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反改憲!【条約より憲法が上】コミュの◆フジテレビドラマ『世にも奇妙な物語 冬の特別編』(1991年12月26日放送)の考察

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◆フジテレビドラマ『世にも奇妙な物語 冬の特別編』(1991年12月26日放送)の考察
2017年05月01日13:38
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960135325&owner_id=38378433
*****以下展開******
●【フジテレビドラマ『世にも奇妙な物語 冬の特別編』(1991年12月26日放送)】
世にも奇妙な物語 23分間の奇跡
https://www.youtube.com/watch?v=z9F3mtbVoRg


●原作について
(出典:23分間の奇跡:https://ja.wikipedia.org/wiki/23%E5%88%86%E9%96%93%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1
*−−−−引用開始−−−−−*
『23分間の奇跡』(にじゅうさんぷんかんのきせき、原題:『The Children's Story』)は、ジェームズ・クラベルの短編小説。1963年に書かれ、1981年に出版された。翻訳は青島幸男。
*−−−−引用終了−−−−−*

この作品をもとに、フジテレビドラマ『世にも奇妙な物語 冬の特別編』(1991年12月26日放送)で映像化された。

しかし、青島の翻訳した原作は、のちに、フジテレビでドラマ化されたものと逆だ。

原作で窓から破り捨てるのは、「平等、自由、平和」の額ではない。

*−−−−引用開始−−−−−*
国旗への忠誠の誓い」を巡る一連のやり取りの中で、女教師は子供たちが誰ひとりとして「忠誠」という言葉の意味を理解していないことを指摘する。さらに女教師は、愛国心に国旗は不要であることを子供たちに教え、国旗をはさみで切り刻んで子供たちに配る。さらには旗竿だけとなった国旗を、子供たちに学校の窓から投げ捨てさせた。
*−−−−引用終了−−−−−*

要するに、占領軍(解放軍)による、日本の天皇主権国家で国家神道の教育で洗脳された国民に対する、洗脳解除を表層の題材とし、
その洗脳解除のバッサリ根元から枝を切り落としていく手法、お手並みを、
一種の皮肉を込めた視点で描いている作品だと思う。

昨日まで天皇陛下万歳が、一夜明けて、教師は児童をスリッパでぶん殴ったりしなくなり、ニコニコして、民主主義ですからと教育を始めた。その証言は当時小学生だった方に聞いたことがある。

原作には、青島が批判するような視点が確かにあるのだろう。
(出典:同上)
*−−−−引用開始−−−−−*
この作品の翻訳者である青島は、訳者あとがきの中で、「児童書の形態は取っているが、それは1つの擬態であり、実は大人たちのための問題提起の書である…(中略)・・・子どもたちの集団心理というものが、教職に当たるものの手によっていかに簡単に変わってしまうかというサンプルを提示し、教育問題を改めて考えさせるよう、問題を提起している」と述べている[1]。
*−−−−引用終了−−−−−*

良かれ悪しかれ、こうして、近代社会契約の国家の約束定義「国家とは人民が作った、人民の自然権を守るために人民が国家を作った」という根幹を血肉化することなく、
democracyとは(デーモス(民衆)によるクラトス(支配・権力))すなわち人民主権という用語のシノニム(語源・語形が違っていて、同じ意味をもつ語。同義語。)と理解しないで、何でも多数決で決めるのが、democracyであるとして、民治主義と訳すべきものを、民【主】主義と訳して教えた。主は主権の主なのか、主(人民)と副(官)がいておもに国民がおさめるとでも理解するのか、ちんぷんかんぷんのまま、民主主義なる用語がひろまった。いまだに、民主の主が主権だと多くの国民は気づいてない。主権がなにかといえば、「最終的に政治を決定する権利だ」ということなど全く理解していない。そんな根のないdemocracy、偽物がとってつけたようにブスッと国民の脳みそに突き刺された。民主主義という意味不明の用語で。
民治主義ではなく、民主主義と訳したのは、誤訳だ。democracyの精神からして本質からして、確信的誤訳で、やがてのdemocracy転覆で天皇主権国家復帰のための種付をこっそり米国の目を盗んで戦前からの系譜を持つ文部官僚が仕込んだのだ。この種の知能犯的な国家犯罪、官僚犯罪は、憲法にもある。ここでは捨象する。

そして今がある。

原作の話に戻ろう。

原作は、教育というものの、ある種の恐ろしさ、強大な洗脳ツールぶりを示すとともに
これでいいのか考えろ的な視点を確かに持っている。

それはなにも、「平等、自由、平和」への批判ではなく、
むしろ、「平等、自由、平和」を支持する側の人間が、
昨日までは国家中央集権制度の国家への忠誠を誓わせたファシズム、
今日からは反ファシズムの象徴としての「平等、自由、平和」でありながら、
実態は、個人個人の深い思索で合意した「平等、自由、平和」ではなく、
手法としては、舌先三寸の詐欺師のような言いくるめでブスッと「平等、自由、平和」を挿し木した、洗脳解除で、
逆洗脳を手っ取り早く済ませた占領軍への皮肉がそこにはある。

それに対して、日本のファシズムテレビの雄、フジサンケイグループ(天皇主権復活派、改憲派)が、よくもまあ、「改憲批判」「日本軍(自衛隊)によるクーデター批判」「平等、自由、平和」を破り捨てることへの批判番組をつくれたものだ。26年前、今より日本ははるかにまだ、ましだったのだ。
クーデターによる反革命を拒否する保守がまだ主導権を持っていたのだ。今は、自衛隊の三ツ矢研究を飛び越して、安倍晋三が閣議決定で一夜にして憲法を自在に解釈するようになり首相官邸の窓から日本国憲法を投げ捨てた。「平等、自由、平和」の額は、首相官邸の窓の外へたたきつけられた。

共謀罪を強行採決したあとは、ネジの逆巻きが始まる。

あの教室の児童は日本国民自身だ。しかも、こんどは、やさしい教師の舌先三寸でない。
ナチス秘密警察の、暗躍だ。強制、冤罪、拷問、あらゆる市民が、秘密警察に疑いをかけられた瞬間に、「その人間の基本的人権を認めない」という国家社会になる。
<photo src="v2:2251941106:l">
https://twitter.com/reef100/status/858575742958948352

●【国民は、なぜ、ブスッと「平等、自由、平和」の理念を脳みそに突き刺されたり、スポッと「平等、自由、平和」の理念を脳みそから挿し木のように引っこ抜かれてしまおうとしているのに、ボケっと、ポカンとしていられるのか】

●【インテリゲンチャは、なぜ、ブスッと「平等、自由、平和」の理念を国民の脳みそに突き刺されたり、スポッと「平等、自由、平和」の理念を国民の脳みそから挿し木のように引っこ抜かれてしまおうとしているのに、自然権を守れと【行動の理念=人民蜂起】を表明できないのか。ボケっと、ポカンとしていられるのか】

●【「暴力」とか、「暴動」とか、「内乱」とか、「国家の存立に対する罪」とか、「国家の秩序を転覆せしめる」とかいうそういう言葉だけ切り取ってきて、 内乱罪等におびえて、政治指導者やインテリゲンチャは、なぜ本当のことを言わないのか、言えないのか。人民蜂起、革命権の行使の正当性の啓蒙をしえないのか】

すべては、近代社会契約の国家の約束定義「国家は人民が作った。人民の自然権を守るために人民が国家を作った」とするこの国家の約束定義を血肉化してないからだ。
国民に敷衍してないからだ。挿し木だからだ。根をはらせないからだ。そして戦後70年間が過ぎたのだ。

安倍晋三が、簡単に、日本国憲法の理念をスポッと日本人民の脳みそから抜き取って、官邸の窓から放り投げることができるほど、日本人民の近代社会契約の国家の約束定義「国家は人民が作った。人民の自然権を守るために人民が国家を作った」は根もなかった。
とってつけた「平等、自由、平和」の挿し木は、ほとんど摩擦もなくひっこ抜かれようとしている。

(了)

【関連日記】
内乱罪と革命権の考え方
2017年05月01日00:47
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960127678&owner_id=38378433

とあるつぶやき「20世紀に奇妙な物語だと思われていた事が、現実化しつつある。」へのコメント:
2017年05月01日11:11
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960133636&owner_id=38378433



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