孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの読売新聞「青学大、選手層の厚さは健在…箱根メンバー登録」。データが全てではない。だが、エントリーのデータを見れば東海大学の方が上。

【孫崎享のつぶやき】

読売新聞「青学大、選手層の厚さは健在…箱根メンバー登録」。データが全てではない。だが、エントリーのデータを見れば東海大学の方が上。何となく空気での報道、ここでも。神奈川大学はデータ提出異なる為比較困難。

2017-12-11 10:385

A:事実関係：読売報道「「青学大、選手層の厚さは健在…箱根メンバー登録」

大会史上６校目の４連覇を狙う青学大、出雲全日本大学選抜駅伝覇者の東海大、全日本大学駅伝を制した神奈川大を軸に、東洋大、早大、駒大、順大なども力があり、優勝争いは例年以上の混戦となりそうだ。

青学大は、今年も大学トップ選手の指標となる１万メートル２８分台の選手を６人そろえるなど選手層の厚さは健在。前回５区の貞永隆佑（４年）が外れたが、原晋すすむ監督は、田村と「ダブルエース」と称される下田の５区起用を「十分にある」とにおわせた。指揮官が「流れを変える」と信頼を置く田村も、起用された区間で実力通りの走りを見せれば４連覇が近づいてくる。。

B:評価

１：上記の記事には疑問である。

（１）先ず　エントリーのデータを見てみよう。総力の高い順に並び変えてみる。前区１０名

１：青山学院
ハーフ
田村　和希、　４年、西京、　　　Ⅰ時間１分５６秒
下田　裕太、　4年、加藤学園、　1時間２分２２秒
橋詰　大慧　　３年、和歌山北　　１時間２分４６秒
鈴木　塁人　　２年、流経大柏　　1時間２分５５秒
森田　歩希　　３年　竜ヶ崎一　　１時間３分０１秒.
林　奎介　　　３年、柏日体　　　１時間３分２８秒
吉永　竜聖、　4年、鹿児島城西　１時間３分３６秒
小野田　勇次　3年、豊川、　　　1時間3分42秒
梶谷　瑠哉　　３年、白鷗大足利　1時間３分４８秒
橋間　貴弥　　３年、山形南　　　１時間４分３８秒

２：３：東海大学
鬼塚　翔太　　2年　大牟田　　　1時間2分3秒
松尾　淳之介　２年秋田工業　　　1時間2分17秒
川端　千都　　４年　綾部　　　　1時間2分23秒
國行　麗生　　4年　美馬商業　　1時間2分39秒
春日　千速　　４年　佐久長聖　　1時間2分41秒
湊谷　春紀　　3年　秋田工業　　1時間2分54秒
髙田　凜太郎　2年　九州学院　　1時間3分３秒
湯澤　舜　　　３年　東海大三　　1時間3分１２秒

２：神奈川大学　（データ比較不能、ハーフ記録なし多い）
山藤　篤司　　3年　愛知　　　　　　　　　　　　　　　　　２０k:59分58
鈴木　健吾　　４年　宇和島東　　１時間1分３６秒
鈴木　祐希　　４年　愛知　　　　　　　　　　　　　　　　２０K1・00・３４
大塚　倭　　　４年　洛南　　　　1時間３分12秒
大野　日暉　　４年豊川工業　　　１時間3分１５秒
秋澤　啓尚　　４年藤沢翔陵　　　1時間3分35秒

２：選手層の厚みから言えば、青山学院よりも東海大学の方が充実している。

データを自分で調べればわかる。

３：出雲駅伝、全国大学駅伝で青山学院が負けたのは意外ではなくて、実力が現れたとみるべきだ。

４：箱根駅伝は、５区、６区で大差が出るのでデータ通りにはいかないのは当然である。

　長距離は実力以上のものは出ない。少なくとも、出雲駅伝、全国大学駅伝を見る限り、青山学院の選手は自分達が当然勝つべきだ、負けるのがおかしいと頑張って、それがオーバーペースで負ける状況を加速させる状況が見られた。