反改憲！【条約より憲法が上】コミュの問題の焦点がずれている。

■小保方氏、Ｎスペ批判　「人生への影響、一生消えない」
(朝日新聞デジタル - 02月10日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4426700

【事実】

１．「騒動を受けて理研は調査を行い、STAP細胞から作られた「キメラマウス」は、ES細胞から作成されたものだと結論づけた。ただし、誰がES細胞を混入させたかについて、調査委員会は結論を出していない。」
（週刊現代　2016.5.31
[「あの日」から2年。小保方晴子さんが受けた、瀬戸内寂聴「魂の救済」～いまだ明らかにできないこと　]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48757?page=3）

これが事実としてある。
STAP細胞から作られた「キメラマウス」は、ES細胞から作成されたものだ。

ところが、だれがES細胞を混入させたのかが不明。

２．人権侵害というのは、
「メディアは小保方さんが混入した犯人かのように報じ、彼女一人の責任ばかりが問題視されたのは周知の通りだ。」（同上）
という事だと認識している。

「小保方さんは手記の中で、理研による調査の方法が彼女にとって威圧的であったと訴えるとともに、本当の「混入犯」は、若山氏ではないかとも示唆している。」（同上）

こうなるともう、混入犯探しだ。
そしてここには巨大な権力と利権が絡んでいるのだから007もどきの暗躍だって可能性としてありうる。自殺に見せかけた暗殺など、数知れずある世の中だ。プロは存在する。

（2016年）「4月26日には、小保方さんはBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会に対して、『NHKスペシャル』によって人権が侵害されたとの意見を陳述。'14年に放送された「調査報告　STAP細胞　不正の深層」によって、小保方さんが「ES細胞を盗んで実験したとの断定的なイメージで番組が作られた」と主張した。」（同http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48757?page=5）

３．安倍政権という強大な国家権力が絡んでいることも理解しておかねばならない。

植草一秀さんの『知られざる真実』
「2014年7月27日 (日)
STAP論文追及姿勢に転じたNHKの裏のウラ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/stapnhk-25a4.html#search_word=%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9」

【評価】

安倍晋三政権の問題が全く出てこなくて、誰がＥＳ細胞混入の犯人か→小保方氏か、他の人か。小保方氏を疑う構成に受け取れる番組はＮＨＫの人権侵害だという問題にすり替わり、安倍晋三政権の問題はすっぽり隠されしまった。スピンアウトしている。
犯人が政府と理化学研究所の共謀で雇った忍者でないと誰も証明することは出来ない。
だが、「未必の故意の黙示的共謀罪」の視点で言えば、安倍晋三政権には、犯行に及ぶ十分な疑いがある。

小保方氏の個人的悲劇の問題にしている限り、安倍晋三は高いびきだ。

（了）

＜後書＞

政治問題が、情緒的問題にすり替わっている。
大衆を煙に巻く常套手段だ。