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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの孫崎享のつぶやき 【ニコ生(2018/12/28 20:00開始)】「田中龍作氏出演『日本人は何故起こらない? ”黄色いベスト運動” 』フランス報告」発言骨子 #nicoch1332 2018-12-28 08:024

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(仮タイトル)日本人はなぜ怒らない? 「黄色いベスト運動」フランス報告

 

 デモに参加している普通のサラリーマン、年金生活者、失業者たちが手にするプラカード、横断幕、胸につけたワッペンが、「黄色いベスト運動」の本質を表す。



「マクロンを年金生活者に」「富の分配のための革命が進行中」「ゼネストへ」「富裕税を戻せ(復活させろ)」「独裁者と銀行家は刑務所に」「マクロンと財界は社会的戦争を始めた」・・・



襲撃されたのは日本のマスコミが報道するようなブランドショップではない。銀行やアメリカ資本の象徴であるスタバだ。



これらの建物への落書きは、黄色いベストの敵が誰なのかを示す。「打倒!帝国主義」「マクロンは切腹せよ」・・・



労働者を低賃金で働かせ、庶民から搾り取った税金や社会保障費を金持ち優遇の原資にあてる。ネオリベへの庶民の恨みは深い。



勤続27年の市役所職員の月収は20万円あるかないか、だ。



フランス国鉄職員(40代)の言葉が黄色いベスト運動の先にあるものを暗示していた。「フランスは税金が高いが、福祉がしっかりしていたのでやっていけた。だが今はそうでない。国民の意思が反映できるよう、憲法を変える必要がある」。



代議制の欠陥が顕著になり、人々は政治により苦しめられる。黄色いベスト運動はRicという名の「直接民主制」を目指し始めた。



まずは現体制の変革を目指す。激しい行動は、革命の匂いを漂わせる。



高校生が学校にバリケードを張った(AFPによるとフランス全土で120校)。なかには軍も警戒する高校がある。



年金生活者は催涙ガスに むせびながら 街頭に出る。老いも若きも、「マクロン打倒」で立ち上がったのだ。



20日には警察官までもが大統領府にデモをかけるに至った。警察予算が貧弱ため、日常の警察業務にまで支障が出るありさまだ。



装備が常に不足しており、故障続き。ヘルメット、プロテクター、果ては手錠まで、警察官が自腹を切って購入しなければならない。



デモはマクロン大統領が警察官の給料の値上げを発表した、その夜に起きている。その場しのぎさえ通用しなくなっている、といえよう。



 銀行と財界が支配し続けてきたフランス政治。その代表格がマクロン政権だ。仮にマクロンが辞めても、第2のマクロンが出てくる。



 デモ参加者たちは異口同音に語る。どこに行っても聞かされる。「マクロンが辞任しても、今のシステムが変わらない限り、我々の生活は変わらない」と。

 

「このままでは生きてゆけない」「失う物はない」・・・

ひと握りの富裕層(1%)に搾り取られるだけ搾り取られる庶民(99%)が蜂起した「黄色いベスト運動」は、簡単に収まりそうにない。



(現場写真、多数)

コメント(1)

さすが、自由主義市民革命の端緒の国、フランスですね。
日本は、庶民からは、こういう運動は起こらない。

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