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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】2022-03-31 06:4613

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【孫崎享のつぶやき】
3月上旬西側は対ロシア制裁の一環として国境越クロスボーダー送金の機関SWIFTのネットワーク利用を排除(一部有効)し、利用通貨の重要性を示したが一月利用通貨米ドルー39.92%、ユーロー36.56%、ポンドー6.30%、人民元―3.20%(上昇中なるも比率小)



事実関係1「対ロシアのSWIFT制裁は、国際送金網とCBDCの勢力図をどう動かす」(日経、2022.03.30)。

「制裁のなかでも特に強力な切り札として繰り出されたのが、ロシア系金融機関をSWIFTから排除する措置と、海外資産の凍結だ。

 切り札の1つである海外資産の凍結で、今回はロシア中央銀行の海外資産を凍結の対象としている。中央銀行が国外の銀行に外貨準備として保持している資産を凍結することで外貨が不足し、外貨建てによる支払いが困難になる。例えばロシア国債は2022年3月中旬以降に利払いや償還期限が続々と到来することになるが、制裁前であれば問題なかった利払いも限られた外貨資産でやりくりしなければならず、短期的なダメージが大きい。今後、通貨ルーブルの暴落に伴う通貨防衛を行おうにも外貨準備が不足し、インフレやさらなる暴落を防ぐことが難しくなる。

 もう1つの切り札であるSWIFTからのロシア系金融機関の排除だ。SWIFTとは「Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication(国際銀行間通信協会)」の略だ。国境を越えたクロスボーダー送金のうち、SWIFTのネットワークを経由するトランザクション量は実に全体の5〜6割に達するといわれる。

 一連の対ロシア制裁では3月下旬現在、事業規模で同国2番手の銀行であるVTBをはじめ、7つの銀行がブラックリストに登録されてSWIFTのネットワークから除外されており、これら銀行を経由したSWIFT送金ができない状態になっている。これらの銀行をターゲットにした送金を遮断することでロシアと諸外国との貿易、対ロシア投資などを困難にし、ロシア経済にダメージを与えていくのが制裁の狙いだ。一方で、最大手のSberbank(ズベルバンク)や3位のGazprombank(ガスプロムバンク)は制裁対象に含まれていない。その理由としては、ロシアからパイプライン経由で天然ガスを輸入しているドイツの送金ルートを確保するために配慮したといわれる。」

事実関係2: 人民元の国際決済シェア、1月は3.2%と過去最高−SWIFT(Bloomberg)

「中国人民元の国際決済通貨としてのシェアが1月に上昇し、過去最高を更新した。世界約200カ国・地域の金融機関1万1000社余りからの越境決済を扱う国際銀行間通信協会(SWIFT)のデータが示した。

順位 通貨 22年1月
1 米ドル 39.92%
2 ユーロ 36.56%
3 ポンド 6.30%
4 人民元 3.20%
5 円 2.79%

コメント(1)

すーちゃんさん
いつも有難うございます。

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