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反改憲!【条約より憲法が上】コミュの国家権力の「現実の力」に対して、「抵抗する言論」というもの以外に「言論の自由」はあり得ない。実際に戦争が起きれば、人間の自由など一切吹き飛んでしまうのだから

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●【国家権力の「現実の力」に対して、「抵抗する言論」というもの以外に「言論の自由」はあり得ない。実際に戦争が起きれば、人間の自由など一切吹き飛んでしまうのだから】

下記朝日新聞記事が掲載された。

朝日新聞デジタル:http://www.asahi.com/articles/ASJ2D5FKXJ2DUTFK00G.html
*−−−−−引用開始−−−−−−−*
「番組見て全体を判断」 電波停止発言で政府統一見解

相原亮

2016年2月13日02時10分


 政治的な公平性をめぐる放送局の電波停止に言及した高市早苗総務相の答弁をめぐり、総務省は12日、放送法4条が定める「政治的公平」の解釈や判断基準について政府統一見解を出した。一つの番組だけでも同条に抵触する場合があるとした高市氏の答弁を踏襲し、「一つ一つの番組を見て、全体を判断する」とした。

 統一見解は民主党が衆院予算委員会で要求し、12日の同委理事懇談会で公表。政治的公平の判断について、「放送事業者の『番組全体を見て判断する』としてきた解釈は何ら変更はない」と明記した。

 「番組全体」は「一つ一つの番組の集合体」とも指摘。「編集が不偏不党の立場から明らかに逸脱している」など極端な場合は、「政治的に公平であると認められない」とした。こうした解釈や判断基準は、「これまでの解釈を補充的に説明し、より明確にしたもの」と説明している。

 ログイン前の続き高市氏は12日の記者会見で電波停止について、「極めて限定的な状況で行うことにしていて、慎重な配慮の下、運用すべきであると考えている」と述べた。石破茂地方創生相が高市氏の答弁に関連し、「気に入らないから統制するとかそういうことをやると、民主主義とメディアの関係がおかしくなる」と指摘したことについては、「大変心外だ」と反論。「私は気に入らないから統制すると申し上げたことは一度もないし、そういったことはあってはならない」と述べた。

 高市氏の一連の発言に対し、公明の井上義久幹事長は12日の記者会見で「法律の建前を繰り返し、担当大臣が発言するのは、別の効果をもたらす可能性もある。慎重であるべきではないか」と批判。統一見解について民主の山井和則・予算委理事は「国民の知る権利を妨げる検閲にもつながりかねない、深刻な政府統一見解が出てきた」として、週明けの審議で追及する考えを示した。
*−−−−−引用終了−−−−−−−*



法的拘束力というのはあくまで基本的人権を守るという大前提の枠内でのみ存在する。
政権が基本的人権を守らない手段として、表現の自由を規制する手段として、政権批判を封じる手段として、放送法を盾に国民の知る権利を規制する事は許されない。

公平も同じだ。人民の基本的人権を守らない国家権力による「公平」を理由にした言論弾圧を正当化することはできない。
そんなものは資格無き国家だ。人民の基本的人権を保障する憲法の理念に全く反するもの、憲法違反だ。国家は憲法98条、憲法99条を守れ!

公平第一主義の間違いはプロレスラーと子供が対等に試合するのが公平だという考えかただ。国家権力のブルドーザーのような実力は、税金という金力と、権力とで、どんどん国家の望むように事実を強引に積み上げていく。公平第一主義というのは、「言論」ではなく権力による「支配」の問題だ。

戦争を遂行し憲法を蹂躙する権力者が憲法を守れという意見もあっていいが、戦争遂行を支持する動きや憲法を破壊する立憲主義破壊の政治もあっていいというのは、憲法破壊の権力、戦争する武力行使という権力と武力、そうした事実を認めるという事だ。橋頭堡を確保させるという事だ。

公平第一主義の議論は、実際に憲法を破壊する事を認める議論、戦争する武力と権力を認めるという議論になっていく。

国家暴力団という国家ヤクザが拳銃を抜いて子供に突きつけ「俺も同じ人間だと認めろ。対等に戦う自由を認めろ」と言うに等しい。
子供がそれでしかたなく「分かった」と言ったところで、それが本当の自由、平等か?
戦争反対、憲法破壊反対もあっていいが、賛成もあっていいという公平第一主義は、「言論」を言論内部だけの問題にしてしまっている主張だ。人々を言論の中だけに引きつけておいて、現実が見えないようにしている。現実には国家権力はどんどん事実を権力で積み上げているのだ。

特定秘密保護法を作り、戦争法を作り、憲法破壊をする、そのような事態に対して、公平第一主義というのは治安維持遂行、戦争遂行、憲法破壊遂行という「現実の力」そのものだ。そのような「現実の力」に対して、当然その動きに反対する「言論」が抵抗する。

戦争遂行、治安維持法遂行、憲法破壊遂行の「現実の力」に対して、「抵抗する言論」というもの以外に「言論の自由」はあり得ない。実際に戦争が起きれば、人間の自由など一切吹き飛んでしまうのだから。憲法を破壊された時点で、人間の自由など完全に吹き飛んでしまうのだから。


戦争賛成・戦争反対の両方の議論を公平に認めて話を進めましょうとか、憲法破壊賛成、憲法破壊反対の両方の議論を公平に認めて話を進めましょうとかいった時点で、すでに現実を離れてしまっているのだ。

だから、そのような、公平第一主義の言論の中だけで考えさせる思考の罠にはまるのではなくて、戦争遂行しようとしている事実、憲法破壊しようとしている事実、現実に戦争を準備している事実に対して、「言論の自由」とは何か、というふうに考えなければならないのだ。

だから、「言論の自由」は、戦争に反対する、憲法破壊に反対するという「抵抗する言論」にしかありえないのだ。戦争に賛成する議論や憲法破壊に賛成する議論というのは、戦争することを助ける発言であり、憲法破壊を助ける発言なのだから、「言論の自由」などではなくて「言論の屈従」だ。

つまり、言論が現実に服従しているということだ。こんな型の議論に騙されていたのでは戦争も憲法破壊も防げない。「公平に両者の言い分を聞こう」と言いながら、戦争賛成の意見、憲法破壊の意見を人民の心のどこかに住まわせてしまうという、橋頭堡を築いてしまうという仕組みだ。

論理の枠の中だけで考えてはいけない。現実に破壊の力を持っているものは誰なのかを一歩引きさがって見極めなければならない。安倍晋三の背後に、兵器が隠れている。

(了)

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