孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【色平哲郎氏のご紹介】 右翼議員が駿台予備校のテキストに

「カナダでは先住民の犠牲のうえに“国”ができたと教育されているが、アメリカ合衆国では
”パイオニア開拓”で、教育（？）が済まされている」　（カナダの知りあいから）

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ホロコースト生存者の体験
「ガス室までの貨車へわずかに漏れてきた光は、外の光かどうかもわからず、絶望と希望に彼女は切り刻まれていきました。すると、光は彼女に”生き延びろ”と啓示をしました」
「ブレイキング・グラウンド」

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> 右翼議員が駿台予備校のテキストに
> 文句をつけた時、私は何も言わなかった。
> 私は駿台予備校の講師ではなかったから。
>
> 右翼議員がある中学校の教科書に
> 文句をつけた時、私は何も言わなかった。
> 私は中学校の教師ではなかったから。
>
> 右翼議員がある高校の教科書に
> 文句をつけた時、私は何も言わなかった。
> 私は高校の教師ではなかったから。
>
> それから、右翼たちは大学や研究者を攻撃した。
> 自分はまさに、大学の研究者であった。
> そこで私は初めて抗議をし、助けを求めた。
> しかしその時、私に味方をしてくれる人間は、
> すでに誰もいなくなっていた。
>
> そして、この国に、
> 「言論の自由」「表現の自由」「学問の自由」は
> 欠片もなくなった。

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パプア州プラス西パプア州、２５０の言語、３８０の先住民族の故郷は天然資源に恵まれた「国内植民地」

資源開発は森林伐採、鉱山、工場操業、あるいはプランテーション開発

先住民族の人びとの声「われわれは負けつづけています」　

映画 MINAMATA の世界、田中正造の世界


人びとのくらしはさっぱりよくならない　

結局、経済的にも環境的にも良いことをもたらさない

割にあわない仕事、、土地を手放すしかなくなる　企業は広大な土地を取得する

投資者は、パプアの人をスマトラに連れていって、アブラヤシ農園を見せる

もともとの現地文化と異なったこのアブラヤシ栽培自体、まったくなじみのないことである


圧力をかけ、先住民族の土地を手放させる、抵抗すると弾圧

開発側には高位の軍人や退役軍人が含まれている

人びとではなく、「地元の政府」が人びとの代わりになって開発をすすめる

人びとは怖がって、意見表明できない　

文化的権利は損なわれ、約束は果たされない

途方にくれて、飲んだくれてしまう


開発は熱帯林、泥炭地を破壊、「火入れ」と森林火災、煙害

搾油工場では、廃棄物、大量の除草剤と農薬、化学肥料、単一栽培で土壌劣化、健康被害

加えて低賃金、過酷な労働、越境労働者、児童労働

スマトラ島からボルネオ島、そしてパプアへ「移動」していった

ボルネオ島の森林被覆率　２００５　７０％　から　２０１５　５３・９％へ

パプア、インドネシア最大の熱帯雨林を有する


「ボイコットでなくパームヤシの栽培方法を変えることが良いのでは」との提案

もし大豆から搾油するとなると広大な土地が必要、だからサプライチェーン認証！

ユニリーバも加わった、「持続可能なパーム油のための円卓会議」

パプア沿海部のほぼ全域でプランテーション開発がなされ　

NGO内部での対立　


先住民族であるパプア人は管理能力を疑問視されていて　

補償金、、使いはたすと、あとで、物乞いになってしまう　

ジャカルタで流行る「グリーン・インダストリー」？　投資家がいちばん得をする


人と環境にやさしい経済がほしい

誰のための開発なのか？　　

どう環境をまもっていくのか？　　

これらの問題が未解決である

環境アセスメントを法律は義務づけているが、問題解決にならない


ほんらい広大な土地を（慣習法的には）所有している先住民族

先住民族の慣習法的な土地を政府は入手したがっている

地券を一人２ヘクタール分しか与えない　「これで銀行からお金を借りられる」と説得　　　

私たちは、「政府からの地券うけとりを拒否した方がよい」とすすめている

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１９１５年２月５日「第二の露独たる勿れ」石橋湛山社説「東洋経済」

「彼れ露独の所有せる所、我が日本が代わってこれを領有するに何の憚る所がある。と放言し、傍若無人の振舞を敢てすれば、是れ正に、我が国が、駆逐せられた露独の横道を行うものではないか。その結果は、やがて又た我が日本が、世界の感情から露独のように頭を叩かれ、
放逐せられ、幾十億を投じた経営は悉く没収せらるることなるに相違ない」　

加藤周一「この論が２１世紀のいま、ふたたび、大陸に関し重要になる」

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2008年10月30日、国連自由権規約委員会

「国内法によりアイヌの人々および琉球・沖縄の人々を"先住民族として明確に認め"、彼らの文化遺産および伝統的生活様式を保護し、保存し、促進し、彼らの土地の権利を認めるべきだ。通常の教育課程にアイヌの人々および琉球・沖縄の人々の文化や歴史を含めるべきだ。」

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「沖縄県士族一般ニ告諭ス」（1879年6月3日）

「子等ハ猶ホ悟ラズシテ旧態ヲ改メザルトキハ新県ニ於イテハ到底用ユルヲ得可ラサルモノトナシ百職皆ナ内地人ヲ取リ遂ニ此土人ハ一人ノ職ニ就クヲ得ル者ナクシテ自ラ社会ノ侮慢ヲ受ケ殆ド一般ト区別サルルコト恰モ亜米利加ノ土人北海道ノアイヌノ等ノ如キノ態ヲ為スニ至ルベシ」

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> 韓国の親友がいれば、「日本が被害者としてヒロシマを語る」のを聴く際に、カチンとくる気持ちが判りましょうね
> モンゴルの親友がいれば、「中華が被害者として南京を語る」のを聴く際に、カチンとくる気持ちが判りましょうね
> ポーランド人の親友がいれば、「ドイツが被害者としてドレスデンを語る」のを聴く際に、カチンと来る気持ちが判りましょうね
> ヨルダン国籍であれ、どこの国籍であってもフィリスティーン（パレスチナ）の親友がいれば、「一部のユダヤ教徒が被害者としてポグロムやホロコーストを語り（ナクバを語らない）」のを聴く際に、カチンと来る気持ちが判りましょうね
> アルメニアの親友がいれば、「トルコが被害者としてロシアの南下を語る」のを聴く際に、カチンと来る気持ちが判りましょうね

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「悪夢の民主党政権」は本当か

現内閣が実績ゼロでの総選挙だ。「総理としての実績が何もない」ことでは、野党第一党の立憲民主党の枝野幸男代表と同じだ、、、

民主党政権の失敗は、「マニフェストを75％しか達成できなかった」ことではなく、「75％も達成したのに、それをPRできなかった」ことにある、、、

新しい法律が必要なく、予算も必要のない改革が、情報公開だ。大臣がその気になれば、その省の官僚が隠していることも公開させられる、、、

この震災・原発事故という危機対応についても批判された。安倍元首相の言う「悪夢」のひとつだろう。だが、その後、昨年からのコロナ禍での安倍政権・菅(すが)政権の対応を見て、「さすが、民主党とは違う。危機管理に長けている自民党政権ならではだ」と思った人はどれくらいいるのだろう。

https://bit.ly/2Z6dpz0