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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 キッシンジャーが2014年ウクライナ問題について行った助言

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【孫崎享のつぶやき】
キッシンジャーが2014年ウクライナ問題について行った助言。ウクライナは国内、対外政策で妥協・和解を目指すべきだ。さもなければ混乱に進む。だがウクライナ人には妥協を図る叡知、更には敵視的視野を学んできていない。露も軍事行使すれば孤立する。
2022-03-10 07:548


キッシンジャーのウクライナ提言(2014年)

・ウクライナに関する論議は全て対決である。しかしどこかに行き就くのを知っているのか。
・私の人生で4つの戦争が大きな熱情と公的支援で始まったのを知っている。それらの全てはどう終わるかを知らず、内3つは一方的に撤兵した。政策の評価はどう始まるかではなく、どう終えるかである。
・ウクライナはあまりにもしばしば西側に参加するか東側に参加するかの決戦場とされてきた。
・ウクライナが生き残り繫栄するとすれば、いずれかに対峙し、いずれかのサイドにつく前哨になるべきではない。それは両者のブリッジとして機能すべきである。
・西側はロシアにとってウクライナは決して単なる外国ではない。ロシアの歴史はキエフ大公国(Kievan-Rus)で始まっている。ロシアの宗教はそこから拡大している。ウクライナは何世紀もロシアの一部である。ソルゼニーツェンなどもウクライナは、ロシアの歴史、そしてロシアの一部とみなしている。
・ウクライナ人は決定的な要素である。彼らは複雑な歴史を持ち、多国語的構成を持つ国に住む。西部は1939年にソ連に組み入れられた。
西部は大部分カトリックで東部はロシア正教である。西部は大部分ウクライナ語を話し、東部は大部分ロシア語を話す。ウクライナの一方が他方を支配しようとすると内乱か分裂になる。
・ウクライナは独立し23年である。それ以前は14世紀から何らかの外国支配にあった。ウクライナ人が妥協の技術、更には歴史的視野を学んでこなかったとしても驚きではない。独立後のウクライナ政治は明確に課題の根幹は一方の政治家が自己の意思を反抗する他方の地域に押し付けようとする所にある。
・ウクライナに対する賢明な米国政策はウクライナの双方が互いに協力する道を見出すことである。我々は両グループの和解を求めるべきで、一方の支配を求めるべきではない。 ロシアと西欧、更にウクライナのほとんどの党派がこの原則に従って行動していない。
・各々が事態を悪化させている。
・ロシアは自分を孤立化左折事なしに軍事的解決を課すことはできない。
・西側にとってプーチンを悪魔化することは政策ではなく、政策不在のアリバイだ。
・プーチンは彼の苦情が何であれ、軍事力の行使は冷戦になることを理解すべきだ。
・プーチンは深刻な戦略家である。だが米国の価値、心理の読みは得意ではない。


 下記は自分の見解である。
1.ウクライナは経済、及び政治的同盟を選ぶ権利を持つべきだ。
2. ウクライナはNATOに参加すべきではない。
3. ウクライナは自由な政府を選ぶ権利を持つ。賢明なウクライナの指導者は和解の政策を.選ぶべきである。

コメント(1)

私も、孫崎さんの1〜3の提案に賛成です。

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