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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【色平哲郎氏のご紹介】 効果は大きく、中国のGDPは約40年間に244倍に

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(日本)海上自衛隊は米、インド、オーストラリア、シンガポールの海軍と、南シナ海やハワイ沖で共同訓練を行なっており、米国と親密なシンガポールと日本は対中有志連合に組み込まれつつある。
だが、シンガポールが米国などと「共通の価値観」を有する訳ではない。シンガポールは徹底的な言論統制で知られる。すべての新聞は政府主導の「シンガポール・プレス・ホールディングズ」が経営し、テレビは「メディア・コープ社」が独占、、、
市民が10人以上の団体を作る際には、その目的、性格のいかんを問わず登録が義務付けられ、演説がゆるされるのは1カ所の公園の一角だけで、事前に趣旨を届ける必要がある。
2、3人でも路上で議論すれば逮捕され「国内治安法」で治安上問題あり、と政府が見なした人物は令状なしに逮捕され、ほぼ無期限に拘束できる、、、
シンガポールの経済成長は目覚ましい。
18年の1人当りGDPは6万4千ドルで、米国の6万2千ドルを上回り、日本の3万9千ドルをはるかにしのぐ。
官僚の多くは海外の一流大学に国費留学した秀才で、給与も良いから効率が高く、概して清潔な行政で民衆に信頼され、言論統制や世襲政権に対する不満は激化していない。
リー首相から学んだ(以下文字化け3行)�算��
中国の改革開放を主導した�讃�浸瓩論�△魄�辰芯掌紊裡隠坑沓固�隠鰻遒縫轡鵐�檗璽襪鯔�筺��
リー・クアンユー首相から経験談を聞いて熱心にメモを取り、市場経済と外国の資本・技術を導入しつつ、政治・行政は党が握る手法を学んだ。
その効果は大きく、中国のGDPは約40年間に244倍に拡大、中国は巨大なシンガポールの様相を呈した。
活発な市場経済と官僚政治の組合せは中国古来の体制だから、中国人は違和感を抱かず、中国とシンガポールは「共通の価値観」があると見るべきだ。
米国は「民主制、自由」を看板にしているが、実は第2次世界大戦後だけでも、中南米やアジア、中東、欧州の一部で20以上の親米独裁政権を支持してきた。
例えばベトナム戦争後、カンボジアのポル・ポト政権が自国民約170万人を殺す暴政を行ない、ソ連寄りになっていたベトナムが介入すると米国は中国と共にポル・ポトを支援、国連にポル・ポト派代表が座る状況が生じた。
国際関係は各国の目先の利害で転々と変るから「価値観」などという米国のあやふやなキャッチ・フレーズに同調するのは子どもじみている。
「米国第一主義」を公言し、国際協調を崩して回るトランプ氏と「共通の価値観」を抱く日本人がどれほど存在するのかすら疑問である。
【中国に対抗すべく 「共通の価値観」とは  田岡俊次 「金曜日」 20年10月9日号】
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中国の近代化は、日本と違った経過をたどっている。第一に、スタートまでにとても時間がかかった。第二に、それを中国共産党が主導した。第三に、欧米の近代化と異なる独自の道をあえて進んでいる、、、カギは儒教にある、、、
儒教を解体して、中国を近代化のレールに乗せる。その大転換を果たしたのが、毛沢東である、、、
儒教を解体するためには、それに代わる思想が、外から来る必要があった。それがマルクス主義である。マルクス主義は革命のための、普遍思想である。毛沢東はそれを、中国化した。毛沢東は中ソ論争を通じて、マルクス主義の解釈権を握った。中国共産党は、普遍思想の担い手から、ナショナリズムの担い手に変わった。だから中国共産党は、ソ連の脅威を前に、アメリカと手を結ぶことができた、、、
後世の歴史家が、20世紀半ばからの新中国の歩みをふり返り、もっとも大きな貢献をした人物を一人だけ選ぶとすれば、それは毛沢東でなく(文字化け)�讃�燭任△蹐Α◆◆��
毛沢東の死後、権力の空白を埋め、外国との良好な関係を築き、中国を経済超大国へと導いたのは、�讃�燭��った。世界史の奇蹟と言ってもよい出来事だ。
https://bit.ly/31283mt
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決定的だったのは穀物である。穀物が国家を作ったのである。「穀物が地上で育ち、ほぼ同時に熟すということは、それだけ徴税官は仕事がしやすいということだ」。徴税官は穀物の実る時期に到着すれば一回の遠征で税の査定ができる。イモやマメではこうはいかない、、、
初期国家は穀物を作る農民を城壁の中に囲い込み、奴隷化して、労働の剰余価値を掠めとることで成立したが、しかし、その一方でひどく脆弱なものでもあった。原因としては、感染症の蔓延、燃料確保のための森林破壊、灌漑用水による塩類化、それに戦争や外敵(その多くは城壁外の「野蛮人」)の侵入と破壊などがあった。とりわけ、城壁外の「野蛮人」、すなわち移動性の狩猟採集民などの無国家民はこうした初期国家を「集中的な採集ができる最高に魅力的な場所」と見なし、その捕食者となって甘い汁を吸い、肥大化していったのである。つまり、国家が成立して巨大化するということは、その捕食者である無国家民も強力になっていったということを意味する、、、
農耕王朝と遊牧王朝の関係は、暴利を貪る風俗営業とヤクザの関係に譬えられる。
https://bit.ly/2SR5AH2
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2016年に国連環境計画は「家畜革命」が人類共通の災害であると警告しているが、工場の経済モデルを家畜生産にも適用したことが禍のもとで、ウイルスが出現して蔓延する条件を作っていたのだ。
【吉田太郎「コロナ後の食と農」第1章 小規模家族農業の解体と工場型畜産がコロナ禍を生んだ】
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コメント(2)

まったく、同感できる点が多いですね。
>>[1]

ええ、色平さんは幅広く見識をもっていますね。

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