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木曜劇場『医師たちの恋愛事情』コミュのインタビュー#3『河合奈々役相武紗季』

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奈々役を演じるにあたって特に考えた点を教えてください。
働く女性という部分を大切にしたいと思いました。ただ、奈々は働きながら子育てもしていて、でも恋もしたい、という部分も持った女性なので、そういう女性らしさも表現したいな、と思いながら演じています。
制作サイドから何かリクエストはありましたか?
今回はなかったですね。
では、台本や現場の空気を感じながら作っていった感じですか?
そうですね。多分、キャラクターというよりは3組の男女の恋愛模様を大事にしている作品だと思うので、働く女性が…私の場合はシングルマザーの女性が恋をしようとするときに、何を考え、どうやって子どものことと仕事と恋愛のことの折り合いをつけていくのか、というその対応とか表現がキーになっていくんじゃないかな、と思います。

医療ドラマならではの難しさもあると思います。実際に演じられてみて、いかがですか?
麻酔科医って、あまりピックアップされていないんですよね。『ER』とか『ドクターX』なども拝見していたんですけど、自分の立ち位置があまりわからなかったんです。そういうときに、『麻酔科医ハナ』という漫画を見つけて…。それを読んで、麻酔科医の仕事とか、置かれているポジションを理解し始めました。
麻酔科医は、とても重要なポジションですよね。
生死をつかさどる役職ですよね。看護師の友だちも、麻酔科医が一番凄いと思う、と言っていたんです。「麻酔に関する知識量も膨大だし、本当に人の命を担っているポジションだよ」って言われたんですけど、そのときはあまりピンとこなくて…。でも、『麻酔科医ハナ』で、一番地味で一番感謝されないけど、一番生死をつかさどるし、外科からは無下にされる、というようなことが描かれていて。「こんなに大変な職業なんだ」ということをやっと理解しました。
今回は、撮影だけでなく医療シーンのリハーサルもありますよね。医療監修をしてくれている先生方は、医療者が見てもおかしくないものにしたい、と以前別の作品の時もおっしゃっていました。そういう意味でもハードルが高いのでは?
細かいところまで教えていただいています。麻酔の機械って全部ボタンで操作していて、「○ミリグラムを○分間で落とす」という風に決まっているんですけど、セリフに出てくる薬剤がどの段に入っているかとか、いまどこにある薬剤を使っているとか、そういう部分まで教えていただいています。あと、「心拍数が上がったら寝ている患者が痛いと感じているからそういう場合は麻酔の量を増やしたりします」とか、そういうことも教えていただきながらリハーサルが出来るので、現場に入ってもあまり戸惑うことなく立ち回れているんじゃないかな、と思います。

この作品は、医療ドラマでありながら恋愛ドラマでもあります。仕事と恋愛の関係性について、相武さんご自身はどのように考えていますか?
恋愛できるタイミングがくればすればいいし、やりたいことがあればそれを優先したい、と思っています。いまは、どうしても結婚したい、という風には思っていないんですけど…。今回、いただいた資料によると、3分の2の女医さんたちが独身なんだそうです。そのパーセンテージも凄いな、と思いましたけど、やっぱり仕事を持っている女性がプライベートも充実させるには、まだまだ色々な問題があるんだろうな、と思います。今回の役柄でもそういう部分は示しつつ、ささやかな幸せというか、仕事に追われている中でも女性らしくいられたり、大変だけど子育てを通して自分自身が変われるような何かを見つけたりとか、そういう面を自分でも感じられたらいいな、と思っているんです。
主人公の守田春樹役を演じている斎藤工さんの印象は?
工さんは、『ミス・パイロット』という作品でもご一緒させていただいたんですけど、つかみどころがないというか、本気で言っているのかそうじゃないのかわからないときがある方ですね(笑)。
それは今回も変わらない印象ですか?
変わらないですね。いつもニコニコされている一方で、自分の雰囲気を持っている方で、一緒になって遊んでいるかと思うと、フッと役に入っちゃうようなときもあって…。「気を付けないと巻き込まれる!」って思ってます(笑)。
今回は大人のチームですよね。でも、大人ならではの遊び心もあって、とてもいい雰囲気です。
板谷由夏さんが「歳を取れば取るほど、幼児化する」とおっしゃっていたんです。「余計なものが削げ落ちて心がピュアになっていて、何かを自分で表現したいというより、ストレートに表に出したくなる」とおっしゃっていて。石田ゆり子さんも同意されていて、着飾るんじゃなくてそのままの自分で何かを表現するのが上手くなる、とおっしゃっていました。今回は、私が一番年下くらいなんですけど、みなさん、そんな感じなんです。だから、役柄のお話をされているときも凄く理解できるんです。伊原剛志さんは心理ゲームでみんなの深層心理を探るのが大好きで、全員にやっていました(笑)。そういうところも可愛いな、と思います。
息子の真人役を演じている加藤瑛斗くんとの共演はいかがですか?
瑛斗くんは……見ているだけでこっちが勉強になります。出来ても出来なくっても全力だから。笑顔も、ホントに心からのいい笑顔を見せてくれるんです。隠し事がない表現力って子どもならではだと思うんですけど、そういう姿を見ながら、「ああ、一生懸命ついていこう!」「いいお母さんになろう!」って思いました。
加減が出来ないんですね。
そうなんです。もうちょっと…多分、5歳とかになったらそういうことも出てきちゃうのかもしれないですけど、いまは瑛人くんが真っ直ぐ目を見て真っ直ぐ表現してくれているものをどれだけ受け止められるか、その器量が試されている気がします。
何か、特別なコミュニケーション方法はあるんですか?
なるべく話しかけて、私が隣にいても瑛人くんが緊張しないようにしています。一緒にいるのが当たり前、ちょっかいを出すのが楽しい、っていうような、私がおもちゃのひとつみたいになっちゃえば緊張感もなくなると思ったので。そしたらもう、1時間くらいでそうなっちゃったので良かったです(笑)。

物語の方ですが、奈々は、平山浩行さん演じる宗太郎に心を惹かれています。でも宗太郎は千鶴さんに…という感じですが、恋愛模様はどうなっていくんでしょうね?
私も全然わからないんです。みなさんも、このドラマがどういう結末を迎えるのか、わかっていないと思います。ただ、これからきっと、シングルマザーという立ち位置で、恋を楽しむのか、父親探しを頑張るのか、という部分も出ていると思うんです。恋愛する相手と結婚する相手は違う、と言う人もいますけど、実際問題、どこで折り合いをつけていくのか、というのはとても難しいことだと思うんです。これから奈々も葛藤して、成長していくんでしょうけど…。忙しいからこそ恋愛も濃くなっていったりもするし、人の命をあずかる職業なのでそういうときに惑わされたくない、という気持ちもあるはずなので。働く男性、女性の気持ちに上手くリンクして、伝えられたらいいですね。奈々も、恋愛をしていても子どものことになると母親の顔になるんですけど、そこに、仕事のことが加わったときに、奈々という女性が、どういう順番でそれをこなしていくのか、というのは私自身も気になっています。幸せになってほしいですけど、その形がどういうものなのかはわからないですし…。

最後に、視聴者のみなさんに向けて、メッセージをお願いします。
私の役柄はシングルマザーという設定ですので、働きながらも子育てに頑張っている女性のみなさんに共感していただけるように演じたいと思っています。奈々の恋が上手くいくように応援していただきたいです。

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