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【男気】 黒田博樹ガンバレ!!コミュの2016年も継続します!

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野球広島・黒田、現役続行を決意 「来年もやります」と球団に伝える

広島の黒田博樹投手(40)が、来季現役を続行する意向を固めた。8日、午前に交渉役の鈴木清明球団本部長(61)に、電話で「来年もやります」と伝えた。

前日7日夜、広島市内で交渉役の同本部長(61)と会食。約2時間30分の交渉であらためて残留要請。同本部長がカープファンの思いや、日米通算193勝で、残り7勝となった200勝の達成を訴えたという。

「魔法の言葉はないけど、そう(残留すると)答えてくれると嬉しい。金額とか条件面というより、いろんな野球の話をした。彼は思ってないかもしれないが、200勝もあるし、それでチームが盛り上がる。世の中の人がみんなやってもらいたいと思っている。それに応えてくれれば」

黒田は自宅のある米国から、11月下旬に再来日。

以降は球団行事に参加しながら、時間の許す限り頭を悩ませてきた。同月30日には現役続行か、引退か、揺れ動く胸中を吐露。「今年に入る前、野球人生最高のモチベーションで帰ってきた。最後のつもりで今まで以上に、やってきた思いがある。なかなかそれを、超えるものを探すのが難しい」と、揺れ動く胸中を隠さなかった。

球団は4日、前田健太投手(27)について、ポスティングを利用してのメジャー挑戦を容認した。これによって黒田の去就に注目が集まっていたが、その有無にかかわらず、粘り強くこれまで来季残留交渉を続けてきた。同本部長は「ホッとした気持ちと、ヨシという気持ち。中心となって引っ張ってほしい」と安心した様子だった。

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現役を続行する意向を固めた広島・黒田


[デイリースポーツ 12/8 11:50]

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野球黒田 メジャーではヤンキース時代の19億円が最高

◇広島・黒田 現役続行

広島・黒田のメジャー時代の最高年俸は最終年となったヤンキース時代14年の1600万ドル(約19億2000万円)。

次いでその前年13年の1500万ドル(約18億円)。広島からドジャースに移籍した08年は500万ドル(約6億円)だった。なおメジャー通算7年間の総額は8100万ドル(約97億2000万円)。※日本円は全て1ドル=120円で換算。

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来季も現役続行する意思を固めた黒田


[スポニチアネックス 12/9 05:42]

野球黒田が現役続行決断「やります」 来年もカープで“男気”再び…

広島の黒田博樹投手(40)が8日、来季現役を続行する意向を固めた。同日、午前に交渉役の鈴木清明球団本部長(61)に、電話で「来年もやります」と伝えた。10月7日のシーズン終了後から、来季去就に関して態度を保留。気持ちは揺れ動いたが、続行を決めた。41歳となる20年目シーズンへ、男気ストーリー第2章が始まる。

待ちに待った吉報は、正午前に電話で届いた。来季去就について黒田から、鈴木本部長の携帯電話に着信。「来年もやります」-と答えを出した。真珠湾攻撃、ジョン・レノンが射殺された12月8日。鯉のレジェンドが現役続行を決めた。

前日7日夜、黒田は鈴木本部長と今オフ初めて直接会談した。「ホッとした気持ちと、ヨシッという気持ちですね」と同本部長。広島市内の飲食店で約2時間半。

酒を酌み交わしながら野球談議に花を咲かせ、来季の残留を粘り強く要請した。

黒田は自宅のある米国から11月下旬に再来日。以降は球団行事に参加しながら、時間の許す限り頭を悩ませてきた。同月30日には揺れ動く胸中を吐露。「野球人生最高のモチベーションで帰ってきた。なかなかそれを超えるものを探すのが難しい」と明かしていた。

球団は4日、前田健太投手(27)について、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を容認。今季15勝のエースに加え、11勝の黒田が引退すれば、戦力ダウンは計り知れない。同本部長はファンの思いも代弁。「世の中の人が、みんな続けて欲しいと思っている。その思いに応えて欲しい」と訴えた。

「本人は思っていないかもしれないが、200勝という数字もある。それでチームが盛り上がる。来年はまだ優勝を狙えるという話もした。彼がやってくれることで、補強を含めてやっていきたい」

残り7勝となった200勝到達が、来季チームの士気に必要だと続けた。達成すれば大卒投手では、村山実(阪神)以来46年ぶりの偉業。チーム事情、ファンの思い、記録達成の全面支援。今年のモチベーションを超える材料となるべき“素材”を並べて交渉した。

全ての思いを受け止めた黒田は、現役続行に心を傾かせたようだ。「成績もそうだけど若い人の手本になって。大きな目標を持ちながらやって欲しいですね」と同本部長。求められるのは今季同様に数字上の活躍、精神的な支柱としての存在感だ。

プロ20目となる2016年。男気右腕が広島の街を歓喜で包む。

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来季の現役続行を決断した黒田


[デイリースポーツ 12/9 07:00]




野球日本ハム大谷、来季こそ黒田撃つ 対戦熱望も今季は実現せず「勉強になる」

来年こそ、あこがれの右腕と対決だ!日本ハム・大谷翔平投手(21)が8日、来季の現役続行を発表した広島・黒田博樹投手(40)との対戦を熱望した。

今年1月、黒田が日本球界復帰を果たした際には「勉強になることはたくさんあるのでうれしい」と笑顔で話しながら、「打席に立てば何かを感じると思う」と打者としての対戦を熱望していた。

ただ今季の交流戦では黒田の日本ハム戦登板がなかったため、対戦は実現されなかった。それだけに黒田の現役続行を「リーグは違いますけど、長くやっているというのは素晴らしいことだと思う」と歓迎し、「(対戦も)できればいいです」と頬を緩ませた。

自身は3年目の今季、15勝を挙げて最多勝や最優秀防御率を獲得するなど大きく飛躍。

11月のプレミア12でも開幕戦と準決勝の韓国戦で圧倒的な力を示しただけに、投手としての投げ合いもファンが注目するところだ。

「(投手でも野手でも)どちらでも勉強になる。1つだけでなく、いろいろな良さがあって、そういうところ(レベル)にいるんだと思う」。黒田の球種、所作、そして「男気」あふれる人柄-。悲願の優勝へ自らのレベルを押し上げるために、男気右腕のすべてを“教材”とするつもりだ。

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黒田との対戦を熱望した大谷


[デイリースポーツ 12/9 07:00]




野球大谷、黒田の現役続行歓迎 投打の「どちらでも勉強になる」

日本ハムの大谷が広島・黒田の現役続行を歓迎した。今季は投手としても、打者としても対戦機会がなく「リーグが違うけど、長くできるのは素晴らしい。(投打の)どちらでも勉強になる」と話した。

黒田とはこれまで話したことがなく「まず、どういう方なのか。いろんなところに良さがあって、あそこまでいける。これひとつというのはない」と全てを吸収したいと意欲を示した。

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取材に応じる大谷


[スポニチアネックス 12/9 07:01]




野球黒田「燃え尽きた」発言から8日 悩んで現役続行決意

【広島・黒田の去就をめぐる経過】

▼10月4日 阪神戦(甲子園)に今季最終登板。40代では2リーグ制以降最多タイの11勝目を挙げる。

▼同7日 シーズン最終戦にベンチ入りも登板なし。自身の去就について初めて言及し、「完全燃焼できた。野球をやるにしても覚悟がいるので、今の感情では決められない」と白紙を強調。

▼同15日 自宅のあるロサンゼルスに向け渡米。

▼11月27日 この日までに極秘帰国。バッテリー会ゴルフに参加し、シーズン最終戦後初めて公の場に登場。12月10日前後に結論を出すとし「自分がいくら“やりたい”と言っても、戦力になっていないと駄目。選手として戦力になれるかどうか。そこが最低条件」と話す。

▼同30日 都内で「故松原徹選手会事務局長をしのぶ会」に出席。
「心技体の心の部分が大事。野球人生最高のモチベーションで帰ってきたし、1年を終えて燃え尽きたという思いがある」と心境を吐露。

▼12月8日 来季も現役続投する意思を固め、球団に連絡。

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黒田が現役続行する意向を固めた事を表明する鈴木球団本部長


[スポニチアネックス 12/9 07:01]




野球緒方監督 黒田現役続行に「心強い」福井も「見習いたい」

黒田の現役続行の報告を受けた広島の緒方監督は「シーズンが終わって一度、食事をした時は結論を出していなかったが、こういう決断をしてくれて大変、心強い。米国に戻る前に、また食事でもしながらキャンプの合流時期などを話し合いたい」と喜んだ。

ナインも一様に歓迎し、今季先発の一角として自己最多の9勝を挙げた福井は「自分が変われたのは、黒田さんの後押しがあったからこそ。もっと勉強して、見習いたいです」と表情を引き締めた。シーズン前に黒田からツーシームを伝授された大瀬良は「まだまだ僕には引き出しが少ない。いろいろ聞いて、自分のものにしていけたら」と話した。


[スポニチアネックス 12/9 07:02]



広島黒田、現役続行「来年やります」40歳男気決断

去就に揺れていた広島黒田博樹投手(40)が8日、現役続行の意思を固めた。広島鈴木清明球団本部長(61)にこの日の午前、電話で伝えた。ファンの熱意や、あと7勝に迫る日米通算200勝、さらに前田健太投手(27)のメジャー挑戦など多くの要素が絡み、現役続行のモチベーションが高まったとみられる。男気(おとこぎ)を発揮し、来季も投手陣の中心となる活躍が期待される。

再びマウンドに戻ってくる。広島黒田はこの日午前、鈴木本部長の携帯電話を鳴らした。短い言葉に覚悟を込める。「来年もやります」。広島が、全国のファンが待ちわびた現役続行の意思表示だった。シーズン終了後から熟考した末に、41歳となる来季も広島でプレーする意思を固めた。

結論に至るまでに、気持ちは揺れ動いていた。11月27日には「考えることは考えた」と話していたが、同30日になると一転。「今年は野球人生でも最高のモチベーションで入った。燃え尽きた部分はある。

これを超えるのは難しい」と逆に振れた。決断のカギに「モチベーション」を掲げ、続行の理由を探していた。

鈴木本部長は、広島を代表して黒田に思いを伝えた。スケジュールが合わず、前日7日夜に11月下旬の帰国後、初めて膝をつき合わせた。2時間半にわたる交渉で「魔法の言葉はないけど、思っていることをすべて出した」。年俸の提示はせず、心に訴えた。「世の中の人はみんなやってほしいと思っている」。代わりのいない存在と訴えた。
思いは再び届く形となった。ファンの熱意や、エース前田のメジャー移籍が確実な状況、20代がほとんどの若手投手陣、あと7勝に迫る日米通算200勝…。多くの要素から、黒田はモチベーションを探し出したようだ。「ホッとしたというのと、よしっという気持ち」と鈴木本部長はファンの思いを代弁した。

25年ぶりの優勝を狙う来季に向け、最高の“補強"となった。松田オーナーが「投手陣の核が出来る。補強も黒田を中心にどこが足りないかを見ていける」と話せば、鈴木本部長も「成績だけではない。若手の手本になる。中心となってやってほしい」と期待。男気の波及効果も大きい。

来週中にも契約更改を行う予定。今季11勝8敗、防御率2・55の成績以上に与えた影響は大きく、推定年俸4億円からアップは確実だ。鈴木本部長も「キャリアを見ても恥ずかしくない金額を提示する」と敬意を表した。1球の重みを感じながら、黒田は再びマウンドに立つ。【池本泰尚】


[日刊スポーツ2015/12/09 08:08]
野球黒田 現役続行の理由は「責任感」 マエケン米移籍を考慮も

広島の黒田が現役続行を決めた。身を削るような思いで、以前に倍する努力を重ねた復帰1年目。その性格と、心身の機微を知り得る担当記者の立場で言えば、今季限りで現役引退する…と一定時期まで疑わなかった。正反対の決断は半面、実に“黒田らしい”とも思う。

もとより引き際を常に考え、ボロボロになるまで野球を…という発想はない。吐露した「今年が最後と思っていたし、燃え尽きたという思いがある」は本音。満身創痍(そうい)でも、自らに課した「先発で回るなら2桁勝利」のノルマを果たし、一定の達成感はあったはずだ。

最後の思いを封印し、黒田の気持ちを来季に向けさせたものは何か。

責任感が人一倍強い。カープで優勝したい…が最大理由だろう。表向きは否定するかもしれないが、前田健のメジャー移籍も無関係ではないはずだ。現役続行だけでは意味がなく、来季も戦力たり得るか…を自問自答して下した結論。言うはやすく行うは難し。再び奮い立つ覚悟を称えたい。(広島担当・江尾 卓也)

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来季も現役続行する意思を固めた黒田


[スポニチアネックス 12/9 09:13]




野球黒田が8年ぶりカープ復帰でもたらしたもの 球界全体に有形無形の効果

10月7日のシーズン終了から62日後の決断だった。来季去就について広島・黒田博樹投手(40)は8日、交渉役の鈴木清明球団本部長(61)に電話で「来年もやります」と現役続行の意思を伝えた。8年ぶりの電撃復帰から1年。男気右腕が広島にもたらした効果とは何か-を考えたい。

今季は、26試合の登板で11勝8敗、防御率2・55の成績。「最低限のノルマ」としていた10勝をクリアした。加えて中4日や、節目登板での好投、熱投。シーズン終盤は「大地(大瀬良)やザキ(中崎)の負担を、少しでも減らしてやりたい」と、首脳陣に続投志願する場面も多かった。

グラウンドでは常に闘争心を示した。10月4日の阪神戦(甲子園)。負けたら4位が確定する試合で、8回1/3を無失点と好投した。

気迫の投球以上に、球場を沸かせたのが打席での執念。三回、追い込まれてから8球、ファウルで粘った。藤浪の150キロを超える直球に食らい付き、最後は見逃し三振に倒れたが“黒田の13球”に「野手が何も感じない訳がない」と緒方監督。直後、四回の攻撃で、一気に4点を奪った場面があった。

登板した26試合、全てで「1球の重み」を体現。今季、主にバッテリーを組んだ石原も「1試合に懸ける姿勢。受けていても、見ている人も、感じるものがあったと思う。試合に入るまでの準備も、若い投手の勉強になることばかり」と言う。

今季9勝を挙げた福井はシーズン中、黒田のブルペン見学や、助言もあって飛躍を遂げた。現役続行に「今年、変われたのは黒田さんの言葉、後押しがあったから。もっと勉強して見習っていきたい」と歓迎。正捕手の座を目指す会沢も「来年は毎回、バッテリーを組めるように頑張りたい」と、レジェンド右腕から技術を吸収する意気込みを明かした。

グラウンドだけではない。ベンチ裏のルーティンも徹底する。球団スタッフは「朝、早く来てランニングや、ストレッチを欠かさない。野球に取り組む姿勢、考え方は見ているだけで勉強になる」と証言。マウンドに立つために、準備には相当な時間をかけている。球種や投球術、マウンドでの精神面など、若い選手には自身の経験、助言を惜しむことなく伝えているという。

営業面でも効果は絶大だった。広島の観客動員は、昨年が過去最多の190万4781人。今年は昨年を上回るハイペースで、初の200万人の大台を突破。

最終的に211万266人となった。グッズ売り上げも30%〜40%増が見込まれている。効果は本拠地だけにとどまらず、他球場も“黒田効果”で観客動員数を伸ばした。セ・パ交流戦では、試合開催がなかった球団から、悔しがられることもあったという。

また、各チームの強打者が対戦を心待ちにし、打倒黒田に闘志を燃やした。通称「フロントドア」や「バックドア」は打者を驚かせ、投手には新たなスタイルとして、生きる教材になった。8年ぶりのカープ復帰は球団、いや球界に有形無形の効果を生んだ。来季現役続行を決め、41歳となる2016年シーズン。黒田の男気は再び球界に、大きな影響を及ぼすことになりそうだ。(デイリースポーツ・田中政行)


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来季も広島で現役続行を決めた黒田


[デイリースポーツ 12/9 11:00]




野球広島・小窪「思わずガッツポーズ出た」

来季から選手会長を務める広島・小窪が黒田の現役続行を大歓迎した。

8日、午前中にトレーニングをした帰りに移動中の車でケータイのニュース速報を知らせる着信音があり、信号待ちの際に確認して「思わずガッツポーズが出た」という。投手と野手で持ち場は違うが、今季はその生きざまを間近で見てきた。「戦う姿勢を見習って、黒田さんみたいな思いを持ってやれば、チームは変わっていく」と力を込めた。

小窪はこの日、1600万円増の年俸4000万円で契約更改。新選手会長として「まだ不安のほうが大きいけど、チーム一丸で優勝できるように頑張りたい」と決意を新たにしていた。(金額は推定)


[東スポWeb 12/9 11:01]



野球黒田現役続行に松田オーナー安堵の表情「若手が学ぶことも多い」

広島・松田元オーナー(64)が8日、黒田博樹投手(40)の現役続行の報告を受け、安堵の表情を浮かべた。昨オフに復帰が決まった際には興奮のあまり、手にしていた紙パックの野菜ジュースを握りつぶしてしまったが、今回は会議中に鈴木本部長からジェスチャーで「○です」と知らされ「割と冷静でいられた」と笑顔を見せた。

今オフの補強を進める上で「黒田という核ができたことで、どこが足りないかを見ていく目安ができた」という現実的な利点もさることながら、松田オーナーが期待しているのは若手に与える影響だ。「黒田とともに何かをすることで学ぶことも多いのではないか。

かつて大野が江夏さんからキャッチボールの大切さを学んだように、大瀬良も今後、中心になっていこうと思うなら、引っついてやれば勉強になる」と声を大にした。


[東スポWeb 12/9 11:10]



野球広島・黒田の現役続行に巨人スコアラーが喜んでいる理由

広島の黒田博樹(40)が来季も現役を続行することで、ライバル巨人の中には意外にも喜んでいる人間が多い。

まずはエースの菅野智之(26)である。対戦相手は好投手の方が燃えるタチ。今季は「一番意識する」と言う広島のエース前田と4度対戦し、3勝1敗と勝ち越した。前田は来季、米大リーグ挑戦が決定。その代わりになるのが黒田の存在だ。

菅野にとっては、憧れを通り越して崇拝する投手。黒田がヤンキースで活躍していた頃の著書を熟読し、参考にしていたという。巨人に入団当初は「投球の考え方とか日本(広島)とメジャー(ヤンキース)で同じでは通用しないと(黒田の)本に書いてあった。黒田さんは日本でも実績を残している。

自分の投球スタイルをガラッと変えるのは難しいのに、考え方がすごい」と目を輝かせながら話していたものである。

今夏、原前監督に推薦されて出場した球宴で、黒田と初めて言葉を交わした。興味があるメジャー時代の調整法やトレーニング法などを質問攻めにし、快く答えてくれたと感激していた。

今季は実現しなかった「直接対決」の可能性も出てくるから万々歳なのだ。

巨人のスコアラー陣も喜んでいる。

「打倒・黒田を掲げた原前監督の意向で春から密着。綿密にデータを集めて分析したのに対戦はわずか2試合。1勝1敗、防御率1.15に抑えられた。中には不完全燃焼だったスコアラーもいたでしょう。これで蓄積したデータを来年生かせます」(球団関係者)

テレビ局サイドもニンマリだ。
今季、東京ドームでの登板は1試合。この時は4万3000人ほどで、急激に観客が増えたわけではないが、テレビの視聴率となると別。日本テレビ関係者は「復帰試合が広島地区で約35%、瞬間最高が40%なんて最近の野球中継では驚異的。来年こそ巨人戦で多く投げて欲しい」と期待を寄せる。

一方で歯ぎしりさせられそうなのは1学年下の高橋由伸新監督(40)だろう。老獪な投球に来季も打線が翻弄されるようなら、メジャー移籍前に通算.303、31打点、13本塁打の「黒田キラー」といわれた自身が「打席に入りたい」とヤキモキさせられる日がくるかもしれない。

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現役続行を決めた黒田(C)日刊ゲンダイ


[ゲンダイネット 12/9 11:59]




野球大下剛史氏「黒田の生きざま、思いを選手のみならずフロントも酌んでほしい」

去就が注目されていた広島・黒田博樹投手(40)が来季も現役を続行することが決まった。広島OBで本紙専属評論家の大下剛史氏(71)は「よう残ってくれた」と黒田をたたえた。

【大下剛史・熱血球論】黒田よ、よう残ってくれた。まずはOBの一人として感謝したい。米ロサンゼルスに家族を残しての単身赴任で、いろいろと葛藤もあっただろうが、チームのことを考えればいい決断をしてくれたと思う。

カープが好きで、カープファンを大事にしている黒田だけに、前田がメジャーへと羽ばたくことになった状況で、自分までもがチームを去るわけにはいかないとの思いもあったのだろう。

8年ぶりに復帰し、いい悪いは別にして、以前とは違うチームになっていたことを痛切に感じていたはずだ。それをいちいち言葉にして言うタイプではないが、今季のプレーにはそうした思いが詰まっていた。

何度となく利き手である右手を出して打球を止めようとしていたのも、その表れ。勝負の世界に生きるということは、体を張って、命懸けでプレーすることが大事なんじゃないかという黒田なりのメッセージだったとも受け取れる。

優勝を期待されながら、今季の広島は終盤の息切れで4位に終わった。Aクラス入りを果たせなかった要因は精神面の弱さであり、勝つことに対する執念の差だった。黒田はそれを痛切に感じていたのではないだろうか。

これが黒田にとっては“最後のご奉公”になるかもしれない。本人も力の限界を感じていることだろう。しかし、やると決めたからには全力を尽くすのが黒田という男だ。その生きざまや仕事に対する責任感を背中で示したいという男気右腕の思いを、若手選手のみならず球団フロントもくんでほしい。(本紙専属評論家)


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何度となく利き手である右手で打球を止めにいったのは、黒田なりのメッセージだった


[東スポWeb 12/9 16:10]




野球広島・黒田が現役続行を決めた男気な理由

去就が注目されていた広島・黒田博樹投手(40)が来季も現役を続行することが決まった。8日、交渉役の鈴木清明球団本部長(61)に「来年もやります」との連絡が入った。

契約更改交渉は来週以降にも行うという。球団はエースの前田健太投手(27)のポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を容認したばかりで、男気右腕の決断にはひと安心だ。

最後まで黒田は悩んでいた。今季は8年ぶりにメジャーから復帰し、40歳という年齢をものともせず11勝(8敗)をマーク。防御率2・55と変わらぬ安定感を見せつけ、日米通算200勝まであと7勝と迫った。しかし黒田は、11月末に「心技体の心の部分が大事。体を動かすのも気持ち。今年はモチベーションが高かっただけに、それを超えるものを探すのは難しい」と発言。自らを奮い立たせるものを模索していることを明かした。

前日7日には鈴木本部長と約2時間にわたって今オフの補強や来季の展望といった踏み込んだ話し合いも行ったという。エースの前田に対してポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を容認した状況で、球団の“本気度”を確認しておきたかったのだろう。それを踏まえての「来年もやります」との決断だった。

球団にとってはホッとひと安心だ。今季15勝の前田ばかりでなく、黒田までも抜けるとなれば一大事。
即戦力の呼び声も高いドラフト1位の岡田明丈投手(22=大商大)と同2位・横山弘樹投手(23=NTT東日本)が入団し、新外国人投手の獲得を目指しているとはいえ、そう簡単に26勝を埋めることはできない。なにより黒田というカリスマを失うことは、数字では計り知れない損失となるところだった。連絡を受けた鈴木本部長が「ホッとしているのと『よしっ!』という思い」と話したのは偽らざる本音だろう。

早ければ来週にも契約更改交渉が行われる。球団側は「キャリアを見ても恥ずかしくない金額を提示したい」(鈴木本部長)としているが、黒田が現役続行の意思を先に伝えたのは、年俸よりも重視していることがあるからこそ。もちろんそれは、日米通算200勝という個人記録でもない。

鈴木本部長は「(決断まで)1か月以上も考えてくれた。やる以上は大きな目標(優勝)を持ってやってくれるでしょう」と期待を込めた。新入団選手も含めてナインから「黒田さんから学びたい」との声はよく聞かれるが、残された時間はそう多くない。男気右腕の決断を生かすも殺すも選手、フロントを含めたチームとしての本気度次第だ。

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来季も男気・黒田が赤ヘルを支える

[東スポWeb 12/10 05:57]

野球福留、黒田攻略に意欲 今季1勝5敗も自身は好相性「チームとして」

阪神の福留孝介外野手(38)が9日、岐阜県大垣市内のゴルフ場で「がんばろう東北!東日本大震災復興支援 山崎武司チャリティーゴルフコンペ2015」に参加。前日に現役続行が決まった広島・黒田の攻略に意欲を見せた。

「広島に残るということだけど嫌とばかりは言ってられない。今年やられた分、来年どういう風にして返していくか。個人だけでなくチームとして考えてやっていかなきゃ上にはいけない」

今季チームは黒田にやられっぱなしだった。4勝を献上し、対戦した6試合は5敗1分け。そんな中で福留は18打数6安打(打率・333)、1本塁打、2打点と気を吐いた。日米通算でも139打数46安打(打率・331)5本塁打、15打点と好相性を誇り、「黒田さんから点を取ってないというわけではない。自分たちがミスをすれば負けてしまうということ。そういうことをしないのが大切」と苦手意識は全くない。

藤井氏が引退し、来季は鶴岡とともに野手最年長となる。自覚十分の男は若手にも向上心を求めた。「上の人間がしっかり若手を引っ張り、逆に若手が上の人たちを抜くという気持ちを持ってくれればいい」。もちろん、自らは若手に負けないパフォーマンスを見せつけるつもり。来季も打倒・黒田のキーマンとなるのは間違いない。(柳澤 元紀)


[スポニチアネックス 12/10 07:00]



オリD2・近藤、恩人コイ黒田と「日本シリーズで投げ合いたい」

 オリックスは9日、大阪市内のホテルでドラフト2位指名・近藤大亮投手(24)=パナソニック=と契約金8000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ。背番号は「20」。晴れてプロの一員となった近藤大は現役続行を表明したばかりの広島・黒田博樹投手(40)と「日本シリーズで投げ合いたい」とデッカイ目標を設定。実は男気の右腕とは、深い結びつきがあった。

 偶然か、運命か。広島のレジェンドが来季現役を発表した翌日に、誰よりも黒田に憧れ、目標にしてきた近藤大がプロの契約書にサインした。

 「現役続行はきのう、ニュースで知りました。すごくうれしかったです。来年、日本シリーズで投げ合えるように努力したい」

 ドラフト2位指名、24歳の夢がどんどん飛躍したのには理由がある。大阪で生まれた近藤少年が腕を磨いたオール住之江の監督は黒田の父・一博さん。その関係で、10年前、当時も広島で活躍していた黒田が練習に来た。中学2年だった近藤大が「生まれて初めてナマで見たプロ野球選手」が黒田だった。

 「左足を前に出せ!」

 レジェンドとの会話はそのひと言だけだった。黒田と会ったのはその一度きり。耳の残るワンフレーズがいまも“座右の銘”だ。「当時はフォームがバラバラだったんでしょうね。いまでもその言葉を意識しています」。憧れの人の教えが、プロ野球選手にまで成長した近藤大の原点。だからこそ、投げ合いたい。

 この日の仮契約で12球団のドラフト指名選手はすべて契約完了。つまり近藤大は大トリ。内匠スカウトによると「双方の都合などを調整して、9日になっただけ」だったが、近藤大にとっては最高のタイミングで晴れの日を迎えたわけだ。

 「先発でも、抑えでも、与えられた場所で投げるだけ。目標は新人王です」

 フル回転したその先に、恩人との再会、投げ合いが実現すれば、もう言うことはない。


[サンケイスポーツ 12/10 07:10]



野球大瀬良 現役続行の黒田とリベンジマッチ!安打数勝負「打席でも本気」

再戦の舞台は整った。広島・大瀬良大地投手(24)が9日、マツダスタジアム内で契約更改交渉を行い、今季年俸から1100万円アップの4600万円(金額は推定)でサイン。

前日8日に来季の現役続行を決めた黒田博樹投手(40)に再び、安打数勝負を挑むことを明かした。今季は黒田の3安打に対し、無安打だった大瀬良。投手陣の軸になるためにそして自らを助けるために打撃力を磨く。

決着はまだ付いていない。大瀬良は再び、男気右腕にプライドを賭けた勝負を願い出た。

「負けましたね…と言いに行ったら“もしオレが来年(現役を)やるなら、来年もやろう”と言って頂いた。しっかりオフにバッティングの練習をしておきたい」

投球術だけではなく、打撃力も磨く。昨年の新人王は本気だ。

発端は今年3月まで、さかのぼる。マツダスタジアムでの練習中、大瀬良が黒田に「今季の安打数で勝負、お願いします」と持ちかけ。

黒田も「いくら打撃に自信がなくても、言われた以上は受けないと」と呼応した。注目の結果は黒田の3安打に対し、大瀬良はシーズン途中から中継ぎに配置転換されたこともあり無安打。今季通算22打数無安打は黒田との勝負を抜きにしても、不本意な成績だった。

8日に黒田が来季の現役続行の意思を球団側に伝達。「やってくれ、やってくれと思いながら待っていました。うれしいです」と満面の笑顔だった。沖縄キャンプ中から技術面、精神面での貴重なアドバイスを受け、自らの血肉としてきた。まだ学ぶものは多い。

「黒田さんが最後まで投げたいと言っていたのを聞いて、心を打たれた。僕も中継ぎを助けられる投手になりたい」

メジャー移籍が確実な状況となっている前田健とも球場内で顔を合わせ「来年以降は、お前が中心となってやっていかないとダメだ」と激励された。先発に戻る来季はエースの穴を埋め、投手陣の軸となる活躍が求められる。「200イニングは投げたい。15勝するつもりで頑張っていきたい」と自覚は十分だった。

打撃力向上は自らの投球も助ける。今季、前田健は62打数12安打の打率・194、1本塁打を含む5打点をマーク。黒田も打率・064ながら、6犠打を決め、攻撃に貢献した。「黒田さんは投げるだけじゃない。打席でも相手に本気で向かい合っている」。

希望はスーツ。

気迫を見習い、安打数を超え“ご褒美”をねだりに行く。(桜井 克也)

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年俸アップと黒田残留、2つの“プレゼント”を受け取った大瀬良


[スポニチアネックス 12/10 08:45]

広島の黒田、来季も現役続行! 日米通算200勝へはあと7勝

 広島の黒田博樹投手(40)が8日、来季も現役を続行する意向を球団に電話連絡した。鈴木清明球団本部長が発表した。

 前日7日夜、広島市内で同本部長と2時間半にわたって会食し、改めて残留要請を受けた。日米通算193勝で200勝は目前。ファンからの現役続行を希望する声も強かった。

 11月下旬に帰国し、来季もマウンドに上がる体力、精神力があるかを自問自答し、「今年は最後のつもりでやってきた。それを超えるものを探すのが難しい」と話していたが、最終的に周囲の声に応えて翻意した。

 広島は前田健太投手(27)がポスティングシステムでの大リーグ移籍を容認。黒田の存在感は高まるばかりだった。

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広島・黒田博樹投手


[夕刊フジ 12/08 17:00]




「燃え尽きた」シーズンを経てなお、黒田博樹が現役続行を選択した理由。

 プロ19年目のシーズンに、前田健太、ジョンソンに次いでチーム3番目となる11勝を挙げた黒田。2月には41歳となる。

 正直、引退すると覚悟していた――。

 黒田博樹の去就が明らかとならないまま12月を迎えた。
「広島残留か、米国復帰か」ではない。選択肢は「現役続行か、引退か」――。

 今年を最後のシーズンとばかりに燃え尽きようとしていた姿は、引退へと傾いているように感じられた。

 黒田はシーズン中、準備段階から他の投手とは異なる熱を帯びる。

 メジャー時代から続ける、打者の特徴や自身の配球と結果を記した「黒田ノート」を日本でも継続。スコアラーに積極的に情報を聞きながらペンを走らせる。

 登板日が近づけば、臨戦モードに切り替える。勝利への強い執念が感じられる言動に、球団内部の人間も「登板日が近づくと僕らでも話しかけにくい。登板前日からは(話しかけるのが)無理です」と明かす。
 勝利への執念はマウンド上でもたびたび見られた。


 8月18日の中日戦では、平田の頭上を抜けそうなライナー性の強い打球に右手を伸ばし、ボールが手のひらを直撃。一度ベンチで治療を施してマウンドに戻るも、まだ右手は痙攣していた。結局4回まで投げた。打席ではバットを振ることさえできなかった。

 中日戦から登板2試合目のDeNA戦でも右手を出した。専門医による診断に問題はなかったが、「そうは簡単にやめさせてくれないね」と、冗談とも本気とも取れるコメントを残した。

 気力が40歳の体を支えた。
「誰かがやらないといけない。この時期、痛いとかかゆいとか言っていられない」と、シーズン終盤の9月には中4日で2回先発。大事

 中4日で2回先発。大事な9月以降、6試合に先発して3つの白星を積み重ねた。右足くるぶし炎症など2度の登録抹消もあり、まるで最後の力を振り絞っているようだった。

 さらに8回1/3、126球を投げた10月4日の阪神戦から、中2日で最終戦のブルペン待機を直訴した。登板機会はなかったが、仮に登板してケガで引退を余儀なくされても本望だったのだろう。

 8年ぶりに復帰した日本で黒田が残した成績は、26試合(169回2/3)11勝8敗、防御率2.55。
 数字だけを見れば、誰も現役を引退するとは思わない。反対にこれだけの成績を残して引退は不自然だ。「広島残留か、米国復帰か」という勘違いも不思議ではない。

 ただ、黒田博樹という人間はそんな物差しで測れるような男ではない。何せ、昨年20億円超のオファーを蹴って、年俸1/5の古巣に帰ってきた男だ。
「やっぱり苦しかった。自分なりに完全燃焼できた。充実した1年だった」

 シーズン最終戦終了後、黒田が胸の裡を吐露し、さらにこう続けた。
「(来季について)こればかりは今の感情で決めるのは難しい。いったん、ゆっくり体を休めてから考えたい。毎年そういう形で決めているので。野球を続けるにしても、それなりの覚悟がいる」

“にしても”に、引退に傾いていた心情が窺える。
 実際に後日、「燃え尽きた思いがあった。すぐに答えを出すのが怖かった」と振り返った。この1年にすべてをかけ、全精力を注ぎこんできたからこその言葉だった。

「来年やるにしても心の部分が大事になる。体を動かすのも気持ち。今年はなりふり構わぬ気持ちでマウンドに立った。来年同じ気持ちで立てるのか。(燃えるものを)探している」

 黒田を現役続行へ突き動かすのは、心。
 今季は「野球人生で最高のモチベーションで帰ってきた」。来年、奮い立たせるものは何か。本当に求められるだけのパフォーマンスを見せられるのか。気持ちは振り子のように揺れた。

 41歳となる来季への自信はない。毎年そうだった。不安をつぶしながら、新しいシーズンへ向けて気持ちとモチベーションを高めてきた。

 年俸や個人記録は大きな問題ではない。ともに戦った仲間からも「来季も一緒に」という言葉をもらった。球団からも慰留された。広島には、待ってくれている人がいる。

 目を瞑ると浮かんでくる。360度、真っ赤に埋め尽くされたマツダスタジアムから注がれる大歓声。自分の投球1球1球に熱狂し、そして歓喜する。1年前の決断は間違っていなかったと感じさせてくれる、1球の重みがあった。

 12月8日。前日の交渉を経て、黒田は広島の鈴木清明球団本部長に電話を入れた。

「来季もやります」

 シーズン最終戦から62日目。黒田が出した答えだった。

 まだ明確な理由はないかもしれない。ただひとつ、黒田博樹が再びマウンドに立つということだけははっきりしている。
【関連コラム】


[Number 12/10 15:00]
野球広島・黒田極秘始動!来季へ着々…サンフレ日本一観戦から刺激

広島の黒田博樹投手(40)が10日、極秘でマツダスタジアムを訪れ、球団トレーナーのメディカルチェックを受けた。来季の現役続行を表明した翌9日も同所で体を動かしており、万全の状態で来季開幕を迎えるための準備を着々と進めている。

誰もが待った吉報から2日。この日、黒田は午前中にジャージー姿でマツダスタジアムを訪れた。帰り際に「トレーナーに(体を)チェックしてもらっただけ」と多くは語らず、笑顔で車に乗り込んだ。

球団関係者によると、前日9日も同所で体を動かしたという。去就が未定だった11月下旬には「トレーニングに身が入らない」と苦笑いしていたが、現役続行を決断したことで、本格的に動き出した形だ。

8日に自らの意志を球団に伝えた。

「来年もやります」。

シーズン終了から現役続行と引退のはざまで悩みながら、球団の粘り強い残留要請に心を動かされた。

日本一に刺激を受けたのかもしれない。5日にエディオンスタジアムを訪れ、広島対G大阪のJリーグチャンピオンシップファイナル第2戦を観戦した。「寿人さん(佐藤)が黒田さんの登板日に見に来たお返しに、応援に行ったと聞きました」と別の球団関係者。紫に染まったスタンドと選手が一体となり、手にした3度目の栄冠が、右腕の心を響かせたか。

契約更改交渉は来週以降に行われる予定。あと7勝に迫った日米通算200勝の先に、チームの悲願が待つ。41歳となるプロ20年目のシーズンへ、黒田が踏み出した。

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球場施設でトレーニングを行った黒田

[デイリースポーツ 12/11 09:00]




野球現役続行表明で企画続々 広島が仕掛ける「黒田ビジネス」

球団随一の人気商品(C)日刊ゲンダイ

1年限りの限定商売だ。

来季の現役続行が決まった広島の黒田(40)。鈴木球団本部長は去る8日、「本人から連絡があった。契約更改? 彼のキャリアを見ても恥ずかしくない額を提示する」と明言した。

今季は11勝8敗、防御率2.55。成績以上に黒田の存在はカープファンを沸き立たせ、球団の商売に大きく貢献した。現在の年俸4億円からアップは確実。「1億円アップの5億円になるのでは」といわれている。

しかし、悩み抜いて現役続行を決断したように、黒田が来季限りで引退するのは間違いない。今季故障した右肩、右足首も完治していないという。

地元のマスコミ関係者は「商魂たくましい広島のこと、黒田を使った大掛かりなビジネスを展開するはずです」と、こう話す。

「マエケンのポスティングで約24億円が入るとはいえ、球団経営には山ほどカネがかかる。何とか黒田の現役最終年を商売につなげたいはずです。例えば、登板日は土日を避けて客入りの悪い平日にする。来季限定の黒田グッズも、山ほど企画されているはずです」

■キャンプ中に41歳の誕生日が

広島の球団グッズは、他に例を見ない奇抜さで知られている。何せ、広島在住のけん玉職人に発注したカープ限定けん玉を1万4000円で販売。限定100個ながら、あっという間に売り切れた。黒田グッズにしても、レプリカユニホームの増産といったありきたりなことで収まるはずがない。

「事実上の親会社であるマツダから、黒田モデルの真っ赤な高級車が限定販売される可能性もゼロではない。

キャンプ中の2月10日は黒田の誕生日なので、応援ツアーが組まれたり、『黒田とキャッチボールが出来る観戦チケット』や、カープ女子向けに『黒田と球場1日デート券』などが販売されるかもしれません」(前出の関係者)

広島が何を仕掛けてくるか。開けてビックリ玉手箱だ。


[ゲンダイネット 12/11 09:26]
野球黒田 来季開幕投手候補に浮上 畝投手コーチ「可能性は十分ある」
現役続行を決断した広島・黒田博樹投手(40)が来春3月25日、DeNAとの開幕戦(マツダ)に先発する可能性が浮上した。畝龍実投手コーチが11日、開幕投手候補に挙げ「十分ある」と明言した。実現すればドジャース在籍時の09年以来7年ぶり、日米通算7度目。41歳1カ月15日での登板は、大野豊(本紙評論家)の42歳7カ月に次ぐ年長記録となる。現役20年目、大役は果たして――。

決して仰天プランとは言えまい。その実績、実力を考えれば十分に現実味のある話だ。畝投手コーチが来季の開幕投手に言及。「ジョンソンか大瀬良か福井か…」と名前を列挙し、来季の現役続行を決めた黒田も候補の1人として挙げた。

「黒田の可能性は十分ある。開幕投手がいなくなるわけだから、誰にもチャンスがある。皆で獲りにいってほしい」

3月25日のDeNA戦(マツダ)。
黒田が当日に先発を務めれば、ドジャース時代の09年以来、広島では5年連続で務めた03〜07年以来9年ぶりで、日米通算7度目の大役となる。41歳1カ月15日での登板は、広島の先輩・大野豊(本紙評論家)の42歳7カ月に次ぐ球界2番目の年長記録だ。畝投手コーチは続ける。

「(黒田本人は)ピークは開幕じゃなく、シーズン中盤から終盤と言っていたけど、MAXで入って来てくれたしね」

開幕3戦目の今春3月29日、ヤクルト戦(同)が記憶に新しい。黒田は「状態をピークに持っていくのは夏場以降」と言いながら7回を5安打零封し、復帰緒戦を鮮やかな白星で飾ってみせた。

こうした実績、登板試合に向けての責任感の強さが、開幕投手候補たらしめる根拠でもある。

実際、畝コーチの「皆で(開幕投手を)獲りにいって…」発言は若手を対象にしたものであり、黒田に任せる場合は本人と相談した上での指名だろう。現状の本命は昨季14勝を挙げ、最優秀防御率に輝いたジョンソン。ただ、その仕上がり次第では、ベテランに7度目の舞台がありそうだ。

「よく残留を決めてくれた。大きいよ。“来年も頼むゾ”と伝えた。軸になり、黒田の戦う姿を背中で皆にまた見せてほしい。(今季は)右足や右肩に不安があったけど、来年は(不安のない)違う形になると思う」

ここ6年のうち、5度に渡って開幕投手を務めたエース・前田健はメジャー移籍が確実。

その一方で、大黒柱の黒田が20年目となる来季の現役続行を決断した。諸手を挙げて喜び、期待感を隠さない畝コーチ。百戦錬磨の右腕が華やかな開幕の舞台に立つなら、ファンは大喜びに違いない。 (江尾 卓也)

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広島の黒田


[スポニチアネックス 12/12 05:34]
野球広島・黒田「41歳」開幕投手あるぞ!マエケンの穴…最有力候補に浮上

あるぞ41歳、開幕投手-。広島の黒田博樹投手(40)が11日、来季開幕投手の最有力候補に浮上した。畝龍実投手コーチ(51)は「十分に可能性がある」と言及。ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指す前田健太投手(27)の退団は確実で、来季の開幕投手は“空白”な状況だ。黒田がその大役の座を担えば、2007年以来9年ぶり6度目。不惑の男気右腕が来季の鯉投手陣を引っ張る。

来季の現役続行を決めた黒田に、大役を任せる可能性が浮上した。来季の開幕投手について、畝投手コーチは「黒田?その可能性は十分にあるよ」と言及。米大リーグ移籍を目指す前田の穴は、来年2月に41歳となる男気右腕が埋めるかもしれない。

黒田は8日、鈴木清明球団本部長(61)に「来年もやります」と電話で伝えた。畝投手コーチはこの一報を受け、黒田に「来年も頼むぞ」と電話で激励したという。

「すごく大きい。核になってくれる人がいないと。よく(続行を)決めてくれたよ」

今季は開幕3試合目、3月29日のヤクルト戦(マツダ)に登板。8年ぶりの日本球界復帰、メジャー調整などを考慮されていたが、「(黒田に)シーズン終盤を考えながら…と言っていたけど開幕からMAXで入ってきた」と畝投手コーチ。その言葉通り、7回5安打無失点の好投で復帰後初勝利を手にした。

今季は右足首痛、右肩痛に悩まされながら、26試合で11勝8敗。防御率2・55の成績を残した。「後半は追い込んで中4日もやった。肩、足の不安もあったが(来年は)違う形でしっかりローテを守ってくれる」と畝コーチ。最後の2試合で2勝したように体力面に不安はなく、41歳の来季は今季以上の成績を期待してしまう。

もちろん黒田以外の投手にも可能性はある。「今年まで開幕投手を務めた投手がいなくなる。みんなで争ってほしい」。本命のジョンソンに加え、福井、大瀬良も候補。若手2人の奮起に期待した上で「調子を見ながら決めていく」。春季キャンプ、オープン戦と状態を見極めながら、最善の策を練っていく。

黒田はこの日、マツダに姿を見せなかったが、開幕投手が実現すれば2007年以来9年ぶり6度目となる。40代の開幕投手は、1998年に42歳の史上最年長で務めた大野豊(広島)以来球界ではいない。

だが黒田には日米通算193勝の実績、過去5度の経験がある。来季開幕は3月25日DeNA戦。来季チームの命運は、男気右腕が握る。

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来季の開幕投手を務める可能性が出てきた黒田


[デイリースポーツ 12/12 07:00]




野球三浦“マサ道”引き継ぐ 広島・黒田と40歳代対決にも意欲

DeNAの三浦大輔投手(41)が、50歳で現役を引退した中日・山本昌投手の道を引き継ぐ決意を示した。



来季は現役最年長選手となる右腕は25日に42歳になるが「2桁勝てると思うし、自信もある」と09年以来の大台を見据える。さらに、来年2月に41歳となる広島・黒田との先発対決についても「巡り合わせはあるけど、頑張っていればね」と語った。実現すれば07年7月7日(広島)以来で、40歳代投手の先発対決は過去4度しかない。



スポニチアネックス [12/13 07:44]



野球解説者の張本勲氏(75)が13日、レギュラーコメンテーターを務めるTBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)の人気コーナー「御意見番スポーツ」



国内では広島・黒田博樹投手(40)が8日に現役続行を表明したことを歓迎し、「良かったね〜。(広島は)前田健がいなくなるわね。黒田が(引退して)いなくなると、カープは困りますよ」と感想。広島は9日にエース・前田健太投手(27)のポスティングシステムによる大リーグ移籍を申請。黒田が引退の道を選んでいた場合、2枚看板が抜ける来季の投手事情が懸念されていた。


[デイリースポーツ 12/13 14:53]
【赤坂英一「赤ペン!!」】広島の黒田(博樹=40)がようやく現役続行を決断した。

 本人は最近まで悩んでいたようだが、最初からひとつだけはっきりしていたことがある。今年で引退しなければならないほど、ボロボロになってはいなかったということだ。心身ともに限界に達しているなら、とうの昔にユニホームを脱いでいたに違いない。

 シーズン後半、黒田にインタビューする機会に恵まれ、今年限りで引退する可能性があるのか、率直に聞いてみた。すでに2度登録を抹消され、そろそろ去就が注目され始めていたころである。

「(引退する)可能性はありますし、やめることはいつも考えています。投げるたびにこの試合が最後になるかもしれないと、そう思ってマウンドに上がってますから」

 実に黒田らしい真摯な回答だったが、だからといって本当に引退するとは私には思えなかった。理由は単純、黒田の投球は燃え尽きそうな投手のそれではなかったから。

 例えば6月30日、東京ドームでの巨人戦。今季最多の118球を投げ、日本球界復帰後初の完封勝利を目前にしながら、9回に逆転サヨナラ負けした直後、黒田はこれも復帰後初めて取材を拒否し、球場を去った。そののちに語ったセリフが、「あんな負け方をしたということは、それだけ力が衰えているから。新たな鎧(よろい)を身につける必要性を感じました」である。

 衰えは感じても、限界を悟った選手の言葉ではなかった。少なくとも、気持ちは切れていない。そのことを証明するかのように、シーズン終盤は自ら首脳陣に登板間隔を詰めるよう直訴。2試合連続の中4日、中5日の先発をものともせず相手に競り勝って、10月7日の最終戦までCS進出の望みをつないでいる。

 万全には程遠い状態なのに、よく投げ続けられますねと聞くと、「いまはそういうぜいたくを言っていられる状況ではない。とにかく最後まで全力を尽くすだけ」と、これも実に黒田らしいコメントが返ってきたものだ。

 今季の最後まで全力を尽くしたのなら、自分の現役生活でも最後まで完全燃焼してもらいたい。もし来年のシーズン中に投げられなくなり、突然引退を表明しても、黒田の決断ならファンは受け入れるはず。あと7勝と迫った日米通算200勝の達成も楽しみではあるが、何より黒田が本当の限界まで死力を振り絞る姿を見たいと切に願う。


[東京スポーツ新聞社2015.12.09]

黒田に開幕投手候補に浮上も…ファンは賛否両論の声

 現役続行を決断した広島・黒田博樹投手(40)が来春3月25日、DeNAとの開幕戦(マツダ)に先発する可能性が浮上した。畝龍実投手コーチが11日、開幕投手候補に挙げ「十分ある」と明言した。実現すればドジャース在籍時の09年以来7年ぶり、日米通算7度目。41歳1カ月15日での登板は、大野豊(本紙評論家)の42歳7カ月に次ぐ年長記録となる。現役20年目、大役は果たして――。

 決して仰天プランとは言えまい。その実績、実力を考えれば十分に現実味のある話だ。畝投手コーチが来季の開幕投手に言及。「ジョンソンか大瀬良か福井か…」と名前を列挙し、来季の現役続行を決めた黒田も候補の1人として挙げた。

 「黒田の可能性は十分ある。開幕投手がいなくなるわけだから、誰にもチャンスがある。皆で獲りにいってほしい」

 3月25日のDeNA戦(マツダ)。黒田が当日に先発を務めれば、ドジャース時代の09年以来、広島では5年連続で務めた0307年以来9年ぶりで、日米通算7度目の大役となる。41歳1カ月15日での登板は、広島の先輩・大野豊(本紙評論家)の42歳7カ月に次ぐ球界2番目の年長記録だ。畝投手コーチは続ける。

 「(黒田本人は)ピークは開幕じゃなく、シーズン中盤から終盤と言っていたけど、MAXで入って来てくれたしね」

 開幕3戦目の今春3月29日、ヤクルト戦(同)が記憶に新しい。黒田は「状態をピークに持っていくのは夏場以降」と言いながら7回を5安打零封し、復帰緒戦を鮮やかな白星で飾ってみせた。こうした実績、登板試合に向けての責任感の強さが、開幕投手候補たらしめる根拠でもある。

 実際、畝コーチの「皆で(開幕投手を)獲りにいって…」発言は若手を対象にしたものであり、黒田に任せる場合は本人と相談した上での指名だろう。現状の本命は昨季14勝を挙げ、最優秀防御率に輝いたジョンソン。ただ、その仕上がり次第では、ベテランに7度目の舞台がありそうだ。

 「よく残留を決めてくれた。大きいよ。“来年も頼むゾ”と伝えた。軸になり、黒田の戦う姿を背中で皆にまた見せてほしい。(今季は)右足や右肩に不安があったけど、来年は(不安のない)違う形になると思う」

 ここ6年のうち、5度に渡って開幕投手を務めたエース・前田健はメジャー移籍が確実。その一方で、大黒柱の黒田が20年目となる来季の現役続行を決断した。諸手を挙げて喜び、期待感を隠さない畝コーチ。百戦錬磨の右腕が華やかな開幕の舞台に立つなら、ファンは大喜びに違いない。(江尾 卓也)


[広島カープブログ2015.12.14]
野球広島・新井、黒田とVタッグ!メールに感激、果たせなかった夢来季こそ…

広島の新井貴浩内野手(38)が14日、来季こそ現役続行を決めた黒田博樹投手(40)とともに優勝へ導くことを誓った。この日は大阪市内で、来年1月18日放送のMBSのバラエティー番組「痛快!明石家電視台」の収録に、弟の阪神・新井良太内野手(32)と参加。エース前田のメジャー移籍は濃厚だが、黒田とともにチームを引っ張る。

待ちに待った朗報が届いた。「来年もよろしく」。携帯電話に届いた一通のメール。送り主は黒田だった。「来年もやると聞いた時は、本当にすごくうれしかった」。新井は来季も同じユニホームで戦える喜びを、しみじみと感じていた。

今季は黒田とともに、8年ぶりに古巣に復帰した。
昨季阪神では代打が主だったが、移籍した広島では主軸としてチームを引っ張り、125試合に出場。規定打席到達者の中でチームトップの打率・275をマークした。黒田もローテの軸として11勝をマーク。悲願の優勝を果たせず、Aクラス入りを逃したが、ベテラン2人の存在は際立っていた。

巻き返しを目指す来季。だが前田はポスティングシステムを利用してのメジャー移籍が濃厚だ。そしてシーズン直後は黒田も現役続行を迷っていた。2人の柱が抜けるのはチームにとっては痛い。それだけに黒田の残留は心からうれしかった。

ただ黒田は来年2月で41歳。これから黒田と一緒にプレーできる1試合1試合が貴重になる。

「黒田さんが現役としてユニホームを着てる時はもう少ししかないと思うんで、若い選手には吸収できることは全て吸収してもらいたい。全てが手本になる」。新井自身が感じたように、若鯉にもレジェンド右腕の一挙手一投足を見て、何かを感じてほしいと願っている。

来季、新井は2000安打まであと29本に迫り、黒田も日米通算200勝まであと7勝。しかし新井は「(記録には)ピンと来ないですね。記録はあとから付いてくるもの。優勝したい。黒田さんも思いは同じ」と、個人よりもチームのために全てを注ぐ覚悟だ。

新井と黒田は広島で優勝した経験はない。「もう一度体にムチを打って、いじめて1年間戦い抜く準備はしたい」と力強く言い切った新井。

25年ぶりの優勝のためにはベテラン2人の力が必要だ。


[デイリースポーツ 12/15 06:59]
【広島】新井、2000安打より優勝!黒田と導く

 広島・新井貴浩内野手(38)が14日、現役続行を決断した黒田博樹投手(40)から「来年もよろしく頼む」とメールが届いたことを明かした。

 戦友の決断に「そりゃうれしい。悩んでいたのを間近で見ていたから」と大喜び。「若手にとってすべてがお手本。吸収できることはすべて吸収してほしい」と力を込めた。

 自身は2000安打まで29本。黒田も日米通算200勝にあと7勝で、来季のダブル達成も視野に入るが、「それは後からついてくるもの。優勝したいという思いが強い。黒田さんも同じだと思う」ときっぱり。悲願の優勝だけに突き進むつもりだ。(角野 敬介)


[報知新聞社 12/15 07:01]
野球広島・黒田 現役続行来季へ初の決意表明「精いっぱいやります」

広島の黒田博樹投手(40)が15日、東広島市内のゴルフ場で、ゴルフコンペに参加した。8日に現役続行決断後、初めて来季去就について言及。「できる範囲のことしかできないが、やると決めた以上は頑張るしかないので。精いっぱいやります」と決意表明した。

黒田は自宅のある米国から11月下旬に再来日。以降は球団行事に参加しながら、時間の許す限り頭を悩ませてきた。現役を決断後は時間を見つけて、来季に向けたトレーニングも再開。41歳シーズンへ静かに動き始めた。

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ファンのお願いに応え、背番号15のユニフォームにサインする広島・黒田博樹=(撮影・吉澤敬太)


[デイリースポーツ 12/15 18:25]

野球広島・黒田 現役続行決めた理由は「これ一つというものではない」

広島県内で行われたゴルフコンペに参加した男気右腕は「それなりのプレッシャー、責任はあるので当然やらないといけない。決めた以上は頑張るしかない」と決意を口にした。

先月30日の時点では「心技体の心の部分が大事。体を動かすのも気持ち。今年のモチベーションが高かっただけに、それを超えるものを探すのが難しい」と揺れる胸中を明かしていた。そうした葛藤の中で現役続行を決めた理由については「これ一つというものではない。考える時間のなかで考えてきた」と説明した。

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現役続行の理由を笑顔で語った黒田
来季の現役続行を決めた広島・黒田博樹投手(40)が15日、決断後初めて思いを明かした。


[東スポWeb 12/15 18:26]

野球広島・黒田が衝撃発言「新井は来季の去就迷ってる」!?

広島・黒田博樹投手(40)が15日、東広島市内でのゴルフコンペの帰り際、ニヤっと笑いながら口を開いた。「あと気になるのは新井の動向ですね」。今季FA権を再取得したが、早々に残留を決断。近日中に契約更改交渉を行う予定だが、レジェンド右腕が続ける。

「まだ(来季去就を)迷っているみたいなので。取材してみてください」。後ろでラウンドする後輩をイジる“メッセージ”を残して帰路に就いた。伝え聞いた新井は「プッ」と噴き出しながら、掛け合いに応えた。

「黒田さんから『オレはもう1年やると決めたから、あとはお前だぞ!!』と言われたよ」。神妙な顔を見せたあと「あれ…でも近々、契約更改だけど」と、笑ってオチを付けた。25年ぶりVに欠かせぬ投打の両輪。

来季も絶妙のコンビネーションで、広島の街を熱くさせる。

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ファンのお願いに応え、背番号15のユニホームにサインする黒田(撮影・吉澤敬太)


[デイリースポーツ 12/16 06:59]
野球黒田が来季へ激白「やるしかない!」広島25年ぶりVを導く

広島・黒田博樹投手(40)が15日、東広島市内のゴルフ場でコンペに参加し、来季について初言及。「やると決めた以上、精いっぱい頑張る」と決意表明した。エース・前田のメジャー移籍は確実で、チームの柱として戦う41歳シーズン。レジェンド右腕が25年ぶりVを導く。

沈黙を守ってきたレジェンドが、ついに口を開いた。「まだ契約をしていない」と前置きした上で現役続行決断後、来季について初言及。慎重に言葉を選びながらも、口調は次第に熱を帯びた。唇に乗せたのは、過去19年同様の責任と覚悟だ。

「それなりのプレッシャーもありますし、責任もあるので。当然、やらないといけない。結果を求められるので大変だと思いますけど、決めた以上はやるしかないですから」

シーズン終了から62日目の8日に下した決断。黒田は悩み抜いた胸中を明かした。最大のポイントに挙げていたのは「今季以上のモチベーション」。8年ぶりの古巣復帰で広島中が歓喜した1年。「1球の重み」を感じながら投げたシーズン以上の戦う意味を求めていた。

葛藤の中で出した答え。「これに関しては、これだ、という一つの部分ではない」と言う。来季優勝へ向かうチーム体制、残留を願うファンの思い。「一つを挙げるのは難しい。考える時間の中で、しっかり考えてきたつもりです」。熟考を重ね、現役続行の道を選んだ。

現在は体をケアする一方で「やれる時はやっています」と、並行してトレーニングも継続中。

この日は親しい仲間内で集まり、ゴルフでリフレッシュ。「菊地原コーチにはあいさつしました。コーチ、お疲れさまです!!」と、通り掛かった同級生の3軍投手コーチを見て笑いを誘った。

プロ20年目、41歳で迎える2016年。「何をするにもしんどいよ」と笑いながら、最後は固く決意表明した。「自分のできる範囲のことしかできないですけど、精いっぱいやる。決めた以上は当然、頑張るしかない」。黒田の戦いはまだ、終わらない。25年ぶりの優勝へ向けて、男気右腕が身を粉にして戦う。

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報道陣の質問に答える黒田(撮影・吉澤敬太)


[デイリースポーツ 12/16 06:59]

野球広島・黒田 決断語る「これ、という一つのものではない」

広島・黒田が私用で訪れた広島県東広島市内で、球団に現役続行の意思を伝えた8日以降初めて決断について触れた。

「できる範囲のことしかできないが、決めた以上やるしかない」。去就を決めるにあたって重視していたモチベーションについては「考えられる時間の中で考えてきた。これ、という一つのものではない」と説明した。

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広島の黒田


[スポニチアネックス 12/16 07:00]

野球広島・新井【一問一答】

広島の新井貴浩内野手(38)が16日、広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、4000万増の6000万円で更改した。(金額は推定)



……来季は、黒田投手の、あと7勝に迫った日米通算200勝もある。盛り上がるシーズン。

「黒田さんも200勝達成されて、僕も2000本打って。優勝できたら最高ですね」



……黒田投手が現役続行を決断してから話をした。

「はい」



……具体的には。

「ここでは言えません(笑)」



……相談されたか。

「相談というのは、日本におられる時はちょくちょく食事とか会ってたんで、そういう話はしてました」



……来年もやると聞いて、どう思ったか。

「うれしかったですね。悩んでいる時から、『僕はやってくれるもんだと思ってますからね』と言ってたんですけど。実際、もう1年やると決断されて、本当にうれしいです」



……来季の目標は。

「優勝しかないですね。優勝してファンの方々に喜んでいただきたいとその思い一つです」



[デイリースポーツ 12/16 20:32]
野球緒方監督 黒田に調整一任「入るタイミングは沖縄くらいでしょ」

広島の緒方監督が黒田に調整を一任する方針を示した。

所用でマツダスタジアムを訪れて数日前に会食したことを明かした上で「(キャンプ地に)入るタイミングは沖縄くらいでしょ。逆算して向こう(米国)で体を作ってくるでしょう」と今春同様に2月後半の沖縄2次キャンプからの合流を示唆した。トレーニングのためマツダスタジアムを訪れた黒田は「監督来てたの?(きょうは)話はしてない」と話すにとどめた。

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広島の黒田


[スポニチアネックス 12/17 07:00]




野球広島・新井「25」で原点回帰!いざ2千安打へ…黒田200勝と同時達成じゃ

広島の新井貴浩内野手(38)が16日、広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、4000万増の6000万円で更改。同時に背番号が「28」から「25」に変更されることが決まった。「愛着ある」番号で戦う2016年。残り29本の2000安打と、黒田博樹投手(40)の200勝同時達成で、25年ぶりのリーグ優勝を誓った。



「まだ30本くらいあるので、ピンとこないですけど…。黒田さんが200勝を達成されて、僕も2000本を打って。優勝できたら最高ですね。ファンの方に喜んでもらいたい。その思い一つです」

2000安打まで残り29本。現役続行を決めた黒田は、日米通算200勝まで7勝に迫る。脳裏に描くのは同時到達で、25年ぶりのリーグ優勝達成だ。「打てるだけ、打つ。1試合、1試合、全力でやって結果がついてくれば」。



[デイリースポーツ 12/17 07:00]



 歌手、奥田民生(50)が22日、東京・丸の内の東京国際フォーラムでライブイベント「生誕50周年伝説“となりのベートーベン”」を開催した。プロ野球広島の大ファンで知られる民生は公演前にサンケイスポーツの独占取材に応じ、広島が来季優勝したら「曲を作って歌うよ!!」と約束。



 公演前には控室でサンケイスポーツの独占取材に応じ、カープ愛を炸裂させた。

 「カープが勝ったら歌う。ファンなら当たり前のことですね」。1月のサンケイスポーツ取材で「優勝すればカープの曲を作る」と話しており、この日も「曲も作る」と改めて宣言。優勝した際はマツダスタジアムでの熱唱が実現しそうだ。

 球界のレジェンド、黒田博樹投手(40)の現役続行についても「残ってくれてうれしい!」と大喜び。



開幕投手にはクリス・ジョンソン投手(31)を予想しつつ、「黒田なら盛り上がるよね」。期待する選手には会沢翼捕手(27)を挙げるなど、ライブの準備もそっちのけ?で広島愛を語りまくった。




[サンケイスポーツ 12/23 05:03]


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