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コピペの部屋コミュの【不思議・心霊】石じじいの語る怪異譚集【30】

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(転載元)
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1535920044/235-300
海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2

(全話まとめ)
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6168454&id=80586888&from=share

コメントにつづきません
でははじまり

ーー

477: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/07(日) 15:13:14.55 ID:+DG4v9FK0.net(主)

 私の実家の部落(この場合、集落という意味)に、珍しい石を探して拾い、それを売って生計を立てている男性がいました。 

 子供の頃、よく話を聞いたものです。

 私は、彼を「石じじい」と読んでいました。 

(本人の前では言いませんでしたが) 

 彼は、珍しい石を求めて四国の山や海岸を歩きました。 

 戦前の生まれで、若いころは朝鮮に住んでいたそうです。 

 戦後は、実家にもどり半農半石拾いで生活をしていました。 

 彼についての逸話は、以下のリンクをご参照ください。 
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1445320336

うしみつ関連記事:
山から石を持ち帰るとヤバいの??
(このコミュニティでのURL)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6168454&id=80475460

では、話の続きをしましょう。 


214本当にあった怖い名無し2018/10/24(水) 11:50:01.47
ID:zY6XJy240


『北海道への入植』


石じじいの話です。

戦後の早い時代に北海道への入植が奨励されたことがあります。外地からの引き揚げ者、復員兵、戦災者などの失業対策のためだったと言われます。

農業による食糧増産も必要でした。

じじいの村にも北海道で農業をしないか?という斡旋が来たそうです。

じじいは、興味があったので村の他の興味を持った人たちと一緒に見学に行きました。
汽車と船を乗り継いで片道三日かかったそうです。
結局、ものすごい自然に圧倒されて逃げるように帰ってきました。
誰も入植しなかったそうです。

「四国のもんは腰抜けじゃけいのうw」

(つづく)


215本当にあった怖い名無し2018/10/24(水) 11:51:15.97ID:zY6XJy240
>>214
(つづき)
そのときに、化石集めが趣味の北海道の人と知り合ったそうです。
その人は、樺太(現在のサハリン)からの引揚者でした。
じじいは、その人のつてを頼って、何度か北海道へ石さがし遠征をすることになります。
北海道は、特に、アンモナイトの化石がたくさんとれたそうです。
よく保存されたきれいな化石は内地の大学の偉い先生が買い取って、論文として発表してくれるのだ、ということでした。
北海道の山は深く手付かずで、野生の動物の宝庫だったそうです。

しかし、山にはヒグマがたくさんいるのでかなり危険で、クマに襲われて食べられてしまった人も多いとか。


しかし、こんな例もあったそうです。

北海道の知り合いが、じじいに語った話です。

日本海側の漁村に住む中年女性が山菜をとりに山に入って帰らない。

クマにやられたのではないか?ということで猟師も参加しての捜索隊が出ました。

人々は最悪の事態を覚悟したそうです。

捜索本隊からかなり離れて探していた猟師が、その女性を見つけました。

(つづく)


216本当にあった怖い名無し2018/10/24(水) 11:52:19.67ID:zY6XJy240
>>215
(つづき)

女性は沢の近くで、ヒグマの死体を貪り喰っていたそうです。

湯気がたっている、ぬらぬらとしたはらわたを美味しそうに食べていたそうです。

女性によって喰われているヒグマは死んですぐだったのでしょう。

見つけた猟師は女性に声をかけましたが、女性はなにごともなかったような態度だったそうです。

クマを喰うのは当然のように。

猟師は、女性を連れて(彼女は歩けたのでしょう)、捜索隊に合流しましたが、クマの死体のことについては黙っていました。

その猟師が、じじいの知り合いに話したところによると、クマの肉を食らう女性の顔はものすごく、顔中についたクマの血を拭うときに、彼女の歯は犬のように尖って見えたということでした。

その女性は、その後は何事もなく生活していましたが、その遭難事件の数年後に失踪してしまったそうです。
男をつくって内地に逃げたということでしたが、真偽はわかりません。

「蝦夷地は、がいなことがあらいなあ。まあ、クマくらい喰うてもええわなあ、人食うよりはなあ。」

しかし、人を食べた事件は北海道で起きています(映画化もされて有名ですね)。

「熊殺し」の空手家ウィリー・ウィリアムスや「牛殺し」の大山倍達のことを知ったときに、このじじいの話を思い出しました。

「北海道のおばちゃんのほうがすごいやん!」


217本当にあった怖い名無し2018/10/24(水) 12:11:28.40ID:9xkPVMH7O
おばちゃんが羆を倒すとか、範馬一族の者か?

218本当にあった怖い名無し2018/10/24(水) 12:38:40.78ID:wOmzTG930
(・ω・) おばちゃんが羆を退治した話は山本素石も書いとるのぅ。

羆と出くわして襲われそうになった時に逃げるんやなく逆に大き開けた羆の口に拳を突っ込んで抱きついたそうや。懐に密着してまうとパンチや爪の攻撃もほぼ防げ、そのまま肘の辺りまで腕を突っ込むと拳に気管が塞がれ窒息してやがて死んでまったと。

熟女にいきなり抱きつかれ羆はさぞ仰天したまま昇天したことやろう


229本当にあった怖い名無し2018/10/26(金) 22:21:58.47
ID:Apew5JJb0


『自分の死体を見つけた話』


石じじいの話です。

たしかじじいの話に、自分の死体を見つけた男の話があったというのを思い出して、メモノートを探しました。
不完全なメモですが、こんな感じです。

じじいが会った人が言うには、
昔、山に登っていたら、頂上付近で、ものすごい雨が降ってきて気温も下がってきたので、近くの岩場に避難した。

雨は長時間降り続いたが、やんだので下山した。

後日、天気の良い日に登ったら、同じ場所に、人がうずくまっている。

これは遭難者かと思い、近づいてみると自分だった。

自分が眠るように死んでいた。

「そ、そ、それで、ど、どがいしなはったんかな?」じじい。

「怖いから、そのまま埋めてきた」とその人。

「頭おかしい人(当時は、四文字表記でしたが、現在では差しさわりがあるので異なった表記を使います)やったんやろうか?そがいな人には見えんかったが・・・」

自分の死体を見つけて・・・というのは、ディックのSF小説「にせもの」みたいです。
映画にもなりましたね。
気がつかないうちに自分が死んでいる、ということも、まあ、ありますかね。


230本当にあった怖い名無し2018/10/26(金) 22:27:50.61
ID:Apew5JJb0


『遍路巡礼の老人』
 

石じじいの話です。

自動車を八千円で手に入れたじじいは、いろいろな人を乗せてあげていました。

じじいは、親切な人間でした。
わたしもよく乗せてもらいました。こわかったけど。

雨の中、車で走っていると、遍路巡礼姿のかなり年のいった老人が道端の地蔵堂で休んでいたそうです。
雨が止みそうになかったので、声をかけて車に乗せてあげました。

その老人曰く、お四国を回って結願して自分の家に帰るところだ、と。

彼の言う自宅は、そこから遠くはなかったので、家まで送っていこうかと尋ねると、是非お願いしたい、ということでした。

「お遍路さんには、歩いて回ることが大事なんじゃゆうて車に乗せてもらうんを辞退される人もおるんで。」

彼の家に着くと、家の人が出てきて礼を言い、じじいを家の中によび入れて、お茶と食べ物でもてなしてくれました。

久しぶりに帰ってきた老主人である、その老人に家の人々が関心を示さないのが奇異な感じでした。

帰ってきた老人は、縁側に座って、そこの若主人(といっても中年)と話をしているようでした。
久しぶりの対面なのに声も聞こえないので、

「ひそひそ話か?何か訳があるのか?」

と思ったそうです。
話をしていた若主人が、縁側からお盆にのった湯のみとお菓子を持って、じじいのいる部屋に戻ってきたので、

「おとうさんは、えろう苦労なさったのう、部屋で休みよんなはるかな」

と尋ねたところ、
その初老の男性は少し困ったような顔をして言いました。

「父は、おそらく三十年以上前に死んでいる」

(つづく)


231本当にあった怖い名無し2018/10/26(金) 22:28:56.04
ID:Apew5JJb0
>>230
(つづき)
その主人が言うには、
父親は、家庭内の不和が原因で出奔した。
それから一年ほどたって、父は遍路の姿で戻ってきた。
しかし、家に入れて目を離したすきにいなくなった。

「またすぐに家出か!」

と思い探したが姿はみえなかった。
捜索願を出しても、見つからなかった。

それから数年後に父親が再び帰ってきた。
またいなくならないように、今度は見張っていたがいつのまにかいなくなった

それから、数年後にまた戻ってきた。

そこで、これは生きた人間ではないと覚悟して、それからは、帰ってくる父親をただ迎えるだけとなった。

父は、かならず雨の日に戻ってくる。
それに、普通に齢を重ねている。
出奔した時のままの姿ではなく、相応に加齢している。

その主人は不安そうに付け足したそうです。

これからもまた帰ってきて、それが続くと、父はどうなるのだろう?
不死なのであろうか?
と。

「供養しなさったか?」

「した。しかし、その効果(?)は無い」ということでした。

今読み返してみると、繰り返し「帰ってくる」この老人、本当に死んでいたのでしょうか?

同じような話は、海外のテレビシリーズ「One Step Beyond」(日本放映時のタイトル:世にも不思議な物語)の「If You See Sally」(サリーに会ったら)があります。かなり似ている。

話を聞いた当時、田舎の家々にはテレビは無かったので、じじいはその番組は知らなかったと思いますが。


232本当にあった怖い名無し2018/10/27(土) 00:20:22.33
ID:ABIP+XAp0


233本当にあった怖い名無し2018/10/27(土) 03:05:18.00
ID:RCJskTfU0
>>231
自分が死んだことに気がついて無いんだろうね。

234本当にあった怖い名無し2018/10/27(土) 08:17:06.47
ID:eICRNMaz0
(・ω・) 逆に彼が亡くなっていたならまだ怖ええ話や思う。

寒戸の婆みたいに数十年前にさらわれた人が故郷懐かしさに帰って来たのに
変わり果てた姿に人々を恐怖に陥れ歓迎されていないことを悟って嵐の中を再び山に戻って行くんは哀し過ぎるでの。


235本当にあった怖い名無し2018/10/27(土) 21:56:18.56ID:u1nO5VOX0


 『山の廃墟寺院』


石じじいの話です。

朝鮮の話が出てきました。

山に入るために立ち寄った麓の村の人と話していると、

「ここから登った山の中に無住の仏教寺院があるが、そこの僧侶に気をつけろ」

と言われたそうです。

「なにか悪さするんか?」

「しないが、怪しいものだ」と。

「ボロ寺に住み着いとる乞食坊主ちゃうんか?」

と思って、川沿い歩いて山に入っていくと、
河原のなかのまっすぐな道を僧侶が歩いて下ってきたそうです。

「そうら、きなすった!」

じじいは用心しながら歩を進めました。

しかし、いつまでたっても僧侶は近づかない
こちらもむこうも歩いているのに両者が近づかない。

「村の人がゆうように、あれは怪しいもんやと思うたで。」

じじいは双眼鏡を出して、その僧侶をよく見てみました。

その僧侶は若く、がっしりした体つきだったということです。

しっかりとじじいのほうを見つめていたそうです。

そして、たしかにこちらに歩いていました。

僧侶は、じじいが双眼鏡から目を離したすきにいなくなったそうです。

消えてしまったように思えたと。

じじいは引き返すわけにもいかず、そのまま歩き続けて、その廃寺に行きつきました。

「あのまま逃げて帰ったら朝鮮人に笑われるけんね。」

(つづく)


236本当にあった怖い名無し2018/10/27(土) 21:57:19.42ID:u1nO5VOX0
>>235
(つづく)
その寺は荒れていたそうですが、すでに夕刻になっていたので、ここで夜を過ごすことにしました。
そのまま山の中に入ってしまうと、あのような魔物(?)に襲われて逃げ道がない、と考えたのです。

「そん時はそがい思うたんやが、よう考えると、あの寺が、あれの住処やったんかもしれんのよな。」
「風が強うに吹きよったけん、寺の中がぬくうてええ思うてな。」

本堂の端に陣取って、床に周りの森から拾ってきた枯れ枝を撒きました。

これで、お堂に入ってきたモノがそれを踏めば、バキっと音がするのでわかるだろう、というアイディアです。

(しかし、相手が実体のないモノであれば、その仕掛けは無力でしょうに。)

朝鮮語で般若心経を唱えて寝たそうです。
(「朝鮮語のお経知っとるん?」とたずねたら、「知らいでか!日本のとよう似とらい。」と)

眠っていると、ソレは来ました。

(つづく)


237本当にあった怖い名無し2018/10/27(土) 22:00:06.17ID:u1nO5VOX0
>>236
(つづく)
夜中に、枯れ枝を盛大に踏み折るバリバリという音で目がさめたじいいは、脇に置いていた拳銃をとって構えました。

しかし、何かが襲ってくる気配はない。

目を凝らしてもなにかいるようには見えない。
へたに動かないほうが良いと思い、そのまま明るくなるのを待ちました。

明るくなって見ると、床に敷いた枯れ枝がお堂の入り口から自分のほうに向けて一直線に砕けていたそうです。

「なんか来たんやろうな。悪さはせんかったが。」

じじいが、その後、同じ村に訪れたときに、その怪事のことを話したところ、村人は、「やっぱり出るのか!」
と驚いていたそうです。

「おお、そうよそうよ、あとで鉄砲みたらな、タマが2発しか入っとらんかったんよ。自分のと合わせて4発やがw油断したい。」

そのあと、「朝鮮人には犬に金玉喰われてしもうたもんが何人もおる」という決めことばで話が締めくくられたのは言うまでもありません。


249本当にあった怖い名無し2018/10/30(火) 20:10:40.47ID:S/Q+okd50


 『死人の魂の宿る石』


石じじいの話です。

死んだ人の魂が宿っている石があったそうです。

そのような石を見分けるには、初雪が降る前に、石を板の上にならべて外に放置しておきます。

雪が降ってその上に積もるのですが、積もった雪がすぐに溶けてしまう石が、それだ、ということでした。

石を上に並べる板の裏側には御札を貼っておくとベストだが、無くても良いと。

そのような石を見つけたらどうするか?
寺に持っていって供養してもらうのも良いが、寺に相手にしてもらえないことも多いので、黙って山奥に捨てておくのが良いと。

このように、じじいに語ってくれた人がいたそうです。

「だれの魂が入っとるかわからんけんね。置いとってもいけないねぇ。」

じじいは、手持ちの石を試してみたことはない、と言っていました。


254本当にあった怖い名無し2018/10/31(水) 12:56:23.19ID:Qkag9T6n0


 『越境獅子舞』


石じじいの話です。

皆さんは「獅子舞」を間近に見たことがありますか?

普通は、正月の風景ですが、別に正月に限りません。

家の前で踊って、「めでたいこと」をその家にもたらします。

そのかわりにご祝儀をもらうと。

昔は、家に押しかけて勝手に家の前で(あるいは店や事業所の中で)一舞して、そのあと、お金をせびる、というのがありました。

「門付芸」というやつで、家の門先で歌って、お金をもらう、というのもあった。

踊るだけで、元手がいらないので、「ボロい」しのぎという感じだったのでしょうか。

針を売ってお金をもらう子供もいたそうです。
ストレートな物乞いもいましたが、何かを売りつけて、その対価として(w)金を得る、というのが普通でした。
いわゆる、押し売りですね。
獅子舞は、「めでたい雰囲気」の押し売りということでしょうか。
これらは警察の取締の対象でもありました。

そのような獅子舞にも「縄張り」というものがあり、それを守らず「越境獅子舞」をする者は同業者から焼きを入れられたとか。

じじいによると、不思議な獅子舞がいたそうです。

(ここから)


255本当にあった怖い名無し2018/10/31(水) 12:57:31.61ID:Qkag9T6n0
>>254
(ここまで)

正月になると、どこからともなくやってくる獅子舞がいました。

知らない間に家の前にやってきてひとしきり踊ってお金をもらうのだそうですが、別にしつこく金をせびるわけでもない。

その人(?)が踊っていると、家の人はお金をあげないといけない、という気持ちになったのだそうです。

じじいが住んでいる「ど田舎」には来ず、ある程度大きな街に出没したそうです。

いつのまにかやって来て踊って、いつのまにか姿を消す。
だれも、踊り手の顔をみたことがなかったのです。
獅子をかぶったまま踊り始めて、そのまま去っていく。
タイガーマスクみたいです。

これは越境獅子舞だったので、その地域の獅子舞業の人がクレームをつけたのですが、その獅子舞はすぐに逃げて街角に消えてしまったそうです。

どうしても我慢のならなかった土着獅子舞の人たちが数人で、その越境獅子舞の人を追いかけて組み伏せて獅子を剥ぎ取ろうとしましたが、その人達は皆発狂してしまったそうです。
獅子の中を見たために発狂したのだろう、ということでした。

その獅子舞は、十年近く、正月に限って出没していましたが、だんだん現れる頻度が少なくなり、戦争が激しくなると消えたそうです。
獅子舞などやっている余裕が社会になく、また、警察の取締りが厳しくなったためなのかもしれません。

中身はどんな人(?)だったのでしょうか?


256本当にあった怖い名無し2018/10/31(水) 17:29:23.80ID:hTviwx4AO
昔読んだ漫画で獅子舞が貰った弁当を直食いした後に、河原で川に口を付けて舌でびちゃびちゃ飲んでいるところを見てしまい(見た人は直前まで草むらで昼寝していたから獅子舞が気付かなかった)

秘密を見られた獅子舞が跳びかかってきて襲われそうになったところ、奇跡的に川の反対側で野球に興じていた人らの特大打球が獅子舞の面に直撃して二つに割れたら、割れた面と唐草模様の身体隠しの布だけ遺して中身が消えた

一風、変わった漫画であったよ


260 【吉】 【B:94 W:88 H:87 (C cup)】2018/11/01(木) 20:15:16.84ID:F5jumN010


 『死後婚』


石じじいの話です。


死後の結婚式があったそうです。

結婚前に許嫁の女性が亡くなったのですが、双方の家の人たちが諦めきれず、親族と部落(集落の意味)の者たちで結婚式を挙げたそうです。

式のとき、死体は死後数日たっていたので、ちょっと不都合があったとのこと。

初夜を過ごして、数日の間、男性もその家族も、彼女が生きている人としての扱いをしていましたが、死体がだいぶ悪くなってきたため、それ以上の新婚生活を断念して、「自宅の庭」に埋葬したとのこと。

これは違法だと思うのですが、当局は黙っていたのでしょうか?

そのあと、その男性は長らく結婚することは無かったということですが、30過ぎて結婚したそうです。

しかし、その後妻さん(と言って良いのか?)は、お子さんを一人残して、数年後に亡くなりました。
今度は普通の火葬にされたそうです。

先妻さん(と言って良いのか?)のお墓は、そのまま家の庭にあったのでしょうか?
後妻さん(と言って良いのか?)は、どこのお墓に入ったのでしょうか?
(昔は、どこどこの家の墓に入る、という古い考えがありました。今も、ありますが。)

「ええ話よのう。『絶唱』とついよね。好きおうたもんどうしの愛よのう。」

うーん、まあ・・・ そうですかね。


261本当にあった怖い名無し2018/11/02(金) 08:30:41.45ID:Xop/XN5k0
死後の結婚と言えば

(・ω・) 新田次郎「きつねもち」の終わりはこんなエピソードで締められとるの。

大社町の自転車商M君(24才)と出雲市のE嬢(22才)が青酸カリ心中を遂げた。
口さがない世間の人たちが、E嬢の家はきつねもちだといいふらしたので、結婚ができなくなったためである。

死後、両家で相談して、死後の結婚をみとめてやり、二人の遺骨を一緒に葬ってやろうというところまで話が進んだところ、
E嬢の家族から、
「亡き二人の結婚後は親戚として交際してもらいたい」
と申し出があったために、M君の親戚が硬化して、せっかく二人の遺骨を一緒にしてやろうという話までこわれてしまった。

松平不昧公が死んだのは文政元年(1818)。それから百五十年近くもたって尚且つ、きつねもちの迷信が生きていることは驚嘆すべき事実である。

262本当にあった怖い名無し2018/11/02(金) 14:50:38.02ID:L54jPvUIO
狐持ち(狐憑き)か、一瞬、狐が恩返しにくれた餅かと勘違いした

263本当にあった怖い名無し2018/11/03(土) 07:48:17.31ID:9wNWAQed0
>>262
それだったら
どん兵のCMみたいなほのぼのワールドだなww

264本当にあった怖い名無し2018/11/03(土) 09:06:06.32ID:E4YQaCsO0
おそがい話ばっかしやなて

狐の恩返しって新美南吉風味なほっこりする話もたまにええか知れん。

(・ω・)「おそがい」いう方言使ってみた(笑)


 (了)

コメント(1)

このシリーズ久々でなつかしみ(๑´•.̫ • `๑)

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