも赤紙が来るという事態。
彼も言うように、ますます寅子さんの仕事は増えていく。
どうすれば良いのか。
穂積先生の、唐突な事務所来訪。
まさか穂積先生、無理やり寅子さんに産休を取らせに来たのかな……。
この場合はそれが良いけど、寅子さんが納得するか。
寅子さん、講演で倒れる。
穂積先生、寅子さんのことを案じているようですが、徹頭徹尾「個人としての寅子さんの話をしない」のですよね。
属性や役割で振り分ける話をしている。
妻だとか母だとか雨垂れだとか。
寅子さんもこのままじゃ危ういけど、穂積先生の、要約すれば役割に甘んじろという、絶望を押し付ける説得では、あまりに寅子さんの信念に反する。
そして轟さんにも赤紙が来るという事態。
彼も言うように、ますます寅子さんの仕事は増えていく。
どうすれば良いのか。
穂積先生の、唐突な事務所来訪。
まさか穂積先生、無理やり寅子さんに産休を取らせに来たのかな……。
この場合はそれが良いけど、寅子さんが納得するか。
直道兄貴、召集令状が届いちゃった。出征前夜にごちそうが並ぶ。みんな悲しいけれど、この日ばかりは笑って過ごさなくちゃね。
直道兄貴、俺にはわかる・・・おっと、いつも裏目に出るから気を付けて・・・あぁ、言っちゃったなぁ。
出征の日、花江義姉さんと直道兄貴、人目もはばからずにハグ。本当はみんなこうして辛い別れを惜しみたいのだけど、できなかったんだね。これがやっぱり自然でよいと思う。
「俺、寝られるかな。花江ちゃんが隣にいなくて」「大好きよ、直道さん。絶対帰ってきて」
まさしく、これが本音だ！
五黄の寅子、母校から講演会の依頼が来た。懐かしい教室で最後の準備。
桂場判事「すこい顔をしている。怒りが染み付いている」
五黄の寅子、講演会の直前に倒れてしまう。
ベッドに座りながら、穂高教授に打ち明ける。
「先生、私はどうすればいいのでしょうか」
「子どもができたが、両先輩が去ってしまって、仲間の意志を継ぐためにも、残された『私一人だけ』が頑張るしかない」
「私が今ここで立ち止まれば婦人たちが法曹界に携わる道が途絶えることになってしまう」
「世の中を変えるべく法廷に立ちたい」
五黄の寅子は、『私一人だけ』で婦人のために法曹界を引っ張って行くしかない、と考えているようだな。
それに対して、穂高教授は、仕事なんかじゃなくて ”子を産み良き母”になることが第一の勤めだと言う。
”雨垂れ石を穿つ”の例えに、五黄の寅子は「自分は役立たずで法曹界を引っ張る能力がない」と解釈してしまったようだが、穂高教授が伝えたかったのは、「皆の力を借りながら長い年月をかけて実現していくもので、『一人だけ』では無理がある」ということだと思う。
「若者たちには世の中を変える力があるが、『一人だけ』で実現できるものではない」と言っているのだが、五黄の寅子は既に聞く耳を持たない。
五黄の寅子は「『私一人で』どうすればいいか」が知りたいのに、穂高教授は「皆の力を借りながら」との回答に、思わず「私は今 ”私の話” をしてるんです」と大きな声を出してしまった。
挙げ句に「ハッ、何じゃそりゃ」
俺にはわかる・・・ダメだこりゃ！
優三さんと五黄の寅子、今宵はお部屋でこっそり ”もぐもぐタイム”、飴を頬張る。
講演会直前に倒れたこと、穂高教授に詰め寄ったことを優三さんに話さないのかな？
「『私一人だけで』どうしたらいい？」って優三さんに聞いてみようよ。きっと何かが見つかるはず。
轟くんにも召集令状が届き、佐賀に戻るという。
「死ぬなよ、轟」
「また会おう」
「また必ず！」
たぶん、これが永遠のお別れになる。
おそらく、花岡くんにも届くんだろうな。
ダンディ山田、五黄の寅子を見て何かを感じている。「私もやれるだけのことはするから、お前は一人じゃない！」
やっぱり『私一人だけで』と考えているのを気遣っているんだな。ありがとうね！
穂高教授が、謝りに来た。
五黄の寅子「はて？」という顔をしてるな。
直道兄貴、俺にはわかる・・・おっと、いつも裏目に出るから気を付けて・・・あぁ、言っちゃったなぁ。
出征の日、花江義姉さんと直道兄貴、人目もはばからずにハグ。本当はみんなこうして辛い別れを惜しみたいのだけど、できなかったんだね。これがやっぱり自然でよいと思う。
「俺、寝られるかな。花江ちゃんが隣にいなくて」「大好きよ、直道さん。絶対帰ってきて」
まさしく、これが本音だ！
五黄の寅子、母校から講演会の依頼が来た。懐かしい教室で最後の準備。
桂場判事「すこい顔をしている。怒りが染み付いている」
五黄の寅子、講演会の直前に倒れてしまう。
ベッドに座りながら、穂高教授に打ち明ける。
「先生、私はどうすればいいのでしょうか」
「子どもができたが、両先輩が去ってしまって、仲間の意志を継ぐためにも、残された『私一人だけ』が頑張るしかない」
「私が今ここで立ち止まれば婦人たちが法曹界に携わる道が途絶えることになってしまう」
「世の中を変えるべく法廷に立ちたい」
五黄の寅子は、『私一人だけ』で婦人のために法曹界を引っ張って行くしかない、と考えているようだな。
それに対して、穂高教授は、仕事なんかじゃなくて ”子を産み良き母”になることが第一の勤めだと言う。
”雨垂れ石を穿つ”の例えに、五黄の寅子は「自分は役立たずで法曹界を引っ張る能力がない」と解釈してしまったようだが、穂高教授が伝えたかったのは、「皆の力を借りながら長い年月をかけて実現していくもので、『一人だけ』では無理がある」ということだと思う。
「若者たちには世の中を変える力があるが、『一人だけ』で実現できるものではない」と言っているのだが、五黄の寅子は既に聞く耳を持たない。
五黄の寅子は「『私一人で』どうすればいいか」が知りたいのに、穂高教授は「皆の力を借りながら」との回答に、思わず「私は今 ”私の話” をしてるんです」と大きな声を出してしまった。
挙げ句に「ハッ、何じゃそりゃ」
俺にはわかる・・・ダメだこりゃ！
優三さんと五黄の寅子、今宵はお部屋でこっそり ”もぐもぐタイム”、飴を頬張る。
講演会直前に倒れたこと、穂高教授に詰め寄ったことを優三さんに話さないのかな？
「『私一人だけで』どうしたらいい？」って優三さんに聞いてみようよ。きっと何かが見つかるはず。
轟くんにも召集令状が届き、佐賀に戻るという。
「死ぬなよ、轟」
「また会おう」
「また必ず！」
たぶん、これが永遠のお別れになる。
おそらく、花岡くんにも届くんだろうな。
ダンディ山田、五黄の寅子を見て何かを感じている。「私もやれるだけのことはするから、お前は一人じゃない！」
やっぱり『私一人だけで』と考えているのを気遣っているんだな。ありがとうね！
穂高教授が、謝りに来た。
五黄の寅子「はて？」という顔をしてるな。
雨だれの一滴に過ぎなくてもその一滴がなければ石は穿たれない。
私一人でやらなくては、と言ってる寅子は気を失ってる間に穂高先生とだんご先生に講演をやってもらってる。ひとりでひとりでと焦ってそれで無理してお腹の子になにかあったら、仕事のことよりまずはそっちをと穂高先生は心配なんだが、それがなかなかうまく言えないでああいう言い方になった。もともと女子部の廃止が決定的な時にも一人で存続を訴えてたのは穂高先生だし。穂高先生に味方するのは分が悪いのは承知ですがまずはなんじゃそりゃて言うなら極論だが一人で勝手にしろってあの場でひとりでほっといてよかったのかってことになる。それでも謝りにきた先生。全く個人的見解です。いい先生だと思います。
私一人でやらなくては、と言ってる寅子は気を失ってる間に穂高先生とだんご先生に講演をやってもらってる。ひとりでひとりでと焦ってそれで無理してお腹の子になにかあったら、仕事のことよりまずはそっちをと穂高先生は心配なんだが、それがなかなかうまく言えないでああいう言い方になった。もともと女子部の廃止が決定的な時にも一人で存続を訴えてたのは穂高先生だし。穂高先生に味方するのは分が悪いのは承知ですがまずはなんじゃそりゃて言うなら極論だが一人で勝手にしろってあの場でひとりでほっといてよかったのかってことになる。それでも謝りにきた先生。全く個人的見解です。いい先生だと思います。
おそらく女子部の募集は再開しただろうが、勉強どころではないはず。もしかすると、高等試験も中止かな？
こんなご時世だから、女子部の士気を上げるために企画した講演会だったかもね。
五黄の寅子が法曹界でやりたいことは、婦人の弁護による救済？ 婦人に不利な法律の改正？ 婦人弁護士の育成？ それとも仲間たちの無念を晴らすこと？
どちらにせよ、五黄の寅子一人だけでは到底なし得ない大きな課題だよね。
穂高教授は、仕事よりも母体を優先させた。結婚という契約よりも、生物学的に種を守ることが人類にとって一番大切なものである。
これらをベースに女性卑下の法律を一つ一つ改正していくには、社会的環境の変化も必要だということを、五黄の寅子に理解してほしかったのだろう。
こんなご時世だから、女子部の士気を上げるために企画した講演会だったかもね。
五黄の寅子が法曹界でやりたいことは、婦人の弁護による救済？ 婦人に不利な法律の改正？ 婦人弁護士の育成？ それとも仲間たちの無念を晴らすこと？
どちらにせよ、五黄の寅子一人だけでは到底なし得ない大きな課題だよね。
穂高教授は、仕事よりも母体を優先させた。結婚という契約よりも、生物学的に種を守ることが人類にとって一番大切なものである。
これらをベースに女性卑下の法律を一つ一つ改正していくには、社会的環境の変化も必要だということを、五黄の寅子に理解してほしかったのだろう。
あああ、辛い……面白いのですが、辛い展開です。
いや、平穏になって、とりあえず寅子さんと優三さんの娘さんは無事に生まれた訳だから、それはよかったのかも知れないですが。
しかし、それは寅子さんが道を曲げた結果でもあり……。
よねが怒るのもわかる。
女性の法曹参加を促し、結果として女性差別を打破するのが使命、そして個人的信条として、その道を諦めざるを得なかった仲間たちの無念を負って。
それを寅子さんが裏切るように思えたのですよね、よねさんは。
その、それもこれも「産休育休」って概念がこの当時ないか薄いからの悲劇なんじゃないかと。
要するに、女性の妊娠出産周りの事情に、社会が対応していない。
これも差別の一形態なはずですが、寅子さんは白旗を上げてしまった。
寅子さんが専業主婦になってからの日々は穏やかなのが、また社会は女性はこうして生活するようにできているということで、弁護士を頑張っていた頃の時期とのギャップに哀しくなる。
穂高先生が無言で寅子さんの手紙を読んでいて、無念そうな顔をなさるのとかも含め。
さて、寅子さんにお客さんとは誰なんだろう？
いや、平穏になって、とりあえず寅子さんと優三さんの娘さんは無事に生まれた訳だから、それはよかったのかも知れないですが。
しかし、それは寅子さんが道を曲げた結果でもあり……。
よねが怒るのもわかる。
女性の法曹参加を促し、結果として女性差別を打破するのが使命、そして個人的信条として、その道を諦めざるを得なかった仲間たちの無念を負って。
それを寅子さんが裏切るように思えたのですよね、よねさんは。
その、それもこれも「産休育休」って概念がこの当時ないか薄いからの悲劇なんじゃないかと。
要するに、女性の妊娠出産周りの事情に、社会が対応していない。
これも差別の一形態なはずですが、寅子さんは白旗を上げてしまった。
寅子さんが専業主婦になってからの日々は穏やかなのが、また社会は女性はこうして生活するようにできているということで、弁護士を頑張っていた頃の時期とのギャップに哀しくなる。
穂高先生が無言で寅子さんの手紙を読んでいて、無念そうな顔をなさるのとかも含め。
さて、寅子さんにお客さんとは誰なんだろう？
あらら、五黄の寅子、裸の大将事務所を辞めちゃった。
妊婦は、病気じゃないのに腫れ物に触るように扱うことが多い。
- 無理して子供に何があったらどうする？
- 君の仕事は、私達が引き継ごう。
- ここに来るとわかった時から、こうなる日が来ることは予想していた。
- 弁護士の仕事を休んで子育てに専念することも大事なことなんじゃないか。
- もう弁護士資格は持っているから、また仕事への復帰はいつだってできるのじゃないか。
思いやりのように聞こえるが、頭の中では「女は腰掛け」だ、と考えているみたいで何か悔しい。
また、有休だけでは産休期間には不足と思うので、結局仕事を続けられなくなる。よってほとんどの方は、退職を選択するしかない。
久保田先輩はどうだったのだろうか。
五黄の寅子は、妊娠を黙っていたのはなぜか？
仕事を辞めなきゃならなくなるから？
結婚が社会的地位というのが嘘になるから？
ダンディ山田には話しにくいから？
ダンディ山田は、なぜあんなに怒っている？
妊娠を話してくれなかったから？
結果的に無責任だから？
悲劇のヒロイン振りだったから？
男達に優しくされて安堵の顔をしたから？
私の頭にたくさんの「はて？」が並ぶんだな。
「おまえには男に守ってもらう、そっちのほうがお似合いだよ」
「じゃあ、私はどうすればよかったの？ 」
「 知るか！」
「こっちの道には二度と戻ってくるな」
「言われなくても、そのつもりよ」
ダンディ山田は「女を捨てた身」だから、女性のように振る舞ったり考えたりすることに、いちいち腹を立てるようになったのか。
五黄の寅子は法律を仕事にするいわば同士だが、女は捨てていないよ。
ダンディ山田が言う「こっちの道」とは何だ？
五黄の寅子は “戻らないつもり“ と言うが、どこに戻らないのか？
母(妻)としての家事育児の道から職業婦人の道に戻らないということなんだろうか。
五黄の寅子、ゆり子ママに白旗上げる。
地獄の道を頑張って歩いたけど、降参します！
机の上の法律の本を片付け始める五黄の寅子、涙が止まらない。
きっと、時代の要求で五黄の寅子を引き戻してくれるよ。
その時のために、その本は取って置きな！
地獄から出てきた五黄の寅子、背負うものもなく、淡々と静かな平穏な日々を過ごす。
優三さんは五黄の寅子が仕事を辞めたことを何も言わない。彼女の意志を尊重したんだね。
道路拡張の用地に地所を軍に引き渡すためにお引越し。これもお国の命令か？
優三さん、五黄の寅子にお客さんが来てることを告げる。
えっ、引っ越し先を誰から聞いたの？
妊婦は、病気じゃないのに腫れ物に触るように扱うことが多い。
- 無理して子供に何があったらどうする？
- 君の仕事は、私達が引き継ごう。
- ここに来るとわかった時から、こうなる日が来ることは予想していた。
- 弁護士の仕事を休んで子育てに専念することも大事なことなんじゃないか。
- もう弁護士資格は持っているから、また仕事への復帰はいつだってできるのじゃないか。
思いやりのように聞こえるが、頭の中では「女は腰掛け」だ、と考えているみたいで何か悔しい。
また、有休だけでは産休期間には不足と思うので、結局仕事を続けられなくなる。よってほとんどの方は、退職を選択するしかない。
久保田先輩はどうだったのだろうか。
五黄の寅子は、妊娠を黙っていたのはなぜか？
仕事を辞めなきゃならなくなるから？
結婚が社会的地位というのが嘘になるから？
ダンディ山田には話しにくいから？
ダンディ山田は、なぜあんなに怒っている？
妊娠を話してくれなかったから？
結果的に無責任だから？
悲劇のヒロイン振りだったから？
男達に優しくされて安堵の顔をしたから？
私の頭にたくさんの「はて？」が並ぶんだな。
「おまえには男に守ってもらう、そっちのほうがお似合いだよ」
「じゃあ、私はどうすればよかったの？ 」
「 知るか！」
「こっちの道には二度と戻ってくるな」
「言われなくても、そのつもりよ」
ダンディ山田は「女を捨てた身」だから、女性のように振る舞ったり考えたりすることに、いちいち腹を立てるようになったのか。
五黄の寅子は法律を仕事にするいわば同士だが、女は捨てていないよ。
ダンディ山田が言う「こっちの道」とは何だ？
五黄の寅子は “戻らないつもり“ と言うが、どこに戻らないのか？
母(妻)としての家事育児の道から職業婦人の道に戻らないということなんだろうか。
五黄の寅子、ゆり子ママに白旗上げる。
地獄の道を頑張って歩いたけど、降参します！
机の上の法律の本を片付け始める五黄の寅子、涙が止まらない。
きっと、時代の要求で五黄の寅子を引き戻してくれるよ。
その時のために、その本は取って置きな！
地獄から出てきた五黄の寅子、背負うものもなく、淡々と静かな平穏な日々を過ごす。
優三さんは五黄の寅子が仕事を辞めたことを何も言わない。彼女の意志を尊重したんだね。
道路拡張の用地に地所を軍に引き渡すためにお引越し。これもお国の命令か？
優三さん、五黄の寅子にお客さんが来てることを告げる。
えっ、引っ越し先を誰から聞いたの？
よねさんから見ると、男性たちから優しい言葉をかけられてうれしい顔をしてしまう寅子が、まるで男に媚びているように見えてしまって、すごく卑怯に見えてしまったのでしょうね。
しかしこれは、家族から愛情を受けて育ってきた寅子が持っている、一種の可愛げというか生まれながらに持っている処世術のようなものなのかもしれません。しかし、これがよねさんには許せない。
しかし、これもよねさんの疎外感というか、嫉妬のようなものかもしれません。
よねさんで気になるのは、回答を出すのが早いというか、決めつけが目立つことです。
最初の裁判の場面で、妻が形見の着物を取り戻すことは「不可能」と言い切っていたのが、その典型です。
おそらく、それだけ頭脳明晰と言うことなのだとは思いますが。
何かすべての二項対立に持ち込んで、それのどちらが正しいかをジャッジして、正しくない方を見切るまでの判断が、早すぎるような気がします。
こうやって、どんどん見切っていくと、すべてがよねさんの世界から切り捨てられていく･･･。
今日は、とうとう寅子を見切ってしまったし。
すべてが「ＮＯ」になってしまって（自分も）、とても苦しい状況に自分で自分を追い込んでしまいそうなのが気になります。
しかしこれは、家族から愛情を受けて育ってきた寅子が持っている、一種の可愛げというか生まれながらに持っている処世術のようなものなのかもしれません。しかし、これがよねさんには許せない。
しかし、これもよねさんの疎外感というか、嫉妬のようなものかもしれません。
よねさんで気になるのは、回答を出すのが早いというか、決めつけが目立つことです。
最初の裁判の場面で、妻が形見の着物を取り戻すことは「不可能」と言い切っていたのが、その典型です。
おそらく、それだけ頭脳明晰と言うことなのだとは思いますが。
何かすべての二項対立に持ち込んで、それのどちらが正しいかをジャッジして、正しくない方を見切るまでの判断が、早すぎるような気がします。
こうやって、どんどん見切っていくと、すべてがよねさんの世界から切り捨てられていく･･･。
今日は、とうとう寅子を見切ってしまったし。
すべてが「ＮＯ」になってしまって（自分も）、とても苦しい状況に自分で自分を追い込んでしまいそうなのが気になります。
なんてことだ……とうとう恐れていた事態。
しかし、今日の回で気になるのは、寅子さんが寅子さんらしくない。
女性の型、良き奥様の型にはまった寅子さんはあまり寅子さんの本来の鮮烈なところが出ていない。
個性のトンガリがなくなって、他と同じような丸い形の小石みたいになっていること。
今の状態も、女性の一般的な生活を知るのに重要。
おそらくは何も無駄ではないが、何だか物哀しい。
戦時中ながら穏やかであるのに。
そして、はっきりわかることは、優三さんだけが、寅子さんを、個別の意思と個性と恐らくは独自の運命のある、「個別の人間」として扱っているところ。
寅子さんが女性のステレオタイプに収まらないように、優三さんも男性のステレオタイプに収まらない。
彼らはまた再会できるのか。
しかし、今日の回で気になるのは、寅子さんが寅子さんらしくない。
女性の型、良き奥様の型にはまった寅子さんはあまり寅子さんの本来の鮮烈なところが出ていない。
個性のトンガリがなくなって、他と同じような丸い形の小石みたいになっていること。
今の状態も、女性の一般的な生活を知るのに重要。
おそらくは何も無駄ではないが、何だか物哀しい。
戦時中ながら穏やかであるのに。
そして、はっきりわかることは、優三さんだけが、寅子さんを、個別の意思と個性と恐らくは独自の運命のある、「個別の人間」として扱っているところ。
寅子さんが女性のステレオタイプに収まらないように、優三さんも男性のステレオタイプに収まらない。
彼らはまた再会できるのか。
第40回
昨日の第39回を何度も見てみました。
何度も見たのは山田よねの演技。その表情の変化。
これが内面からにじみ出る驚きと軽蔑と落胆と怒り。
凄かった。
月曜日第36回の安定した山田よねの表情を見ているだけに心が揺れます。
月曜日にはお前一人にはしないと精一杯の声援を送っていたのですから。
そっくりそのまま当時の職業を持つ女性の苦悩が説明をせずに描かれていました。
この道とそっちの道。
ふたつの道をどう考えるかを視聴者に放り投げてます。
六法全書をしまいながら泣き出す倫子に泣けました。
そして優三の出征。
最後の河原のシーンはもうひとつの泣かせどころ。
女性弁護士であると同時に寅子は妻であり母である。
人間の持つ多面的な生き方を現代の視聴者にもわかるように映してくれます。
こちらもこちらで泣けてしまいました。
戦争に起因する悲劇的な状況を覚悟を持って受け止めなければならない。
来週はつらくなりそう。
昨日の第39回を何度も見てみました。
何度も見たのは山田よねの演技。その表情の変化。
これが内面からにじみ出る驚きと軽蔑と落胆と怒り。
凄かった。
月曜日第36回の安定した山田よねの表情を見ているだけに心が揺れます。
月曜日にはお前一人にはしないと精一杯の声援を送っていたのですから。
そっくりそのまま当時の職業を持つ女性の苦悩が説明をせずに描かれていました。
この道とそっちの道。
ふたつの道をどう考えるかを視聴者に放り投げてます。
六法全書をしまいながら泣き出す倫子に泣けました。
そして優三の出征。
最後の河原のシーンはもうひとつの泣かせどころ。
女性弁護士であると同時に寅子は妻であり母である。
人間の持つ多面的な生き方を現代の視聴者にもわかるように映してくれます。
こちらもこちらで泣けてしまいました。
戦争に起因する悲劇的な状況を覚悟を持って受け止めなければならない。
来週はつらくなりそう。
五黄の寅子を訪れてきたのは、女子部の後輩だった。女子部が閉鎖となり、高等試験も中止となるとのこと。
学徒出陣で既に学問することはできなくなったので閉鎖や試験中止は致し方ないことだな。
法曹への道が途絶えたのは時代の流れなので、五黄の寅子のせいではない。
戦争を乗り切っていこうとした矢先、優三さんに召集令状が届いた。ついに来るべく時が来た。
優三さん「トラちゃんと明日、少しだけお出かけさせて下さい」
「そんなことがいいんですよね」
多摩川の河原で、最期のデート。
五黄の寅子、自分のわがままに付き合わせてしまって普通の結婚生活や法律家の道を歩むことを後押ししなかったことを詫びる。
「はて？」
「ふざけないで」
「トラちゃんの『はて？』は便利なんだね」
「真剣に話してるのに」
優三さん「トラちゃんが僕にできることは、謝ることじゃないよ」
- トラちゃんの好きに生きること
- 弁護士でも別の仕事でも優未のいいお母さんでもいい
- 何かに無我夢中な顔をして取組んでくれること
- 後悔せず心から人生をやり切ってくれること
「それが僕の望み」とはじめて五黄の寅子の生き方について言及する。
優三さん、『トラちゃん』って何回言っただろうか。
五黄の寅子にとっては、優三さんの言葉はまるで遺言のように聞こえた。でも、出征するというのはその覚悟を持つということだ。
ゆり子ママが持たせてくれたものを、二人で頬張る。
「美味しいものは一緒に」二人だけの楽しみだね！
カボチャかイモが入ったおまんじゅうかな？
五黄の寅子、優三さんのために作ったお守りを渡す。5銭玉を2枚と年の数の糸結びがされている。
5銭は死線(4銭)を超え、10銭は苦戦(9銭)を超えるという願掛けだそうだ。
”虎は千里を行って千里を帰る” 五黄の寅年生まれが心を込めて作った最強のお守り！ 優三さんを守ってください。
五黄の寅子、変顔で出征を見送る。優三さん、変顔をしたあと泣きそうになるのを必死にこらえて、なんとか笑顔で応える。
花江義姉さんのようにハグすることもできたのに、変顔のやり取りするのは五黄の寅子らしいのも？
男どもの野心が起こした戦争は、平和に過ごしてきた国民を恐怖と悲しみのドン底に落とした。
この罪は非常に重い！
学徒出陣で既に学問することはできなくなったので閉鎖や試験中止は致し方ないことだな。
法曹への道が途絶えたのは時代の流れなので、五黄の寅子のせいではない。
戦争を乗り切っていこうとした矢先、優三さんに召集令状が届いた。ついに来るべく時が来た。
優三さん「トラちゃんと明日、少しだけお出かけさせて下さい」
「そんなことがいいんですよね」
多摩川の河原で、最期のデート。
五黄の寅子、自分のわがままに付き合わせてしまって普通の結婚生活や法律家の道を歩むことを後押ししなかったことを詫びる。
「はて？」
「ふざけないで」
「トラちゃんの『はて？』は便利なんだね」
「真剣に話してるのに」
優三さん「トラちゃんが僕にできることは、謝ることじゃないよ」
- トラちゃんの好きに生きること
- 弁護士でも別の仕事でも優未のいいお母さんでもいい
- 何かに無我夢中な顔をして取組んでくれること
- 後悔せず心から人生をやり切ってくれること
「それが僕の望み」とはじめて五黄の寅子の生き方について言及する。
優三さん、『トラちゃん』って何回言っただろうか。
五黄の寅子にとっては、優三さんの言葉はまるで遺言のように聞こえた。でも、出征するというのはその覚悟を持つということだ。
ゆり子ママが持たせてくれたものを、二人で頬張る。
「美味しいものは一緒に」二人だけの楽しみだね！
カボチャかイモが入ったおまんじゅうかな？
五黄の寅子、優三さんのために作ったお守りを渡す。5銭玉を2枚と年の数の糸結びがされている。
5銭は死線(4銭)を超え、10銭は苦戦(9銭)を超えるという願掛けだそうだ。
”虎は千里を行って千里を帰る” 五黄の寅年生まれが心を込めて作った最強のお守り！ 優三さんを守ってください。
五黄の寅子、変顔で出征を見送る。優三さん、変顔をしたあと泣きそうになるのを必死にこらえて、なんとか笑顔で応える。
花江義姉さんのようにハグすることもできたのに、変顔のやり取りするのは五黄の寅子らしいのも？
男どもの野心が起こした戦争は、平和に過ごしてきた国民を恐怖と悲しみのドン底に落とした。
この罪は非常に重い！
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