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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】2018-05-19 08:40

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【孫崎享のつぶやき】2018-05-19 08:40
米国、対北朝鮮政策が目まぐるしく変化。トランプはボルトン国家安全保障補佐官提唱の「リビア方式」否定。トランプは金正恩体制の保証という所にまで踏み込んだが、これが如何なる具体策につながるか、要注目。一つは朝鮮戦争の休戦を平和条約に移行


 
A:事実関係:「正恩体制保証とリビア方式否定 カード切ったトランプ氏」

北朝鮮の非核化をめぐり、トランプ米大統領が2枚の「交渉カード」を切った。米朝首脳会談の中止もちらつかせる北朝鮮に、金正恩体制の保証と、無条件で即時の核放棄である「リビア方式」を適用しないと明言。早期の完全非核化を求める米国と、確実な体制保証を最優先する北朝鮮の神経戦が続いている。

 「(金正恩氏に)体制は十分に保護されると言うつもりだ。どうなるか見てみよう。彼にとって最良なのは、我々と取引をすることだ」
 トランプ氏は17日、ホワイトハウスで記者団にこう語った。米国は、北朝鮮が「完全かつ検証可能で不可逆的な核廃棄」(CVID)の具体的な措置を取るまでは、見返りを与えない姿勢をとってきた。トランプ氏は北朝鮮から米国人3人が解放された後も「我々は何も払わなかった」と成果を強調。しかし今回はトランプ氏が初めて、非核化の見返りとして「体制保証」を明言し、北朝鮮に譲歩の姿勢を示して見せた。

 さらに「北朝鮮について、我々は(無条件で即時に核放棄する)『リビア方式』を全く考えていない」とも語り、北朝鮮に安心感を与える配慮も。トランプ氏が座るソファの後ろでは、リビア方式を提唱したボルトン大統領補佐官がランプに隠れるように神妙な面持ちで立っていた。
 北朝鮮にとって、金正恩政権の体制維持は最優先事項だ。だからこそ、16日に北朝鮮高官が発表した談話では、核開発を放棄した後に欧米が支援する反体制派によって崩壊させられたリビアのカダフィ政権を「悲惨な運命をたどった」と指摘。北朝鮮にもリビア方式を当てはめようとするボルトン氏を「嫌悪感を隠さない」と激しく批判した。

B:評価 

1米国の対応は激しく動きている。
2:北朝鮮が「完全かつ検証可能で不可逆的な核廃棄」(CVID)の具体的な措置を取る、これは変わっていない。
3:問題は、どういう手順でこれを実現するか、つまり北朝鮮側の「段階的」と米側の一部にある「即」の違い。
4:トランプは「金正恩体制の保証」を述べたが、これを如何なる形で実行するか、これが今後の焦点になる。
 一番現実的なのは、朝鮮戦争の休戦協定を平和条約に変え、この中に愚力攻撃を互いに控える条項を入れることである。
5:トランプは「リビア方式否定」を行ったが、これはボルトン国家安全保障補佐官の発言であり、彼の見解が否定された。
 当面は元CIA長官で国務長官のポンピオが中心となろう。
6:超タカ派のボルトンの考えが廃されたことは歓迎される。

コメント(2)

対中の貿易交渉にもみられるように、やはり、トランプは、政治・外交もデイール、つまりビジネスと
割り切っているようですね。まあ、アメリカファーストということは、そういうことなんでしょうけど・・・
こんな国と、価値観の共有している日本は?
>>[1]

おそらく、安倍総理以外にはいないでしょうね。

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