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ドラマ&劇場映画『信長協奏曲』コミュのゲストインタビュー#2 『斎藤道三役 西田敏行』

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『信長協奏曲』への出演を知られた時のご感想は、いかがでしたか?
「とある方のパーティー会場で、村瀬(健)プロデューサーから“今度、こういう企画があるのですが…”と、オファーをいただきました。以前、『女信長』(2013年放送)を一緒にやったプロデューサーなので、“信長”という人物に対しての執着というか、“信長”を推して行きたいという思いが強いのでしょう。『女信長』の時も、天海(祐希)さんで“もし、信長が女だったら?”という発想が面白いと思いましたし、今回も小栗(旬)くんで“もし、信長がタイムスリップした現代人だったら”も、面白いですよね。この歴史を違う視点で見つめようとする方向性は、僕も好きなのでお引き受けしました」
企画の面白さですね?
「そうですね。大河ドラマでは出来ないような奇想天外なことも、この作品では出来るでしょうし。もともと、ドラマはフィクションです。フィクションの楽しみ方…フィクションの中に浸ることが、役者の醍醐味みたいなものもあります。それを『信長協奏曲』でも見つけてみようと思っています。また、前にも斎藤道三という役はやらせていただいたことがあるのですが、今回はその時とは違う描かれ方なので、自分なりにアイデアを出してみようかなと思っています」
“月9”へのご出演は?
「初めてです。今や役者にとって“月9”出演は、ひとつのステータスにもなっていますからね。“月9”に出るんだと言うと、年配の役者のリアクションはないんですけど…(笑)。若い役者たちは“スゲぇ!”とか言ってくれるので、少々鼻高々です(笑)」
そんな“月9”で初の時代劇となります。
「これまで作られて来た“月9”という歴史の中では、非常に革命的な…リスクも高いでしょうけど、これが成功したら、また新たな“月9”の道を切り開いたことになるから、そこにもチャレンジしているのでしょう。そういう精神は心強いし、頼もしい限りです」
道三は、どのような人物だと思われますか?
「道三と言えば、“美濃の蝮(マムシ)”と言われていて、みなさんも、油売りから成り上がったと言うか…非常に権謀術数を巡らせて、戦乱の世を生き抜いていった人物としての概念はお持ちだと思います。僕も、そういった部分をひとつの基盤にしていますけど、今回の道三は成り立ちが違うんですよ。そちらの方も頭において、世に言われる“道三”と、今回描かれる“道三”の間を行ったり来たりしながら演じています」

織田信長のイメージは、いかがでしょう?
「歴史上でも、とてもミステリアスなイメージを感じています。『女信長』に出演した時も、“もしかしたら、本当に女性だったのかも”と、ちょっと思ったりもしたし…人物像、その本質は本当にわかりづらいですね。ものすごく智に長けた男として伝わって来る時もあるし、血に飢えた、とてつもない武将とされることもあります。いろいろな見え方があるんですよね。実は、僕は戦国時代の三英傑と言われる徳川家康、豊臣秀吉は演じているんですけど、信長は演じたことが無いんです。そういう意味でも、余計にミステリアスに感じているのかもしれません」
西田さんの信長も拝見してみたいです。
「いえいえ(笑)。歴史上の人物って、みなさんなりのイメージが作られているじゃないですか? 例えば浮世絵師の北川歌麿と言うと、その絵から想像して、うりざね顔のスッキリした男性が想像されます。でも、実際はあばたヅラの不細工な人だったらしいんですよ。もしかすると、信長もそういう部分があるかもしれません。でも、まず僕が演じたら、みなさんの“信長”イメージを崩してしまうでしょう(笑)。僕も、みなさんのイメージは大事にしたいと思っています(笑)」
信長に成り代わってしまうサブローを演じる小栗さんの印象は?
「『わが家の歴史』(2010年放送)で共演したんですけど、本質的な芝居の絡みがあるのは今回が初めてです。小栗くんと道三が差し(2人で向き合う)で絡むシーンを撮影したんですけど、芝居の…体で言う体幹のようなものが、しっかりとしています。だから、小栗くんと演じるのは楽しいです。やはり、才能を持った男なのでしょう。芯が通っていて、今の日本の若手俳優の中では、好きな人物の一人ですね。そんな小栗くんが演じるサブローと道三は、ある種シンパシーを持っていて…。自分の限界を何となく感じる道三は、サブローにその想いを託したのだろう…と、思っています」

道三の娘、帰蝶役の柴咲コウさんは?
「これまた『わが家の歴史』で一緒で(笑)、その時も僕の娘役でした。ですので、コウちゃんの性格的なことはわかっています。気が強そうに見えるけど優しい…。とっても、面白い娘ですよ。だから、今回演じている帰蝶は良いじゃないですか? 僕自身“柴咲コウの帰蝶は見てみたい”と思いました」

視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。
「あまり概念を持たずに…って言うのも変ですけど、“時代劇だから”とか“現代劇だから”という意識を捨てていただいて、“ドラマってこういう作り方をすると、こういう楽しみ方が出来るんだ”という、まっさらな気持ちでご覧いただきたいです。そして、“すごく面白いエンターテインメントをやっているんだな”と思っていただけたら嬉しいです」

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