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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュのホワイトハウス内で、イヴァンカの娘婿クシュナーの発言が絶大とみられていた。いま二つの変化。一つはケリー首席補佐官の指揮命令系統の明確化、今一つはロシア疑惑へのクシュナーの関与疑惑。

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【孫崎享のつぶやき】

トランプ大統領訪日時何故娘イヴァンカを大歓迎したか。ホワイトハウス内で、イヴァンカの娘婿クシュナーの発言が絶大とみられていたから。今変化。一つはケリー首席補佐官の指揮命令系統の明確化、今一つはロシア疑惑へのクシュナーの関与疑惑。

2017-11-27 09:552


A:事実関係「クシュナー(大統領の娘婿)のホワイトハウス内での役割後退(Jared Kushner’s Vast Duties, and Visibility in White House, Shrink)(NOV. 25, NYT報道)

・トランプ政権発足時、クシュナー(トランプの娘婿、イヴァンカの夫)がホワイトハウス内で自分の好みに合わせて、ホワイトハウスの方向や自分の活動分野を決める権限を持つのに、ホワイトハウス内では殆ど誰も挑戦できんかった。

・しかし、10カ月経過した現在、連邦政府の遅れた技術改革から中東問題と,何でも好きなことが出来るというクシュナー時代は終わった。

・大統領の娘婿、ホワイトハウス内上級顧問のクシュナーは一時、全ての会合、全ての写真撮影の場にいたが、最近では公的場面から消え、舞台裏で限定的役割を演ずるだけに至っている。彼はまだイスラエル・パレスチナ紛争を終わらせる計画を作ろうとしている。だが、彼はもはや無限の分野での大統領の主要顧問とはみられていない。

・ケリー・首席補佐官はクシュナーの自由な動きに許容的でない。ケリー元将軍は7月職についてから、混乱していたホワイトハウスに秩序を求め、クシュナーも彼の配下であると指揮系統体形を明確にした。三名の大統領顧問によれば、クシュナーと妻イヴァンカは年末までに大統領府西ウイング(執務室)を去る可能性すら論じられている。


トランプはクシュナーがしっかり働いているとコメントしている。
トランプ政権での個々人の役割を決めるのは危険なことだ。
大統領の特定人物への好みは不安定だ。
トランプ政権初期にはクシュナーは一日5,6時間大統領と一緒にいたがこれは変わった。
ロシア疑惑でのクシュナーの役割について捜査官は証言を集めている。
クシュナーの今後については様々な説があるが、」クシュナーの父、チャールスはホワイトハウスに残れと助言している。
クシュナー家のビジネスも順調ではない。ニューヨークの5番街666の建物は12億ドルの負債である。
クシュナーはホワイトハウスにきた時には、メキシコ、中国、アラブ等大統領の仲介役として動いた。ホワイトハウス内では“国務長官”とみなしていた。この状況は消えた。

B:評価

1:トランプ政権初期ホワイトハウス内でクシュナーの役割は極めて多かった。

2:特に選挙参謀であったバノンとの戦いで勝利してからこの地位を確立した。

3:しかしロシア疑惑でクシュナーも捜査対象に入り、影が見え始めた。

4:さらに7月ケリーが首席補佐官に就任してから、指揮・命令系統体形を明確にし、ケリーの同意なくして大統領への接近が出来なくなった。

5:政策的にはクシュナーはユダヤ人であるので親イスラエル姿勢の強化、そして金融界との結びつきから、TPP支持への回帰が想定されていた。

6:日本ではトランプ大統領訪日時のイヴァンカ大歓迎はクシュナーの特別な地位への配慮があったものとみられるが、クシュナー夫妻の影響力は大幅に後退している。

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