治療から次の結果が得られました。 無増悪生存期間の中央値はペムブロリズマブ群で10.3か月(95%信頼区間6.7から上限未達)、対して化学療法群で6.0か月(95%信頼区間4.2-6.2)だった(疾患進行または死亡のハザード比0.50、95%信頼区間0.37-0.68、P<0.001)。 ペムブロリズマブを使ったグループでは、半数の人が10.3か月以上の間、がんが進行することなく生存しました。プラチナ製剤を使ったグループでは、同様の期間が6.0か月でした。つまりペムブロリズマブを使うほうが、プラチナ製剤を使うよりも、がんの進行または死亡までが長くなりました。 副作用については次の結果でした。 [...]治療関連有害事象は全体としてペムブロリズマブ群のほうが頻度が少なく(発生した患者数で73.4% vs 90.0%)、グレード3、4、5の治療関連有害事象についても同様だった(26.6% vs 53.3%)。 プラチナ製剤のグループよりも、ペムブロリズマブのグループのほうが副作用が出た人が少なくなりました。