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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】2018-04-18 08:504

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《米朝首脳会談は、北朝鮮の核開発をどう止めるか(完全即時と段階的)、それに対応して米側が如何なる安全保障上の餌を与えるか(軍事演習の軽減、停戦協定から外交関係樹立までの様々な対応)。この中で拉致問題の意義は両首脳にとりゼロ。》




A−1:事実関係1

米フロリダ州パームビーチでトランプ米大統領と会談し、6月初旬までに予定される米朝首脳会談でトランプ氏が日本人拉致問題を取り上げることを約束した(読売)。

A-2:事実関係2

米朝ハイレベルで直接対話開始 首脳会談の候補地5カ所(共同)

トランプ米大統領は17日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談実現に向け、米国と北朝鮮が既に「非常に高いレベルで直接対話を始めた」と明らかにした。米朝当局が首脳会談のため複数回接触していることは明らかになっているが、高官レベルの協議が判明したのは初めて。

 南部フロリダ州パームビーチで行われた日米首脳会談で記者団を前に語った。

 トランプ氏は米朝首脳会談の開催場所として5カ所が候補地として検討されていると説明。順調なら6月上旬までに開催されるとの見通しを示したが、会談が「開かれない可能性もある」と語った。

B:評価

・今回の米朝首脳会談の核心は北朝鮮の核開発にどの様な合意が出来るかである。

・米国の強硬派の求めるのは「完全、不可逆的な核開発停止、それを査察する体制の確保」である。

 一方北朝鮮側は段階的な核兵器廃絶、つまり様々な条件を勝ち取った上での完全な核兵器廃棄である。この条件には、軍事演習の軽減、朝鮮戦争の休戦状態から平和条約、国交樹立等様々なものがある。

・こうした中でトランプが何を求めているかは明らかでない。

三月一〇日ペンシルベニア州での支持者集会で、米朝首脳会談について「世界にとって最高の合意ができるかもしれない」と述べると同時に、「早々に立ち去るかもしれない」とも述べ、成果なく失敗する可能性もあるとの認識を示した。

 そして今回会談が「開かれない可能性もある」と語った。これは一貫した動きである。

・本当に重要なのは、米国が「完全、不可逆的な核開発停止、それを査察する体制の確保」を求めている中で、「北朝鮮がここまで来なければ開かない」「ここまで来なければ早々に立ち去るかもしれない」のラインである。残念ながら、いま教えてもらっているのは、「開催場所として5カ所が候補地として検討されている」程度である。

・そうした中で拉致問題を討議することがこの会談にとってどれ位の重要性を持つか。両首脳にはゼロである。

コメント(1)

すーちゃんさん
「イイネ」に深くお礼申し上げます。

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