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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【拡散希望】【色平哲郎氏のご紹介】 NEWS SOCRA 東京の救急、崖っぷち 26か所のうち、7か所で感染判明

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Fb 山岡 淳一郎 2時間前
東京の救急医療が崩壊寸前の崖っぷちに追い込まれています。
都内26カ所の「救命救急センター(基幹医療施設)」の診療状況を調べたら、なんと7つの救急センターで、職員や患者の感染が判明。
救急受入れ停止、初診中止、手術延期などの大幅な医療制限が起きています。
おまけに、一般病院がコロナ感染疑義の患者を受け入れず、救急センターに押しつけるものだから、脳疾患、心臓疾患や多重外傷といった生命にかかわる重症の患者の治療が遅滞。
さらにに救急搬送された患者の感染が収容後にわかり、現場は猛烈な感染リスクにさらされています。
一刻も早く、救急センターに感染防護具を送り、人的支援をしなくては、東京の医療は崩壊します。
救急が崩れたら、医療は持ちません。
みなさん、どうか拡散を。
=====
東京の救急、崖っぷち 救命救急センター26か所のうち、7か所で感染判明
【医療の裏側(17)】年間2万3000人受け入れの日赤医療センターも救急停止
NEWS SOCRA 2020/04/13 山岡淳一郎 (作家)
 東京の医療崩壊が、目前に迫ってきた。
 救急医療という「生命の堤防」が決壊しはじめている。アベノマスクを配るような愚行をやめ、地域の医療を支える病院への防護具一式と人的な支援、市民への補償とセットの強い行動制限、大規模な検査と感染マップの提供を同時並行で早く、行わねばならない。
 4月12日現在、東京都内26か所の「救命救急センター(基幹医療施設)」と、国立がん研究センター中央病院、がん研究会有明病院の診療状況を、それぞれのHPに当たって調べてみた。26の救命救急センターのうち7か所と、築地のがんセンター病院で職員や患者の新型コロナウイルス感染が見つかり、救急医療の停止など大きな診療制限がかかっている。
 なかには東京医科歯科大学医学部附属病院のように1名の感染が判明し、62名の接触者のPCR検査を行い、全員陰性。外来診療の制限や手術の調節をしつつ辛うじて日常診療を継続しているところもある。個々の基幹医療施設の状況は文末の一覧でお確かめいただきたいが、一見して「首都の中心部」から救急崩壊が起きそうな切迫感が伝わってくる。もう医療崩壊は起きているかもしれない。
 何といっても、広尾の日本赤十字社医療センターの救急停止が痛い。看護師1名の感染が判明したため入院患者や職員、濃厚接触者らの検査と隔離、関連施設の消毒などの対応に時間がかかる。初診も、産科、小児科、小児保健部を除いて止まっている。
 日赤医療センターは、東京都区西南部地域(渋谷区・世田谷区・目黒区)の二次医療圏、約120万人の救急医療を担う。実際には、215万人が乗降する渋谷駅はじめ医療圏内には50もの駅があり、通過する人も含
めると昼間人口は数百万にのぼる。隣接する港区、新宿区からの患者も多く、「首都救急のとりで」である。
 2019年の日赤医療センターの救急実績をみると、年間の総受診数は23055人。毎日、63人の救急
患者を受け入れている計算になる。救急搬送では5194人を収容しており、応需率は85・3%。救急車はほぼ受け入れている。たらい回しにされた救急患者の受け入れ先を調整し、最終的に行き先がなければ受け入れる「東京ルール」による患者数は132人。最後のセーフティネットなのだ。
 この日赤医療センターをカバーするはずの東京慈恵会医科大学附属病院も患者と職員合わせて6名の感染が判明し、救急診療を停止した。さらに新宿区信濃町の慶應義塾大学病院は研修医18名の感染が見つかり、救急、初診ともストップしている。
 当然、周辺の基幹医療施設に負担が重くのしかかる。そこに一般病院で診療を断られた新型肺炎の疑いのある患者がどっと搬送されてきているのだ。脳疾患や心臓疾患、大けがといった生命にかかわる重症の患者の治療ができず、救急センター内の感染リスクも極度に高まる。しかし、ガウンもサージカルマスクもない。
 4月9日、日本救急医学会と日本臨床救急医学会は、連名で新型コロナウイルス感染症への対応について会員の救急医師に向けて声明を出した。
 すぐに手をつけなくてはならない課題が並んでいる。
・心筋梗塞、脳卒中、多発外傷などの緊急を要する疾患においては、治療のタイミングを逸することが危惧されている(救急崩壊)。
・無症状、あるいは新型コロナに感染していない疾患、外傷として受け入れた救急患者が、あとで感染が判明する事例が増えており、迅速な検査が必要(コロナ検査の必要性)
・(室内の圧力をさげてウイルスが外に出ないようにした)陰圧室の数は十分でなく、サージカルマスク、N95 マスク、ガウンなどの個人防護具は圧倒的に不足。救急医療に携わる医療者の安全が確保できない。救急崩壊が加速しかねない(個人防護具の緊急調達)。
・すべての救急患者は、たとえば発熱などの症状がない場合でも、コロナ感染者であるとしての対応が必要。
個人防護具を装着し、それを脱ぐ際のリスクが高いことを念頭におくこと(安全確保)。
 医療崩壊は、救急の破たんから一気に進む。ニューヨークやミラノを見れば明らかだ。近年、仕事が厳しい救急医のなり手は少なく、人材に限りがある。いつ救急医療が崩れてもおかしくない状態だ。一刻も早く、政府は、緊急事態宣言下の7都府県の救命救急センターへの個人防具、人的な支援を行わなくてはならないだろう。
 それと、コロナ感染者が出た病院のHPに当たってみて、感染情報の少なさに愕然とした。民間の永寿総合病院がおびただしい感染者を出し、20名もの患者が亡くなっているのにHPに謝罪文を載せたのは4月9日のことだった。病院側は記者会見を一度も開いていない。
 今回、調べた救急停止中の病院で、院内の感染者の発生日時と人数、その後のPCR検査の展開などの経緯、今後の見通しについて記載しているのは、がんセンター病院だけだった。他の病院は程度の差はあるが、詳しく記述していない。病院の現場は戦場のような緊迫感と忙しさで情報発信に手が回らないかもしれない。ならば、病院を管轄する東京都が、個人情報を伏せたうえで情報発信すればいい。もはや風評被害云々といっている場合ではない。身近な感染源がどこで何が起きているのか。多くの人びとが情報を求めている。
 なお、下記の基幹医療施設のなかには、HPで紹介状、予約のある初診患者は診療すると告知しながら、実際に患者が行くと診療を断られた、というケースもあったと聞く。病院にかかる場合は、事前に確認していただきたい。
■東京都の「基幹医療施設」とがん専門病院の診療の現状(4月12日現在)
・慶應義塾大学病院(▼)
 初期研修医99名中18名が新型コロナ感染。初診、救急を停止。入院は急ぎの治療の必要な患者と予約のみ。
延期できる治療は延期。
・国立がん研究センター中央病院(▼)
 看護師3名、医師2名が新型コロナ感染。4月6日までにPCR検査を患者67名、職員166名に行い、患者感染0。職員の追加感染ナシ。停止中の新規患者の受け入れを14日から再開予定。
・日本赤十字社医療センター(▼)
 看護師1名、新型コロナ感染。初診(産科、小児科、小児保健部はのぞく)、救急を停止。
・東京慈恵会医科大学附属病院(▼)
 患者2名、医師1名、看護師3名が新型コロナ感染。救急休止、入院・外来診療を制限。
・東京医科大学八王子医療センター(▼)
 救急搬送の患者1名、新型コロナ感染。ICUの高気圧酸素治療を中止。PCR機材なし。
・杏林大学医学部付属病院(▼)
 研修医1名、新型コロナ感染。救急車以外のすべての救急外来診療を制限。
・順天堂大学医学部附属順天堂医院(▼)
 医師1名、新型コロナ感染。感染拡大防止し、入院や外来の診療を一部制限。
・東京医科歯科大学医学部附属病院(▼)
 職員1名、新型コロナ感染。接触者62名PCR検査し、全員陰性。初診予約は困難。
・東京大学医学部附属病院
 診療機能を一時的に縮小。入院診療(手術を含む)、検査、外来診察の一部の予約を延期。
・日本医科大学付属病院
 紹介状がない患者の初診は原則不可。
・帝京大学医学部附属病院
 新型コロナ外来(帰国者・接触者外来)、未開設。
・東京女子医科大学病院
 発熱、咳などの症状の外来患者はエントランス前のテントで対応。
・東邦大学医療センター大森病院
 入院、初診外来とも「急ぎの治療が必要な」患者のみ。待機可能な検査、手術は延期も。
・東京医科大学病院
 紹介状がない初診、予約のない再診は不可。
・国立東京医療センター
 一部専門科で、紹介状がない受診は不可。
・都立墨東病院
 新型コロナ感染者への診療対応のため三次救急とER受け入れを一時中断したが、再開。
・武蔵野赤十字病院
 不急の外科手術は延期も。初診は紹介状+事前予約が必要。
・公立昭和病院
 紹介状、予約のない患者の診療は不可。
・日本大学医学部附属板橋病院
 面会禁止。
・都立多摩総合医療センター
 出産分娩立ち会い中止。PCR実施体制整うが、院内基準で適正に行う。
・聖路加国際病院
 ワクチン外来、渡航内科(ベルギー渡航前検診)、禁煙外来は新規受け付け、中止。
・昭和大学病院
 面会禁止。
・国立災害医療センター
 今後、入院による検査・手術・治療の制限かかる可能性あり。
・東京女子医科大学東医療センター
 面会禁止。
・国立国際医療研究センター病院
 全科でセカンド・オピニオンを停止。
・東京都済生会中央病院
 出産分娩立ち会い中止。
・都立広尾病院
 面会禁止。
・がん研究会有明病院
 がん健診の受診予約は、いったんすべてキャンセル。再開後、優先的に再予約。
※▼は院内で新型コロナ感染者が発生した医療機関
上記すべての医療機関で、原則的に入院患者への面会禁止。
病院によっては、慢性疾患を有する定期受診患者には、電話診療で院外処方箋を発行。かかりつけの調剤薬局へファクスなどで送信するシステムあり。
山岡淳一郎(作家)
1959年愛媛県生まれ。作家。「人と時代」「21世紀の公と私」をテーマに近現代史、政治、経済、医療など旺盛に執筆。時事番組の司会、コメンテーターも務める。著書は、『後藤新平 日本の羅針盤となった男』『田中角栄の資源戦争』(草思社)、『気骨 経営者 土光敏夫の闘い』(平凡社)、『逆境を越えて 宅急便の父小
倉昌男伝』(KADOKAWA)、『原発と権力』『長生きしても報われない社会 在宅医療・介護の真実』(ちくま新書)、『勝海舟 歴史を動かす交渉力』(草思社)、『木下サーカス四代記』(東洋経済新報社)、『生きのびるマンション <二つの老い>をこえて』(岩波新書)。2020年1月に『ゴッドドクター 徳田虎雄』(小学館文庫)刊行。
https://socra.net/society/【医療の裏側(17)】年間2万3000人受け入れの日赤医/

コメント(1)


アグー(♂)さん
「イイネ」を有難うございます。

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