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ライフワーク【まほらマエミー】コミュの本日のワンポイント勉強【オフィスにムダなお金をかけるのはアリか?】

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オフィスにムダなお金をかけている会社は成長しないといわれる。立派な本社ビルを持つようになったら、その会社は下り坂になるともいわれている。体裁を整えるために多額の出費をすることはいいことなのだろうか?それとも悪いことなのだろうか?

そのお金は誰が出しているのか?
 一般的にはこうした外見を整えるためのムダ使いはマイナスとなることが多い。立派なオフィスに入ったからといって生産性が2倍になるわけではないが、オフィス代は平気で2倍、3倍かかることになる。収入を増やすことに直結すること以外にはお金をかけないという人が、お金持ちになりやすいというというのは本当だろう。

 これはお金を支払う側にとっても同じことである。立派な事務所を持つ会社は見栄えはよいが、その立派な事務所の費用はすべて顧客が支払う代金の中から出ている。自分が支払ったお金が何に使われているのか敏感でなければ、自分自身がお金持ちになることは難しい。

 このような立派なオフィスを構えているビジネスの多くは、金銭感覚の乏しい顧客を相手にしていることが多い。オフィスが立派だと、お金がない人ほど、会社も立派なのではないかと勘違いしてダマされてしまう。少々怪しい会社が皆、立派なオフィスを構えているのには理由があるのだ。

 これは弁護士やコンサルタントなど、一般にはレベルが高いと思われている仕事も同様である。
 一流の弁護士やコンサルタントは個人の顧客は相手にしないが、その代わり、お金をふんだんに持つ企業を顧客にしている。企業のサラリーマンは保身が第一なので「ここに頼んで失敗したのだから自分に責任はない」という言い訳を作れるかどうかが、選択のカギとなる。しかも支払うお金は会社のものなので自分の懐は痛まない。結果として、顧客から高いお金を取り、立派な事務所を構えたところが有利となる。

投資ファンドがオフィス代を気にしなくてよいワケ
 だがムダなコストを掛けずコスト削減をしている会社がすべてよいのかというとそうともいえない。同じビジネスでも投資ファンドの場合にはまた違った考え方が必要となる。

 通常のビジネスはお金を支払う側ともらう側は利益が相反する。商品やサービスの値段が上がれば上がるほど、売った方が得して買った方が損をする。だが資金を預けて投資する仕事の場合には必ずしもそうとはいえないことがある。

 顧客から100億円を預かってそれを運用するビジネスの場合、運用者の報酬は運用益の20〜25%程度ということが多い。そうなると顧客が儲かれば、運用者も儲かるので、両者の利益はそれほど相反することはない。

 100億円の資産が2倍に増えたとすると運用益は100億円ということなり、運用者は25億円を手にすることになる。
 この時オフィス代が1000万円だろうが2000万円だろうが、投資家にとっては大した違いではなくなる。むしろ、オフィス代を節約しようというようなセコい運用者では、海千山千の相場で勝ち抜くことは難しいだろう。

 こういった事業では、むしろ「オフィス代など取るに足りないこと」と言い切れるような人でなければ逆に信用されない。この違いは、お金がどこからどこに流れ、誰の利益になっているかということを考えれば分かるはずだ。

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