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反改憲!【条約より憲法が上】コミュの読めばいいってもんじゃないよ。読んだだけでなんで血肉化するの?自分で考えないと。己の命にヒットするまで。

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■「最近の政治家は本を読まないねえ…」国会内の本屋「五車堂書房」おやじの嘆き 本代月500万円の猛者も
(ウィズニュース - 05月28日 07:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=4014741

●【読めばいいってもんじゃないよ。読んだだけでなんで血肉化するの?自分で考えないと。己の命にヒットするまで。】


読んで垂れ流しにするから自民の代議士なんかしていられるんだよ。
ただの活字中毒だ。

いるよ、まわりに、文字中毒が。だが、比例式が解けない。小学校だろう、比例式って。

曽野綾子なんかニ次方程式の解の公式なんか不要だと言って夫の三浦朱門(教育課程審議会会長をやった)に働きかけて教科書から削らせてしまった。

*−−−−ウィキペディアから引用開始−−−*

中学教科書において必修とされていた二次方程式の解の公式を、作家である自分が「二次方程式を解かなくても生きてこられた」 「二次方程式などは社会へ出て何の役にも立たないので、このようなものは追放すべきだ」と言った(この後、夫・三浦朱門が教育課程審議会で削除を主張し、現行中学課程で「二次方程式の解の公式」は必修の事項ではなくなった)。

*−−−−ウィキペディアから引用終了−−−*
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%BD%E9%87%8E%E7%B6%BE%E5%AD%90

この曽野綾子、チリクーデターで、世界で初めて選挙で誕生したアジェンデ社会主義政権が倒されたとき(アジェンデは暗殺されたが自殺ということにされている。歴史の常だ。)
「怒りを覚えない、ただ悲しいだけだ」というんだ。センチメンタリズムに流して終わり。

論理思考力ゼロ。

数学的思考の能力がないと、論理的思考ができない。
メチャクチャな論理的推論をするようになる。

対偶だって知らないはずだ。
命題が真でも、裏や逆は真とは限らない。
対偶は真だ。
これがわからないと、レーニンになる。レーニンはマルクスは資本主義では失業が無くならないと書いているから、じゃ、資本主義でなくなれば失業を無くせると勘違いしたらしいが、資本主義から社会主義になっても失業はなくならなかった。

当たり前だ。「資本主義なら失業が発生する」の裏「資本主義でないなら失業は発生しない」も、逆「失業が発生するなら資本主義だ」も必ずしも真ではない。
対偶「失業が発生しないなら資本主義ではない」は真だが。
http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/kou3/gyaku.htm

対偶が分からないといろんなところで騙される。

円高だから不況だ といって 円安にすれば不況でなくなると言ってアベノミクスは円の無限印刷を始めた。無限印刷で円安にしたら、やっぱり不況だ。
さらに、国民の年金や貯金でガンガン株を買って、米国が売り抜ける。
株価による米国への金の手渡し。株価操作によるマネーロンダリング。
円安にすれば不況でなくなると言って。円安になっても不況。どんどん不況。もっと悪くなった。国富を米国に汲み出し始めた。
無限諭吉印刷でどんなに札を刷っても、実体市場には流さない。
金融市場に流して株を買う。ドルを買う。株は売られ、ドルも売られ、どんどんマネーロンダリングで国富を持って行かれる。
犯罪だ。こんどは国富をどんどん米国に汲み出すとんでもない経済犯罪になっている。

逆、裏、対偶だけではない。
およそいかなる演繹的推論においても、前提のいずれにも含まれていない要素は結論にも含まれえない、これは論理上の一般準則のコロラリー(当然の帰結)だという自覚も必須だ。でないとすぐにナチスに騙される。現日本人民はその好例だ。延々と70年間もこの認識がない。

さらに、いかなる事実判断からも、情緒的価値判断は論理的推論で演繹されないということも大切だ。
でないと、初めに神ありきの価値一元論(自然主義)ですぐに騙される。
現日本人民はその好例だ。延々と有史以来この認識がない。いまだに近代を通過していない。

近代を通過してない脳みそは、価値判断(情緒的価値判断)たとえば「であるべきだ」、「こうにちがいない」、「と思う」という、事実判断に対立する概念である情緒的価値判断に対して、
論理的推論で、事実判断から価値判断が演繹されるとか、
論理的推論で、価値判断が事実判断に還元されるとか信じ込んでしまう。
そして、事実判断から、情緒的価値判断を演繹し、その情緒的価値判断から、情緒的価値判断を演繹し、∞に演繹を続けると言う愚行を繰返す。ミクシィでの議論はたいていそういうものだ。

さらに、価値判断を導出するに当たり、自然権なるもの、自然法なるものを、物理法則のような科学的事実じゃないから正しくない、そんな事実はないとして、根無し草のような思考にはまってしまうものがいる。

自然権や自然法というのは、決して、先験的に科学的事実として存在している事実ではない。
あくまで、価値判断だ。情緒的価値判断。
事実判断に対立する概念。

ただ、学問の一般準則として、前提にない要素は結論にも含まれえないのだ。もし、自然権たる基本的人権を結果としてこの社会で実現したいなら、社会の根幹に、前提に
自然権たる基本的人権を、約束定義として、peopleがオーソライズ(正当として公認))しておくことが必須なのだ。
これが近代社会契約の種々の原理原則だ。

人類史上において近代社会契約を樹立し、
約束定義の価値(原理原則)を約束定義し、
それを継承して今がある。
日本国憲法もある。

ナチスにも、自民党憲法草案にも、この、近代社会契約の約束定義がないのだ。
その中核は、自然権たる基本的人権に帰依するという、帰依だ。
その価値を大前提として受け入れるという受け入れだ。

【了】

【関連日記】
近代にデビューしないで現代にデビューできはしない。現代は近代の延長線上にある。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952926275&owner_id=38378433


*−−−−−−掲題記事 引用開始−−−−−−−−*

「最近の政治家は本を読まないねえ…」国会内の本屋「五車堂書房」おやじの嘆き 本代月500万円の猛者も
2016年05月28日 07:00 ウィズニュース

写真国会内で唯一の書店「五車堂書房」店主の幡場益さん=岩下毅撮影
国会内で唯一の書店「五車堂書房」店主の幡場益さん=岩下毅撮影

 日々、激しい論戦が交わされる国会議事堂。その片隅に、「五車堂書房」という小さな本屋さんがあります。50平方メートルほどの店内に、およそ1万5千冊の品ぞろえ。半世紀にわたってこの店を守り、永田町の移り変わりを見てきたのが、店主の幡場益(はたば・すすむ)さん(75)です。国会議員や秘書、政府の職員らに愛される「五車堂のおやじ」に、ずばり大成するための読書術、聞いてみました。(朝日新聞東京本社政治部・笹川翔平)

【画像】国会で50年以上営業「五車堂書房」 1万5千冊、その品ぞろえ

「人間ね、本を読まなくちゃしょうがない」
――店内に「親父の小言」という紙が貼ってあって、「書物を多く読め」のところに赤線が引いてありますね。なぜ、本を読むことが大事なんでしょうか。

 いちばん基礎だってことでしょうねえ。何やるったって、生きていく上での基礎でしょう、読むということは。いろいろ知識を吸収するしさあ。

 何事も、本を読まない人はそれが分からないもんね。人間ね、本を読まなくちゃしょうがないでしょうね。作家だってなんだってそうでしょう、みんな本を読んでるからね。ものすごい量で。

 大事なところは線引いたり丸つけたりさ。簡単なものはいざ知らずね、やっぱり紙の本じゃなきゃいけないでしょうねえ。読まなきゃ書けないしね、書ける人は読んでるんだよ。

「最近の政治家、読んだふりしてスマホ」
――最近の政治家は本を読まないんじゃないですか。

 読まないでしょ、本なんか、はっきり言って。読んだふりして、スマホ見てるからね。

 議員会館行って、先生の部屋行きゃ分かりますよ。本がいっぱいあるところもあるし、なんにもない、本箱も何もない、なんだこれ、ええ?ってところもある。

丸善で6万円「小さいねえ」
――いま私の担当は自民党の谷垣禎一幹事長ですが、このあいだ、日本橋の丸善で6万円分ぐらい本を買ったそうです。最近の政治家の中ではなかなかの読書家だと思うんですが。

 小さいねえ、6万円ぐらい買ったってね。うちにある『国史』なんて、一冊2万5千円だよ、なんだ、国史も持ってないやつはろくなこと言うんじゃないってんだ。

 そういう本がいくらでもあるんだから、5万だか6万だか知らないけど、上には上がいるからね。

本代、月500万円の人も
――上には上というと、読書家だった政治家には誰がいますか。

 やっぱり伊東正義さんから、倉成正さんとかね。前尾繁三郎先生、「政界の三賢人」なんて言われた人だよ、この人は赤坂のマンションの部屋一つ、書庫みたいになってて、月に500万円も本を買ったとかね。

 信じられない? みんな信用しないよ、ホラ吹いてるんじゃないかってね、本を買わないやつに限ってそういうこと言うからね。

 大平正芳さんもそう、細田吉蔵さんもそうだな。(息子で衆院議員の)細田博之さんに聞いたら、「うちのおやじは夕飯食べて、ゆっくりして、五車堂で買った『文芸春秋』を読みながら死んだ」って言うんだから。びっくりしたね、大往生だよ。

 細田さん、自分で買いに来るんだもん。こうもり傘が杖代わりだよ、あんた。すごいんだよ。そういう人も自民党に今、いないねえ。

「車いっぱいになるほど買っていくの」
――大平正芳首相も、本を買いに来たんですか。

 奥さんがね、うちの神田の店にタクシーで来て、車いっぱいになるほど買っていくの。いろんな注文持ってきてね。それだけ本読んでるんだ。

 国会で答弁に立って、「うー、あー」なんて言ってもね、質問するほうがバカなんだ。そんな、なんでも知ってる人に細かいこと聞いちゃダメ。分かってる人は分かる。分かんないやつは「鈍牛だ」とか言ってるんだろ、バカ言うなよ、それだけの人なの。だから総理になるの。大変なもんだよ。

「最近はね、田中角栄ブーム」
――ところで、最近売れた本は何ですか。

 最近はね、田中角栄のブームみたいになってるから。どこ行ったって石原慎太郎の『天才』が並んでるでしょ。

――なんで田中角栄の本が今売れるんですか?

 やっぱり今の政治家であれだけのビジョンを持ってる人、いないでしょう、はっきり言って。大風呂敷広げたか知らないけど、そういう考えがまず、ないでしょう。

 消費税がどうったら、8%から10%にしよう、そんなことばっかり考えてるんだから。

 「こんなもの上げなくたってなんとかするべ」なんていう人もいないしさ。そういうのいたっていいんだけどね。約束したから上げる、みたいになってて。おっかしいよねえ。

「上に立つ人は、帝王学を学ばないと」
――本を読まない政治家が多いようですが、政治家はどんな本を読むべきでしょうか。

 うん、やっぱり歴史を読まなきゃいけないでしょうね。洋の東西を問わず。歴史を知らないとやっぱり、困るでしょうね。

 それから古典ね。ヨーロッパやアメリカの政治家は、ギリシャやラテンの古典を勉強する。日本で言えば、人の上に立つ人は、中国の陽明学や帝王学を学ばないといけないよ。そういう本を読んでほしいと思って置いてきたけど、売れないねえ。もう片付けちゃった。

「東郷元帥を引用したってね、ダメだよ」
――歴史といえば、私が総理番だったとき、いよいよ衆院解散になりそうだというタイミングで、安倍晋三首相が公明党のパーティーに行って「天気晴朗なれど波高し」と言ったことがありました。これは日露戦争のとき、日本海海戦を前に連合艦隊が大本営に打電した言葉で、ある意味「解散宣言」だったんですが、私は恥ずかしながらその言葉を知りませんでした。

 ははは、「晴朗なれど」って、日露戦争のそんな、東郷元帥を引用したってね、ダメだよ。「天気晴朗なれど波高し」なんてね、あの頃だから目に浮かぶような景色だけど、いま分かる? 分かんないよねえ。

 小泉さんが引用した「米百俵」のほうがよっぽどいいよ。財政難の長岡藩が、贈られた米を食べずに売って、そのお金で「将来のために」って学校を作ったって話。これだって本を読まなきゃ知らないよ。

 伊東正義さんとか、大平さんは夜な夜な、仲間内でやってたわけよ。「君は読んだか?」「早く読めよ」って。すごいよ。今そんな政治家いないよ。量が違うんだから。政治家でも官僚でも役人でも下っ端のときから読んでるんだ、基礎があるんだ。

 だから本屋行くだけでもいいんですよ、背表紙見るだけでもね、こういう本があるんだなって。

「昔の人はみんな全集で読んだもんだよ」
――幡場さんご自身はどんな本を読んできたんですか?

 小説から政治経済、何だって読むよ。だけど私はなんたって漱石だね。全集で何回も読んだよ。あとは鴎外、荷風。荷風なんか、そこに全集が置いてある。

 昔の人はみんな全集で読んだもんだよ。やっぱりね、明治の文豪ですよ。日本が一番進んだ時代ですからね。

「今日も一冊読んじゃった」
――忙しくて、本を読む暇がないんじゃないですか?

 そんなことないよ、今日も一冊読んじゃった。『江戸の災害史』。熊本の地震もあったしね。やっぱり、国会でテーマになりそうな本は先回りして読んでるよ。

 原発やら、TPPやら、憲法やらね。そのときそのとき、人より早く読んでおかないとお客さんにも対応できないじゃない。国会で問題になったころ読むんじゃ遅いんだよ。はっきり言って。週刊誌に出てくりゃあ、終わりですよ。

――なるほど。では、若い人はどんな本を読むことが大切ですか。ずばり、大成するための読書とは。

 いやあ、それはその人の「好き」ってもんでしょう。みんないつも「これ読みなさい」「あれ読みなさい」って、押しつけに慣れちゃってる。で、みんな同じの読んでるんだよ。まずはやっぱり自分で本屋で本を見てね、「これ読もうかなあ、どうしようかな」と、考えるほうがいいんだよ。

     ◇

幡場益(はたば・すすむ) 75歳。父・光男さんが神保町に開いた出版社が前身の五車堂書房店主。参議院職員に請われ1967年国会に出店した。店名は荘子の「五台の車がいっぱいになるほどの蔵書」から。

*−−−−−−掲題記事 引用終了−−−−−−−−*

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