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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの米大統領選でロシア情報が選挙に影響与えた局面無しなのに、何故今騒がれているか。トランプと国務長官は対ロ融和策模索。ネオコン+情報機関+軍関係等対ロ融和阻止の一環。

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【孫崎亨のつぶやき】2017-01-14 08:53

ロシアの米大統領選ハッキング関与:米大統領選でロシア情報が選挙に影響与えた局面無し.なら何故今騒がれているか。トランプと国務長官は対ロ融和策模索。ネオコン+情報機関+軍関係等対ロ融和阻止。その一環。



1:ロシアハッキングに関するニュース

過去、ロシアのハッキング関与には様々な報道があった。

ABCニュースは次の様に報じている。

「 ワシントン・ポスト紙とニューヨーク・タイムズ紙は12月9日に、ロシア政府の複数の関係者によると、大統領選挙期間中に民主党全国委員会(DNC)の計33,000件のメールとクリントン陣営の選挙対策責任者であったジョン・ポデスタのメールをハッキングした後、メール公表を目的にウィキリークスに渡したことを報じた。CIAの分析結果では、ロシアはトランプ氏が有利になることで、当選できるように情報操作を行ったと結論付けた。  しかし、このことは、CIA内部の複数の匿名情報者が両紙に流した情報を主体に書かれた記事で、公式にCIAを含む全ての情報機関(インテリジェンス・コミュニティー)が達した結論ではないこと、決定的証拠が提示されていないことに注目を置く必要がある。」

2:先般の大統領選挙の概要を見てみよう。

 選挙は相手候補への攻撃で終始した。ヒラリー陣営は次の3つのアキレスけんを持っていた。

1.国務長官時代の私的サーバーの不正利用。もし、ここにロシア等が接触していたら大変な問題にある。
2.クリントン財団に対する外国の献金。これとヒラリーの国務長官としての機能との関係
3.米国金融界からヒラリーへの巨額献金

これらは、基本的に守られ、リークによってヒラリーが不利益になる決定打は出なかった。ましてそれらへのロシア関与はほとんどない。

 ヒラリーに打撃を与えたのはFBIの動きである。

「(2016年11月13日CNN)
米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏に敗れた民主党候補、ヒラリー・クリントン氏は12日、同氏の私用メール問題で再捜査を表明したコミー連邦捜査局(FBI)長官の書簡が選挙戦に大きな打撃を与えたとの見方を示した。
クリントン陣営に献金した支援者らとの電話会議で語った。
会議は非公開だったが、参加した支援者によると、クリントン氏はコミー長官が10月28日に議会へ送った書簡に言及。
それまで3回のテレビ討論会やトランプ氏のわいせつ発言問題で強まっていた勢いが、この書簡で止まってしまったと語った。」

 勿論、FBIの動きはロシアのハッキングと無縁である。

3:こうしてみればロシアのハッキングがあったとしても、それは大統領選の帰趨と関係がない。では何故今この問題が浮上しているか。
トランプ政権での最初の綱引きが対ロ政策である。トランプ、そしてティラーソン国務長官はロシアとの融和を主張している。オバマ政権では外交安全保障政策はロシア脅威の上に構築されていた。ネオコンと呼ばれるグループが中心であったが、これに情報機関、国防省、国務省も同調した。

 まさにロシア路線をめぐっての戦いのなかで、この問題が発生している。



コメント(3)

親露、嫌中と嫌露、親中との戦いたいでもありますね。
すーちゃんさん

早速の「イイネ」にあつく感謝とお礼を申し上げます。
>>[1]

この頃の国際情勢は、水面下の深層がさっぱり見えなくなりました・・・コメント、感謝!!

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