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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 ドイツ社会民主党+緑の党+自由民主党政権誕生へ

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【孫崎享のつぶやき】
ドイツ社会民主党+緑の党+自由民主党政権誕生へ。首相のショルツは若い時代は強硬左派。次第に中道へ。2018年からは大連立で財務大臣としてメルケルの下で働く。大筋メルケル路線の継承+グリーンの環境、自然エネルギーシフトを予測。最初の課題はコロナ感染急増。
2021-11-26 08:257


1:9月の独連邦議会選挙で第1党になった中道左派のドイツ社会民主党(社民党、SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)の3党が24日、連立政権樹立で合意した。社民党のショルツ財務相(1958年生まれ)が、16年間首相を務めたメルケル氏の次の首相に就く。

2ドイツ連邦議会選挙が9月26日に投開票された。各党の得票率は、SPDが25.7%(前回2017年総選挙との得票比:5.2ポイント増)、CDU/CSUが24.1%(8.8ポイント減)、環境政党の緑の党(Grünen)が14.8%(6.4ポイント増)、中道リベラルの自由民主党(FDP)が11.5%(0.8ポイント増)、極右の「ドイツのための選択肢(AfD)」が10.3%(2.3ポイント減)、左翼党は4.9%(4.3ポイント減)であった。

 つまり、今回の合意→新内閣は52.0%の支持の上に成立する、かなり不安定な土台である。

3:ショルツは1975年(高校時代)にドイツ社会民主党に入党し2002年10月から党事務局長を務める。2007年11月労働・社会保障相としてメルケル首相の大連立内閣に入閣した。2011年: ハンブルク市長に就任。2015年の市長選挙でも再選されたが、SPDの獲得議席が過半数を割ったため、緑の党との連立政権となった。2017年ドイツ連邦議会選挙ののち、CDUとの連立交渉に参加。連立参加への可否を決める党員投票の際は臨時党首を務め、連立協定承認に導いた。2018年3月14日に第4次メルケル内閣が発足し、連邦副首相、財務大臣に就任、
 一方で、緑の党との連立を組み、一方でメルケルとの連立を推進し、2018年から財務大臣であった。これらから彼の主義主張は不透明で「カメレオン的」と評されてきた。全体として、若い頃は左派色が強かったが、次第に中道寄りになったとみられている。

4:メルケルの財務大臣でもあったことから、メルケル政策からの大幅な変化は予想されていない。
 他方、今回は「緑の党」が連立に入ったこともあり、彼らが主張する環境重視、脱炭素、自然エネルギーが推進されよう。

5:当面は、急増するコロナ感染への対応が問われる。
 外交においては、ロシア・ウクライナ間の緊張の高まり、ベラルーシ問題が課題となる。

コメント(1)

ドイツは今回、核禁止条約のオブザーバー国になりましたね。アメリカ追随ではない、立派な独立国。おなじ敗戦国として立派ですね。

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