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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 日経「エコノミストの資質とは」掲載。

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今は権力への迎合がほぼ全てだが、古き良き時代に求められた資質。「理論的、制度の知識、分析力、現実の政治や経済を動かす人間の本質に関する理解、何が重要であるかを見抜く能力、時流におもねらず、自己の確信を貫く頑固さ」
2021-09-17 06:596


 戦後、基本的に、自由民主党が日本の政治・社会を牛耳ってきた。だが、この間、日本の全ての社会で、求められる人間像が変化した。
 日経新聞のコラムで、1960年代での求められるエコノミスト像を下村治氏を通じて記載した。その資質はエコノミストに限らない。官僚など多くの専門家にも止まられるものであった、今やそれが一変した。求める像の変化で、どちらの社会がより望ましいものであるかは明白であろう。日本社会の劣化が起こっているのである。
転載、16日、日経「エコノミストの資質とは」(大機小機)
・60年前、池田内閣の下で国民所得倍増計画が実行に移された。この長期計画の目標は、1961年から10年以内に実質国民総生産を倍増させる、国民の生活水準を西欧先進国並みにする、完全雇用の達成と福祉国家を実現する、国民各層間の所得格差の是正をはかる――であった。立案の中心人物は、大蔵省(現財務省)内の一室で日本の潜在成長力の研究を続けていた下村治(1910〜89年)である。(として下村理論を説明)
・政治家が敬意を払い、現実の経済の針路に真の影響を及ぼすエコノミストにはどんな資質が求められるのであろうか。三年前の昨日、亡くなった金森久雄は「多角的だ」と前置きして、理論的であること、制度についての知識、統計的な分析力、現実の政治や経済を動かす人間の本質に関する理解、何が重要であるかを見抜く能力、と列挙した。
 また、道徳的な信念、心の温かさ、時流におもねることなく自己の確信を貫く頑固さ、日本のために貢献しようという情熱も不可欠と、精神性のない専門家であってはならないことを指摘した。

コメント(1)

失われた30年とともに、エコノミストも劣化したか。

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