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反改憲!【条約より憲法が上】コミュの20150126_【オフショア・バランシング】について

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対中敵視論は、米国の戦略の一環としての考察必須。

瞬間湯沸かし器で、対中敵視のライン上で、尖閣問題等を見ることは重大な米国の戦略を見落とすことになる。

第一次世界大戦の時から、オフショア・バランシングで世界は操られてきた。

いま、東アジアは、米国がオフショア・バランサーとして動いている。

失敗すれば再び戦禍に見舞われる日本になる。



第15-066  とある日記ヘのコメント(オフショア・バランシングについて)
http://reef100.blog.fc2.com/blog-entry-4874.html
*−−−−−−−展開−−−−−−−−−−*
2015/01/26   14:42

リーフ(♪) 2015年1月25日 08:04
> kさん 

オフショア・バランシングで言えば、

(ソース:世界平和研究所主任研究員で、『シェール革命の正体〜ロシアの天然ガスが日本を救う』(PHP研究所)、『日露エネルギー同盟』(エネルギーフォーラム新書)などの著書がある、藤和彦氏の弁)
*−−−引用開始−−−−*
(※)オフショア・バランシング:
国際関係論の理論。地域の覇権国が、別地域の覇権国の脅威を削ぐために、その地域のナンバー2の勢力と結ぶこと。「19世紀から20世紀にかけて英国が大陸との関係でオフショア・バランサーだった。フランスが強くなればドイツを応援し、ドイツが強くなればフランスを応援した」
*−−−引用終了−−−*

日中米でオフショア・バランシングを米国がオフショア・バランサーとなる視点で言えば、
アメリカが自身の利益のために沖合に引いて、お前ら勝手にやれよ、というものじゃない。
アメリカが自身の利益のために、沖合に出て、日中2国を相互に敵対させて、勢力を弱らせ、沖合から、眺めていて、ナンバー2の国と米国が手を握ることで、米国の橋頭堡を築き、最小のエネルギーで最大の支配力を得ると言う戦略のことだ。

米国は自身の利益の為に、日中を利用しているだけ。

米国がもし、本当に日本を思うなら、田中角栄が日中国交回復を米国の頭越しに成し遂げたとき、怒り心頭に達して田中角栄を失脚させることはなかった。
米国は、コーチャン委員会に、送り主不明のCIA調査資料を送りつけて、田中角栄を失脚させだ。
角栄が日中国交回復を実現して、日中が手を握ることで、米国の東アジアへの橋頭堡を築けなくなることに怒り心頭に達したわけだ。

なもん、知らん方が頭がおかしい(笑)
早く出て行け、この吸血鬼野郎!アメリカ。

傀儡を日本国内に作って少しばかりの利権を与えて日本人民を食い物にしているというのが、実態。


というのが、日本人民のまともな意見と私は思います、

(続く)


リーフ(♪) 2015年1月25日 08:07

岩上安身さんが非常に興味深い解説をされてますね。

*−−−−引用開始−−−−−*
◆大英帝国のオフショア・バランシング戦略◆

岩上「私も歴史を振り返ってみているのですが、その話を聞いて思い出すのは、
大英帝国が、お金がなくて破綻寸前の時に仕掛けたのが、第一次世界大戦であ
るという話です。

 当時ドイツは、鉄道と資源を求めていました。ベルリン=バグダット鉄道計
画というものがありましたね。これがあれば、カイロを通らなくてよいので、
シーレーン防衛を担う大英帝国に頼る必要がなくなるわけですね。

 さらに、石油です。石油産出の中心地である中東から、チグリス・ユーフラ
テス川のあたりを経由して、ベルリンに持っていける。これが完成したら、一
種のパイプラインですね。このパイプラインによって、中東、バルカン、中央
ヨーロッパが一体化し、経済的に安定するわけです。

 それを安定化させるわけにはいかない、ドイツの成功を破壊しなくちゃいけ
ないということで、大英帝国は言いがかりをつけてセルビアを不安定な状態に
し、米国を参戦させ、戦争によって大儲けしました。そして、フランスもドイ
ツも戦争によってぼろぼろになってしまった。

 孫崎さんは、昔から米国のとっているオフショア・バランシング戦略につい
て語っておられた。その原型は英国にあります。大陸国が、平和で安定し、仲
よくなると島国の英国は困る。米国も同じです。

 戦争を起こす原因は、憎いとか利害が対立するとかではなく、他国同士が仲
よく、成功するとまずいから、と考えるからではないですか」

孫崎「(日本周辺の場合は)そこで尖閣が出てくるわけです。米国は尖閣を使
うことで、日中の間を引き裂こうとしているのです。

 米国は、日中が戦争になっても構わないと思っている。ネオコンの連中の最
後の台詞は、『自分の国のために血を流せない国は…』というもので、米国は
その論理をずっと言ってきています。日中が衝突したら『ほら、自分で守れな
いでしょ』と言ってくるでしょう」

(続く)



リーフ(♪) 2015年1月25日 08:08
◆パイプラインが持つ「相互確証抑制効果」で周辺地域の安定を◆

 パイプラインを通すことで、各国の経済と安全保障を安定させることを「相
互確証抑制効果」と呼んだのは、私が5月23日にインタビューした、現役の経
産官僚で世界平和研究所の主任研究員を務める、藤和彦氏です。

 第一次世界大戦前のドイツは、ベルリン=バグダット鉄道を開通することで、
ヨーロッパから中央アジアにかけて、安定した経済圏を作ることを目指してい
ました。

 大陸国同士の平和と安定を自国にとって不利益になると考えたのが、当時、
経済的に疲弊していた海洋国家の大英帝国です。セルビア事件を契機にヨーロ
ッパ中を大混乱に陥れる第一次世界大戦を引き起こし、自分はほとんど漁夫の
利を得るというオフショア・バランシング戦略を取り、巨額の利益を得ること
に成功しました。

 この大英帝国と同様のオフショア・バランシング戦略を取っているのが、現
在の米国です。ウクライナ情勢に関しては、民間の傭兵を派遣するなどして、
東部を中心に混乱を煽っています。これは、ウクライナを経由してロシアとEU
をつなぐパイプラインがはたす「相互確証抑制効果」を破壊し、欧露の分断を
図って、さらには米国産のシェールガスをEUに売り込む狙いがあるのではない
かと私は疑っています。

 さらにもう一歩踏み込んで言えば、米国は「相互確証破壊戦略」で保たれた
ロシアとの間の「核の均衡」すら、崩そうと本気で試みているのではないかと
も思われます。

 「デモクラシーの理想と現実」を著した地政学の祖、マッキンダーはこう述
べています。

「東欧を支配する者はハートランドを制し、ハートランドを支配する者は世界
島を制し、世界島を支配する者は世界を制する」

 ハートランド、またの名を「ピボット・エリア」とは、ユーラシア大陸の現
在のロシアの領土にほぼ当てはまります。米国の戦略家たちはしきりに、ロシ
アが「ネオ・ユーラシア主義」を掲げ、世界島(ユーラシア大陸とアフリカ大
陸)の支配を企てていると喧伝しますが、冷静に客観的に見れば、現実に攻勢
に出て、包囲し、ロシアの勢力に次々と荒々しく手を突っ込んでいるのは米国
のほうです。

 さらにもう二、三歩踏み込めば、ロシアをおさえれば中国に対する包囲網も
完成し、核のライバルも取り除かれ、おまけに石油や天然ガスなど、世界最大
のエネルギー資源の眠る沃野を手に入れられるという妄想じみた野心家が、米
国の中には存在している、ということも指摘することができます。

 しかし、そんな政治的・軍事的冒険が、ひとつ間違えば、核の熱戦の現実化
という悪夢に直結しかねないことは、言うまでもありません。

 東アジアに目を転じると、米国が日本に対してオフショア・バランシング戦
略を取っているのは、孫崎さんが言うように、尖閣諸島をめぐってです。米国
は、尖閣諸島の領有権については、依然として「中立」の立場を崩していませ
ん。米国は日本と中国を両天秤にかけているのです。オフショア・バランシン
グの典型的手口です。

 テロを礼賛した石原慎太郎氏に、都知事時代、米国で尖閣購入発言の機会を
与え、日本の対中ナショナリズムを煽り、日中が尖閣諸島の領有権をめぐって
一触即発の状態にまで緊張を高めると、そうした事態を利用して、F35をはじ
めとする軍需品を売りつけ、辺野古沿岸に巨大なV字型の滑走路を日本政府に
作らせようとしているわけです。
*−−−−引用終了−−−−−*
(ソース;IWJウィークリー55号(その1〜岩上安身の「ニュースのトリセツ」)
Date: Tue, 24 Jun 2014)

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