反改憲！【条約より憲法が上】コミュの人民主権という論理の解放をしなければ、たとえ、グノーシス・イルミナティがハザールマフィアをたおしても、そこには、権力による社会統制の一方通行が起きる。

プーチン大統領がアメリカ抜きで緊急首脳会談　【NET TV ニュース】国家非常事態対策委員会 2018/10/11
https://www.youtube.com/watch?v=7M7_C5PVpws


（出典：上記コメント欄）
pReMa43
（2018/17/57)
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【朝堂院さんの政治的主張の本質】
留意しておきたいことは、朝堂院大覚さんは、世界の人民、各国の人民の意志で政治を変えられないという決定論。「初めにニューコートの意志ありき」で、「世界はこうなる、ああなる」という決定論。
政治を「人間の意志では変えられない天気予報」の感覚で見ている。

だが政治は天気ではない。人間の意志で変えられるもの。
論理的には、朝堂院さんは、人民主権を全く無視。
日本国内の政治に関しても、民治主義ではなく、武士階級という官が治めるという官治主義。

【ベンジャミンさんの政治的主張の本質】
ベンジャミンさんは、「正義の高徳の米軍（良心派の米軍）」というものがあって、
それと重なるように「能力主義のグノーシス・イルミナティ」があって、
かれらの暴力装置をもって米国を、世界を変えるのだという主張。決定論ではなく自由意志の立場。
政治を「人間の意志では変えられない天気予報」の感覚では見ていない。その点では朝堂院さんとは対極に立つ。
能力主義のグノーシス・イルミナティというものが、暴力装置をもって政治を変えるというグノーシス・イルミナティの自由意志に立つ立場は、朝堂院さんのような決定論ではない。


【両者に共通する本質】
しかし、ベンジャミンさんも人民主権の感覚で「人民が政治を変える」のではない。
グノーシス・イルミナティが「人民の視点」を持っているのかどうか私は不明だが、仮に「人民の視点」を持って動いている「人民の騎士」がグノーシス・イルミナティだと仮定して、そのグノーシス・イルミナティが暴力装置として動き出したというのなら「人民の視点」での行動だろうが、
それでも、国内政治に関しては、【民治主義】（民が治める）の立場ではない。官治主義（官が治める）の立場。
有能な官が治めるという立場。高徳の官が治める主義。人民主権とは言えない。

そして、高徳の官が治めるという点では、高徳の武士を官に想定する朝堂院さんと、能力主義の官僚を官に想定するベンジャミンさんは、官治主義という点では同じ。
人民主権とは言えない。民治主義ではない。すなわち、democracy（デーモス（民衆））によるクラトス（支配；権力））の立場ではない。

両者の官治主義の質は違っても、官治主義という一点では朝堂院さんとベンジャミンさんは同じ。


【個人的なベンジャミンさんへの疑問】
ベンジャミンさんは、変革にしても、昔は自衛隊の暴力装置に行動を起こせなどといわなかった。
そんなことには反対の人民主権の側、すなわち、民治主義の側だった。
今は人民主権に絶望しているのか、別人になったように、人民主権など視野から消えた。
民主主義という言葉を使うが、democracyからは程遠い色彩を帯びている。
どこかで脳みそが入れ替わったかのよう。

100歩譲ってグノーシス・イルミナティが「人民の視点」を持っている「人民の騎士」「人民の暴力装置」だとして、それでなんで熊本大地震で自衛隊の基地を破壊しなければならなかったのか。多くの日本人民が犠牲になったではないか。何かおかしくないか？犠牲だから仕方がない？納得できないものがある。

人民主権という論理、その論理という資源の解放が日本人民にはできていない。
人民主権という論理の解放をしなければ、たとえ、グノーシス・イルミナティがハザールマフィアをたおしても、そこには、権力による社会統制の一方通行が起きる。高徳の官など存在しない。仮に存在したと仮定しても権力は腐敗する。人民主権、民治主義の論理、その論理を解放して、国家から人民への社会統制に対する、人民から国家への逆社会統制、この社会統制の双指向性を持たなければ、そら恐ろしい支配になる。

グノーシス・イルミナティにおんぶにだっこではなく、官治主義ではなく、社会統制の双指向性を実現した社会、国家にする必要がある。そのためには、人民主権、民治主義という、本物のdemocracyを人民に敷衍することが必須。この一点がベンジャミンさんにも欠けている。昔のベンジャミンさんにはあった。

（了）
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