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【男気】 黒田博樹ガンバレ!!コミュの記事!

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「中日-広島」(18日、ナゴド)

広島・黒田博樹投手が、平田良介外野手の打球を右手で止め、いったんベンチに下がる場面があった。

0-0の初回2死一塁。中前に抜けそうな強烈なライナーに対し、迷わず右手を出して止めた(記録は投手強襲内野安打)。打球直撃後、畝投手コーチらがマウンドに向かい状態を確認。5球投球練習した後に治療のため、一度ベンチに下がった。

負傷交代の心配もあったが、マウンドに戻り6球投球練習し、問題なしをアピール。その後は2死一、二塁のピンチで、和田を空振り三振に斬り、この回を無失点で切り抜けた。

ファン投票1位で出場したオールスターでも、この日と同様に右手を出していた。7月18日のマツダスタジアムでの第2戦、二回、中島(日本ハム)の鋭いピッチャー返しに反応。

五回からは2番手・戸田にマウンドを譲り、4回4安打3失点で降板。打線も逆転することはできず、6敗目を喫した。

試合後、取材に応じた黒田は「僕的には、投げられると思ってマウンドへ上がった以上、言い訳はできない。あの3ランが結果的には決勝点になったわけだから、すごくもったいなかった」と振り返った。

打球を止めた右の手のひらの痛みについては「ボールが当たっているので、あると思いますけど」とのことだが、次回登板へ向けては「大丈夫だと思います」と話した。病院へ行く予定もないという。

黒田はファン投票1位で出場したオールスターでも、この日と同様に右手を出していた。7月18日のマツダスタジアムでの第2戦、二回、中島(日本ハム)の鋭いピッチャー返しに反応。直撃はしなかったが、ヒヤリとする場面があった。


[デイリースポーツ 8/18 18:53]

コメント(573)

<プロ野球>黒田に功労賞 NPB特別表彰

プロ野球の日本野球機構(NPB)は7日、今年度のコミッショナー、およびセ・パ両リーグの特別表彰受賞者を発表した。

コミッショナー特別表彰は、功労賞に広島の25年ぶりリーグ優勝に大きく貢献し今季限りでの現役引退を発表した黒田(広島)が、……略……選ばれた。賞金は50万円。

セ・パ両リーグの特別表彰者は次の通り。
【セ・リーグ】
▽最優秀監督賞 広島・緒方監督



※賞金は最優秀監督賞100万円、他は50万円


[毎日新聞/11/07 20:30]



野球黒田にNPB功労賞 男気右腕また勲章「フィーバー巻き起こした」

日本野球機構(NPB)は7日、今季のコミッショナー特別表彰の功労賞に広島・黒田博樹投手(41)……略……を選出したと発表した。

またセ・リーグ特別表彰は最優秀監督賞が緒方孝市監督(47)……略……と決まった。

広島に感動の渦を巻き起こした“男気”右腕に、また新たな賞が贈られる。この日、今季のコミッショナー特別表彰の功労賞に黒田が決定。記念品と賞金50万円が贈呈されることになった。

セ・リーグの理事長を務める巨人・山岸取締役連盟担当は「日本球界復帰からフィーバーを巻き起こしたのはもちろん、2年連続で2桁勝利を挙げて野球ファンのみならず、国民の目を野球に引き寄せた。その功績に対してです」と選出に至った理由を説明した。

黒田は14年オフにメジャーからの年俸20億円といわれるオファーを断り、古巣・広島へ復帰。この“男気”が広島の街に「黒田フィーバー」を起こし、15年は11勝8敗、防御率2・55を記録した。

今季もローテの一角で10勝8敗、防御率3・09で日米通算200勝を達成し、チームの25年ぶり優勝に貢献。日本シリーズでは第3戦に先発。現役最後の登板は六回途中に両太ももをつって降板となったが、ファンに大きな感動を与えた。

写真
功労賞に決まった黒田(撮影・吉澤敬太)


[デイリースポーツ 11/8 06:04]




野球黒田に新たな勲章 コミッショナー功労賞

日本野球機構は16年度の特別表彰選手を発表。コミッショナー功労賞に今季限りの引退を表明した広島・黒田博樹投手(41)を選出した。昨季8年ぶりに大リーグから日本球界に復帰して「黒田フィーバー」を巻き起こし、今季はチームの25年ぶりリーグ優勝に貢献。「野球ファンのみならず国民の目を野球に引き寄せた」功績を称えての表彰となった。



セ・リーグの最優秀監督賞に広島・緒方孝市監督(47)……略……が選ばれた。

写真
広島の黒田


[スポニチアネックス 11/8 07:01]




野球黒田 記録で振り返る男気伝説 2桁勝利で優勝→引退は江川以来2人目

5日の優勝パレードで最後のユニホーム姿を披露した広島の黒田博樹投手。有終の美を飾ったベテランの活躍を記録で振り返ってみる。(記録課・志賀 喜幸)

昨季、40歳でヤンキースから広島に戻ると11勝8敗をマークし、今季も10勝8敗。メジャーから国内復帰1、2年目に2桁勝利を挙げるのは史上初と、復帰を待ちわびたファンの期待にきっちりと応えた。

規定投球回にも2年連続で到達し、防御率は昨季が2・55、今季が3・09でともに7位。40歳以上で2度の規定投球回到達は、48、49年若林忠志(神)が40、41歳で記録して以来67年ぶり2人目で、2リーグ分立以降では初の快挙になった。

今季の98奪三振、33四死球は、いずれもセの規定投球回到達投手で2番目の少なさと、打たせて取る持ち味を存分に発揮した。

そのスタイルゆえ被安打のリスクは高く、被打率・264を許したが、走者別に分けると無走者の・281が高いだけで、得点圏では・222、満塁では驚異の・000に抑えた。さらに、今季両リーグ規定投球回到達投手の中では千賀(ソ)と2人だけの得点圏ノーアーチも記録。ピンチで動じない投球はさすがだった。

投球を見ればまだまだ余力は十分。引退は惜しまれるが、セ、パで2桁勝利を挙げた年にユニホームを脱ぐのは83年小林繁(神=13勝)、87年江川卓(巨=13勝)、90年村田兆治(ロ=10勝)に次ぎ4人目のこと。うち、リーグ優勝の置き土産を残したのは江川と黒田だけと、記憶に残る最高の花道を飾った。

写真
広島の黒田


[スポニチアネックス 11/8 10:09]





野球「男気慰労会」に気をもむ広島・小窪

広島の秋季キャンプは8日、宮崎・日南市でスタートしたが、小窪哲也内野手(31)の表情がすぐれない。

参加メンバーでは松山竜平外野手、白浜裕太捕手と並び最年長。広島のキャンプは厳しいことで知られている上に、ポストシーズンも長く疲労が残っているのかと思いきや「参加したかった。今年は結果が出なかったので。やり返す準備をしたい」とやる気はみなぎっている。ただ気がかりなことがあるという。5日のセレモニーでユニホームを脱いだ黒田博樹投手(41)のことだ。

選手会長の小窪はクライマックスシリーズ・ファイナルステージ開幕前に本拠地に設置されているバーベキューエリアで“焼き肉決起集会”を企画するなど、裏方としても尽力してきた。

シーズン後も優勝記念碑の除幕式などグラウンド以外でのイベントでも多忙な日々を送る。

小窪は選手会長として黒田の「慰労会」も企画していたが、キャンプインのため「やる時間がない。何かほかの形でやりたいけど、どうすればいいのか…」と途方にくれるばかり。男気右腕の「慰労会」は早くても来月頭にずれ込みそうで、それまで小窪は気が休まらない。


[東スポWeb 11/9 11:01]



野球広島“超暖冬”更改 岡田倍増に驚き

今オフは“超暖冬”の予感? 広島のドラフト1位右腕・岡田明丈(23)が9日、秋季キャンプ先の宮崎・日南で契約更改に臨み1020万円アップの2520万円でサインした。

今季の成績は4勝(3敗)、防御率3・02。勝利はならなかったものの、日本シリーズ第4戦に先発するなどチームに貢献した。

「初めてなのでどんなものかも分からない。でも楽しみもあります」と語り臨んだ岡田だったが、サインの後は「ビックリしました」と目をパチクリ。

「クオリティースタート(先発で6回以上投げ、自責点3以内)が15試合中10回あった点を評価してもらった」とのこと。来季は「穴を埋められるように」と“ポスト黒田”としての自覚もあり、この日はブルペンで63球を投じ、課題の制球力アップに努めた。



25年ぶりの優勝もさることながら、総観客数は球団史上最多となる215万7331人を動員。球団関係者によるとグッズ類の総売り上げは「50億円を超える見込みで球団史上最高。黒田選手復帰効果もあり2年前の約2倍の数字」という。

今後、新井をはじめ主力選手の契約更改がスタートしていくが、これからも景気のいい数字が紙面をにぎわしそうだ。

=金額は推定=


[東スポWeb 11/10 16:46]
野球広島・小窪選手会長に点火!黒田のゲキで真のリーダーへ決意新た

「広島秋季キャンプ」(12日、日南)

広島の小窪哲也内野手(31)が12日、来季への思いを激白した。選手会長としてチームをまとめ、25年ぶりの優勝に導いた今季。

シーズン終了後、現役引退した黒田からゲキを飛ばされ、来季への誓いを新たにしたという。グラウンドでも結果を残して、真のチームリーダーとなる。

「まだまだ甘える年じゃない。できるだろ」。日本シリーズ後、小窪は黒田からこう告げられたという。昨季と同様、代打出場がメインだった今季は69試合で打率・217、2本塁打、10打点。決して現状に満足していた訳ではない。だが、右腕の言葉に成績でも言動でも、チームをけん引していく気持ちを一段と強くした。

選手会長として迎えた1年。誰よりもチームを最優先に考えた。

春季キャンプ前には各ポジションの中心メンバーの福井、丸、菊池、会沢を食事に誘った。投手と野手では練習時間や試合後の時間の使い方が異なるため、一緒に食卓を囲むのは珍しい。思いを共有するために垣根を越えた。

シーズン中は黒田、新井、石原に助言を求め選手を束ねてきた。

地道な行動は25年ぶりのリーグ制覇につながった。だが、優勝を決めた9月10日の巨人戦ではベンチ外だった。打撃不振で8月28日に出場選手登録を抹消された。優勝マジックを減らす戦いに加わることはできなかった。

歓喜の裏で苦い思いを募らせた。同日の四回。2者連続本塁打の直後、安部が死球で倒れた。

黒田は両手を広げマイコラスをにらみつけ、新井もベンチを出て不可解な1球に怒りをあらわにした。

「僕もベンチを飛び出したかったけど、できなかった。悔しかったことを一番、覚えている」

志願して参加した今キャンプは、若手と同じメニューをこなす。打撃面ではバットの軌道やボールを待つ姿勢などテーマを決めて振り込んできた。胸にあるのはレジェンド右腕の「甘えるな」のフレーズ。ひとつひとつのスイングを積み重ね、技術を磨いている。

「小窪が打つと盛り上がる」と東出打撃コーチ。チームの中心に、間違いなく背番号「4」がいる。小窪は「プレーでも引っ張っていける存在になりたい。来年は自分が試される年」と言葉を紡いだ。リーグ連覇、そして日本一奪還という夢のをかなえるため、小窪がグラウンドに立つ。


[デイリースポーツ 11/13 06:03]


野球黒田さんの穴はオレが埋める!薮田新兵器スライダー

広島・薮田和樹投手(24)が、新球スライダー習得に向けて、日々ブルペン投球を重ねている。直球の制球力向上にも力を入れており、充実の宮崎・日南キャンプを過ごす右腕。この日は休養日だったが、天福球場でランニングを行って軽く汗を流した。



薮田といえば球数が100球を超えても150キロをマークする直球が武器。

10日のブルペン投球後には、緒方監督に呼び止められ「直球の質自体は悪くない」と評価された。一方で「球速が155キロあっても甘いところなら打たれる。低めへの投球を意識しなさい」と助言を受けた。畝投手コーチも「まずは真っすぐを低めに決めることを第一にやってほしい。(スライダーは)そこからの上積みとして期待したい」。背番号23は「真っすぐもスライダーもどちらも全力で頑張ります」と力を込めた。

今季は16試合登板で防御率2・61の好成績。先発した3戦では、いずれもクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以内)を達成した。来季に向け「手応えを感じたので先発をやりたい気持ちがあります。

とにかく1軍で投げられることが一番ですけど」と控えめながらも、ローテーション入りへの意欲を示している。

「黒田さんが引退されたのはチームとしては大きい(痛手)。力になれるようにしたい」。救援した8月4日ヤクルト戦で1回3失点だった翌日に、「もっと自信を持って投げた方がいい」と声を掛けてもらった。偉大な先輩に近付けるよう努力を重ねている。 (柳澤 元紀)


[スポニチアネックス 11/13 06:35]


【広島カープ】ファンサービス、サイン、黒田の軸となる部分はずっと同じだった

■スコアの余白
 今季限りで引退した広島の黒田は「プロとしてのあり方」を強く意識していた。特に新鮮に映ったのは、ファンサービスへの向き合い方だった。

 春のキャンプで宮崎・日南入りした日、練習が終わるとファンから差し出される色紙やユニホームにサインした。その翌日も嫌な顔一つせずに応じ続けた。ファンの列が途切れずに、球団職員が急きょ交通整理に動くことになった。シーズン中も気の休まるはずの登板翌日、ビジター球場で筆を走らせた。

 大リーグでも実績を残した41歳のベテランがなぜ、ここまでするのか。キャンプで率直に疑問をぶつけると、「アメリカで僕のサインを欲しがる人は少なかった。ペン一つで喜んでもらえるなら」と答えた。そして、こう付け加えた。「できる時間は限られているので」。引退が迫っている、と実感した瞬間だった。

 大リーグ移籍前の本拠、旧市民球場時代の体験もある。「ファウルがスタンドに入っても、誰に当たることもなく、椅子に当たっていた」という。客足は鈍く、球団幹部と集客の知恵を出しあった。その一つとして、ビジター球場でも客席にボールを投げ入れた。

 黒田の復帰が、高まりつつあった全国的な広島人気に拍車をかけた。「昔いたときは、考えられないですから」。チームカラーの赤に連日染まるマツダスタジアムの話を振られると、いつもうれしそうに言った。


[広島カープブログ 20161111]



野球広島・岡田 黒田不在の来季目標は「17勝です!」新フォーム手応えあり

広島の秋季キャンプが16日、宮崎県日南市の天福球場などで行われた。18日からの湯布院リハビリキャンプ参加などのため、11人がこの日で打ち上げ。岡田明丈投手(23)は、初めての秋季キャンプを終え「充実していた」と振り返った。投球フォームの修正に取り組んだ8日間。手応えをつかんで、来春キャンプに臨む。

「アキ、食らいつけ!」。緒方監督のゲキに、岡田は気力を振り絞った。最後の練習は、約1時間の特守だ。指揮官が打ち続ける白球を、歯を食いしばって追いかけた。「全部を出し切りました」。充実感とともに、8日間の秋季キャンプを打ち上げた。



今季は4勝3敗、防御率3・02ながら、先発した15試合で10度、先発投手の評価基準となるクオリティースタート(6回を投げ自責点3以下)をクリアした。日本シリーズでも先発の椅子を勝ち取り、第4戦のマウンドに上がった。白星こそ逃したものの、最高の舞台に登板した経験は、何物にも代え難い大きな財産になった。

リーグ連覇、そして33年ぶりの日本一奪還を目指す来季は、黒田がいない。ジョンソン、野村の2本柱に続く座を勝ち取る戦いが来春、始まる。競争を勝ち抜き、開幕ローテ入りすることは最低限の目標だ。

球場を出る前、丸に「来季は何勝するんだ?」と声を掛けられると、岡田は迷わず「17勝です!」と自身の背番号と同じ数字を掲げた。「充実していた」と振り返った今秋。自らに課した高い目標を成し遂げるために、オフもトレーニングに励む。


[デイリースポーツ 11/17 06:02]

「正力松太郎賞」に日本ハム・栗山監督

 プロ野球の発展に貢献した監督、選手らに贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が17日、都内のホテルで行われ、最大11・5差をひっくり返してパ・リーグを制し、その後もチームを10年ぶりの日本一に導いた日本ハム・栗山英樹監督(55)が満場一致で選ばれた。栗山監督は初受賞で、日本ハムとしても初受賞となった。



 選考委員会では、広島の25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、今季限りで現役を引退した黒田博樹投手(41)の名前も挙がり、白熱した議論が繰り広げられたという。



栗山監督には賞金500万円が贈られる。


[報知新聞社 11/17 17:01]


野球新井の誓い…一丸で連覇!日本一! 黒田の穴は「一人で背負えるものじゃない」

広島の湯布院リハビリキャンプが17日、大分県由布市で18選手が参加して始まった。25年ぶりリーグ優勝の起点となった場所から、新井貴浩内野手(39)はリーグ連覇、悲願の日本一を誓った。テーマは「一丸」。

現役引退した黒田博樹投手(41)の穴を全員で埋めるべく、膝を突き合わせて団結する。

湯面からのぞく筋肉が、来季にかける思いを代弁していた。今季終了から、わずか5日後の超速始動。1月に40歳を迎える新井は「体をパンパンにしてきた」と笑った。

精神的支柱だった黒田が抜け、リーグ連覇へ各球団の包囲網が敷かれる。「簡単ではない」。並々ならぬ覚悟でオフを迎えた。

「来季は開幕からチャンピオンチームとして見られる戦い。すごく厳しくなる。各選手一人一人が優勝するんだ、と。責任感を持って、強い気持ちを持てるかどうか。簡単なことじゃないから」

口を開くたびにオフモードが薄れた。日本シリーズまで戦ったことで、オフは例年より1カ月短い。開幕までの調整は難しさを増す。だが、25年ぶりのリーグ優勝は昨年の湯布院から始まった。小窪選手会長を中心に意見交換。新井は選手会長をサポートする形で、一丸の雰囲気を作った。



黒田が抜ける穴は「誰か一人で背負えるものじゃない」と言う。だからこそ、投手と野手の垣根を越えて「一丸」をテーマに前へ進む。5日間をかけて絆を深める。

来季でプロ19年目。
既に逆算して来シーズンに向けて再始動している。筋トレを中心に、6年ぶりの打率3割、101打点を記録した今季同様の数値を目標にする。「もう一つ年を取るけどね。追い込んでキャンプに入っていきたいね」。鍛え上げた裸体が何よりの証明。無言で後輩に伝えた。



リーグ連覇、そしてわずかに手の届かなかった日本一は、チーム力で勝ち取る。

「そこが目標になるね。黒田さんの野球勘、考えはチームに染み込んでいる。助け合ってやっていく」。25年ぶりのリーグ優勝が初体験なら連覇、日本一の経験も当然ない。まだ見ぬ頂への挑戦は、もう始まっている。


[デイリースポーツ 11/18 06:04]
「第9回 好きなスポーツ選手」

2016年はリオデジャネイロ五輪を筆頭に“スポーツ"の話題で充実した1年。ベテラン選手の活躍はもちろん、才能を開花させた新たなスター選手も続々と誕生し、日本中に活気と感動を与えてくれた。そこで、ORICON STYLEでは今年で9回目を数える恒例の「好きなスポーツ選手ランキング2016」を発表。

「男性部門」1位には前回に続きプロテニスの【錦織圭】選手が選ばれ2連覇を達成。「女性部門」ではレスリングの【吉田沙保里】選手が初の首位を獲得した。※米・マーリンズのイチロー選手は、5連覇達成で13年に殿堂入り



◆今年、プロ野球界を沸かした2大投手がTOP10入り



今年、プロ野球界を大いに盛り上げた、北海道日本ハムファイターズの【大谷翔平】選手(4位)、

広島東洋カープの【黒田博樹】(6位)も上位に。

“地元密着型"の両チームがぶつかった日本シリーズは、ワンプレーが勝敗を分ける熱戦となり、大谷投手が正念場で見せた“二刀流"、直前に今季限りでの引退を表明した黒田選手のラスト投球など、ドラマチックな名シーンの数々が誕生。寄せられたコメントには、彼らの男気あふれるプレーを称える声が実に多かった。


[ORICON STYLE/11/18 08:40]

野球広島・野村 黒田から金言「来季が大事だぞ」 魂継承誓う

広島・野村が18日、改めて黒田魂の継承を誓った。現役引退した右腕の助言をもとに、今季は登板25試合で16勝3敗、防御率2・71の好成績をマーク。25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、個人でも最多勝、勝率1位の初タイトルに結びつけた。

「黒田さんが残してくれたものを、どんどん出していかないと。先頭に立ってやらないといけないし、やりたいと思う」

大黒柱からは「来季が大事だぞ」という金言を授かったという。もとよりそのつもりだ。「黒田さんがスゴいのは毎年ローテーションを崩していないこと」。2年間の低迷期があっただけに、継続の難しさを肌で知る。

「だから、結果を落とすわけにはいかない。進化しないといけない」現在は湯布院でオーバーホール中。

「去年の湯布院が今年の雰囲気につながった。野手といろんな話をしたい」。密に会話し、投手と野手一丸となったチームを、来季はけん引するつもりだ。


[スポニチアネックス 11/19 07:01]



チームメートを驚かせた黒田の言動 「投手陣は誰がどうやって引っ張っていくんだろうな」


 【球界ここだけの話】

 今季限りで現役を引退した黒田博樹投手(41)の魂を誰が受け継ぐのだろうか。広島の選手会長・小窪哲也内野手(31)は偉大な存在感について語った。

 「何かするとき、まずは黒田さんに相談していました」

 決起集会の開催、記念Tシャツを作製。ことあるごとに助言をもらっていた。

 そんな関係だから、黒田が引退を発表する前日に小窪はこっそり事実を告げられていた。ただ引退の話は「チラッとです」と明かす。その席で改めて、黒田らしさをみせられた。

 「来年から、投手陣は誰がどうやって引っ張っていくんだろうな」

 日本中が驚き、惜しんだ自身の引退のことは一瞬で、すぐに次の話題へ移ったという。次世代のチームのことばかりだった。

 大切なことを相談するようになったきっかけは「決して忘れないです」と振り返る春季キャンプの食事の席だ。小窪が選手会長に就任したばかり。気軽に話しかけられる相手ではなかったが、思いきって尋ねたという。

 「チームをどうしていったらいいんでしょうか」。すると、答えは「日本一になれたら最高。だけど、勝とうが負けようが、みんなでよく頑張ったと思えるチームにしようよ」。以降、その視野の広さに驚かされてきた。

 「とてつもなく、周りがみえている人だなと思っていました。投手、野手、裏方さんのことも、本当にいろいろ見ていて本当にカープをよくしようとしている人でした」

写真
7月23日、日米通算200勝達成を達成し、ナインを迎える黒田


[サンケイスポーツ 11/19 15:40]

野球広島・菊池 新井さんに言われた「今年よりも引っ張って…」

広島・菊池涼介内野手(26)が19日、リハビリキャンプ中の大分・湯布院で、チームをけん引する意気込みを改めて示した。連覇を目指す来季へ、真のリーダーとしての自覚がにじんだ。

「新井さんと食事に行ったら、“お前らが引っ張っていくんだぞ”と言われる。責任が重かった年もあったけど、今年よりも引っ張っていけるように頑張りたい」

今季は打率・315、13本塁打、56打点で、二塁手としても4年連続でゴールデン・グラブ賞に輝いた。「今年は黒田さん、新井さんに引っ張ってもらった」。偽らざる本音だった。

「黒田さんがチームに残してくれた財産はいっぱいある。無くさないように、補っていけるようにしないといけない」

黒田と新井が率先して築き上げ、リーグ優勝の要因となったチームの一体感。野手と投手の距離を縮めるのに、格好の場所が湯布院だ。湯船に漬かり、食事を共にし、ゴルフに興じる中でコミュニケーションを取る。

「去年も湯布院で距離が近くなった面がある。変な意味じゃなく、ゆっくり休みながら、皆で仲良くしゃべりたい」輪の中心には、背番号「33」がいる。 (江尾 卓也)

写真
チーム引っ張る決意を示した広島・菊池


[スポニチアネックス 11/20 07:02]




広島・苑田スカウト 無名の黒田博樹を見出した日を振り返る

「選手を見るポイントは佇まい……つまりバランスの良さです。歩き方、走り方、キャッチボールを見れば、大体わかるもんですよ」

広島のスカウト部門を束ねる苑田聡彦(71)は、「プロ野球界最後の職人スカウト」と呼ばれる大ベテラン。「上手い選手はユニフォームの着こなしが格好いい」が口ぐせだ。自身も広島の内野手だった苑田は1977年に引退後、先代オーナーの松田耕平から東日本担当スカウトを拝命。それから約40年間、スカウト畑を歩み続けている。

スカウト業の醍醐味は、「磨けば光る原石」を発掘することにある。
「実際に自分の目で確認して判断することが大切。部下に『見てほしい選手がいる』と言われて視察したときに、『あの選手です』と教えられるような選手はダメ。こちらが見てすぐに『あの選手だろ?』とわかるような選手がプロの世界で活躍できている」

25年ぶりのカープ優勝の立役者・黒田博樹も、そうして苑田に見出された原石の1人だった。

苑田が初めて黒田を目にしたのは、彼が専修大学2年生のとき。別の選手を視察するために訪れた練習場で、一瞬にして目を奪われたという。

「大学関係者にすぐに尋ねたけれど、黒田という名前を聞いてもピンとこなかった。『父親が南海の外野手』と説明を受けて、ようやくあの黒田(一博)さんの息子なんだと理解した程度。後で調べたら、上宮高校では3番手か4番手の投手で、スカウトリストにも載っていないような存在だった」

当時、専修大は東都リーグの二部に所属。黒田には公式戦の登板経験もなかった。だが、そんな投手に一目ぼれした苑田はグラウンドに通い続けた。

「並のピッチャーなら、前の打席でインコースを打たれたバッターに対して、次の打席はアウトコースで勝負することが多い。でも黒田は絶対に逃げずに同じコースで勝負に行った。『打てるものなら打ってみろ!』という気概のある投手は、プロでも絶対に成功する」

苑田は黒田の他にも、金本知憲、江藤智、大竹寛など多くの名選手のスカウトに成功してきた。



◆そのだ・としひこ/1945年、福岡県生まれ。1964年、三池工高卒業後に広島カープに入団。当初は外野手だったが、山本浩二の入団に伴い内野手へ転向。以降は、どこでも守れるスーパーサブとしてチームに貢献した。1977年の現役引退後は、スカウトとして球団に残り、のちに球団の顔となる名選手を多数発掘する。2006年にスカウト部長に就任。現在はスカウト統括部長を務める。

撮影■藤岡雅樹 取材・文■田中周治※週刊ポスト2016年9月30日号


[NEWSポストセブン/09/20 07:22]
黒田と共に…グラブの匠も引退 廃業撤回、支えた20年

現役ラストシーズンとなった今季、プロ野球広島の黒田博樹投手(41)は、グラブに1人の名前を刻んでいた。プロ生活20年間、グラブ製作を託した西岡将行さん(66)=奈良県三宅町=だ。西岡さんは一度引退を決めながらも、黒田投手の強い希望で、現役を続けていた。

「made by M.Nishioka」。
グラブの手首にかかる内側部分に隠れるように書かれている。黒田投手が今季開幕前に申し出た。「引退を撤回してまで、自分に合ったものを一生懸命作ってくれている。それならぜひに、と思った」。西岡さんは「思いもしていなかった。誇らしい。今までやってきたことは間違いなかった」と感謝する。

黒田投手はプロ入りから一貫して、スポーツ用品メーカー「SSK」(本社・大阪市)のグラブを愛用している。SSKは数社の工場でグラブを生産しているなかで、黒田投手のグラブ製作を西岡さんに発注した。面識がない2人の縁は、こうして生まれた。

西岡さんは高校卒業後、家業の工場を継いだ。市販の製品だけでなく、楽天の松井稼頭央外野手(41)や阪神の今岡真訪(まこと)2軍コーチ(42)らプロ選手からの特別注文にも対応していた。

年間1千個以上のグラブを製作していたが、5年前、従業員の高齢化もあり、一度は廃業を決めた。そこで製作のノウハウをSSKに伝えた。だが、他のどの職人が同じ型、同じ素材で作ろうと、黒田投手は「はめた瞬間に違う人が作ったと分かった」と言う。投手の繊細な感覚に影響する商売道具に妥協はしなかった。

グラブは全て手作り。素材のどの箇所をどう使うか、目利きも大事になる。切り方、縫い方にも個性が出る。西岡さんは「黒田選手のファンでもある。できる範囲でやらせてもらいたかった」。
それからは年に10個ほどの黒田グラブに限り引き受けていた。「形や革の好みが20年間変わらなかった。一本芯が通っていた」。その姿勢は野球人生と重なって映った。

48年続けたグラブ職人を今季限りで引退する。「すーっと肩の荷が下りた。本当にやりきった。黒田選手と一緒です」。同じく最高の引き際と感じている。(吉田純哉)


[朝日新聞デジタル/11/19 13:16]

野球広島・菊池、黒田さんを継ぐ 財産つぶさないようにオレが引っ張る!

広島の菊池涼介内野手(26)が19日、来季に懸ける意気込みを語った。現在は大分県由布市湯布院町でリハビリキャンプに帯同中。2015年の緒方孝市監督(47)就任時、野手のチームリーダーに指名された。来季はプロ6年目。

引退した黒田博樹投手(41)の背中を追い、技術、成績だけでなく、精神的にもチームの支柱となるような真のリーダーを目指す。

悲願のリーグ優勝、そして日本シリーズ進出。さらに野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合にも出場した。全力でシーズンを駆け抜けた菊池は「やっと終わりましたね。正直、体はしんどかった」と静かに笑った。胸にあるのは満足感ではなく、「2番・二塁」としての達成感だった。

「満足感というよりも、進塁打などチームとして求められたことができた達成感はある。でも全部、完璧にできたわけじゃない。来年、頑張ってそれを突き詰められるように」

文句のない1年だった。今季は141試合に出場して、リーグ最多の181安打&23犠打。打率・315に、自己最高の13本塁打を記録した。鉄壁の守備では4年連続4度目のゴールデングラブ賞を獲得。時にチームを鼓舞する一塁へのヘッドスライディングや、進塁打に俊足を生かした好走塁と、走攻守でリーグ優勝に貢献した。

リーグ連覇、そして日本一を目指す来季。菊池はチームを思う。緒方監督の就任時に丸と2人、チームリーダーに指名された。両膝のケガで苦しんだ15年。

黒田、新井にも支えられながら突っ走ってきた16年。「責任が重かった年もあったし、今年はいろんな人に助けられながら、引っ張っていけたのでね」と述懐する。

来季は6年目の27歳。リーダーとしての自覚は高まる。

「求められた仕事がしっかりできるように。新井さんにも『お前らが引っ張っていくんだ』と、言われている。今年より来年、引っ張っていけるように」

昨年は湯布院から快進撃がスタート。温泉につかりながら投手、野手が意見を交わし、一丸の雰囲気を作った。「みんなで楽しい話をして。変な意味じゃなく仲良く」。今回は例年を上回る18人が集結。17日の初日には食事会を開いた。

「距離に不安はないので。黒田さんの財産をつぶさないようにしたい。みんなで補っていければ」とチーム力で戦う。

黒田は菊池について「20年で出会ったことのない、メジャーも含めてトップクラスのプレーヤー」と評す。真価の問われる2017年。心技体を充実させ、さらなる進化を目指す。

「黒田さんの抜けた穴は大きい。でも、残してくれた財産はたくさんある。一丸でカバーできれば」と菊池。

黒田の穴は黒田が認める男が埋める。リーダーとして先頭に立つ。


[デイリースポーツ 11/20 06:04]


黒田が引退 現役最多勝利投手は誰?

日米通算203勝を挙げた黒田博樹(広島)、NPB最多の172勝を記録していた三浦大輔(DeNA)が現役を引退した。

この2人は現役通算勝利数では1位と2位の投手だった。

では来季、現役で通算勝利数が最も多い投手は誰になるのだろうか。1位は日米通算170勝をマークする岩隈久志(マリナーズ)だ。

岩隈は楽天時代の08年に21勝をマークするなど日本通算107勝を挙げ、11年オフにFA宣言しメジャーに挑戦。マリナーズに加入した1年目は春先こそ出番がなかったものの、シーズン後半から先発に定着し9勝をマーク。13年と14年には2年連続で2桁勝利を記録し、16年にはメジャー移籍後最多の16勝を挙げた。
メジャー通算63勝は、日本人投手では野茂英雄の123勝、黒田博樹の79勝に次ぐ3位の記録だ。

岩隈に次ぐ勝ち星をあげているのは、“平成の怪物"・松坂大輔(ソフトバンク)の日米通算164勝。松坂は横浜高で甲子園春夏連覇を成し遂げ、98年ドラフト1位で西武に入団。プロ1年目から3年連続で最多勝を獲得するなど、06年オフにメジャー挑戦するまでの8年間で通算108勝をマーク。メジャー挑戦後はレッドソックス時代の08年に18勝を挙げたが、その後は故障に苦しみ2桁勝利はなし。15年から日本球界に復帰したが、復帰後は未勝利だ。

日米通算ではなく、純粋に日本だけで最も勝ち星をあげているのは石川雅規(ヤクルト)の通算152勝となる。これは日米通算170勝の岩隈、164勝の松坂大輔に次いで、現役では3番目に多い勝ち星。石川は02年にプロ入りし、1年目から5年連続で2桁勝利を記録。07年は4勝に終わるも、翌年から4年連続2桁勝利をマークするなど、現役通算11度2桁勝利を挙げる左腕だ。

その他、ダルビッシュ有(レンジャーズ)が日米通算139勝、田中将大(ヤンキース)が日米通算138勝を挙げている。

【現役通算勝利投手トップ10】
1位 170勝 岩隈久志(マリナーズ)※
2位 164勝 松坂大輔(ソフトバンク)※
3位 152勝 石川雅規(ヤクルト)
4位 142勝 杉内俊哉(巨人)
5位 139勝 ダルビッシュ有(レンジャーズ)※
6位 138勝 田中将大(ヤンキース)※
7位 131勝 上原浩治(レッドソックス)※
8位 127勝 和田毅(ソフトバンク)※
9位 124勝 内海哲也(巨人)
10位 118勝 涌井秀章(ロッテ)
※は日米通算


[ベースボールキング11/20 18:11]


野球広島が広島市に5億寄付 市民の声援感謝込め原爆ドーム保存などに

広島東洋カープが21日、広島市に寄付することを発表した。総額なんと5億円。市民への感謝を込めて、多額の地域還元となった。

今季は25年ぶりのリーグ優勝を達成。球団は「市民を始めとする地域の方々から、多くの御支援、御声援を賜り、25年ぶりのリーグ優勝を果たすことができました」と説明する。これに加えて、昨年オフに前田健太選手(28)が、ポスティングシステムを使って、米・大リーグ・ドジャースに移籍。譲渡金による特別収入を得たこともあって地域還元、恩返しの気持ちから寄付を決めたという。

寄付内容は、(1)西飛行場跡地で少年野球やソフトボールなどができるスポーツ広場の整備と、(2)被爆の惨禍を後世に伝える、原爆ドームの保存のための活用。

寄付金額は総額5億円で、スポーツ広場の整備に4億円、原爆ドームの保存に1億円を寄付する。

広島は今年2月にも、キャンプ地の宮崎県日南市と、沖縄県沖縄市に1億円ずつを寄付している。

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優勝パレードをする広島ナイン(11月5日)


[デイリースポーツ 11/21 10:24]


野球広島・中崎が胸に刻んだ日本Sのサヨナラ満塁被弾「絶対に忘れずにいたい」

体の傷は癒えてきても、心の傷はまだ難しい。右腰痛に加え、日本シリーズで右股関節痛を発症。広島・中崎翔太投手(24)は「痛みはもうなくなりました」と静かに笑う。だが、“あの日”を振り返れば、自然と表情は硬くなる。10月27日、2勝2敗で迎えた日本シリーズ第5戦(札幌ドーム)。1-1の九回に登板した。

「あそこまでの抜け球は、なかなかないので。もう終わったことですけど、絶対に忘れずにいたいので」



大黒柱だった黒田の引退。チームとしての可能性、投手としての幅を広げるために進化を目指す。

「誰にも負けたくない。黒田さんも抜けるので。来年、何をやるにしても球種が多いに越したことはない。昨年、今年と抑えをやりましたが、長いイニングを投げることができたら、幅ができるのもある。できるに越したことはないので。そこの上積みは必要。みんなで競争して争った方がチーム力が上がる。やれと言われたところで、投げられる準備をしておきたいです」



来季のリーグ連覇、そして悲願の日本一に必要不可欠な存在。信じて戦う。あの本塁打があったから今がある、と。(デイリースポーツ・田中政行)


[デイリースポーツ 11/21 14:01]


野球広島 地元に5億円寄付「マエケンマネー」還元だ

広島は21日、25年ぶりリーグ優勝の後押しとなった熱烈な応援に対する“恩返し”として広島市への5億円の寄付を発表した。

今季は球団史上最多の215万7331人の観客を集めたほか、昨年まで在籍した前田健太投手(28)がポスティングシステムでドジャースへ移籍した際に約23億6千万円(契約時のレート)の譲渡金を得たこともあり、収入の一部を還元。

4億円は少年野球などのスポーツ広場の整備、1億円は原爆ドームの保存費用に充てられる。

「地域球団」を自負する広島らしい粋な“恩返し”が実現した。広島市によれば、球団はスポーツ振興費や少年野球振興費を目的に30年にも渡って毎年1000〜3000万円の寄付を続けてきた。今年も継続的な活動ながら金額はなんと5億円まで上昇。

21日までに広島市へ振り込んだ。太っ腹な寄付には地元の熱烈な応援に対する感謝が込められた。昨季は主催試合で観衆は211万0266人を集めて球団史上初の200万人を突破し、今季はさらに上回る215万7331人で球団最高を記録。本拠地マツダスタジアムでは49勝20敗1分けで驚異的な勝率・710も25年ぶりリーグ優勝の大きな要因になった。昨オフには前田がドジャースへ移籍した際に約23億6千万円(契約時のレート)の譲渡金を得たこともあり、すでに今年2月にはキャンプ地の宮崎県日南市と沖縄県沖縄市に1億円ずつ寄付していた。

「少年野球やソフトボールなどができるスポーツ広場の整備」に4億円、「被害の惨禍を後世に伝える原爆ドームの保存」に1億円が充てられる見通し。

松田元(はじめ)オーナーは特に東京ドーム約8個分にあたる36万平方メートルの面積を誇る西飛行場跡地(広島市西区)についてスポーツを通した地域振興を望んだ。

「ソフトボール場が4面できるという話を聞いている。三次などソフトボールが盛んなところは、野球も盛んになる。将来、野球選手になりたいという子が出てきてほしい。サッカー場もできるようだ」。

原爆ドーム保存への寄与には「球団ができる大きな動きになったものなので、すごく意識している。復興の原動力となったものにお金を使ってほしかった」と球団創設期に思いをはせた。

松井市長は「広島市民を代表して心から感謝申し上げます。本市のスポーツの発展並びに核兵器廃絶と世界恒久平和の大切さを訴え続ける原爆ドームの保存のために、有効に活用させていただきます」と謝意。来季の目標になった33年ぶり日本一へ球団と市民との絆は深まった。

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今季25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島


[スポニチアネックス 11/22 07:02]



野球引退の黒田 鯉バッテリー陣とゴルフ満喫、スコアは…

引退した広島の黒田博樹投手(41)が22日、東広島市内で行われたバッテリー会ゴルフに参加。5日の25年ぶりの優勝を記念したパレード、優勝報告会以来、初めて公の場に登場した。

黒田は倉義和捕手(41、2軍バッテリーコーチ兼任)、石原慶幸捕手(37)、野村祐輔投手(27)と談笑しながら、ラウンドを楽しんだ。

最終18ホールを終え、合計スコアについて聞かれると「数えていない。ゴルフは数えるスポーツではないので」と苦笑い。引退後初のバッテリー会ゴルフはグロス107に終わった。

プロ20年間に終止符を打ち、初めて送るオフ。「例年みたいに体を気にしなくていいので、変な感じはしますけどオフシーズンかなと思います」と穏やかな表情を浮かべた。

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ティーショットをミスし、悔しがる黒田


[デイリースポーツ 11/22 20:12]




野球広島・野村が歩む「黒田道」こだわる先発完投200イニング

広島の野村祐輔投手(27)が22日、先発完投に強いこだわりを見せ、200イニング登板を来季の目標に掲げた。この日は東広島市内のゴルフ場で行われたバッテリー会ゴルフに参加。今季限りで現役を引退した黒田博樹投手(41)と初めて同組でラウンドし、アドバイスも受けながら貴重な時間を過ごした。

鯉を背負う右腕の向上心は高い。今季、最多勝と最高勝率の2冠を獲得した野村だが、完投は25試合に先発して1試合のみ。飛躍の1年を送ったが、さらなるレベルアップを目指す。

「完投できる投手、イニング数を投げられる投手になりたい。中継ぎ陣の負担を減らすことができるのはチームとしてはいいこと。(200イニングを)投げる投手がなかなかいないので、それに近い数字を残し続ければ、エースと呼んでもらえる」

先発完投。引退した黒田が一番こだわってきたポイントだ。

「今年の先発の中では黒田さん、福井さんの次に自分。そういう年齢にもなってきていますし、チームを引っ張っていきたいというよりも、いく。黒田さんにより近づいていけるように」と強い覚悟を示した。

リーグ連覇、日本一を目指す来季。「カープを倒すぞという感じでくる。(シーズンが始まれば)横一線だと思うので、チャレンジャーの気持ちで向かっていきたい」と気持ちを引き締めた。

この日行われたバッテリー会ゴルフでは黒田と同組で回った。「ボールを投げ始める時期を聞きました。『年内は投げない』と話されていた。考え方はたくさんある」。レジェンドの助言も参考にトレーニングに励む。

黒田は「彼が当然中心になって戦っていかないといけない。コンスタントに計算できる投手になって、今年以上の成績を残すことを意識して準備していくことが重要」と期待を込めた。

投手陣のリーダーとして期待される来季。「はっきり言えるタイプではないですけど、プレーや姿勢で、そういう選手になるのが大事」と野村。2年間一緒にプレーした大先輩を見習い、チームを支えていく。

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ティーショット前に黒田(左)と談笑する野村(撮影・吉澤敬太)


[デイリースポーツ 11/23 07:00]



黒田がカープへ最後の伝言…「野村が中心となって」

今季限りで現役を引退した広島黒田博樹投手(41)が22日、後輩野村祐輔投手(27)にエース道を説いた。広島・東広島市のゴルフ場で行われたバッテリー会ゴルフに参加。

優勝パレード以来、17日ぶりに公の場に現れた表情は終始穏やかだった。ただ助言を求めてきた同組の野村には、来季チームを引っ張る期待を寄せた。

「彼(野村)が中心となっていかないといけない。福井とか年が近い投手と力を合わせてやっていってもらいたい」

野村は今季、16勝3敗で最多勝と最高勝率などのタイトルを獲得。25年ぶりリーグ優勝の立役者の1人だが、黒田は野村の真価が問われるのは来季以降と考える。

「継続することがプロとして一番大事なこと。1年や2年、隔年など、間が空くと過去の実績が無駄になる。しんどいことかもしれないけど、ある程度計算できる投手にならないといけない」。

現役最終年まで7年連続2桁勝利を挙げたレジェンドの言葉は重い。

ラウンド中には、野村からアドバイスを求められる場面もあった。復帰した昨季から、2人は師弟関係のようだった。今季の飛躍を認めながらも、さらなる成長を期待する。

「キャリアハイの成績だったと思うけど、常に今年以上の成績を残そうと準備しないと、このような成績は残せない。(来季)キャリアハイの結果を残せなくても、練習1つ、投球1球が変わってくる」。

黒田が野村に託した言葉は、広島ナインへの最後の伝言だったのかもしれない。【前原淳】


[日刊スポーツ11/23 08:12]
野球引退の広島・黒田が指名!エースは野村「彼が中心とならないと」

今季限りで現役引退した広島・黒田が東広島市のゴルフ場でチームのバッテリー会ゴルフコンペに参加し、一緒にラウンドした野村に「今年の成績を見たら当然、彼が中心とならないといけない」とエール。

16勝を挙げた最多勝右腕に「今年はキャリアハイだと思うけど、常にそれ以上の成績を残すという気持ちで準備すること。その気持ちが、練習や一球にとってプラスになる」と助言。自身については「従来のように体のことを気にしなくてもいい。いつもとは違ったオフですね」と柔和な表情で語った。

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広島バッテリー会ゴルフで笑顔を見せる黒田


[スポニチアネックス 11/23 09:45]




野球広島新井 駒大OB会による2000安打記念祝賀会 黒田、緒方監督も登場

広島の新井貴浩内野手(39)の2000安打を記念して23日、広島市内のホテルで駒大OB会による記念祝賀会が開かれた。会の途中で壇上に緒方孝市監督(47)らカープナインが登場。今季限りで現役を引退した黒田博樹投手(40)も、サプライズ登場で会場を沸かせた。

1600人のOBや関係者らが集まる盛大なセレモニー。

黒田登場で歓声が静まらない中でマイクを握ると「本当に“まさか”ですね」と驚きの言葉を発した。その上で若かりし頃のエピソードを披露。「三塁を守ってる時はドキドキ、ハラハラでしたが。昨年帰ってきて一塁を守っていると、球際に強くて。新井がエラーしたら仕方ない、という雰囲気を作って。守備でも一生懸命な姿が、2000安打につながったと思います」と続けた。

後輩をたたえる話だったが、最後に「『野村さんの安打数はもう抜いたので、次は山本浩二さんの記録を超えるんだ』と豪語していました」とイジりを忘れなかった。最後には「ボロボロになるまで、現役を続けてほしい」とエール。

これに新井が「メジャーでは引退撤回は、ザラにあるみたいなので」と“反撃”して会場が沸くと、黒田は「現時点では120%ないです」と慌てて否定した。

25年ぶりのリーグ優勝を導いた、投打のベテランの共演。終始、笑顔で会を盛り上げていた。

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鏡開きを行う(左から)野村氏、緒方監督、新井、山本氏(撮影・吉澤敬太)


[デイリースポーツ 11/23 20:09]



野球黒田氏が最後の新井いじり? 2000安打祝賀会で「本当に『まさか』ですね」

今季限りで現役を引退した黒田博樹氏(41)が23日、広島市内のホテルで開かれた「新井貴浩2000本安打達成記念祝賀会」にサプライズ登場した。

祝辞に立った黒田氏は開口一番「本当に『まさか』ですね」と言うと、こう続けた。「若いころはサードをやっていて、サードにボールが飛ぶとドキドキハラハラした。去年帰ってきてからはファーストで球際が強くなり、チームを『新井がエラーしたら仕方がない』という雰囲気にしたのはすごい。偉大な先輩の野村謙二郎さんの安打数を抜いたので、次は山本浩二さんを抜くと豪語していた」

思わぬ褒め殺し攻撃に遭った新井が「メジャーでは引退した選手が(引退)撤回することはざらにある」と応酬すると、男気右腕は「現時点では120%ない」と苦笑した。

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新井(右)に祝福の言葉をかける黒田氏


[東スポWeb 11/23 20:33]



【広島カープ】新井の祝賀会に黒田がまさかの登場!二人のやり取りにファンも笑み

 今季限りで現役を引退した広島・黒田博樹投手(41)が23日、広島市内で行われた新井貴浩内野手(39)の2000安打達成の記念祝賀会に登場し、盟友の活躍をたたえた。

 壇上でマイクを握った男気右腕は「まさかですね。皆さん、新井の打撃がすごいのは分かっていると思うんですけど、以前は三塁を守っていました。サードに打球が飛ぶと、ドキドキ、ハラハラしながら投げていたのを覚えています。でも今はファーストで球際が強く、エラーしたら仕方ないという雰囲気に持っていった新井はすごいと思います。守備でも一生懸命やる姿が2000本につながったと思います」と爆笑を誘い、会場を盛り上げた。

 新井は今季、2000安打を達成後、広島OBで前監督の野村謙二郎氏(50)の通算2020安打を抜き去り、2107安打まで伸ばした。

黒田は「次は山本浩二さん(2339安打)を抜くと豪語してましたんで、ボロボロになるまでやって頂きたいと思います」とエールを送った。

 イジリ半分の激励を受けた新井は「メジャーでは引退撤回がざらにあるらしいんですよ!」と反撃。これに対し、黒田は「現時点では120%ないです!」ときっぱり否定していた。


[広島カープブログ2016.11.25]

ドジャースの前田がスイスの高級時計「ロジェ・デュブイ」のブランドアンバサダーに就任し、24日、東京・銀座の日本初の旗艦店開店イベントに参加した。



広島時代に初の沢村賞に輝いた10年に、当時ドジャースの黒田から同社製の時計を贈られた縁がある。「尊敬する先輩からもらったものは思い出に残る」と今でも大事にしている。




[スポニチアネックス 11/25 07:01]


野球広島選手会ゴルフコンペ開催 黒田笑いでごまかす「数字は数えてない」

広島の選手会ゴルフコンペが25日、東広島市内のゴルフ場で開催され、選手、球団スタッフら101人が参加した。

トップは7年目の中村亘佑捕手が、アウト46、イン42のグロス88でホールアウト。現役を引退した黒田博樹投手は「数字は数えてない」とグロス116で60位の成績を笑いでごまかした。新井貴浩内野手は背番号と同じグロス105の25位で18ホールを終えた。

また、15位には特別に「黒田博樹賞」が設けられ、賞品は新品のグラブなど豪華黒田グッズが用意された。この賞は、グロス100でラウンドした堂林翔太内野手が手にした。

写真
(右から)黒田博樹氏、倉、中崎(左)と笑顔でラウンドする野村(撮影・吉澤敬太)


[デイリースポーツ 11/25 21:32]





野球広島・新井 最長ブランク11年ぶりベストナイン

◇ベストナイン発表(2016年11月25日)

広島・新井は05年以来2度目の選出を果たした。


昨年の打率・275、7本塁打、57打点から打率・300、19本塁打、101打点へと成績を飛躍させ「(39歳と)年は取ってますけど、気力が大事だと改めて経験させてもらった」と話した。

現役引退で最後の選手会ゴルフ参加となった黒田も5人の選出を「今年のチーム成績や個人成績を考えれば、選ばれて当然。それだけ皆が頑張ったということ」と喜んだ。

≪セ喜びの声≫

▼広島・野村 こういう成績を1年で終わらせないようにしたい。日本一になれず悔しい思いもある。まずはリーグ連覇を目指したい。

▼広島・石原 初めて選んでいただいて光栄。シーズンで優勝した中、もう一つうれしさが増した。

▼広島・丸 自分としては充実したシーズンだった。全試合出場できたのは自信にしたいが、打撃成績はもっと上を目指すようにしたい。

写真
選手会ゴルフコンペでプレーする新井


[スポニチアネックス 11/26 07:03]




野球マエケン 古巣広島Vに複雑「何でいなくなってから…」

ドジャースの前田が広島の地元テレビ局に生出演した。

昨季まで所属した広島の25年ぶりのリーグ優勝について「祝福の気持ちと、何で(自分が)いなくなってから…という気持ち。(胴上げの)あの場にいたかったですね」と苦笑い。



「来年もカープとともに頑張っていきます」と力を込めた。


[スポニチアネックス 11/27 07:01]



野球大瀬良 黒田先輩とホットライン 先発ローテ&エース襲名へ強力援軍

広島の大瀬良大地投手(25)が27日、先発転向の“秘策”を明かした。

25日の選手会納会で現役を引退した黒田博樹投手(41)と会話。来季、先発に再転向する右腕は、レジェンドから「困ったことがあれば、いつでも連絡してこい」と背中を押された。「積極的にいく」と黒田との“ホットライン”で、エース襲名を狙う。

チームのカギを握る男は、強力な“援軍”と来季を戦う。先発再転向に挑む大瀬良は、25日の納会で黒田と会話する機会を得た。「これが最後かもしれないと思って」と卓に酒をつぎに行って、しばし談笑。数分間の会話は貴重なものだった。

黒田「先発に戻るんやろ?」

大瀬良「はい、そのつもりです」

黒田「分からないことや困ったことがあれば、いつでも連絡してこいよ。オレはなんでも答えるからな」

今季が始まる前から黒田は、将来のエース候補として期待していた。先発完投型を理想とするだけに「大地は大きな役割を担う。彼がやってくれないと困る」と、目にかけていた。レジェンドとのホットラインは心強い味方。大瀬良は「積極的に連絡したい」と言う。

「今年は先発がダメで中継ぎに回ったと思っている。来年はローテの枠に入っていけるように。2月のキャンプにベストな状態で入れるようにしたい」

来月1日からチームは優勝旅行でハワイに向かう。




[デイリースポーツ 11/28 06:03]



野球大瀬良、黒田とホットライン 先発再転向へ最強武器

広島・大瀬良大地投手(25)が27日、今季限りで現役引退した黒田博樹投手(41)から「何かあれば連絡してこい」と男気エールを受けたことを明かした。

チームの精神的支柱だったレジェンドからの助言を糧に、来季は先発投手として活躍を見せる覚悟だ。

剛速球よりも新球よりも、黒田とのホットラインが何よりの武器だ。この日、マツダスタジアムでトレーニングした大瀬良が、25日の選手会納会でのレジェンドからの言葉を明かした。

「黒田さんから『何かあったときに連絡してくれれば何でも答える』と言ってもらえた。何か困ったことや相談したいことがあったら、積極的に聞きたい」

公式な場での最後の顔合わせとなった納会で、お酌をしに行った際のやり取りを振り返る様子はどこかうれしそう。

「自分は黒田さんのように気持ちで投げるタイプ。生き方や考え方が勉強になる」とかつて話したように、そのスタイルを継承する構えだ。



“先発返り咲き”に向けて、広島のエースとして長年君臨した黒田のアドバイスほど頼もしいものはない。助言を生かすためにも、まずは自らの調整に万全を期す。



来季のキャッチフレーズは「カ舞吼」(かぶく)。「己の道を突き進み、広島らしく熱く戦い、ファンを魅了する」という意味は、黒田に通ずるものがある。魂の継承によって「かぶく」大瀬良の姿を期待したい。(柳澤 元紀)

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黒田(左)と大瀬良


[スポニチアネックス 11/28 08:01]




野球「神ってる」広島・鈴木誠也「僕自身の言葉じゃないが…」緒方監督はV旅行中

年末恒例の「2016ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識)が1日、発表され、25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島東洋カープを表現した「神ってる」が年間大賞を受賞した。野球界からは2015年の「トリプルスリー」(ヤクルト・山田、ソフトバンク・柳田)に次ぐ、2年連続となる快挙となった。

都内での表彰式には受賞者の広島・緒方孝市監督(47)は優勝旅行のため欠席、同じく受賞者となった鈴木誠也外野手(22)が代表して出席した。

鈴木は年間大賞を前にしたトップテンの発表時に「僕自身が『神ってる』と言った言葉ではないので迷っています」などと語った。

「神ってる」とは、もともとネット上で広まっていた言葉だが、鈴木は6月のオリックス戦で史上10人目となる2試合連続サヨナラ本塁打を記録し、翌日にも決勝アーチを放つなど、3試合連続決勝弾をマーク。緒方監督が勝利インタビューで「今どきの言葉で言うなら“神ってる”」と称賛し、一気に国民的流行語として広まった。

鈴木は式典後のインタビューで、最初に「神ってる」の言葉を受けた時について、「今までほめられたことがなかったので、褒め言葉だと思い、うれしかった」と振り返った。また、この言葉によって、「僕のことを知ってくれた方が数多くいるので感謝してます」と話した。

一方で、「『神ってる』がきっかけで飛躍できた」としながら、夏場以降の活躍などについては、「シーズンを通して『神ってる』と言われ続け悔しい思いもしたので、来季はそう言われないように頑張りたい」と実力での評価を期待した。

鈴木はまた、最近の「神ってる」ことを問われ、日本シリーズ後の日本代表・侍ジャパンのメンバーに選出されたことと、最後の打席で満塁ホームランを打てたことを挙げた。

今季の広島はチャンピオンシップ(CS)も勝ち抜いて日本シリーズに進出。

惜しくも日本一は逃したが、鈴木を含め、シーズンを通して最優秀選手賞(MVP)を獲得した新井貴浩内野手や、今季限りで引退した黒田博樹投手らがチームをけん引し、赤ヘル・ファンの熱狂的な声援を背に、実力プラス「神ってる」現象を巻き起こした。

受賞の壇上で鈴木は黒田の存在について、「今年で引退することはうすうす感じていたので、優勝したいと思った。黒田さんの練習態度やおとこ気に引っ張られました」と話した。


[デイリースポーツ 12/1 17:34]


野球広島 ハワイV旅行出発 家族ら総勢170人、黒田は不参加

広島の緒方監督、コーチ、選手、家族ら約170人がJALのチャーター機で広島空港から優勝旅行先の米ハワイに出発した。

「家族みんなで優勝した喜びを味わってほしい」と指揮官。JAL職員が作製した選手らの似顔絵入りリーフレットが配布され、機内ではビジネスクラスの食事が出され、メニュー表は「カープ坊や」のロゴ付きの特別仕様だった。

セ・リーグ最年長のMVPに輝いた39歳の新井は「のんびりしたい。家族みんなで食事する機会もある。それも含めて楽しみ」と笑顔で機上の人となった。なお、今季限りで引退した黒田博樹氏は参加しなかった。

写真
広島の各選手に配布された、JAL職員による似顔絵が描かれたリーフレット


[スポニチアネックス 12/2 07:00]



野球広島・福井 ポスト黒田へローテ奪還&11勝以上 ダイヤモンドヘッドで誓った

広島の福井優也投手(28)が4日(日本時間5日)、優勝旅行先のハワイで来季のローテ奪還と、11勝以上の誓いを立てた。この日は、早朝からダイヤモンドヘッドをハイキング。屈指のパワースポット山頂で「勝負の1年になる」と決意を語った。5勝4敗に終わった今季からの復権へ、悲壮な覚悟で2017年に挑む。

山頂の高台に立ち、崖のふちまで体を寄せた。見下ろせば急斜面。足がすくむ場所でつぶやいた。「マウンドの方が緊張するな」。標高232メートルの山よりも、孤独で恐怖な真剣勝負。ハワイのシンボル・ダイヤモンドヘッドから、福井は来季の戦いに決意を込めた。

「勝負の一年になります。余計なことは考えたくなかったが、考えないとダメなので」 今季を「悔しい1年でした」と振り返る。5勝4敗、防御率4・34。

開幕から勝ち星に恵まれず、不安と焦りで調子を崩した。ペナントレースでは2度の抹消を経験。CSと日本シリーズは中継ぎ待機したが、出番は一度しかなかった。

対外試合4試合20イニング1失点の勢いそのままに開幕を迎えたが暗転した。「想定外のことが起きたというか。もう少しやれると思う自分と、結果がついてこない中で不安が出てしまった」。4月24日の阪神戦(マツダ)から3試合連続で大量失点して再調整。2カ月半近く2軍暮らしが続いた。

だが、チームが連敗中だった7月28日の巨人戦(京セラドーム)で7回無失点の復帰星。菅野との対決を制し、チームも勢いに乗せた。終盤3連勝。もがき、苦しむ中で兆しも見えた。秋季キャンプでは“新球”カーブに挑戦。

1試合に数球しか投げなかった球の軌道を変え、決め球にまで磨きたいと考える。

「3-2から投げられていけば、打者の頭にない球だと思うので。勝負どころで投げられるように。直球とフォークだけじゃないよと、考えてくれたらいい」

今季限りで現役を退いた黒田氏もエース候補として期待する。

コミッショナー特別表彰の功労賞を受賞した11月28日には、「福井は27、28歳か。一番は時間がない、ということ」とゲキを飛ばした。多くの影響を受けた右腕も「黒田さんに福井なら大丈夫だと、言ってもらえる選手になりたい」と呼応した。

目標はローテ奪取と、11勝以上。プロ入り後初めて目標数値を公言し、背水で来季に臨む。「11勝はしたい。最低でも2桁。今まで言ってこなかったけど、あえて。人に何を言われても、やらなきゃダメなので」。チームのシンボルへ-。

ポスト黒田へと続く山道を、全速力で駆け上がる。

写真
早朝にダイヤモンドヘッドに登頂し、ワイキキの街を背にポーズをとる福井


[デイリースポーツ 12/6 06:04]



7日放送「2017WBC 開幕戦 日本×キューバ」東京ドームexclamation
黒田博樹さんがゲスト出演されますexclamation

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