1948年、長野県須坂市に生まれる。 1965-1966年、アメリカ合衆国メイン州の高校に留学。帰国後京都大学文学部哲学科卒。 2003年、ベトナム戦争で兵役経歴を持つ写真家の夫グレッグ・デイビスの死をきっかけに、枯葉剤についての映画製作を決意。グレッグ・デイビスは1967年から1970年にかけてベトナム戦争で兵役につき、南ベトナムに駐留する。アジア各地で撮影活動を行ない、「タイム」などに写真が掲載、日本の地方に関心を持ち、2002年に群馬県を題材とした写真集『GUNMA 群馬-暮しと人々』を出版。2003年、枯葉剤の影響とみられる肝臓ガンにより死去。のちに、その生涯をもとにした記録映画『花はどこへいった』が制作された。 2007年、ドキュメンタリー映画『花はどこへいった』(英題「Agent Orange -a personal requiem-」)完成。 2008年、『花はどこへいった』で第26回国際環境映画祭の審査員特別賞(Prix Special du Jury)を受賞。 2009年、『花はどこへいった』で第63回毎日映画コンクールのドキュメンタリー映画賞を受賞。 2011年、NHKのテレビ番組 ETV特集『枯葉剤の傷痕を見つめて』で第48回ギャラクシー賞優秀賞 2011年、ドキュメンタリー映画『沈黙の春を生きて』発表。