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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 NATO拡大、西側指導者は何をのべていたか

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【孫崎享のつぶやき】
NATO拡大、西側指導者は何をのべていたか。例:1990年ベーカー米・国務長官はゴルバチョフに「もし(統一ドイツ後)我々がNATOの一部となるドイツに留まるなら、NATO軍の管轄は一インチたりとも東方に拡大しない」。米が過去の約束を反故にしているのですいるのです。
2022-02-09 08:007


 

1990年、ドイツ統一前、ロシアはまだ全面的に統一の支持ではない。特に、再統一されてドイツ全域にNATO支配が拡大することにソ連は当然懸念を持つ。その中、西ドイツ首脳や米国首脳は「NATOを東方に拡大しないから」と説明していたのである。


A-1 事実関係 米国「National Security archive」編纂「NATO拡大、ゴルバチョフ何を聞いたか(NATO Expansion: What Gorbachev Heard(National Security archive)
秘密解除された文献はベーカー、ブッシュ、ゲンシャー、コール、ゲイツ、ミッテラン、サッチャー等がNATO東方拡大に反対する安全保障上の確約を行っていることを示している。
書類1:ゲンシャー外相発言に関する在独米国大使館発国務長官あて電報

 1990年1月310日、NATOは当方に拡大しないであろうとのゲンシャー西独外相提言の詳細な報告。

書類4:1990年2月9日ベーカー(米国務長官)とシュワルナーゼ(ソ連外相)会談のメモランダム.
ベーカーはソ連外相に中立的(どのブロックも属さない)ドイツは疑いなく自己の独自の核を持つであろう。しかしながら変化したNATO内のドイツは独自の核兵器を必要としない。NATOの管轄ないしNATO軍は東方に動かないという鉄壁の保障が存在しなければならない(There would have to be iron-clad guarantees that NATO’s jurisdiction or forces would not move eastward)

書類5:1990年2月9日ゴルバチョフとベーカー会談のメモランダム
ブッシュが1989年12月マルタ会談で述べたことを繰り返し、ベーカーはゴルバチョフに語った「もし我々がNATOの一部となるドイツに留まるなら、NATO軍の管轄は一インチたりとも東方に拡大しない( Baker goes on to say, “If we maintain a presence in a Germany that is a part of NATO, there would be no extension of NATO’s jurisdiction for forces of NATO one inch to the east.”


*書類10:1990年2月10日ゴルバチョフ。コール会談のメモランダム
コールは会談の初めに、ゴルバチョフにNATOはその活動範囲を拡大すべきでないと信じている( “We believe that NATO should not expand the sphere of its activity.)

コメント(3)

なるほど・・・アメリカの方が違反してますね。まあ、大国はご都合主義!おそらく、事情が変わったというのでしょうね。変わったとは思えないけど・・・明らかな、ウクライナ干渉!
>>[1]

トランプよりははるかにまともですが、バイデンも・・・残念。
有難うございます。すーちゃんさん。

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