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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】トランプ大統領国連演説、米政権による強硬な貿易政策の妥当性を主張

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【孫崎享のつぶやき】
トランプ大統領国連演説、米政権による強硬な貿易政策の妥当性を主張。NYT社説「トランプは世界が我々を笑っているというが、今や現実に彼を笑っている」。マクロン・仏大統領は各国首脳に「最も強い者のおきて」による問題解決を拒むよう訴えた。
2018-09-27 09:36


A事実関係 トランプ大統領国連演説概要

1:ブルームバーグ
トランプ大統領は国連総会演説で多国間主義を拒否
イランの孤立化を各国に呼び掛ける一方で北朝鮮を評価

2:ウオールストリート・ジャーナル:トランプ米大統領は25日、国連総会で演説し、複数の国際機関や同盟について責任を果たしていないと批判し、米政権による強硬な貿易政策の妥当性を主張した。

3:演説概要とりまとめ

(1)(米国経済)
「株式相場は歴史的な高水準、失業率も50年ぶりの低さだ。大型減税も行った。国境で巨大な壁の建設も始めた。米軍は、まもなくかつてないほど強力になる。米国はより強く、安全で豊かになった」(朝日)

(2):中国との貿易問題
「貿易は公平で互恵的でなければならない」「中国がWTO(世界貿易機関)に加盟して以来、米国は製造業で300万人以上、鉄鋼業で全体の4分の1近くの仕事が奪われ、6万もの工場も失われた。そんな侮辱をもはや許さない」、「習近平国家主席には大いなる尊敬と好意を抱いているが、貿易の不均衡は受け入れられない。米国は国益に基づいて行動する」(朝日)

(3):北朝鮮
「北朝鮮問題については、「金正恩朝鮮労働党委員長が踏み出した勇気に感謝したい。我々が導いた今この瞬間は、人々が考えるよりもはるかに大きなものだ」(核実験やミサイル発射を自制していることを成果として誇った)。(朝日)

(4);イランの核・ミサイル開発問題「イランの政権は近隣諸国の国境や主権を尊重せず、暴力を振りまいている」。(トランプ政権が離脱を決めたイラン核合意については)「核合意はイラン指導者にとって、もうけものだった。イランは軍事費を増やし、核開発を進め、テロリストを支援している」(イランへの経済制裁に同調するよう各国に呼びかけ)た。(朝日)

(5);途上国等支援
(朝日)国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への米国の拠出金の完全停止)「米国は海外支援で世界最大の拠出国だ。しかし、米国に何かをくれる国はほとんどない」「米国を尊敬する国、ざっくばらんに言えば友達だけを援助する。その他の国には、相応の防衛費を支払うよう求める」


B:反応

1:NYT社説(President Trump Addresses the United Nations (laughter)
「トランプは世界が我々を笑っているというが、今や現実に彼を笑っている。
 多分国連を遊説場所と間違えて、トランプは自分の政権は過去のどの政権よりも成果を収めたと述べ世界の指導者達は失笑し始めた。

2:ワシントン・ポスト
「人々は国連総会で大統領をあざけ笑う(People actually laughed at a president’: At U.N. speech, Trump suffers the fate he always feared。)

3:フランスのエマニュエル・マクロン大統領は25日、国連総会で演説し、トランプ米大統領の地球規模の課題に対する姿勢を批判するとともに、各国首脳に「最も強い者のおきて」による問題解決を拒むよう訴えた。
 これに先立ちトランプ氏は、同じ国連総会の場で「グローバリズムの思想」を拒絶する考えを示し、「選挙で選ばれていない、説明責任も負わない国際的な官僚組織に米国の主権を譲り渡すことは決してしない」と主張した。
 マクロン氏はトランプ氏に直接言及こそしなかったものの、演説の中でトランプ氏の世界観とは対極の姿勢を示した。
 マクロン氏は「最も強い者のおきてを選択する者もいるが、それでは誰一人守ることはできない」と述べ、国連が体現する多国間協調主義と世界平和実現の取り組みへの強い支持を改めて表明した。
 2017年のトランプ政権発足以降、米国はフランスが主導してきた二つの国際協定であるイラン核合意と地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」から離脱している。
 マクロン氏はイラン核合意を擁護するとともに各国政府にイラン政府との対話を呼び掛け、イランの孤立化を呼び掛けたトランプ氏と真っ向から対立する格好となった。
 マクロン氏は「イラン情勢に真の解決策をもたらしたもの、そしてこれまでイランを安定させてきたものは何か。強者のおきてだろうか、一方的な圧力だろうか。断じて違う!」と強調。
 また「イランは核武装へと向かっていたが、それを止めたものは何か。2015年の核合意だ」「われわれは地域情勢を悪化させるのではなく、核や弾道ミサイルといったイランの政策によって生まれたあらゆる懸念に対応するため、対話や多国間協調を通じて広範な課題に取り組むべきだ」と訴えた。
 さらにマクロン氏は記者会見で、原油価格を下げるためにもイランに原油輸出を認めるべきだと語り、トランプ氏の対イラン経済制裁強化の主張に反対の姿勢を示した。(c)AFP/Jérôme RIVET)

4:「この2年足らずで私の政権は、アメリカの歴史の中でほぼ、どの政権よりも、多くのことを成し遂げた。本当のことだ」自らのアピールから始めたトランプ氏でしたが、会場に失笑が広がると、「こんな反応は予想していなかった。まあ、構わない」とし、演説を続けました(TBS)。

コメント(2)

トランプの国連演説は、かれの度量、技量の小ささを暴露したようですね。
国連は、かれの自慢の場でもなく、対立の場でもない。
マクロン大統領のように、どのようにしたら、国際協調できるか?検討する場である。
>>[1]

ええ。トランプの本質は安倍同様、『度量、技量の小ささ』です。
同感です。

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