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コメント(53)
これは私が高校２年の夏、学校行事である島へ旅行に行った時の話です。
日中の行程を終え、その日最後のイベントはキャンプファイヤーでした。
宿泊所から狭い林道を通り、開けた場所が会場です。
最後の歌を歌い終え片付けに入ろうとした時、風もないのに辺りの木々が突風にでも吹かれたようにざわめきました。
そして、それと同時に中央の炎が一際高く立ち上ったのです。
全員が驚き炎を凝視しました。
まるで手を掲げた人の姿が踊っているような炎の中に、私はいくつか顔が揺らめいているのを見たのです。
炎は直ぐに納まり揺らめく顔も消えましたが、今度はあちらこちらで生徒の数人が騒ぎ出しました。
一人は誰かに肩を叩かれたとか、又別の一人は誰もいない背後で足音を聞いた等々。
私が騒ぎのあった方に目をやると、林の奥から広場に向かって歩いて来る人影を見ました。
「ねえ、あれ誰？」
そちらに指を差したまま、友人の方へ眼を外した瞬間にその人影は消えていました。
この話は友人が実際に体験した話です。
この後、宿泊所に戻ってからも怪異は続くのですが、
長くなるので取り敢えず今回はここまでにします。
日中の行程を終え、その日最後のイベントはキャンプファイヤーでした。
宿泊所から狭い林道を通り、開けた場所が会場です。
最後の歌を歌い終え片付けに入ろうとした時、風もないのに辺りの木々が突風にでも吹かれたようにざわめきました。
そして、それと同時に中央の炎が一際高く立ち上ったのです。
全員が驚き炎を凝視しました。
まるで手を掲げた人の姿が踊っているような炎の中に、私はいくつか顔が揺らめいているのを見たのです。
炎は直ぐに納まり揺らめく顔も消えましたが、今度はあちらこちらで生徒の数人が騒ぎ出しました。
一人は誰かに肩を叩かれたとか、又別の一人は誰もいない背後で足音を聞いた等々。
私が騒ぎのあった方に目をやると、林の奥から広場に向かって歩いて来る人影を見ました。
「ねえ、あれ誰？」
そちらに指を差したまま、友人の方へ眼を外した瞬間にその人影は消えていました。
この話は友人が実際に体験した話です。
この後、宿泊所に戻ってからも怪異は続くのですが、
長くなるので取り敢えず今回はここまでにします。
これは、石井さんのニコ生に凸したときの元原稿です。
使いまわしですみませんが投稿させて下さい。
以前、介護老人保健施設に努めていた頃のお話。
その頃、訪問リハビリの関係も携わっており、用事がありましたから訪問看護ステーションへ向かいました。
真っ昼間、窓から覗くと白いワンピースの女の人が中に居るのが見えまして。
当然ですが、ドアは開いていると。
ドアノブを回して、開く筈のドア！
見事に施錠されており、勢い余って思い切りドアに頭をぶつけました。
「なんだ、なんだ」と思いながら、窓の外から中を確認すると、いた筈の女の人は影も形もありません。
気のせいかと思いながらスタッフルームへ。
そこで、今の話をすると、数人の同僚が「私も見た」と話し出しました。
話はこれで終わり。
残ったものは私の頭のタンコブだけ。
怖くも何とも無い少し不思議なお話し、程度ですが！
使いまわしですみませんが投稿させて下さい。
以前、介護老人保健施設に努めていた頃のお話。
その頃、訪問リハビリの関係も携わっており、用事がありましたから訪問看護ステーションへ向かいました。
真っ昼間、窓から覗くと白いワンピースの女の人が中に居るのが見えまして。
当然ですが、ドアは開いていると。
ドアノブを回して、開く筈のドア！
見事に施錠されており、勢い余って思い切りドアに頭をぶつけました。
「なんだ、なんだ」と思いながら、窓の外から中を確認すると、いた筈の女の人は影も形もありません。
気のせいかと思いながらスタッフルームへ。
そこで、今の話をすると、数人の同僚が「私も見た」と話し出しました。
話はこれで終わり。
残ったものは私の頭のタンコブだけ。
怖くも何とも無い少し不思議なお話し、程度ですが！
｛１９｝の続き
キャンプファイヤーでの出来事を頭の中から必死に振り払い、
私は旅行を楽しもうとしていた。
消灯時間が過ぎ教師が最後の巡回にやって来ると、
すかさず私達は眠った振りをした。
この巡回が終わったら、男友達が部屋に遊びに来る約束だ。
教師に目を付けられてしまったら面倒な事になる。
教師が立ち去った後、コソコソとおしゃべりをしていると
部屋のドアがノックされた。
「あ、来たね。」
友人の一人が迎えに出てドアを開けたが、
そこには誰も居なかった。
「あれ、今ノックしたよね？」
不思議そうに友人が戻りかけると再びドアが鳴った。
「もう！何やってるの！？」
そう言いながらドアを開けたがやはり誰もいない。
「ちょっとぉ、あいつら脅かそうとしてるんだけどぉ。
絶対どこかに隠れてるよ。一緒に探してよぉ。」
そう言われた私達は廊下に出て辺りを探した。
しかし、隠れられそうな場所を全てさがしたが、
結局男友達は見つけられなかった。
キャンプファイヤーでの出来事もあり私は一抹の不安を感じたが
友人たちは絶対男子の仕業だと言う。
「今度ドアを叩いたら直ぐに開けて、逆に脅かしてやろうよ。」
殆どの友人がそれに賛同し、私達はドアの前で息を潜めた。
暫くするとコンッとノックされ、その瞬間勢いよくドアを開け放った。
だが、そこには非常灯に照らされた薄暗い廊下があるだけだった。
私達が一瞬凍りつき互いに顔を見合せた時、
部屋の窓からドドドドドンッ！と大きな音が鳴り響いた。
私達の部屋は２階だ。人が立てるような場所もない。
悲鳴を上げた私達は、廊下を全速力で走った。
取り敢えずここまで書いてみましたが、まだ続きます。
次で終わると思いますが、こんなに長くて大丈夫でしょうか？
キャンプファイヤーでの出来事を頭の中から必死に振り払い、
私は旅行を楽しもうとしていた。
消灯時間が過ぎ教師が最後の巡回にやって来ると、
すかさず私達は眠った振りをした。
この巡回が終わったら、男友達が部屋に遊びに来る約束だ。
教師に目を付けられてしまったら面倒な事になる。
教師が立ち去った後、コソコソとおしゃべりをしていると
部屋のドアがノックされた。
「あ、来たね。」
友人の一人が迎えに出てドアを開けたが、
そこには誰も居なかった。
「あれ、今ノックしたよね？」
不思議そうに友人が戻りかけると再びドアが鳴った。
「もう！何やってるの！？」
そう言いながらドアを開けたがやはり誰もいない。
「ちょっとぉ、あいつら脅かそうとしてるんだけどぉ。
絶対どこかに隠れてるよ。一緒に探してよぉ。」
そう言われた私達は廊下に出て辺りを探した。
しかし、隠れられそうな場所を全てさがしたが、
結局男友達は見つけられなかった。
キャンプファイヤーでの出来事もあり私は一抹の不安を感じたが
友人たちは絶対男子の仕業だと言う。
「今度ドアを叩いたら直ぐに開けて、逆に脅かしてやろうよ。」
殆どの友人がそれに賛同し、私達はドアの前で息を潜めた。
暫くするとコンッとノックされ、その瞬間勢いよくドアを開け放った。
だが、そこには非常灯に照らされた薄暗い廊下があるだけだった。
私達が一瞬凍りつき互いに顔を見合せた時、
部屋の窓からドドドドドンッ！と大きな音が鳴り響いた。
私達の部屋は２階だ。人が立てるような場所もない。
悲鳴を上げた私達は、廊下を全速力で走った。
取り敢えずここまで書いてみましたが、まだ続きます。
次で終わると思いますが、こんなに長くて大丈夫でしょうか？
之も石井さん床に凸した第一回目の元原稿です。
つい最近、目の手術を致しまして。
結果的には大成功とはいえない結果となりました。
そうなると担当の主治医は今後の予後について詳しく説明しなければならない。
初めからリスクについては一通りの話を聞いて居ましたし、失敗と云う訳でも無いので病室でのんびりと静養しておりました。
最初は安静にして居なければ為らないので、朝の回診が終われば基本的には、ベットの上、暇を持て余しながら朗読や怪談を聞いて過ごす毎日。
（痛く無ければ、非常に過ごし易い。食事制限もありませんし。ただ、酒とたばこが禁止なのが少し辛い位の毎日）
何日が過ぎて病棟内散歩出来る様になり（手術した方も眼帯をしていましたが、それも取れまして）よいよ主治医に予後と退院日について説明を受けるだけ。
この頃になると隣の部屋のばあちゃんと仲良くなり、体験談の怪談を聞かせて貰ったりして時間潰してました（若いねーちゃんじゃないところが、哀しい）。
で？その日は午前の回診も終わり、お昼ご飯も食べて、どうしようかとベットで過ごしていると。
ベットの上のスピーカーからナースのお呼び出し。
「プラナスさん、先生の説明がありますから面談室まで来て下さい。」
勝手知ったる面談室（実は私の部屋の直ぐ斜め前）！
当然、個別に呼ばれた訳ですからいそいそと面談室へ。
「いよいよ、お話だな」と考えながら。
面談室の引き戸のすりガラスの窓からは明かりが見えて、既に先生と担当ナースが居る様子。
「お願いします」の一言を言いながら引き戸を開けると中には男性が座って居ました。
「やべ〜呼ばれたのはいいけど時間を聞き逃がして違う人が面談受けていたのか」
心の中でそう叫びながら焦りまくり。
流石に、他人の面談中に扉を開けてしまい非常に気まずい。（正確には面談を待っている処でしょうね。）
面談室の廊下の前で焦っていると廊下の向こうから主治医と担当ナースが登場。
「お待たせしました。こちらにどうぞ」と面談室の引き戸をナースが開けようとするので「すみません。今は早めに来て中に入ろうとしたら、男の方が中に居ましたので〜モゴモゴ」説明のしようが無くて口ごもりながら話すと。
二人とも一瞬、え！と怪訝な顔。
「大丈夫ですよ。今の時間はプラナスさん以外は呼んでませんから！」とナースが話しながら引き戸を開けるとそこには誰もいません。
電気を付けっ放しで、部屋の中は蛍光灯が煌々と 。
担当ナースが前に使った人が電気を付けっ放しにしている事を少し文句を言いながら、三人で面談が始まりました。
なーんも、問題なく面談終了。
しつこくは男性の事、ナースにも主治医にも聞きませんでしたが、あの小柄で小太りの青いパジャマを着ていた男性はどこに行ったのでしょうかね？
因みに面談室、以前は診察室に使われていた様で中は行き止まり（眼科の診察室は多くの場合、出来るだけ光が入らない様に出入り口は一つだけの構造が多いんですよ。そして外に向かう窓は無し。後で調べたら面談室の扉の内側に遮光目的の暗幕を使うカーテンレールがありました）
誰も出入りは出来なかった筈です。
何処に行ったのでしょうね？あの男性？
目の錯覚でしょうか？
ただ単にそれだけのお話なんですが。
最後にこの男性、禿げてまして蛍光灯の光を禿頭が反射している事が一番印象に残ってます。
後姿の頭の照り返し（笑）
つい最近、目の手術を致しまして。
結果的には大成功とはいえない結果となりました。
そうなると担当の主治医は今後の予後について詳しく説明しなければならない。
初めからリスクについては一通りの話を聞いて居ましたし、失敗と云う訳でも無いので病室でのんびりと静養しておりました。
最初は安静にして居なければ為らないので、朝の回診が終われば基本的には、ベットの上、暇を持て余しながら朗読や怪談を聞いて過ごす毎日。
（痛く無ければ、非常に過ごし易い。食事制限もありませんし。ただ、酒とたばこが禁止なのが少し辛い位の毎日）
何日が過ぎて病棟内散歩出来る様になり（手術した方も眼帯をしていましたが、それも取れまして）よいよ主治医に予後と退院日について説明を受けるだけ。
この頃になると隣の部屋のばあちゃんと仲良くなり、体験談の怪談を聞かせて貰ったりして時間潰してました（若いねーちゃんじゃないところが、哀しい）。
で？その日は午前の回診も終わり、お昼ご飯も食べて、どうしようかとベットで過ごしていると。
ベットの上のスピーカーからナースのお呼び出し。
「プラナスさん、先生の説明がありますから面談室まで来て下さい。」
勝手知ったる面談室（実は私の部屋の直ぐ斜め前）！
当然、個別に呼ばれた訳ですからいそいそと面談室へ。
「いよいよ、お話だな」と考えながら。
面談室の引き戸のすりガラスの窓からは明かりが見えて、既に先生と担当ナースが居る様子。
「お願いします」の一言を言いながら引き戸を開けると中には男性が座って居ました。
「やべ〜呼ばれたのはいいけど時間を聞き逃がして違う人が面談受けていたのか」
心の中でそう叫びながら焦りまくり。
流石に、他人の面談中に扉を開けてしまい非常に気まずい。（正確には面談を待っている処でしょうね。）
面談室の廊下の前で焦っていると廊下の向こうから主治医と担当ナースが登場。
「お待たせしました。こちらにどうぞ」と面談室の引き戸をナースが開けようとするので「すみません。今は早めに来て中に入ろうとしたら、男の方が中に居ましたので〜モゴモゴ」説明のしようが無くて口ごもりながら話すと。
二人とも一瞬、え！と怪訝な顔。
「大丈夫ですよ。今の時間はプラナスさん以外は呼んでませんから！」とナースが話しながら引き戸を開けるとそこには誰もいません。
電気を付けっ放しで、部屋の中は蛍光灯が煌々と 。
担当ナースが前に使った人が電気を付けっ放しにしている事を少し文句を言いながら、三人で面談が始まりました。
なーんも、問題なく面談終了。
しつこくは男性の事、ナースにも主治医にも聞きませんでしたが、あの小柄で小太りの青いパジャマを着ていた男性はどこに行ったのでしょうかね？
因みに面談室、以前は診察室に使われていた様で中は行き止まり（眼科の診察室は多くの場合、出来るだけ光が入らない様に出入り口は一つだけの構造が多いんですよ。そして外に向かう窓は無し。後で調べたら面談室の扉の内側に遮光目的の暗幕を使うカーテンレールがありました）
誰も出入りは出来なかった筈です。
何処に行ったのでしょうね？あの男性？
目の錯覚でしょうか？
ただ単にそれだけのお話なんですが。
最後にこの男性、禿げてまして蛍光灯の光を禿頭が反射している事が一番印象に残ってます。
後姿の頭の照り返し（笑）
｛２４｝の続きです
部屋から逃げ出した私達は中央階段に向かって走った。
すると階段への曲がり角から教師と
遊びに来る約束をしていた男子生徒達が顔を出した。
「何をしているの！？」
そう咎める教師に走り寄ると震えながら成り行きを話した。
すると横で話を聞いていた男子が口を挟んだ。
「ドアを叩いたのは多分M先生だよ。」
男子の話に依ると私たちの部屋に来ようとしたが、
部屋の前に女教師のMが立っていたのだと言う。
諦めて戻ろうとしたが階下から別の教師が上がって来た為、
見つかってしまい、その場で注意を受けていたと言うのだ。
「じゃあM先生は何処に行ったのよ？ M先生なんかいなかったわよ。」
そんなやり取りをしていると階下からMが上がって来た。
一通りのてん末をMに話すと、同室の友人が聞いた。
「M先生。今さっき、私達の部屋の前に居た？」
そんな質問をするまでもなく、それはありえない事だと思った。
Mは階下から上がって来ている。
私達の部屋から階下に降りるには中央階段を使うか、
その先にある階段を使うしかない。
そしてMの答えはやはりNOだった。
「何で私だと思ったの？」
Mが男子にそう聞くと男友達がそれに答えた。
「眼鏡を掛けているのはM先生だけだろ。
目が光っていたから、眼鏡が何かに反射しているのかと思った。」
それを聞いた私は鳥肌が立つほど背筋が凍った。
キャンプファイヤーで見た林の中の人影も
目が光って見えていたのだ。
その姿を思い出した時、部屋の方から女の笑い声が聞こえ、
その声はそこにいる全員が聞いたのだった。
とても部屋には戻れないと抗議をし、
私達は階下の大広間で休むことになった。
眠れないまま朝を迎えたその時には、
２階の生徒全員が次々と怪異な体験をして大広間に集まっていた。
これで終わりです。
文章にするのは難しいですね。
ここまで長くなるとは思っても見ませんでした。
下手な文章で長々とページを使ってしまい
すみませんでした(;´Д｀)
部屋から逃げ出した私達は中央階段に向かって走った。
すると階段への曲がり角から教師と
遊びに来る約束をしていた男子生徒達が顔を出した。
「何をしているの！？」
そう咎める教師に走り寄ると震えながら成り行きを話した。
すると横で話を聞いていた男子が口を挟んだ。
「ドアを叩いたのは多分M先生だよ。」
男子の話に依ると私たちの部屋に来ようとしたが、
部屋の前に女教師のMが立っていたのだと言う。
諦めて戻ろうとしたが階下から別の教師が上がって来た為、
見つかってしまい、その場で注意を受けていたと言うのだ。
「じゃあM先生は何処に行ったのよ？ M先生なんかいなかったわよ。」
そんなやり取りをしていると階下からMが上がって来た。
一通りのてん末をMに話すと、同室の友人が聞いた。
「M先生。今さっき、私達の部屋の前に居た？」
そんな質問をするまでもなく、それはありえない事だと思った。
Mは階下から上がって来ている。
私達の部屋から階下に降りるには中央階段を使うか、
その先にある階段を使うしかない。
そしてMの答えはやはりNOだった。
「何で私だと思ったの？」
Mが男子にそう聞くと男友達がそれに答えた。
「眼鏡を掛けているのはM先生だけだろ。
目が光っていたから、眼鏡が何かに反射しているのかと思った。」
それを聞いた私は鳥肌が立つほど背筋が凍った。
キャンプファイヤーで見た林の中の人影も
目が光って見えていたのだ。
その姿を思い出した時、部屋の方から女の笑い声が聞こえ、
その声はそこにいる全員が聞いたのだった。
とても部屋には戻れないと抗議をし、
私達は階下の大広間で休むことになった。
眠れないまま朝を迎えたその時には、
２階の生徒全員が次々と怪異な体験をして大広間に集まっていた。
これで終わりです。
文章にするのは難しいですね。
ここまで長くなるとは思っても見ませんでした。
下手な文章で長々とページを使ってしまい
すみませんでした(;´Д｀)
短い体験談をひとつ。
怖くないので期待しないで下さい。
僕は中学生の時位まで何度か幽霊らしき者を見た事がある。
これはそんな頃の話。
友人と自転車で出掛けた帰り、
僕らは土手の小道を並んで走っていた。
既に薄暗く、辺りの人影はまばらだった。
おしゃべりをしながら走っていると、
前方からこちらに向かって走って来る人影が見えた。
ジョギングでもしているのだろうか？
だんだん近付いて来ると、姿もはっきりしてきた。
黒っぽい合羽を着た男が、フードを目深に被っている。
怪しい奴だと思ったが、並んで走っていては邪魔だろう。
僕はスピードを緩め友人の後ろに着いた。
男は友人とすれ違い僕の左正面まで来ると、
なぜかこっちに向かって走って来る。
『何だこいつ！？』
ふらつきながら僕が男の脇をギリギリで交わすと、
男はそこで立ち止まった。
男を睨み付けた僕は友人の斜め後ろへ進んだ。
「何やってんのお前？」
友人にちゃかすように笑われた僕は、親指で後ろを指差した。
「あいつが、」
そう言いながら振り返ると、男の姿はどこにもなかった。
怖くないので期待しないで下さい。
僕は中学生の時位まで何度か幽霊らしき者を見た事がある。
これはそんな頃の話。
友人と自転車で出掛けた帰り、
僕らは土手の小道を並んで走っていた。
既に薄暗く、辺りの人影はまばらだった。
おしゃべりをしながら走っていると、
前方からこちらに向かって走って来る人影が見えた。
ジョギングでもしているのだろうか？
だんだん近付いて来ると、姿もはっきりしてきた。
黒っぽい合羽を着た男が、フードを目深に被っている。
怪しい奴だと思ったが、並んで走っていては邪魔だろう。
僕はスピードを緩め友人の後ろに着いた。
男は友人とすれ違い僕の左正面まで来ると、
なぜかこっちに向かって走って来る。
『何だこいつ！？』
ふらつきながら僕が男の脇をギリギリで交わすと、
男はそこで立ち止まった。
男を睨み付けた僕は友人の斜め後ろへ進んだ。
「何やってんのお前？」
友人にちゃかすように笑われた僕は、親指で後ろを指差した。
「あいつが、」
そう言いながら振り返ると、男の姿はどこにもなかった。
私の仕事相手(Aさん)が小学生のころ体験したお話です。
Aさんは東京の○○市生まれ、
近所の神社でAさんのお兄さん(A兄)と友人たちと遊んでいたとき、
友人の一人がA兄の足を指差して、
「おい！なんだそれ！」
と叫びました。
A兄は長ズボンをはいていましたが、ひざの辺りが真っ赤に染まっていました。
ズボンのすそを引き上げると、ひざが４〜５cmくらいパックリきれいに切れて
そこから流れていた大量の血でした。
「あれ、いつの間にけがしたんだ？」
しかし肌が切れていたにも関わらず、一切ズボンは切れていなかった。
その日はそれで解散、急いで家に帰って手当てをしたとき、
「かまいたちにやられたね」
とA親に言われたそうです。
Aさんの祖母は笑いながら
「大丈夫、次の日には治ってるよ」
祖母の言うとおり
次の日にはぱっくり開いたけがはもうすっかり塞がっていて
あとかたもなくなっていたそうです。
かまいたちって本当にいるんですよとAさんは話しておりました。
怖い話ではない、不思議なお話でした(^^：)
Aさんは東京の○○市生まれ、
近所の神社でAさんのお兄さん(A兄)と友人たちと遊んでいたとき、
友人の一人がA兄の足を指差して、
「おい！なんだそれ！」
と叫びました。
A兄は長ズボンをはいていましたが、ひざの辺りが真っ赤に染まっていました。
ズボンのすそを引き上げると、ひざが４〜５cmくらいパックリきれいに切れて
そこから流れていた大量の血でした。
「あれ、いつの間にけがしたんだ？」
しかし肌が切れていたにも関わらず、一切ズボンは切れていなかった。
その日はそれで解散、急いで家に帰って手当てをしたとき、
「かまいたちにやられたね」
とA親に言われたそうです。
Aさんの祖母は笑いながら
「大丈夫、次の日には治ってるよ」
祖母の言うとおり
次の日にはぱっくり開いたけがはもうすっかり塞がっていて
あとかたもなくなっていたそうです。
かまいたちって本当にいるんですよとAさんは話しておりました。
怖い話ではない、不思議なお話でした(^^：)
中学で部活をした帰り突き当りを曲がれば、
直ぐに自宅と言う一本道を歩いていた。
何の気なしに空を仰ぐと後方から、
オレンジ色に光る物体が頭上を通り過ぎて行った。
30�儖未世蹐Δ�楕円形の物が
空を滑るように真っ直ぐ進んで行く。
頭に？マークを浮かべたまま、
それを見ながら歩いていると、
やがてそれは、屋根の向こうへ飛んで行った。
その時になってやっと気が付いた。
『あ、あれはテレビで見た事がある…
そう…あれは正しく…UF0だ！』
家に飛び込んだ私は、息せき切って今見た事を母に伝えた。
だが母は「ふ〜ん。へ〜。そぉ〜」と気のない返事。
居間にいた父の耳にも届いている筈だが、
黙ったままテレビを見ている。
「信じてないでしょう？」と睨みながら言う私に、
「だってぇ
」と母は困り顔。
「いいよ、もう！」私はそう言って自室に入った。
翌朝、食卓の席で新聞を手にした父が驚嘆した。
「○○上空に未確認飛行物体ぃぃぃ！？」
写真付きで一面のトップに載った記事だ。
その後、私が信じてくれなかった父母を、
責めた事は言うまでもない。
直ぐに自宅と言う一本道を歩いていた。
何の気なしに空を仰ぐと後方から、
オレンジ色に光る物体が頭上を通り過ぎて行った。
30�儖未世蹐Δ�楕円形の物が
空を滑るように真っ直ぐ進んで行く。
頭に？マークを浮かべたまま、
それを見ながら歩いていると、
やがてそれは、屋根の向こうへ飛んで行った。
その時になってやっと気が付いた。
『あ、あれはテレビで見た事がある…
そう…あれは正しく…UF0だ！』
家に飛び込んだ私は、息せき切って今見た事を母に伝えた。
だが母は「ふ〜ん。へ〜。そぉ〜」と気のない返事。
居間にいた父の耳にも届いている筈だが、
黙ったままテレビを見ている。
「信じてないでしょう？」と睨みながら言う私に、
「だってぇ
」と母は困り顔。
「いいよ、もう！」私はそう言って自室に入った。
翌朝、食卓の席で新聞を手にした父が驚嘆した。
「○○上空に未確認飛行物体ぃぃぃ！？」
写真付きで一面のトップに載った記事だ。
その後、私が信じてくれなかった父母を、
責めた事は言うまでもない。
友人が昔住んでいた家は、少し不気味な家だった。
正体不明の足音が階段を上がってきたり、
誰も居ない擦り硝子の向こうで人影が蠢く事があった。
その友人の引っ越しを手伝いに行った日の事。
カーテンを外すと、窓枠の横の柱があらわになった。
まあまあ太いその柱には、所々節穴がある。
その節穴の一つに僕は目が釘づけになった。
どう見てもそれは人の目に見える。
苦痛や憎しみに燃えるようなその目に、僕は寒気を感じた。
不気味な現象はこれが原因なのかも知れない。
荷造りが終わり僕はその目を写メで写して帰宅した。
その夜から、家族に怪奇な事が起こり始めてしまった。
家鳴りが頻繁に鳴り、オーブらしき物が肉眼でも見える。
母は金縛りに遭い、弟や妹は男の呻き声を聞いた。
「誰か何処かで変なものを拾ってきたね？ 最近なにかなかった？」
母にそう聞かれ、僕は写メの事を思い出した。
事情を話した後で家族に写メを見せると、僕は家族から総攻撃を受けた。
家族の命で、僕は写メをその場で消去した。
正体不明の足音が階段を上がってきたり、
誰も居ない擦り硝子の向こうで人影が蠢く事があった。
その友人の引っ越しを手伝いに行った日の事。
カーテンを外すと、窓枠の横の柱があらわになった。
まあまあ太いその柱には、所々節穴がある。
その節穴の一つに僕は目が釘づけになった。
どう見てもそれは人の目に見える。
苦痛や憎しみに燃えるようなその目に、僕は寒気を感じた。
不気味な現象はこれが原因なのかも知れない。
荷造りが終わり僕はその目を写メで写して帰宅した。
その夜から、家族に怪奇な事が起こり始めてしまった。
家鳴りが頻繁に鳴り、オーブらしき物が肉眼でも見える。
母は金縛りに遭い、弟や妹は男の呻き声を聞いた。
「誰か何処かで変なものを拾ってきたね？ 最近なにかなかった？」
母にそう聞かれ、僕は写メの事を思い出した。
事情を話した後で家族に写メを見せると、僕は家族から総攻撃を受けた。
家族の命で、僕は写メをその場で消去した。
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