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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【色平哲郎氏のご紹介】 未知の病気 自分たちの振る舞いで先が分かれる

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レイテ島で寄生虫症の実態や戦争の傷跡に触れ  語りに耳傾け つなぐ信頼
=記憶を拓く= 第5部「断絶が覆う世界に」 読者反響
8日から18日に社会面で連載した「記憶を拓(ひら)く 信州 半島 世界」第5部「断絶が覆う世界に」は、フィラリア対策を巡る日韓協力を中心に、歴史と向き合いながら協力の手を世界に広げた研究者たちの足跡をたどった。連載を読んでメールで感想を寄せた県厚生連佐久総合病院(佐久市)地域医療部医師の
色平哲郎さん(60)も1980年代後半から、連載で登場したフィリピン・レイテ島を訪れ、寄生虫症の実態や戦争の傷跡を目にした。当時の体験や国際協力の意義について語ってもらった。
連載では日本住血吸虫症が流行したレイテ島で患者の診療に尽くした医師が登場した。島は戦後、日本の若手寄生虫学者の実習先になっていた時期があります。日本では見られなくなった病気が残るこの地で、感染経路を解明した医学者の宮入慶之助(長野市出身)の時代を追体験するためと聞いたことがあります。
私も京大医学部の学生だった頃から何度も訪ねています。
診療所に入院していた日本住血吸虫症の患者を見て、治療薬はどうしているのか尋ねた。島は太平洋戦争の激戦地。日本軍の塹壕(ざんごう)とみられる遺構に入ったことがあります。
島は佐久総合病院とも縁があり、70年代にフィリピン大医学部の分校が建設されるに当たって、農村医療に尽くした故・若月俊一名誉総長が助言しています。私も南佐久郡で診療していた90年代後半から、農村医学に興味を持って研修に来た日本の医学生たちに現地を見てもらいました。
2013年の台風で分校校舎が全壊した際は、復興のために佐久総合病院の研修医らが募った約500万円を寄付しました。
それを機にフィリピン大と人材交流に関する覚書が結ばれ、研修医をレイテ島に送るようになりました。
連載タイトルのように、記憶を「拓く」ことは農村医療でも大事です。地域の歴史や背景を知るために、お年寄りの語りに耳を傾ける。それが信頼関係につながります。
韓国・済州島(チェジュド)の日韓共同研究のような取り組みは、世界で不断に続いている。新型コロナウイルスのように、未知の病気に相対した時に他の国をたたくのか、それとも協力をするのかで先が大きく分かれる。自分たちの振る舞いが問われることが、これからもたくさんあると思います。
【信濃毎日新聞 2020年6月28日】

コメント(3)

このコロナ禍で、他国をたたく、某大統領などは、最低ですね。

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