A:事実関係:米、日本に農産品購入要求 対中輸出減の穴埋めか(共同通信社) トランプ米大統領が安倍首相に対し、米農産品の巨額購入を直接要求していたことが13日、分かった。対中国輸出が貿易摩擦で減少しており、穴埋めを求めた形。これまでの会談でトランプ氏は大豆や小麦など具体的な品目を挙げたとされ、米政権は対日貿易赤字の削減を目指して進めている日米貿易交渉の枠組みとは別に購入を迫っているという。日米両政府の関係者が明らかにした。 貿易交渉への悪影響を警戒する日本政府は本格的に対応を検討。具体策は固まっていないが、アフリカ食料支援の枠組みを活用し、輸送費を含め数億ドル(数百億円)規模で購入する案が政府内で浮上している。 B:評価 ・トランプ大統領は、5月26日次のツイートを行った。 「日本との貿易交渉で大きな進展が見られた。農業と牛肉が重点的な対象。多くは7月の選挙まで待つ。大きな数字を予測している。Great progress being made in our Trade Negotiations with Japan. Agriculture and beef heavily in play. Much will wait until after their July elections where I anticipate big numbers!13:39 - 2019年5月26日 ・トランプに言われるものは何でも実施するのが安倍首相。 しかし問題は安倍首相だけの問題ではない。なんでも受け入れることを是とする国民の問題だ。