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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 日本の危うさ:政権おかしい方向に動く、悪化→知識人等一気に政権側へ。

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【孫崎享のつぶやき】
日本の危うさ:政権おかしい方向に動く、悪化→知識人等一気に政権側へ。開戦前国策完徹決議:亀井勝一郎、石川達三、清水幾太郎、火野葦平、武者小路実篤、高村光太郎、草野心平、志賀直哉、横光利一、佐々木信綱、三好達治、斉藤茂吉、横田喜三郎、中山伊知郎、徳川無声、太宰治等
2021-12-11 08:0515

今井武夫(今井は柳条湖事件時、陸軍中央部からの調査団の一員。在北京大使館付陸軍武官補佐官として盧溝橋事件に遭遇。参謀本部支那課長)著著『昭和の謀略』は次を記述しています。
・開戦直前の臨時議会において「国策完徹に関する決議案」が全会一致で可決された。
 当時の文人や知識人が大東亜戦争を謳歌した文献は枚挙にいとまがない。


 亀井勝一郎、本多顕彰、富沢有為男、石川達三、清水幾太郎、火野葦平、中河興一、島木健作、武者小路実篤、高村光太郎、草野心平、中村武羅夫、志賀直哉、横光利一、長興善郎、佐々木信綱、中山義秀、伊藤整、河上健太郎、中島健蔵、三好達治、豊島興志雄、斉藤茂吉、高坂正顕、草野秀吉、高山岩男、辰野隆、蝋山政造、横田喜三郎、中山伊知郎、松下正寿、吉村正、木村毅、土井晩翠、徳川無声、永井荷風、太宰治らのそれは比々として皆しかりである(昭和三六年、岩波書店発行「文学」一二月号を引用)


 他方、1945年12月30日の新日本文学会(旧プロレタリア文学運動に関わっていた作家を中心にして結成)機関誌《新日本文学》’46年6月号は,次の25人を指名し,〈文学の世界からの公職罷免該当者〉とした.

菊池寛,久米正雄,中村武羅夫,高村光太郎,野口米次郎,西條八十,斎藤瀏,斎藤茂吉,岩田豊雄,火野葦平,横光利一,河上徹太郎,小林秀雄,亀井勝一郎,保田與重郎,林房雄,浅野晃,中河與一,尾崎士郎,佐藤春夫,武者小路実篤,戸川貞雄,吉川英治,藤田徳太郎,山田孝雄.〔参〕小田切秀雄〈文学における戦争責任の追及〉(新日本文学1巻3号).

2。文学者はほとんど戦争協力に組み込まれています
戦前、戦中、主なる文学者はほとんどが戦争に協力したと言って良いと思います。
1940年「情報局」が設立されました。文学者の一元的組織である日本文学報国会は1942年5月26日に勧請しました。これは単なる互助機関ではありません。その目的に、「国家の要請するところに従って国策の周知徹底、宣伝普及に挺身し以て国策の施行実践に協力する」とあります。

この組織の会長は徳富蘇峰です。小説(部会長・徳田秋声、理事・菊池寛、劇文学(部会長・武者小路実篤、幹事長・久保田万太郎、理事・山本有三)、評論随筆(理事・河上徹太郎)、詩(部会長・高村光太郎、幹事長・西條八十、理事・佐藤春夫)短歌(部会長・佐佐木信綱、幹事長・土屋文明、理事・水原秋桜子)俳句(部会長・高浜虚子)、外国文学(、幹事長・中野好夫、理事・辰野隆)の部会から構成されています。

こうした人々がどのように協力したか、尾崎秀樹著『近代文学の傷痕』は「大東亜文学者大会関係文献一覧(朝日新聞などに掲載)を掲載しています。
「大東亜文学者大会」は1942年に第一回を開催し、ここで横光利一が大会宣言をしています。、第二回大会は1943年に開催され、吉川英治が「大東亜戦まさ決裁の日を迎えたり。米英文化殲滅の鉄槌を下さざるべからず」と大会宣誓を行い、火野葦兵が「敵英米を殲滅し、その獣夷の精神を駆逐する」とする宣言を朗読しました。

この大会関連でどのような寄稿をしていたかをみれば、文学者たちの戦争推進への関与の凄さがわかります。

島崎藤村、  「大会への希望」
長谷川如是閑、 「全東亜の結合へ」
武者小路実篤、「大きな気概で」
草野心平、「予想以上の大成功」
林房雄、「日本の印象を殻る座残海」
佐藤春夫、「大東亜文学者決戦大会に切望す」
長与善郎、「力強い団結」。
高村光太郎、「友来る(詩)」
石川達三、「文学者の献身」
大仏次郎、「誠実溢るる空気」
金子光晴、「大東亜文学者大会に於て」
水原秋桜子、「大東亜文学者大会に寄せる」
高浜虚子、「季節の詩である俳句をもって賓客を迎える」
佐々木信綱、「大東亜文学者大会讃歌」
斉藤茂吉、「「大東亜文学者大会(詩)」
林房雄、 「次に為すべきこと」
亀井勝一郎、「感想」
西条八十、「大東亜の供を迎えて(詩)」
久米正雄。「真の友よ来れ」
高見純。「バノウ首相に呈す」
横光利一、「決意満蒙に高鳴る」
丹羽文雄、「西下の一行に従ほて」
山口誓子、「送る」
織田作之助、「大阪大会の成果」
武者小路実篤、「南京の大会への言葉」
長谷川如是閑、「大東亜文化昂揚の根本義」
谷川徹三、「東亜文芸復興(座談会)
菊池寛、「友遠方より来る」
奥野新太郎、武田泰淳、竹内好、中島健蔵、「日華の文化交流(座談会)
草野心平ら、「満州、中国の文学界」

コメント(3)

学者、ジャーナリズム、文学者、など挙げての体制翼賛、戦争賛美!まあ、戦争に反対したら投獄されるから、当然だとしても、日本人の民族性でもありますね。大同につく。
>>[1]

ええ。そう思います。
中國の魯迅のような知識人は日本には・・・田中正造とかわずかですね。
すーちゃんさん
有難うございます。

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