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コメント(713)
日清戦争で台湾、遼東半島が清から。その後ロシアが中心の三国干渉で遼東半島はロシアに。
日本時代から比べ物にならない強力な防衛施設ができて、防人の歌の２０３高地に。
ロシアからはシベリア鉄道で無尽蔵に補給が。開戦前からあらかじめアメリカのルーズベルト大統領に使節を送って和平交渉を依頼していてぎりぎりのところで停戦。だから条約もアメリカのポーツマスで。マスコミは勝った勝った大勝利だが、賠償金もとれず世論は大不満で交渉にあたった外務大臣の小村寿太郎の家は投石されたり、暴動さわぎ。
日露戦争は日本に有利な条件で終わって、松濤に陸軍の練兵場が置かれて、渋谷に鉄道も開通して大きく発展しました。飛行機まで飛ばす。１０年くらいで完全に違う街に。そして２０３高地に行ってたんだという兵隊がぶいぶい言わしてもう完全に武勇伝の戦いになってる。
司馬遼太郎が日露戦争のときのように日本人がいけいけではない客観的な判断ができていればというようなことを書いてましたが、らんまんでもそういう時代に突入してきているようです。
日本時代から比べ物にならない強力な防衛施設ができて、防人の歌の２０３高地に。
ロシアからはシベリア鉄道で無尽蔵に補給が。開戦前からあらかじめアメリカのルーズベルト大統領に使節を送って和平交渉を依頼していてぎりぎりのところで停戦。だから条約もアメリカのポーツマスで。マスコミは勝った勝った大勝利だが、賠償金もとれず世論は大不満で交渉にあたった外務大臣の小村寿太郎の家は投石されたり、暴動さわぎ。
日露戦争は日本に有利な条件で終わって、松濤に陸軍の練兵場が置かれて、渋谷に鉄道も開通して大きく発展しました。飛行機まで飛ばす。１０年くらいで完全に違う街に。そして２０３高地に行ってたんだという兵隊がぶいぶい言わしてもう完全に武勇伝の戦いになってる。
司馬遼太郎が日露戦争のときのように日本人がいけいけではない客観的な判断ができていればというようなことを書いてましたが、らんまんでもそういう時代に突入してきているようです。
スズ子が「ラッパと私」をレッスンしていたとき、どうしても続きが聴きたくなって、笠置シヅ子さんが歌う動画を探して見ていました。
で、見てみたらこれ、先に皆さんに見せたらアカンなぁ…というレベル。
なのでやっと今日上げます。
《ラッパと私》から始まる4曲メドレー。
https://youtu.be/o-s6dWvtb1k?si=bufLOsl5kFPXQvHl
スズ子の歌って踊るさまは豪快 (下品じゃないもんっ) で、
さすがにあの当時だからいくらなんでもここまでじゃないだろう、ドラマだし誇張してるんだろうなと思うじゃないですか。
いやいやいや！
笠置シヅ子さん、すごいわ。
個人的には「ジャングル・ブギー」がグッときました♡
私は女豹！？
あーカッコイイっ！
…というわけで、週末お時間ありましたらぜひ見ていただきたいです。
で、見てみたらこれ、先に皆さんに見せたらアカンなぁ…というレベル。
なのでやっと今日上げます。
《ラッパと私》から始まる4曲メドレー。
https://youtu.be/o-s6dWvtb1k?si=bufLOsl5kFPXQvHl
スズ子の歌って踊るさまは豪快 (下品じゃないもんっ) で、
さすがにあの当時だからいくらなんでもここまでじゃないだろう、ドラマだし誇張してるんだろうなと思うじゃないですか。
いやいやいや！
笠置シヅ子さん、すごいわ。
個人的には「ジャングル・ブギー」がグッときました♡
私は女豹！？
あーカッコイイっ！
…というわけで、週末お時間ありましたらぜひ見ていただきたいです。
香淑の兄・潤哲が香淑とともに特別高等警察（特高）に連れて行かれた場面。
実際のモデルがいるのかどうか、私にはわからない。
でも、例えば孫栄健著『特高と國體の下で 離散、特高警察、そして内戦』（言視舎、2017年、https://s-pn.jp/archives/2475）について、同書の出版社である言視舎は、「ある在日韓国人一世が歩んだ壮絶な韓国・日本現代史。朝鮮の人々がなぜ日本にやってこざるをえなかったか、日本による植民地支配の内実と構造について具体的に理解できる。『治安維持法』の恐ろしさとは」などと説明している。その人は出版社に勤めていたわけではないようだが、戦前に朝鮮から渡日した人が書いた本に、こんな本があるという。
金 亨燦著『証言・朝鮮人のみた戦前期出版界: 一編集者の回想』出版ニュース社、1992年。
https://www.amazon.co.jp/%E8%A8%BC%E8%A8%80-%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%9F%E6%88%A6%E5%89%8D%E6%9C%9F%E5%87%BA%E7%89%88%E7%95%8C%E2%80%95%E4%B8%80%E7%B7%A8%E9%9B%86%E8%80%85%E3%81%AE%E5%9B%9E%E6%83%B3-%E9%87%91-%E4%BA%A8%E7%87%A6/dp/4785200537
ただ、香淑の場合は、当時の朝鮮が植民地支配下にありながらも、日本へ留学するだけの余裕があったのかなとも思う。
参考：明治大学「アジアに広がる明大山脈（留学生編）」
https://www.meiji.ac.jp/history/meidai_sanmyaku/thema/article/6t5h7p000039uypp.html
実際のモデルがいるのかどうか、私にはわからない。
でも、例えば孫栄健著『特高と國體の下で 離散、特高警察、そして内戦』（言視舎、2017年、https://s-pn.jp/archives/2475）について、同書の出版社である言視舎は、「ある在日韓国人一世が歩んだ壮絶な韓国・日本現代史。朝鮮の人々がなぜ日本にやってこざるをえなかったか、日本による植民地支配の内実と構造について具体的に理解できる。『治安維持法』の恐ろしさとは」などと説明している。その人は出版社に勤めていたわけではないようだが、戦前に朝鮮から渡日した人が書いた本に、こんな本があるという。
金 亨燦著『証言・朝鮮人のみた戦前期出版界: 一編集者の回想』出版ニュース社、1992年。
https://www.amazon.co.jp/%E8%A8%BC%E8%A8%80-%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%9F%E6%88%A6%E5%89%8D%E6%9C%9F%E5%87%BA%E7%89%88%E7%95%8C%E2%80%95%E4%B8%80%E7%B7%A8%E9%9B%86%E8%80%85%E3%81%AE%E5%9B%9E%E6%83%B3-%E9%87%91-%E4%BA%A8%E7%87%A6/dp/4785200537
ただ、香淑の場合は、当時の朝鮮が植民地支配下にありながらも、日本へ留学するだけの余裕があったのかなとも思う。
参考：明治大学「アジアに広がる明大山脈（留学生編）」
https://www.meiji.ac.jp/history/meidai_sanmyaku/thema/article/6t5h7p000039uypp.html
戦前の特高警察が在日朝鮮人運動をどのように監視し取り締まっていたかに関する歴史資料集は、この2つかなと思う。
不二出版
『特高警察関係資料集成 全30巻 別冊1』第12巻にある「5 水平運動 在日朝鮮人運動」（1992年6月）
https://www.fujishuppan.co.jp/books/history/%E7%89%B9%E9%AB%98%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%B3%87%E6%96%99%E9%9B%86%E6%88%90%E3%80%80%E3%80%80%E7%AC%AC%E2%85%A0%E6%9C%9F%E3%80%80%E5%85%A830%E5%B7%BB%E3%83%BB%E5%88%A5%E5%86%8A%EF%BC%91/
https://www.fujishuppan.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2011/11/tokkokeisatsukankeishiryosyusei.pdf
『特高警察関係資料集成 第II期 全8巻』「5 水平運動 在日朝鮮人運動」32巻
https://www.fujishuppan.co.jp/books/history/%E7%89%B9%E9%AB%98%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%B3%87%E6%96%99%E9%9B%86%E6%88%90%E3%80%80%E3%80%80%E7%AC%AC%E2%85%A1%E6%9C%9F%E3%80%80%E5%85%A8%EF%BC%98%E5%B7%BB%E3%80%80%E3%80%94%E5%BE%A9/
https://www.fujishuppan.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2011/11/tokkokesatsukankeshiryosyuse-2.pdf
不二出版
『特高警察関係資料集成 全30巻 別冊1』第12巻にある「5 水平運動 在日朝鮮人運動」（1992年6月）
https://www.fujishuppan.co.jp/books/history/%E7%89%B9%E9%AB%98%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%B3%87%E6%96%99%E9%9B%86%E6%88%90%E3%80%80%E3%80%80%E7%AC%AC%E2%85%A0%E6%9C%9F%E3%80%80%E5%85%A830%E5%B7%BB%E3%83%BB%E5%88%A5%E5%86%8A%EF%BC%91/
https://www.fujishuppan.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2011/11/tokkokeisatsukankeishiryosyusei.pdf
『特高警察関係資料集成 第II期 全8巻』「5 水平運動 在日朝鮮人運動」32巻
https://www.fujishuppan.co.jp/books/history/%E7%89%B9%E9%AB%98%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%B3%87%E6%96%99%E9%9B%86%E6%88%90%E3%80%80%E3%80%80%E7%AC%AC%E2%85%A1%E6%9C%9F%E3%80%80%E5%85%A8%EF%BC%98%E5%B7%BB%E3%80%80%E3%80%94%E5%BE%A9/
https://www.fujishuppan.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2011/11/tokkokesatsukankeshiryosyuse-2.pdf
大阪産業大学国際学部の崔誠姫准教授（朝鮮近代史、教育史、ジェンダー史）。https://www.osaka-sandai.ac.jp/fc/topics/in/12924/
崔誠姫准教授は、「虎に翼」で、寅子と一緒に法律を学ぶ朝鮮人女子留学生など、当時の朝鮮半島から日本に渡った学生について、考証として協力しているという。
https://www.osaka-sandai.ac.jp/fc/topics/in/17195/
その崔誠姫准教授が2019年に書いた著書がこれ⇒『近代朝鮮の中等教育 1920〜30年代の高等普通学校・女子高等普通学校を中心に』（晃洋書房）：https://www.koyoshobo.co.jp/book/b427619.html
また、崔誠姫准教授は、香淑や兄・潤哲の背景について、X（旧ツイッター）で解説している。特に、実際の歴史において当時の朝鮮の女子学生がなぜ日本へ留学したのか、また、ドラマでその兄妹が特高警察らしき人たちになぜ連れて行かれたのかについても言及している点が、重要だと思う。
https://twitter.com/Seonghee_CHOI/status/1787378024545153333?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet
崔誠姫准教授は、「虎に翼」で、寅子と一緒に法律を学ぶ朝鮮人女子留学生など、当時の朝鮮半島から日本に渡った学生について、考証として協力しているという。
https://www.osaka-sandai.ac.jp/fc/topics/in/17195/
その崔誠姫准教授が2019年に書いた著書がこれ⇒『近代朝鮮の中等教育 1920〜30年代の高等普通学校・女子高等普通学校を中心に』（晃洋書房）：https://www.koyoshobo.co.jp/book/b427619.html
また、崔誠姫准教授は、香淑や兄・潤哲の背景について、X（旧ツイッター）で解説している。特に、実際の歴史において当時の朝鮮の女子学生がなぜ日本へ留学したのか、また、ドラマでその兄妹が特高警察らしき人たちになぜ連れて行かれたのかについても言及している点が、重要だと思う。
https://twitter.com/Seonghee_CHOI/status/1787378024545153333?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet
日本による植民地支配下にあった、朝鮮での労働運動・反体制運動と治安維持法について。
荻野富士夫氏の著書によると、それは日本国内と比べて、「より残虐に徹底して適用された」という。
1．荻野富士夫著『朝鮮の治安維持法』六花出版、2022年。
https://rikka-press.jp/chousennochian/
2．荻野富士夫著『朝鮮の治安維持法の「現場」』六花出版、2022年。
https://rikka-press.jp/chousengenba/
治安維持法の歴史シリーズ 全6巻
https://rikka-press.jp/?s=%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%B6%AD%E6%8C%81%E6%B3%95%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2&post_type=post
荻野富士夫氏の著書によると、それは日本国内と比べて、「より残虐に徹底して適用された」という。
1．荻野富士夫著『朝鮮の治安維持法』六花出版、2022年。
https://rikka-press.jp/chousennochian/
2．荻野富士夫著『朝鮮の治安維持法の「現場」』六花出版、2022年。
https://rikka-press.jp/chousengenba/
治安維持法の歴史シリーズ 全6巻
https://rikka-press.jp/?s=%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%B6%AD%E6%8C%81%E6%B3%95%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2&post_type=post
朝鮮から日本へ来ていた留学生である崔香淑が「朝鮮へ帰る」という展開。
その前に、彼女は、大庭梅子から「お国の言葉であなたの名前を何というの？」と尋ねられ、朝鮮語（漢字とハングル）で自らの名前を砂に書いて読み上げた。
（それまで彼女は自分の名前を日本語読みで呼ばれていた）
時は1930年代の後半か？
史実では、その後、1940年（昭和15年）に朝鮮で創氏改名が実施されたという。
（これについてより詳しくは、例えば、水野直樹著『創氏改名 : 日本の朝鮮支配の中で』[岩波新書、2008年]などの本がある：https://www.iwanami.co.jp/book/b225906.html）
ドラマで彼女が「お国の言葉であなたの名前を何というの？」と尋ねられ、朝鮮語で自らの名前を書いて読み上げたことの意味を想う。
その前に、彼女は、大庭梅子から「お国の言葉であなたの名前を何というの？」と尋ねられ、朝鮮語（漢字とハングル）で自らの名前を砂に書いて読み上げた。
（それまで彼女は自分の名前を日本語読みで呼ばれていた）
時は1930年代の後半か？
史実では、その後、1940年（昭和15年）に朝鮮で創氏改名が実施されたという。
（これについてより詳しくは、例えば、水野直樹著『創氏改名 : 日本の朝鮮支配の中で』[岩波新書、2008年]などの本がある：https://www.iwanami.co.jp/book/b225906.html）
ドラマで彼女が「お国の言葉であなたの名前を何というの？」と尋ねられ、朝鮮語で自らの名前を書いて読み上げたことの意味を想う。
朝ドラ「虎に翼」 女性弁護士から熱い支持「普遍的で胸にしみる」 寅子の奮闘に8割が共感
弁護士ドットコム、5月1日
https://www.bengo4.com/c_18/n_17521/
朝ドラ「虎に翼」制作の舞台裏 「DV夫の裁判」本当にあった？ 法律考証で支える明治大・村上一博教授に聞く
弁護士ドットコム、5月2日
https://www.bengo4.com/c_18/n_17513/
「このままでは忘れられてしまう」 きっかけは危機感 40年前、ドラマ「虎に翼」のモデルを取材した京都の弁護士
弁護士ドットコム、5月21日
https://www.bengo4.com/c_18/n_17565/
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
日本初の女性、女子高生、ダークヒーロー… 三者三様の「弁護士」が 躍動する4月法曹ドラマを楽しむための基礎知識
弁護士JPニュース、5月1日
https://www.ben54.jp/news/1117
朝ドラ『虎に翼』関連展が明治大学博物館で開催中 女性弁護士誕生までの「知る人ぞ知る歴史」資料に反響
弁護士JPニュース、5月23日
https://www.ben54.jp/news/1166
弁護士ドットコム、5月1日
https://www.bengo4.com/c_18/n_17521/
朝ドラ「虎に翼」制作の舞台裏 「DV夫の裁判」本当にあった？ 法律考証で支える明治大・村上一博教授に聞く
弁護士ドットコム、5月2日
https://www.bengo4.com/c_18/n_17513/
「このままでは忘れられてしまう」 きっかけは危機感 40年前、ドラマ「虎に翼」のモデルを取材した京都の弁護士
弁護士ドットコム、5月21日
https://www.bengo4.com/c_18/n_17565/
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日本初の女性、女子高生、ダークヒーロー… 三者三様の「弁護士」が 躍動する4月法曹ドラマを楽しむための基礎知識
弁護士JPニュース、5月1日
https://www.ben54.jp/news/1117
朝ドラ『虎に翼』関連展が明治大学博物館で開催中 女性弁護士誕生までの「知る人ぞ知る歴史」資料に反響
弁護士JPニュース、5月23日
https://www.ben54.jp/news/1166
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