孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】是枝裕和氏（映画監督）は、助成巡りツイッターでやり取り。

【孫崎享のつぶやき】
是枝裕和氏（映画監督）は、助成巡りツイッターでやり取り。彼の発言「助成の基は税金。私が誰かの犬なら、それは文化庁でもなく政府でもなく市民の犬。公権は吠える相手になることはあっても感謝する相手では無い。」格好いい表現者の台詞。
2022-01-16 09:318

・是枝裕和氏は、映画監督である。

・映画作成に政府の助成金を得ている。

・ここから、政府の助成を得たものと、政府への批判の関係について、ツイッター上、是枝監督と一市民との間にやり取りがあった。民主主義下の政府と市民の関係についてのやり取りで興味深く、下記に紹介する。

是枝裕和（1962年6月6日 - ）は、日本の映画監督、脚本家、ドキュメンタリーディレクター、映画プロデューサー（ウィキ）。

　是枝裕和氏のツイッターにおける政府と主権者（国民）に関するやり取り

① 返信先: @hkoreedaさん
その公権力から、補助金もらって映画造ってる時点で、公権の絵文字（イヌの顔）です。

② 是枝裕和　@hkoreeda
文化庁の助成金（正しくは芸術文化振興基金）は広く言えば税金なので、もし僕が誰かの犬なのであれば、まずは納税者の絵文字（イヌの顔）であって、文化庁でも、政府のでも無い、という意識で映画は作っております。なので、公権は吠える相手になることはあっても感謝する相手では無い。傲慢に聞こえたら、すみません。

③ Métaphysique：@metaphysique0　 · 1月13日
国民が選挙で選んだのが政府なのですけど、政府は国民の代表であるという意識を持ったほうがいいと思いますよ。
納税者の一人として、先ほどの投稿はイラっとしました。

➃是枝裕和、@hkoreeda。１４日
考えさせられました。あなたが僕の発言に感じたイラッは政府の行いに納得出来ずに抗議の声をあげるデモに対して不快に思う人々のそれと近いのではないでしょうか。僕自身はデモに参加したことはありませんが、政府が代表ならば尚更正しく振る舞うように監視する責任が私たち主権者にはあると思います。