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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの「外国人の日本・日本人論」、ルース・ベネディクト(戦争情報局の日本班チーフ)

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【孫崎享のつぶやき】2017-05-14 07:534



【「外国人の日本・日本人論」、ルース・ベネディクト(戦争情報局の日本班チーフ)、「日本人は自ら歩むべき道を描かない、地図」に示されている道をたどる時にのみ安全。人はそれを改め、反抗にではなく、それに従うことにおいて勇気を示す」】





 安倍首相の言動は醜い。
嘘と詭弁を自分の地位強化に使う。そういう政治家が出ることはあろう。

 問題は、それに対する国民の反発度合がほとんどないことだ。日本の国民性に何か問題があるのでないかと思う。
そう思って外国人の発言を見ると手厳しい批判がある。

 ルース・ベネディクトは1887年生まれ。「菊と刀」は1946年に出版。本書は戦争情報局の日本班チーフだったベネディクトがまとめた「日本人の行動パターン」を基に執筆された。

邦訳『菊と刀』(社会思想社、1967年)より引用。

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・日本人は他のいかなる主権国にもまして、行動が末の末まで、あたかも地図のように精密に規定されており、めいめいの社会的地位が定まっている世界の中で生活するように条件づけられてきた。

法と秩序とがそのような世界の中で武力によって維持された(徳川幕府の)二百年の間に、日本人はこの綿密に企画された階級制度をただちに安全ならびに保証と同一視することを学んだ。彼らは既知の領域に留まっている限り、既知の義務を履行している限り、彼らの世界を信頼することができた。匪賊は制圧されていた。大名間の内戦も防止されていた。

人民はもし他人が自分の権利を侵したことが立証することができれば、百姓たちが搾取された時にしたようなに、訴え出ることが出来た。それは個人的には危険をともなったが、公認された手段であった。

 人はこの「地図」を信頼した。そして、この「地図」に示されている道をたどる時にのみ安全であった。人はそれを改め、あるいはそれに反抗することにおいてではなく、それに従うことにおいて勇気をしけし、高潔さを示した。

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コメント(2)

私も「菊と刀」は読みましたが、まさしく、日本人の性格、行動を言い当てていると思いました。
>>[1]

「イイネ」にあつく御礼申し上げます。

「菊と刀」「忘れられた日本人」、それぞれ外国人がすぐれた評論を書いていますよね。

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