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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【色平哲郎氏のご紹介】 「コロナ後の世界」・・無為のうちに二カ月を空費・・感染拡大を座視

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時間的余裕がありながら、それをまったく活用しないまま感染拡大平気で嘘をつき、話をごまかし、平気で食言してきた。
やるべきことは一つしかありません。
他国の成功例を模倣し、失敗例を回避する、これだけです
中国や台湾、韓国の前例に学ぶ時間的余裕はあった
オリンピックを予定通り開催したいという願望に取り憑かれていた
ふだん敵視し、見下しているものたちのやることは絶対に模倣しない。
国民の生命よりも自分のイデオロギーの無謬性の方が優先するのです。
こんな馬鹿げた理由で感染拡大を座視した国は世界のどこにもありません
森友・加計・桜を見る会と、どの事案でも、首相が「そんなものはない」と宣告した公文書はいつのまにか消滅するし、首相が「知らない」と誓言したことについては関係者全員が記憶を失う。
たぶんその全能感に慣れ切ってしまったのでしょう、
「感染は拡大しない。すぐに終息する」と自分が言いさえすれば、それがそのまま現実になると半ば信じてしまった
コロナ後の世界 2020-04-22 mercredi 内田樹
■なぜ安倍政権には危機管理能力がなかったのか
―― そのような大勢のなかで日本の状況はどう見るべきですか。
内田 日本はパンデミックの対応にははっきり失敗したと言ってよいと思います。それがどれくらいの規模の失敗であるかは、最終的な感染者・死者数が確定するまでは言えませんが、やり方を間違えていなければ、死者数ははるかに少なく済んだということになるはずです。
 東アジアでは、ほぼ同時に、中国、台湾、韓国、日本の4か国がコロナ問題に取り組みました。中国はほぼ感染を抑え込みました。台湾と韓国は初動の動きが鮮やかで、すでにピークアウトしました。その中で、日本だけが、感染が広まる前の段階で中国韓国やヨーロッパの情報が入っているというアドバンテージがありながら、検査体制も治療体制も整備しないで、無為のうちに二カ月を空費した。準備の時間的余裕がありながら、それをまったく活用しないまま感染拡大を迎えてしまった。
―― なぜ日本は失敗したのですか。
内田 為政者が無能だったということに尽きます。それは総理会見を見れば一目瞭然です。これだけ危機的状況にあるなかで、安倍首相は官僚の書いた作文を読み上げることしかできない。自分の言葉で、現状を説明し、方針を語り、国民に協力を求めるということができない。
 ドイツのメルケル首相やイギリスのボリス・ジョンソン首相やニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事はまことに説得力のあるメッセージを発信しました。それには比すべくもない。
 安倍首相は国会質疑でも、記者会見でも、問いに誠実に回答するということをこれまでしないで来ました。
平気で嘘をつき、話をごまかし、平気で食言してきた。一言をこれほど軽んじた政治家を私はこれまで見たことがありません。国難的な状況では決して舵取りを委ねてはならない政治家に私たちは舵取りを委ねてしまった。それがどれほど日本に大きなダメージを与えることになっても、それはこのような人物を7年間も政権の座にとどめておいたわれわれの責任です。
 感染症対策として、やるべきことは一つしかありません。他国の成功例を模倣し、失敗例を回避する、これだけです。日本は感染拡大までタイムラグがありましたから、中国や台湾、韓国の前例に学ぶ時間的余裕はあったんです。しかし、政府はそれをしなかった。
 一つには、東京オリンピックを予定通り開催したいという願望に取り憑かれていたからです。そのために「日本では感染は広がっていない。防疫体制も完璧で、すべてはアンダーコントロールだ」と言い続ける必要があった。だから、検査もしなかったし、感染拡大に備えた医療資源の確保も病床の増設もしなかった。最悪の事態に備えてしまうと最悪の事態を招待するかも知れないから、何もしないことによって最悪の事態の到来を防ごうとしたのです。これは日本人に固有な民族誌的奇習です。気持ちはわからないでもありませんが、そういう呪術的な思考をする人間が近代国家の危機管理に当るべきではない。
 先行する成功事例を学ばなかったもう一つの理由は安倍政権が「イデオロギー政権」だからです。政策の適否よりもイデオロギーへの忠誠心の方を優先させた。だから、たとえ有効であることがわかっていても、中国や韓国や台湾の成功例は模倣したくない。野党も次々と対案を出していますが、それも採用しない。それは成功事例や対案の「内容」とは関係がないのです。「誰」が出した案であるかが問題なのです。ふだん敵視し、見下しているものたちのやることは絶対に模倣しない。国民の生命よりも自分のイデオロギーの無謬性方が優先するのです。こんな馬鹿げた理由で感染拡大を座視した国は世界のどこにもありません。
 安倍政権においては、主観的願望が客観的情勢判断を代行する。「そうであって欲しい」という祈願が自動的に「そうである」という事実として物質化する。安倍首相個人においては、それは日常的な現実なんだと思います。森友・加計・桜を見る会と、どの事案でも、首相が「そんなものはない」と宣告した公文書はいつのまにか消滅するし、首相が「知らない」と誓言したことについては関係者全員が記憶を失う。たぶんその全能感に慣れ切ってしまったのでしょう、「感染は拡大しない。すぐに終息する」と自分が言いさえすれば、それがそのまま現実になると半ば信じてしまった。
 リスクヘッジというのは「丁と半の両方の目に張る」ということです。両方に張るわけですから、片方は外れる。リスクヘッジでは、「準備したけれど、使わなかった資源」が必ず無駄になります。「準備したが使用しなかった資源」のことを経済学では「スラック(余裕、遊び)」と呼びます。スラックのあるシステムは危機耐性が強い。スラックのないシステムは弱い。
 東京五輪については「予定通りに開催される準備」と「五輪が中止されるほどのパンデミックに備えた防疫対策の準備」の二つを同時並行的に行うというのが常識的なリスクヘッジです。五輪準備と防疫体制のいずれかが「スラック」になる。でも、どちらに転んでも対応できた。
 しかし、安倍政権は「五輪開催」の一点張りに賭けた。それを誰も止めなかった。それは今の日本の政治家や官僚の中にリスクヘッジというアイディアを理解している人間がほとんどいないということです。久しく費用対効果だとか「ジャストインタイム」だとか「在庫ゼロ」だとかいうことばかり言ってきたせいで、「危機に備えるためには、スラックが要る」ということの意味がもう理解できなくなった。
 感染症の場合、専門的な医療器具や病床は、パンデミックが起きないときにはほとんど使い道がありません
。だから、「医療資源の効率的な活用」とか「病床稼働率の向上」とかいうことを医療の最優先課題だと思っている政治家や役人は感染症用の医療準備を無駄だと思って、カットします。そして、何年かに一度パンデミックが起きて、ばたばた人が死ぬのを見て、「どうして備えがないんだ?」とびっくりする。
http://blog.tatsuru.com/2020/04/22_1114.html 
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新型コロナウイルスの遺伝指紋が調べられ、17の型を特定
日本には既にヨーロッパ型の変異体が入り込んでいることが判明
ウイルスの変異速度は加速度的に増し、型どうしの内戦が勃発している可能性も
https://bit.ly/3eMvUeO
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自然免疫を強くする可能性のあるBCGワクチンがCOVID-19発症や重症化を抑制してい
る可能性はある。それは、本日時点でも、人口100万人あたりの死亡者数が、
BCG接種国である中国(3人)、韓国(5人)、日本(2人)が、BCG非接種国である
アメリカ(137人)、イタリア(408人)、ベルギー(518人)、オランダ(229人)
などと比較して2桁ぐらい少ないことに反映されている可能性がある
「第5報:COVID-19がただの風邪になる日」 平野俊夫
感染者の数はPCRで確定した数なので、実際はもっと多いと考えられる。現に、昨日アメリカカリフォルニア州のある群で無作為に抽出した人を対象に抗体検査を行ったところ陽性の割合がPCR検査の結果よりも28?55倍多いという試験的な結果が報告された(抗体陽性は現在か過去に感染したことを意味する)。抗体検査はまだ特異性や感度に問題があるので、必ずしも正確ではないが、PCR検査が全員に行われていない現状を考えると、実際の感染者の数はPCR検査の陽性者数よりおそらく10倍以上は多いと考えられる。
致死率は死亡者の数を感染者の数で割って算出するので、感染者の数が10倍になれば致死率は現在報告されているそれの10分の1になる。致死率が下がれば、予想される死者の数も当然修正しなければならない。現時点では、世界では最大2800万人、日本では17万人ぐらいが死亡すると考えられる。何れにしても第二次世界大戦以後では最大の危機であることは確かである。
収束までには、流行の波を繰り返しながら、2?3年はかかると予想される。これを可能な限り短期間で収束させる決め手はワクチン開発であり、治療薬の開発である。特にARDS の治療方法が確立されればCOVID-19はもはや恐るべき感染症ではなくなる。
ワクチン開発に関しては、最短でも一年はかかる。通常は、3年以上かかる。またワクチンが開発されても臨床試験をやらなければ効果があるか否はわからない。さらに副作用があり使用できないこともしばしばである。現在世界中で開発が行われているので、その結果に期待したい。ワクチン開発に成功すれば感染拡大に歯止めをかけることができる。
第2報で説明したように、自然免疫を強くする可能性のあるBCGワクチンがCOVID-19発症や重症化を抑制している可能性はある。それは、本日時点でも、人口100万人あたりの死亡者数が、BCG接種国である中国(3人)、韓国(5人)、日本(2人)が、BCG非接種国であるアメリカ(137人)、イタリア(408人)、ベルギー(518人)、オランダ(229人)などと比較して2桁ぐらい少ないことに反映されている可能性がある。すでに、ヨーロッパの一部の国で試みられているように医療関係者や高齢者を中心にBCGワクチンを接種するという選択肢もあるので
はないかと考えられる。
https://bit.ly/3auSGVw 
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> 番組のご案内 25日(土)「ウイルスVS 人類 2  カギを握るワクチンと治療薬」
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> 緊急事態宣言の中、不安な日々をお過ごしのことと思います。
> さて、土曜夜に、先日放送してご好評いただいたBS1スペシャル「ウイルスVS 人類」 の第2弾を放送します。
> テーマは、関心が高まっている「カギを握るワクチンと治療薬」です。ウイルス学の世界的権威をはじめ、第一線の専門家が、未来への展望や課題を徹底討論します。ぜひ、ご覧ください!
>
> BS1スペシャル  ウイルスVS 人類 2
>         カギを握るワクチンと治療薬
>   
> 放送予定:2020年4月25日(土)20:00〜20:50(BS1)
> 再放送予定:    4月29日(水・祝)15:00〜15:50(BS1)
> ※NHKオンデマンドでも、2週間無料配信します
>
> (概要)
> 新型コロナウイルスのパンデミックが加速している。ヨーロッパやアメリカが主戦場となり、日本でも緊急事態宣言が出された。感染拡大により膨大な犠牲者が出ており、経済にも深刻な影響を与えている。終息のカギを握っているのは、治療薬とワクチンの開発だ。人類は、これまで新たな感染症が発生するたびに、新薬やワクチンを開発して立ち向かってきた。一方で、新しい薬やワクチンには、常に副作用というリスクが伴い、大量生産も簡単ではない。今回の新型コロナウイルスの感染拡大を食い止める薬・ワクチンの開発にあたっても、これらの課題を乗り越えてゆけるのか、今こそ人類の英知が問われている。さらには、誰を優先して薬やワクチンを投与するのかなどの判断も難しい。そこには、危機に対応する総合的な“判断力”や“哲学”が求められる。果たして人類は、今回、薬・ワクチンの開発に成功し、人々の命を守ることができるのだろうか?
番組では、治療薬とワクチン開発に詳しい専門家に徹底的に語り合っていただく。最新状況や課題についてもわかりやすく解説、人類のワクチン開発の歴史も俯瞰しながら、そこから学べる教訓や、感染拡大を食い止め、終息に向かっていくための提言も伝えていく。
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> スタジオ出演者: 岡部信彦 (川崎市健康安全研究所所長 政府の専門家会議メンバー)
>          河岡義裕 (東京大学医科研究所 感染症国際研究センター長 政府の専門家会議メンバー)
>          大曲貴夫 (国立国際医療研究センター 国際感染症センター長 東京都のアドバイザー)
>          瀬名秀明 (作家 薬学博士)
>          中村幸司 (NHK解説委員)
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> VTR出演:ビル・ゲイツ(ビル&メリンダ ゲイツ財団)
>      渋谷健司(WHO事務局長上級顧問 CEPI化学諮問委員)
>      奥野恭二(理化学研究所 副プログラムディレクター) ほか
>
> ※転送大歓迎です。
>
> NHKエンタープライズ
>
> https://bit.ly/3buzvfO

コメント(1)

まったく、内田さんの言う通りです。
日本は、完全に失敗。それはすべて安倍さんのせいです。

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