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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの《「守り抜く」というのは言葉だけ。実態は何もない。選挙民はもう安倍首相の言葉だけいさましくて実態が何もない発言に目覚めるべきだ。》

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【孫崎享のつぶやき】

【自民党新聞折り込みチラシ「この国を守り抜く信頼の約束」、そして「北の驚異からこの国を守り抜きます。では具体的に何が出来るか。ミサイル防衛は無力。J−アラート無意味、制裁する手段は今や何もない。】

2017-10-16 07:348



今度の選挙では、自民党は北朝鮮の脅威に対抗するのを最大のキャンペーンとしている。自民党新聞折り込みチラシ「この国を守り抜く信頼の約束」、そして「北の驚異からこの国を守り抜きます」


 安倍首相の発言は常にそうだが、言葉は勇ましい。だが実態は、いつもの様に何もない。そしてまた騙される。
 国民はそのことをもう少し理解すべきだ。


!:ミサイル防衛は何の役にも立たない。

・北朝鮮のノドンは飛行中、及び落下中、秒速2000メートルから3000メートルと言われている。打ち落とす迎撃ミサイルPAC3の速度はマッハ5、秒速1800メートル。迎撃するミサイルがむかってくるものより遅い。
・迎撃ミサイルPAC3射程は15キロメートル。上に向かって撃つから守っている地域はせいぜい2−3キロ。自衛隊敷地の市谷に配備しても、国会議事堂も官邸も霞が関も丸の内も銀座も新宿も守っていない。
・撃たれたミサイルはどうなるか。当たらなければ市街地に落ちてくる。だから、実験の発射すらできない。当たればミサイル2個分の残骸が市街地に落ちてくる。
・日本向けノドンは200−300発北朝鮮に実戦配備されているというがどこにあるかはわからない。発射時把握できなければ、ミサイルの軌道計算が出来ない。撃墜は出来ない。
・落下地点がどこだかわからない。軌道計算できなければ、撃墜は出来ない。
・発射時の把握は衛星から行うが、主力は光学監視システムの衛星。夜中撃てばわからない。


2:敵基地攻撃の無意味さ
・日本向けノドンは200−300発実戦配備されているというがどこにあるかはわからない。仮に実施出来て、僥倖なら数発破壊はありうるかもしれない。しかし残りの200発以上で日本攻撃が出来る。日本攻撃される敵基地攻撃など日本防衛に何の役にも立たない。


3J-アラートの無意味さ
 どこに着弾するかわからない。だから10県以上に警告を出すことになる。
 今北朝鮮が開発しているのは米国向け。自分達はここまでの能力を持って居るのだと誇示しようとするから、事前に発射を解るようにする。だが戦争になって、日本向けノドンを発射する時には、当然事前通知しないからは把握できない。


4:制裁
 今日、日本が制裁して、北朝鮮に打撃を与えるものは何もない。

 以上みたように、「守り抜く」というのは言葉だけ。実態は何もない。
 選挙民はもう安倍首相の言葉だけいさましくて実態が何もない発言に目覚めるべきだ。





 

コメント(1)

まったくです。そもそも、核抑止論なんて、お花畑だ、平和ボケだと非難する右翼の連中が騒ぐより、ずっと意味のない、それこそ現実論からかい離した理論なのです。
今回の、北朝鮮の核問題は、軍事的圧力だとか、経済制裁では、絶対、解決しない。
平和的な、気の長い、話し合いしか、ないのです。

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