孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】2022-06-07 07:3013

【孫崎享のつぶやき】
ウクライナ軍消耗度合い、AP [ウクライナが兵隊を失う時、どれだけ長く戦い続けられるか？]　、ゼレンスキーは今週、ウクライナは戦闘で毎日60から100人の兵士を失っていると述べた。
2022-06-07 07:3013

AP [ウクライナが軍隊を失う時、どれだけ長く戦い続けられるか？]　

ゼレンスキー大統領は今週、ウクライナは戦闘で毎日60から100人の兵士を失っていると述べた。ちなみに、ベトナム戦争で米軍にとって最悪の年だった1968年には、平均して1日あたり50人弱のアメリカ兵が亡くなっていた。

金曜日の葬式には、2019年までウクライナ軍の参謀長であったムジェンコ将軍が出席した。彼は、損失が悪化する可能性があると警告した。

「これは戦争の重要な局面だが、ピークではない」とムジェンコはAP通信に語った。「これは第二次世界大戦以来のヨーロッパで最も重大な紛争だ。それが損失が非常に大きい理由を説明している。損失を減らすために、ウクライナは現在、ロシアの兵器に匹敵する、あるいはそれを超える強力な兵器を必要としている。これにより、ウクライナは現物で対応できるようになる。」

ロシアの大砲の集中は、モスクワが2月24日に開始された最初の侵攻以来焦点を合わせてきた東部地域で多くの死傷者を引き起こしている。

元ヨーロッパ陸軍総司令官であったベン・ホッジズ中将は、APの電話インタビューで、ロシアの戦略を「中世の摩擦アプローチ」と表現し、ウクライナがロシアを破壊し破壊するため、米国、英国、その他からの約束された武器の配達を得てるまで、「この種の犠牲者は続くだろう。」「この戦場は、イラクとアフガニスタンの20年間に私たち全員が慣れ親しんだものよりも、はるかに致命的だ」と彼は述べた。「そのレベルの消耗（死亡）減少には、指導者、軍曹が含まれるだろう」と彼は付け加えた。

「彼らはより露出され、物事を行おうと絶えず動き回っているため、多くの犠牲の重荷にさらされている。」

ウクライナは戦前に約25万人の男女が軍服を着ており、さらに10万人を追加された。政府は、14週間以上の戦闘で何人が死亡したかについては明らかにしていない。殺されたウクライナの民間人の数や、どちらかの側で何人の戦闘員が亡くなったかは、誰も本当に知らない。政府関係者による死傷者の主張は、広報上の理由で数字を誇張したり、低くしたりし、検証ほとんど不可能だ。”

西側のアナリストは、ロシア軍の死傷者がはるかに多く数千人と推定している。それでも、ウクライナの損失が増大するにつれて、戦争の厳しい数学は、ウクライナが補充要因を見つけなければならないことを示している。人口は4300万人で、量はある。

「問題は、彼らを採用し、訓練し、最前線に立つことだ」と、ワシントンの戦略国際問題研究所の上級顧問である元米海兵隊マーク・カンシアン大佐は述べた。

「戦争が現在、長期的な消耗闘争に移行している場合は、補充要員を入手するためのシステムを構築する必要がある」と彼は述べた。「これは、戦闘中のすべての軍にとって困難な瞬間だ。」