仮想通貨　リップルコミュの発祥

リップルの中心的開発企業と二人の開発者

OpenCoin 　　　　　　　　「オープンコイン社」が中心開発企業

リップルはビットコインのように発祥が不詳ではありません。
リップルを中心的に開発していた、オープンコイン社 (Open Coin Inc) が社名を変更したのが現在のリップルラボス社（Ripple Labs Inc）であり米国の法律にそって運営されている企業です。
創業者は金融の実践的プロフェッショナルで、過去に大きな実績があるソーシャルレンデイング (融資仲介サービス) の米最大手プロスパ一社 (Prosper) を立ちあげたクリス･ラーセン氏 (Chris Larsen 現リップルラボスの最高経営責任者CEO) です。
クリス･ラーセンが関わっているというのが重要なポイントで、リップルはビットコインの取引にソーシャルな関係を持ち込み、リップルの肝は、IOU(借用証書)という債務を使った取引です。この仕組みによって極めて低コストな取引を可能にしています。プロスパ一社は、現グーグル (Google) のシュミット会長 (元アップル取締役) やアクセルパートナーズ、セコイア等一流名門ベンチャーキャピタルからも出資を受けたユーザー数190万人以上、累計融資6.32億ドルを誇る世界でも有数のソーシャルレンディング会社です。

2005年には、経営していたオンライン融資会社、米イーローン社 (E-Loan) を3億ドルで売却した事や、ペイパル (Paypal) を含め連続して金融業界で成功している実績があり、シリコンバレーの生きる伝説とまで呼ばれています。
出資会社には Andreessen Horowitz (アンドリーセンホロウィッツ) というベンチャーキャピタル等が名を連ねます。
創業者は、初めてのWebブラウザーで知られるネットスケープ社を立ち上げた人物である Andreessen Horowitz で、他にも Instagram、Skype、Groupon、Airbnb、Fab、Zynga、Pinterest、Foursquare などに出資しています。
オープンコイン社 (現リップルラボス社) は、1,000億枚の仮想通貨を最初に生成し、それ以上増やさないと約束しています。その25％はリップルラボス社が保持し、これを運営資金として使うことで、リップルラボス社の開発チームはリップルのプロトコルをより良いものにすることに注力し、残りの75%を市場へ供給させることを計画しています。
ウォレット (口座) を開設すると誰でも5リップルを得ることができ、既存のビットコイン利用者はさらに多くを得ることができます。