ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【永岡浩一さんからの通信】 【市民のための自由なラジオ(2017/9/30) 戦前回帰の教育改悪か?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【永岡浩一さんからの通信】


【市民のための自由なラジオ(2017/9/30) 戦前回帰の教育改悪か?戦後72年ぶりに復活する道徳教育の危険性 相可文代さんのお話&今中先生 核に賛成する議員を総選挙で落選させよう!規制委員会は再稼働推進委員会に成り下がった!】


 永岡です、市民のための自由なラジオLIGHT UP! 第79回、今週は新聞うずみ火代表でジャーナリストの矢野宏さんの司会で大阪から放送されました。矢野宏の寄り添い通信です。今週は市川うららFMを聞きました。

 今週のゲストは元中学教師・子供たちに渡すな!あぶない教科書・大阪の会(http://www7b.biglobe.ne.jp/~text2015/ )の相可(おおか)文代さん、道徳教育が正式な教科として72年ぶりに復活、小学校は来年、中学校は再来年、先生も生徒も評価の対象で、これは修身の復活の意味もあり、ASS(abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん)政権の意図、元中学教師で、教科書問題に取り組まれる相可さんのお話です。相可さん、この会は前職・現職の教員や市民の参加するもので、作られたのは新しい歴史教科書をつくる会=日本会議の台頭した、採択が2001年にあり、2000年に上杉聡さんが創設、相可さんは社会科の先生で、つくる会の教科書に強い危機感を持たれたのです。

 相可さんの、前半のテーマは道徳の教科書検定、パン屋→和菓子屋の無茶苦茶な面、道徳は教育勅語に基づく修身教育、戦後撤廃されても保守派は復活を目指して、道徳の復活はズバリASSと背後の日本会議によるもの、ASSは第1次政権で教育基本法を変えて、愛国心を教育でやるもので、公共の精神というものの、第1時ASS政権は崩壊、第2次政権で復活を目指し、2002年に道徳教育の副読本が作られて、心のノート、小泉政権時、この際に道徳教育は復活、1958年に道徳の時間は作られても教科書なし、先生が適当に教材を作り、成績には関わらず、大阪では人権教育、しかし保守派は憲法改悪と道徳教育の復活が悲願、少年犯罪をきっかけにもりあげて、97年の神戸連続幼児殺害事件、99年の少年による殺人で、道徳教育の復活のために、京都大の河合隼雄さんによる心のノート、しかし事実上の国定教科書であり、必ず週1時間、抵抗はあり、各地域で使い方はバラバラ、その後民主党政権のやり方でASSは不満、第2次政権で道徳教育の復活を目指し、中教審の答申、委員を根こそぎ変えて、ASSシンパにしており、日本会議系が入り、あらかじめそれまで様々な考えの人があったのに、道徳教育の推進、中教審は意味なし、ASS個人の諮問会議の方に意味があったもの。

 道徳の教科化=国の検定教科書を使い、子供の心が評価の対象になり、今までは副教材を使い評価はなくオープンエンド、しかしこれで22の徳目、道徳教育の目的を22に整理して、低学年は19項目、高学年〜中学校で22、特別な教科、要であり、数学や英語より上!戦前は修身が筆頭、それほど露骨ではなくても、4領域のものであり、(1)自分自身に関すること、(2)人との関わり、(3)集団、社会、(4)生命、自然と同心円状に広がり、自主自立=自己責任、礼儀、遵法精神、公徳心、国を愛する、命の尊さ、畏敬の念まであり、日本の神道、日本ではすべてのものに神が宿る、矢野さん背筋が寒くなり(私、永岡も)、しかし矢野さん、平和、人権がないと突っ込まれて、相可さん、日本国憲法の人権、平和はなく、他社や社会に依存せず、国家に尽くす国民、命令=戦争になったらお国のために尽くす、権力に都合のいい人間つくり、矢野さん教育勅語を想起されて、そして教科書が作られる意味を問われて、相可さん、パン屋→和菓子屋の意味、学習指導要領との関係で、これは郷土、国を愛するもので22の中の17番目にパン屋なのに、愛国心の部分で不十分、不適切!で文科省は言わず、東京書籍の教科書が忖度して変えて、教育基本法にあるもの、東京書籍は郷土愛として載せたのに文句がついて、郷土愛ではなく国家愛を求められた→和菓子屋に変えて合格、パン屋さんは反発して、アンパンは日本のものなのに、当然の反応で、アスレチック→和楽器屋、三味線!というメチャクチャなもの、検定は細かく、笑い話ではあるが、パン屋の方は消防団に入っていると、地域の人への感謝が不適切、感謝は家族と高齢者のためのもので、ムチャクチャであり、苦肉の策で、消防団のおじいさんに変えて合格(笑…で済むか!)。

 杉原千畝さんのことを4社が取り上げて、3社にインネン、ポーランドのユダヤ人を個人的に救い、外務省は拒否、ナチスと軍事同盟のためで、当時の日本の国際関係に誤解!とアカン、各社は削る、ユダヤ人がお金を持っていなかつたと忖度して、ビザ発給の理由を捻じ曲げていて、ムチャクチャ、日本に都合の悪いことは書かせないものなのです。

 LIGHT UP!ジャーナル、柏崎刈羽原発に原子力規制委員会こと核推進委員会が認可を出した件、東電に原発を動かす資格があるのか、元京都大学原子炉実験所の今中哲二先生のお話がありました。

 柏崎刈羽6,7号機、推進委は条件付きでOKだが、適合の意味、今中先生失笑されて、「規制委員会=再稼働推進委員会」であり、再稼働を認めるための委員会、本来ブレーキをかけるべきなのにアクセルであり、引っかかるのは適格性、東電に核をやる資格はあるのか、今中先生、資格なしというなら分かるが、推進委が決めるべきではなく、核事故の始末も、廃炉もまったくめどが立っていないのに、東電にこんな資格はあるのか、たくさんの人たちが故郷を追われて、大変な交通事故を起こした運転手が責任も取らずにまた運転するようなもの。

 矢野さん、柏崎刈羽は福島と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)を指摘されて、今中先生、BWRの方が加圧水型軽水炉(PWR)より問題があり、原発ゼロ→3原発5基が再稼働であり、矢野さん怒られて、今中先生、新潟県の米山知事は再稼働に慎重だが、東電はどうやって核なしでやっていくか感がるべき、高レベル廃棄物の問題も解決せず、これ以上高レベル廃棄物を増やしてはいけない=原発をなくすロードマップを出すべきで、損害賠償の費用も東電は出さず、そんなところに核をやる資格などあるはずはなく、電力会社にとっての経済性、東電を救うため、国民のための経済性ではない。

 再稼働推進委員会は、日本政府の方針がASS政権になり核を基盤とする方針で、それに従っている、これを何とかして変えるべき、矢野さん、ASS政権はインドに原発輸出、福島事故は終わったとする方針を再稼働推進委がやっていると指摘されて、どうすべきかと問われて、今中先生、「近くある総選挙で核に賛成する議員を落選させるべき」と締めくくられました。

 ここで音楽、道徳教育がテーマ、金八先生のことが矢野さん思い浮かび、海援隊の贈る言葉、です。2001年のライヴ映像がYou Tubeにありました。
https://www.youtube.com/watch?v=Sgw8le5Ahug

 後半のテーマは、道徳の教科化の背景にいる日本会議についてのお話です。

 来年度、小学校の教科書の検定で、日の丸、日本、日本人を強調していて、相可さん、22の徳目で愛国心を強調しないと検定に合格せず、日本バンザイ、日の丸、これで教育だと、子供たちは日本がナンバー1、ASSみたい=他国への排外主義が身につく=在日の価値は肩身が狭くなり、ASSのいう、日本を取り戻すとは、ASSと日本会議の意図するのは歴史改竄、80年代より教科書で日本の加害が取り上げられて、それでつくる会が出来て、まず歴史教科書を改竄、日本は悪くない、戦争に負けただけ、愛国兵士を作るための教育であり、矢野さん、育鵬社は道徳の教科書を断念しても、教育出版のものに流れていると指摘されて、相可さん、その通り、育鵬社版の編集者がつくり、教育出版に送り込んで作らせて、教育出版の教科書は大阪では採択されず、相可さんたちの努力もあり、採択の場が市民に公開されて、相可さん、採択手続きの民主化を求めて、現場教員の声を入れる、採択の場を公開、採択の傍聴を求めて、大阪ではある程度オープン、大阪では育鵬社採択の場合に非公開の秘密主義、フジ住宅のアンケートの水増し問題も発覚して、大阪で教育出版の問題も広めて、横浜市も育鵬社を採択させず、しかし沖縄の那覇、沖縄では教師が抗議して、しかし傍聴させず公開しない、教育委員会が好き勝手させられる。

 道徳の教科化=日本会議=ASSの狙いは、貝塚氏がはっきりと書いており、日本が溶解していく、家族の結びつきが弱く、国家と教育勅語を取り戻すため、道徳教育は肥大化した私を公的、日本の頂点は天皇陛下と言い、戦前の修身教育が理想、大日本帝国、大日本帝国憲法の復活が目的。

 矢野さん、教育勅語では塚本幼稚園のことを取り上げられて、相可さん、園児が軍歌、教育勅語を暗唱するのを昭恵氏が感動、ASSも同じ=ASSの感覚は我々と異なり、型に入れる→憲法改悪、命令に忠実に従う人間を作るもので、しかしASSや自民党、維新などの議員が当選しており、朝鮮民主主義人民共和国のこともあり、やられる前にやれ、戦前の強行突破と同じ、大勢の人が雰囲気に染められるのは怖く、相可さん、自由なラジオ、メディア、ジャーナリズムがこの危険性を伝えて日本の軍国主義化を阻止すべきと締めくくられました。以上、相可さんのお話でした。

 寄り添いコラム、矢野さんがASS政権の解散総選挙を批判されます。
 今旋風を巻き起こしている、希望の党、小池氏の危険な内容について、報道するラジオの案内であった平野幸夫さんがブログで指摘されています。
https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12315261548.html?frm_id=v.mypage-checklist--article--blog----hirano-yukio_12315261548
 平野さんは、小池氏が自民党と大連立することを想定していると警告されて、そのために森友学園、加計学園問題を口にしないと指摘されています。
 ASSの解散権に物申す、ASSは9/28に任期を1年のこして解散、森友学園、加計学園問題追及で支持率低下を危惧して、民進党が山尾氏ショック、小池新党も準備不足、しかし野党は憲法53条で1/4の賛成で臨時国会を求めて、ところがASSはこれを無視、憲法違反+民意無視、民意を問う理由もなく、解散するのは森友学園、加計学園問題隠し、森友学園では籠池氏夫妻が逮捕、この二人が問題ではなく、国有地8億値引の問題も解決されず、加計学園問題も同じ、ASSの腹心に、行政が歪められたと前川氏の指摘したものは解決されず、自公で2/3あるのを解散するのは解せず、自公で2/3を割っても、維新と小池新党で2/3になるとの読み。
 解散は不信任可決のみのはずが、総理が勝手な時に解散で切きるのは、7条の解散、1952年の吉田茂氏の解散、裁判にもなったのに、最低裁判所は憲法判断を回避して、以後いいようにされて、こんなことを認めたら、ASS政権の憲法破壊は止まらず、7条解散を見直すべきと矢野さん強調されました。

 今週の特集、矢野さん、ASS政権の教育改悪の一環での、憲法改悪後、国の思うままの人間をつくる、戦前の修身を大人が押し付けてはならず、この社会、答えは一つではなく、多様性を認めるのが道徳教育の本来と矢野さん締めくくられました。
 …相可さんのお話を聞いて、背筋が寒くなり、キーボードを叩く手も震えました、この内容、例により私に無断でいくらでも拡散してください、戦争を志向する安倍政権の超極右暴走を許したら、日本は、世界は破滅です!


コメント(2)

ここにも書かれているように、安倍政権が下野したら、もっと強烈な右翼の小池政権ができるような気もします。
日本は、どんどん右傾化、戦前復帰、戦時体制へと流れができているような・・・
なんとか、昔の社会党が1/3を占めていたような、健全な時代に戻せないだろうか?
>>[1]

希望の党がはじきだす「排除」に民進党内リベラル派がついにたちあがって新党を結成するようです。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見 更新情報

孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング