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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの『オリバー・ストーン オンプーチン』、(あなたの人生論は柔道の理念に集約されていると言われるが)・大体そうだ。柔軟さ。勝利につながる道なら相手に譲る。鼠猫を噛む、追い詰めてはならない。

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孫崎享のつぶやき

本の紹介:『オリバー・ストーン オンプーチン』、(あなたの人生論は柔道の理念に集約されていると言われるが)・大体そうだ。柔軟でなければならない。時には相手に譲ってもいい。それが勝利につながる道ならば。窮鼠猫を噛む、誰かを追い詰めてはならない。

2018-03-20 09:0911



本:オリバー・ストーンは、アメリカの映画監督である。「ウォール街」「JFK」「スノーデン」等、近現代史に切り込む映画監督である。さらに書作も、『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下: 2 ケネディと世界存亡の危機: 3 帝国の緩やかな黄昏』等がある。

 以上で解る通り、現代で、その正体がまだ十分に解明されていないと思われる課題に切り込む。その彼がプーチンに取り組んだ。

2015年から2017年四回ロシアを訪問し、合計9日間プーチンにインタビューし、出来たのが『オリバー・ストーン オンプーチン』(Discover)である。

 本は次の構成である。

1 5度の暗殺未遂にもかかわらず悪夢は見ない

2 万能感に浸る国家は必ず間違う

3 ロシアがスノーデンを引き渡さない理由を話そう

4 アメリカはロシアという外敵を必要としている

5 平和を支持するのは楽な立場だ

6 同盟国と国民を追い込むシステム

7 トルコはIS支配地域の石油の密輸先になっている

8 クリントン大統領はロシアのNATO加盟を「いいじゃないか」と一度は言った

9 米国との対立は二〇〇四年から二〇〇七年に始まった

10 ウクライナで起きたのはアメリカに支援されたクーデターだ

11 ソ連は何年もかけて人材を評価したが、結局崩壊した

12 ロシアはアメリカ大統領選挙に介入したか?

 この本は、プーチン自身に関する言及と、プーチンの行う政策についての解説に二分される。前者については次の様な発言がある。

・(あなたの人生論は柔道の理念に集約されていると言われるが)

・大体そうだ。柔軟でなければならない。時には相手に譲ってもいい。

それが勝利につながる道ならば。

・窮鼠猫を噛むということわざがある。誰かを追い詰めてはならない。誰かを袋小路に追い込んではならない。

・私は要約された資料は読まない。常に元の文書を読むようにしている。

 政策分野についてもウクライナ、

シリア等興味深い発言が続く。

一例としてスノーデン事件を見てみたい。

プーチンはスノーデンを勇気ある人物とみなしている。だが、プーチンは情報機関の人間である。だから、機密情報を公にしたスノーデンの行動を正しいとはみていない。だが、

プーチンはスノーデンを米国に引き渡すことはしないと明言している。

コメント(3)

すーちゃんさん

「イイネ」に厚く御礼申し上げます。

ロシアとプーチンは、難しいパラドクスを私は感じました。プーチン、どうもなにかすっきりしないものが残ります。
>>[1] たしかに、インテリジェンス出身らしいですから、何が黒い影を感じます。
>>[2]

ええ。
今後に事実はあきらかになることも大と思います、

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