映画評コミュの戦場のメリークリスマス

1983年…日本、イギリス、ニュージーランド
監督…大島渚

cast…ディビット・ボウイ　トム・コンティ　坂本龍一　ビート・たけし

おすすめ度…★★★☆☆

第二次世界大戦時のホモの戦争映画。観た感想は音楽がカッコいいのとビート・たけしの大活躍と殺陣の拙さかなぁ。最後もビート・たけしのクローズアップで終わるしこれは間違いなくビート・たけしの映画。
最初のトカゲのカットから音楽に入る位までのカットはカッコ良すぎる。　
　日本兵の大尉が捕虜のイギリス人を好きになってしまい…そのイギリス人はパブリックスクール出身の弁護士の兵士のデビット・ボウイでどうもせむしの弟の事は好きだけどみんなには知られたくなかったみたいな事言ってる…。なんだか良く分からないけど日本人の文化、思想とイギリス人の文化、思想の違いもなんか匂わせてホモを絡めて的な映画で音楽ばっかり頭に残りました。
　それにしてもこの映画の殺陣はない。明らかに殴ってないのが見えたり切腹のシーンが二つともサラシの中の血糊袋ぷよぷよしてるしこれが世界に観せる映画？って純粋に思う。当時の日本では少しだけ反主流で少し先を行ってる的映画って思われたかったんではと思う。
カンヌに持って行ったけど同じ日本映画の楢山節こうに負けたみたいだけど楢山節こうより映画としては日本では間違いなく戦場のメリークリスマスの方が有名だし興行的にも戦場のメリークリスマスが勝ったのかなぁ知らないけど。
そもそもカンヌって興行的には良くないけどみたいな映画って感じだし。アカデミー賞は興行的に成功した映画って感じだし…。
おすすめ度は星3つ。ブルーレイ5000円以上したけどまぁ観れて良かったです。坂本龍一のメイクもあれはないね。